屋敷の深夜。  
「風呂はいいね〜リリンの生み出した文化の極みだよ」  
 などといいながらハヤテが風呂につかっているとグワラッと引き戸が開く音がした。  
「マリアさん?…なわけないか。どうせタマだろ。それともクラウスさんだったりして。  
 だったら僕の貞操が危ないかも、なんて…」――洒落になってない。  
 ハヤテは一抹の危惧を覚えて湯煙のむこうをうかがった。誰かはまっすぐに湯船に  
歩いてくると、ちゃぽんっと湯につかる。  
「…お嬢さまッ!」  
「お?…ハヤテ!?」  
「すぐ出ますっ、すみません!」  
「わ!待て、立つなっ」  
 ザパンッ  
「え?」  
 ナギの視線はハヤテの股間にむいていた。  
 ザパンッ  
「…えーっと、見えちゃいました?」  
「…うん」  
(思春期のちっちゃい女の子に見せちゃうなんて僕は最低だ…)ズーン…  
(ハ、ハヤテの見ちゃった…)ドキドキドキ…  
「…そ、そのっ!」  
 チャプッ!  
「な!なんだ?」  
「いま見たものは忘れてください。僕はこれで出るんで…」  
 ちょっと涙目になってハヤテは立ち去ろうとした。ナギは何か悪いことをした気に  
なってしまう。  
「待て!…その…私がこんな時間に二度風呂したのが悪いんだ。ハヤテに恥をかかせた  
 つぐないに…私のも見せてやる」  
 ええ――っ、と驚くハヤテの前でナギは立ち上がった。それでも股が水面下にある  
のを自覚して不機嫌そうな顔になる。湯船からあがるためにハヤテの方にくる。  
「お嬢さま!待ってください。そんな…子供のなんかみせられても――」  
 ピキッ  
 ナギがムカついたのは言うまでもない。  
「…見ろ!絶対に見ろ!私が子供じゃないことを教えてやる」  
 そういって岩の上にあがってハヤテにみえるように股を開く。そこまでやって怒りの  
電池が切れて真っ赤になる。ナギの身体でお湯が沸きそうだ。  
 ハヤテは見まいとしたのだが…何というか男のさがでついナギの大事な部分に目を  
やってしまう。慌てて目をそらすが映像は網膜にやきついた。  
 
 つるつるのあそこにぴったり閉じた割れ目。  
 
 どうみても子供です。本当にありがとうございました。  
「…どうだった?」  
「え?いや、見ていませんよ?毛も生えていなかったとか絶対に思ってませんから!」  
 ブチィッ!  
「ハヤテッ!」  
「は、はいっ」  
「…私のに触ってみろ」  
「ええっ!?」  
「いいから触って中を見るのっ!」も――っ、とお怒りのお嬢さまは自分の言っている  
ことを理解できているのやら。  
 
 しかし、ハヤテは抵抗できそうにない。いや、抵抗しようとすればできるのだが、  
心のどこかにある性への興味が行動の理由を逃さなかったのかもしれない。  
「では…失礼します。お嬢さま」  
 ハヤテの顔が自分の秘所に近づいてくるのを見てナギは「やっぱり駄目」と言いそうに  
なったが、結局口をつぐんだままハヤテの指が股間に伸びてくるのを凍りついたように  
みつめた。  
 ぴと  
「あっ!」  
 ハヤテの指はいったん引っ込められるがナギが何も言わないのを確認して、再び恥丘に  
着地する。ナギは恥ずかしさを押し殺して、新鮮な刺激にビクビクと身体を震わせる。  
(ああっ、ハヤテに私の大事なところを見られてる…あんな真剣な目で見られちゃってる)  
「…ど、どうだ?ハヤテ…っ」  
 ハヤテが驚いて手を引っ込めたのが新しい刺激になった。じわりと中から濡れてくるのを  
微かに感じた。  
「え、えーと…綺麗でした…」  
 じゅんっ  
「!…そ、そういうことを聞いているのではなくて…何というか」  
「…あのー、僕も女の人のを見るのは初めてなので…良くは…」  
 女の子から女の人に昇格――ナギは耳ざとい。ちょっと機嫌を直した。  
 しかし、ここはいけるとこまでいくべきだろう。なんつーかエロパロ的に。  
 そんな理由でナギはさらに勇気をふりしぼる。  
「そ、そうか…それなら…実際に使えるか試してくれないか?」  
「え――それはどういう…」  
 ナギが水中を探るとハヤテの血が集まったモノに足先が触れる。見たときとは違う状態に  
なっていた。  
「っ!お嬢さま!…駄目です、そんなとこ!…うぁっ」  
 ハヤテの反応が面白かったので無邪気に足で弄んだ…が、すぐに足首をがっしり掴まれる。  
 はぁはぁ、と荒い息を整えるハヤテ。  
「…お嬢さま。自分がおっしゃられていることを理解されてますか?女の子が軽々しく  
 そんなことを言っちゃ駄目ですよ」  
 またダウン。  
「軽々しくなんか言ってない!…ハヤテだからだ」  
「?…!…それはうれしいのですけど…やっぱり、ちっちゃい身体でそういうことをするのは  
 よくないというか…いいなずけもおられるわけですし」  
 ハヤテとしても禁忌を犯す気持ちが強い。  
「ちっちゃいゆーな!ワタルのことも持ち出すな!私が聞きたいのはお前が…私としたいかだ」  
「…どちらかというとしたくないです」  
 ガーン!という擬音の聞こえそうな表情のナギはぐっと涙をこらえて、  
「ハヤテは私のこと嫌いか?」と問いかける。  
「え゛?いや…もちろん好きですよ?…でも大事な人だから傷つけたくないというか…」  
「…私は傷ついたりしない。むしろ、ここまで私に言わせて断わる方が傷つくぞ?」  
(…あれ?何で僕は13歳の女の子にセックスをせがまれてるんだ?こんなのおかしいよ…)  
 ハヤテはくらくらする意識を必死に保ちながら抵抗する。  
「分かりました。お嬢さまが二十歳になって、それでも同じことをおっしゃられるようなら…」  
 うわぁ、不満そう。ハヤテとしては最大限の譲歩なのに。だいたい大財閥の令嬢を自分の  
ようなどこにでも転がっているガ○ダムが傷物にするわけにはいかないではないか?  
 ハヤテだって泣きたい気分だ。今までふっかけられた無理難題の中でもこれは最大のものだ。  
股間のものが据え膳くわねば男の恥だとさっきから自己主張しているからなおさらだった。  
(お嬢さまに勃起してしまうなんて、僕は最低だ…)  
 
 場の空気が重くなったところで突然、大浴場の引き戸がまた開く。思わずナギはハヤテの前に  
飛び込んだ。  
「ナギーっ、まだお風呂に入っているんですか?私、先に寝ちゃいますからねー」  
(マ、マリア!)(マリアさん!?)  
「…ナギー?」  
「…お、おお!先に寝ていてくれ、マリア…」  
「あまり夜更かししないで下さいよ」  
 溜息とともに大浴場の戸が閉まる。ハヤテが胸をなでおろそうと持ってきた手はナギの背中に  
あたる。  
「…あ!」「お!」  
 気がつけばナギの身体はハヤテにぴったりと寄りそっていて、互いの顔が目の前に…なにより  
ハヤテの自己主張の激しいものがナギのお腹にグリグリ当たっていた。  
「ハヤテ…」  
「お嬢さま…だ、駄目です…」と口では言いながら、どちらからともなく唇を重ねてしまう。  
可憐な唇の柔らかい感触はハヤテの理性の鎧にさらなる亀裂を走らせる。  
 ナギは感極まった声でハヤテの名前を呼びながら、身体の隙間を殺すように抱きつき、柔軟な  
肌の感触で無意識に誘惑し、ハヤテの男性を追い込む。  
(もう駄目かも〜!)ハヤテは視界が回転するような錯覚を味わいながら、ナギを押し離す事も  
できず、欲求と理性の板ばさみになる。  
(…こうなったら、先にお嬢さまをイかしてしまうしかない!)  
「あんっ!」  
 ナギのお尻を揉みしだくと上から押しかぶさるように口付け、舌を侵入させる。はじめは  
戸惑っていたナギも舌を絡ませて応えてくる。片手をさらに潜らせてナギの割れ目を刺激する。  
ナギは身体を震わせながらも抵抗するそぶりはみせず、むしろキスをいっそう情熱的なものに  
してくる。  
(お嬢さまの口…美味しい――僕は何を考えているんだ!お嬢さまをイかせることに集中しなく  
ては…っ!)  
 ハヤテの葛藤をよそにナギの小さな手がハヤテが意識しないように努力してきたものを握り、  
涙ぐましいほどつたない愛撫を試みる。ハヤテは割れ目への刺激を強くすることで抵抗したが  
ナギは必死に握ってきて離してくれそうもない。  
(ああ…お嬢さま…僕の気持ちも知らないで可愛いことを。くっ!意識が…のぼせてきたのかも)  
 これ以上の水中戦は危険だと判断して、ナギの身体を抱え上げ――衝動的に挿入しそうになる  
のを必死にこらえ――近くの寝椅子まで運ぶ。  
 どこかなごり惜しさを感じながら顔を離し、力のない足を押し広げて幼い割れ目に口を寄せる。  
これなら一方的に奉仕できる。ナギの喘ぎが耳の毒だけど。  
 まずは表面の水分をぬぐいとり、両手で割れ目を広げて内部に舌を侵入させていく。  
「そこはダメ〜!ダメだったらハヤテっ、も〜…やっ!うぅんっ、あ゛…」  
 考えてはいけない、感じてもいけない。自分はナギに快感を与えるための機械だと思い込んで  
攻めを執拗につづける。頭を押してきていた両手は力を失って寝椅子の両側にたれ、喘ぎも小さな  
痺れているような声しか聞こえなくなる。  
 そろそろだろうか?ハヤテは控えめな肉芽を上唇と舌ではさむと強めに転がしてやる。二本の  
人差し指で刺激のオプションをくわえることも忘れない。  
「ふわぁぁぁっん!あぁ―――っ!」  
 ナギは激しく痙攣すると愛液のしぶきでハヤテの顔を濡らした。イってくれたようだ。  
 顔をぬぐうとナギを起こして大浴場からあがろうとするが、ここは追いうちをかけるべきだった。  
ナギの手がハヤテの昂ぶった神経を逆なでするように肩にふれ、うるんだ瞳が前頭葉を射る。  
「…ハヤテ、いれて…」  
 
 そのときハヤテの我慢の臨界点が確かに振り切れた。それでも行為に至らずに済んだのは衝動が  
あまりに大きすぎて呆然としてしまったからにすぎない。(この小娘め、僕の気もしらないで!  
そこまで言うならヒイヒイいうまで犯してやる!)と思った自分すら存在したのだ。  
 一瞬でもそう思ってしまったことの罪悪感はとてつもなく大きい。気を重くしながらそれでも  
ハヤテがやけにならないのは、ナギに感じる恩義がそれだけ強いからだ。  
「分かりました…お嬢さま」  
(何とか擦りつけるだけで誤魔化そう)  
 いっそう危うい橋を渡ることになるが、自分の忍耐力に賭けるしかない。上に覆いかぶさると  
顔や首筋を口で愛撫してあげながら、慎重に性器を触れあわせる。  
『つっ…!』  
 その魅惑的な刺激にふたり揃って悲鳴をあげてしまう。  
(…これはヤバイ!)  
 ハヤテは気を遠のかせながら角度の安全だけに集中して、がむしゃらに動く。  
「んぁっ…はぁっ、はひゃぁっ、もう…もう」  
 よく聞けばその喘ぎは自分のものなのだった。ナギの方は声もほとんど出ないほどで…  
目の焦点もあわず、涎をたらしている。  
「お嬢さま!いい!気持ちいいです。お嬢さまっ」  
 その言葉を口にしてしまったことでハヤテのもうひとつの砦――幼女性愛者にならない――が  
崩れてしまったのだが、ナギの処女を守ることに精一杯でそこまで意識がまわらない。  
「…ん…んんっ…ハ、ハヤテ…入ってな…い…」  
 ハヤテの掛け声に目の色を微かにとりもどしたナギが喘ぎ喘ぎ、ささやく。そんなこと、もう  
どうでもいいのではないかとハヤテは思うが――ナギはとしてはハヤテに貞操をささげることに  
執念を燃やしているのだ。  
 
(こうなったら最後の手段しか)  
「…あの、お嬢さま。つかぬことをお聞きしますが…生理はきてますか?」  
「…っ…き…きて、ない」  
 あー、やっぱり。好都合な反面、初潮も迎えていない子とこんな事している自分に絶望しそうだ。  
「…それなら中に出しても大丈夫ですね…お嬢さま、失礼します…」  
 ハヤテは外で限界まで快感を高めると、細心の注意を払ってペニスをヴァギナに埋没させていく。  
ただし、サオは自分の手で刺激しながら先端だけを。  
「…んあっ!」  
 ナギが自分が割り裂かれる感触にうめく。  
「お嬢さま?」  
「だ…大丈夫だっ…から…」  
 耐えながらどこか喜びをたたえた表情と、けなげな声、侵入した先端に伝わってくる震えだけで  
ハヤテには充分だった。  
「お嬢さまっ!出ますっ!」  
 今まで散々おあずけを受けてきたハヤテのペニスは大量の精液をナギの中に流し込んでいく。  
精液の発射される圧力と量が質感をもっているかのようだった。  
「あああっ!出てるっ!…ハヤテのが…お腹いっぱい」  
 大きく胸を上下させながらナギがうわごとのようにいう。  
「すみません。入れてすぐに出してしまって」  
「…ああ、いいよ。謝るより…キスして」  
「はい。お嬢さま…」  
 
 そんなわけで何とかナギの処女を守った――守ったのは処女膜だけだった気もするが――ハヤテは  
幼女性愛にめざめてしまったことを薄々自覚しつつも満足していたのだが、デレデレのナギが一度で  
この件を終わりにするわけもなく、困難な任務にこれからも悩まされることになるのだった。  
 

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