「なんですか。お話って」  
 マリアの部屋にハヤテは来ていた。  
「もちろん。これのことです」  
 ベッドに腰掛けるマリアの手にあるのは一本のビデオテープ。  
 それは、ハヤテが自分の部屋を撮っているあのビデオカメラのテープだ。  
「嫌な予感がしたので、悪いとは思いましたが見させてもらいました」  
 そこには伊澄の自慰行為と咲夜との行為が全て収められている。  
「ひょっとして怒ってます?」  
「当たり前です!……はぁ。こんなことして」  
「でも、僕が愛しているのはマリアさんだけですよ」  
「な!」  
 愛しているという言葉にマリアの顔は赤くなる。  
「二人ともあれでまだ子供ですから。遊びみたいなものですよ……僕が本当に愛しているのは貴方だけですから」  
 ハヤテはマリアすぐ側まで歩いていく。  
「それはマリアさんもわかっていると思ってましたが」  
「い、今はそれは関係ありません」  
「愛しています」  
 かがみ込み、マリアの耳元で囁く。  
 それだけでマリアは体に力がはいらなくなり、ハヤテに少し押されただけでベッドに倒れこんでしまう。  
「……ダメ」  
「あの日のマリアさんのように素直になってください」  
「あぁ」  
 
 ハヤテがナギに初めて出会ったあの日。  
 ハヤテは全てを天国だと思い屋敷の浴場で温まっていた時だった。  
「んっ。ゃっ……ぁぁ。ダメ……うっ。んっ……ぃっ」  
「誰かいるのかな?」  
 浴槽の中心にそびえる巨大な岩。  
 その陰の方から声が聞こえてくる。  
「ぁぁっっっっ」  
 ハヤテが岩の陰に回り込んで顔をのぞかせる。  
 ハヤテの目に飛び込んできたのは、浴槽の淵に深く腰掛け、大きく脚を開き、アナルに白い細いものを入れている女性の姿だった。  
「はぁ……はぁ……え……あ、貴方は……」  
「あー。えっと〜」  
 二人はそのまま硬直したように動かない。  
 ただ、ハヤテのペニスだけは、意思とは反対に持ち上がり、女性の目にとまる。  
(ここって。天国なんだよな。ってことは、これは神様の最後のプレゼント?)  
(この子ってさっきナギを助けてくれた……え?え?え?あ、あの子のす、すごい)  
「えっと、あ、僕。ハヤテって言います」  
「マリアです。よ、よろしって……あの」  
 ハヤテがマリアに近づいてくる。  
「マリアさん……貴方とは生きている間に出会いたかった」  
「は?」  
「愛しています」  
「え……えぇぇ!?」  
「……本当に僕の理想の……好きです」  
「ちょ。んっっ」  
 ハヤテはマリアを抱き寄せ口付ける。  
 いまだ状況がわからず呆けているマリアの口に舌を滑り込ませ、マリアの舌と絡ませる。  
「んっ。ゃっ……」  
 同時にハヤテは右手をマリアのヴァギナに、左手を胸に添える。  
「ひゃっっ……ダメ。さっき、いったばかりで…敏感になって」  
 ヴァギナからはすでに愛液があふれており、ハヤテの手を濡らしている。  
 ハヤテはマリアのアナルにバイブが入ったままなのを見た。  
「マリアさん。ひょっとして、お尻の方が好きなんですか?」  
 ハヤテはバイブを抜き取る。  
「ダメ……それは」  
 ハヤテがそれを舐めると 微かな苦味が口の中に広がる。  
「ぅぅ」  
「なら、こっちにいれてあげますね」  
 ハヤテはマリアを床に仰向けに押し倒し、お尻を高く持ち上げる。  
「え?」  
 そして、広がったままのアナルに自分のペニスをあてがう。  
「いきます」  
「ちょ、ハヤテくんっっっっっ」  
 ハヤテのペニスがマリアのアナルにすっぽりと収まる。  
「ぁぁぅ。大きい」  
「きつ」  
 ハヤテはマリアのお尻を掴みゆっくりと抜く。  
「ひゃぁぁっっ」  
 そして、もう一度奥まで入れる。  
「んっっっ」  
 マリアの口はだらしなく開き、目は虚ろになっている。  
 
「マリアさん。愛しています」  
「ハヤテくん」  
 ハヤテはマリアを抱き起こし、もう一度口付けを交わす。  
 今度はマリアをハヤテを求めお互いに激しく舌を絡ませる。  
「動きますよ」  
 ハヤテはマリアの体を持ち上げ上下させる。  
「はっはっはっはっ。ハヤテくん……もう、もう」  
「僕ももう…うぅっ」  
「ダメ。くる。くる………んっっっっっ!!」  
 ハヤテが全て収まった状態で精液を直腸の中に放出し、それを受けマリアも絶頂を迎える。  
「はぁ。はぁ……」  
 ペニスを抜くと、濁った精液がアナルから溢れ出てくる。  
「ぁ……だめ。ハヤテくんあっち向いてて!!」  
「え?」  
「いや。早く。あ、あぁぁ」  
 マリアの表情が一変すると同時に、アナルから茶色いものが流れでて来てしまった。  
「あの」  
「み、見ないで。見ないでください」  
 横になったままのマリアのアナルは、ハヤテのペニスにより大きく開かれており、力をいれても閉じることができなくなっていた。  
 その勢いは段々と弱まり、浴場の床にマリアを中心に茶色い液体が流れ、マリアの体には固体がへばりついている。  
「えっと」  
「うぅぅぅ……ハヤテくんの馬鹿!!!」  
 マリアの蹴りがハヤテの胸にあたりハヤテはそのまま浴槽に倒れこむ。  
 そして、ハヤテを中心に真っ赤な血が湯船を染めていった。  
 
「でも、あの時は本当に死んだと思いましたよ」  
「うぅ。あれは……ハヤテくんが。ひゃぅ」  
 ハヤテはマリアの耳たぶを噛む。  
「今日はいっぱい可愛がってあげますよ」  
「ハヤテくん」  
「愛しています……嬉しくは無いですか?」  
「………嬉しい」  
 マリアは顔を真っ赤にしうつむく。  
「優しく……して」  
 そしてそのままベッドに倒れこんだ。  
 
「ダメ。おトイレいかせて……でないと」  
「でないとなんですか?」  
 裸のままマリアはベッドの上でうずくまっている。  
 手でおなかとお尻を押さえ顔からは冷や汗も見える。  
 ベッドの下には浣腸器が転がっており、そこにはまだ少しだけ液体が残っていた。  
「うぅ」  
「ちゃんと言えたら楽にしてあげますよ」  
「………う…うんち…でちゃう」  
 ハヤテは笑みを浮かべるとマリアを抱きかかえる。  
「ハヤテくん?」  
「すぐに楽にしてあげますね」  
 ハヤテはマリアを大き目の椅子に座らせ、まずは両手を肘掛に縄で固定する。  
「ハヤテくん!!冗談はやめて」  
「力むとすぐにでちゃいますよ」  
 次に両足を大きく持ち上げ、開き、手の上に同じくロープで固定した。  
「さぁ、完成」  
「ハヤテくん……」  
「お尻の穴も全部丸見えですよ」  
「いや」  
「さぁ、素直になってください」  
 ハヤテが手でマリアのお腹を押すと、気の抜けたような音と共にアナルから茶色の液体が漏れ出す。  
「ダメ……」  
 呟きと同時にその液体は次から次へと流れでて、椅子と絨毯に染み込んでいった。  
「あぁ。ハヤテくんに見られてる。私の…私の……」  
「もっといっぱい出してください。全部みてあげますよ」  
 段々とマリアの表情に変化が現れる。  
 涙を流していた瞳はとろけ始め、口元には微かに笑みも浮かんでいる。  
 目の前のハヤテにはマリアのアナルから出てくる排泄物が丸見えになっている。  
「うふ……見て。ハヤテくん。私の恥ずかしいことを」  
 恍惚とした表情のマリア。  
 彼女の周りには大量の排泄物が散らばっており、今もアナルからは長いモノがゆっくりとでてきていた。  
「ダメ。いくっ。もう、これ以上。やぁ、ハヤテくんっっ!!!」  
 絶頂と同時に放尿が始まり、アナルから出ていたそれも切れ椅子の下に落ちる。  
「はぁはぁはぁ…ハヤテくんに全部みられちゃった」  
「以前は嫌がっていたのに、今は見せて悦ぶ立派な変態さんですね」  
「……バカ……」  
「でも、可愛かったですよ…本当に愛しています」  
 

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