大浴場での一件以来、ナギのアタックは過激さをますばかりでハヤテの  
必死の抵抗も空しく、すでに三度のペッティングを余儀なくされていた。  
 それでも本格的な行為に至っていないことに不満そうなナギの様子に  
このままではお嬢さまを傷ものにしてしまうとハヤテは焦り、ひとつの  
計画を立てた。  
 ここはナギが何かを言うより先に提案しなければならない。マリアと  
クラウスの不在をついて休日の昼間から部屋に乗り込んできたナギに  
ハヤテはいう。  
 
「お嬢さま。僕…おしりでしてみたいんですけど…」  
「え゛?」  
 何を言っているのだという表情のナギに真剣なまなざしで説明する。  
「ですから…お嬢さまのおしりの穴に僕のを入れさせていただきたいんです」  
「な゛っ!」  
 ナギはその発想にショックを受けたようで固まってしまう。初潮もきてない  
十三歳のみそらで本番中出しを要求するナギもどうかと思うのだが。  
「ダメ、ですか?」  
「ダメというか…怖いというか…でも、ハヤテがどうしてもって言うなら…」  
「いいんですね?」  
 もじもじしながら小さくコクンとうなずく。  
「では…まず浣腸をしましょう」  
「え?」  
「お腹の中を綺麗にしなくてはやりにくいですからね」  
「う゛…それは…」  
「いやなら無理にとは言いませんけど…今日はなしにしていただけますか?」  
 ハヤテとしてはそっちの方が都合がいい。しかし、ナギは意を決したように  
すがりついてくる。  
「わかった。おしりでしてみるから!浣腸してくれ…ハヤテ」  
 そう口にするナギをいじらしいと思う自分の気持ちまで騙すことはできない。  
キスされてうれしそうなナギに、ベッドに伏せておしりをあげるように命じる。  
 下着をおろされ、脅えながら菊門と割れ目をハヤテにさらしているナギの姿に  
ついつい勃起してしまい自分を恥じる。気を取り直して壊れものを扱うつもりで  
かわいい肛門――本当にできるのだろうかといまさら疑ってしまう――に浣腸を  
さしこむと液体を腸内に注入する。  
「にゃっ!」  
 そのおぞましい感触にナギはシーツを握りしめて耐える。ハヤテが優しく  
引き抜いてやると涙目でこちらを見てくる。今していることを忘れて犯して  
しまいそうだ。  
「大丈夫ですか?お嬢さま」  
「…うん」  
 おしりをティッシュで拭いてから、抱き起こしてお腹をさすってやる。  
「お腹が痛くなる前にトイレに行っておきましょうか」  
 無言のナギをトイレの前までお姫様だっこで運んであげると、  
「できるだけ遠くにいてくれ」というもっともな頼みにしたがってその場を離れる。  
 
 しばらくお待ちください。(テロップの背景は森の妖精たちで)  
 
 ナギがちょっとおぼつかない足取りで歩いてくる。  
「では…お風呂にいきましょうか?」  
 においを気にしているのかハヤテに近づいてほしくない様子だったので先に立って  
大浴場に入る。恥ずかしげに後から入ってきたナギの裸体はやはり子供だ。  
(僕はあの身体にあんなことやこんなことをしてしまったのか…これからしようと  
していることに至っては…)  
 ハヤテは自分の罪深さを悔いると共に、欲望がどうしようもなく疼いてしまうのを  
感じていた。  
 流石というか昼間でも当然のように大量の湯が適温ではられている。まずは身体を  
綺麗に――くすぐるように洗ってあげるとナギもじゃっかん元気をとりもどす。  
 浴槽に移動すると正面から抱き合って、ナギの肛門をマッサージする。ナギの顎が  
肩に乗り、ハヤテをつかむ力は強い。ハヤテの趣味に応えようと我慢している表情が  
たやすく想像できた。  
 まず菊門の周囲から愛撫をはじめて、筋肉が弛緩してきたら内部に小指を…ナギの  
肌を傷つけないように爪は深めに切ってある。  
「うああっ…」  
 耐え難いという声をナギがあげるので、いったん行為を中止する。  
「大丈夫だから…続けてくれ、ハヤテ」  
 弱々しい息遣いとともに耳元で囁かれる。止めたほうがいいかなと思いながら、  
おずおずと小指を動かしてみる。  
「くっ!」  
「お嬢さま…つらかったら言ってください。僕はお嬢さまをいじめたいわけでは  
ないので…苦しまれるのは僕も苦しいです」  
「…うん…うん」  
 やっぱり我慢するつもりのナギの声――結局この日は最後までできなかった。  
 
 
「ハヤテッ!」  
「にゃ、にゃあ!?」  
「今日こそは!…その…おしりでするぞ…」  
「はは…かしこまりました。お嬢さま」  
 何とも、かたくなというか、それだけハヤテを喜ばせたいという想いが強いのか  
――ハヤテとしては淑女であってくれれば充分なのだが――ナギはアナルセックスに  
挑戦することを止めない。あまり頻繁に浣腸するのもただでさえ乏しいナギの体力を  
削ってしまいそうで気が引ける。  
 そろそろマリアさんに相談するべきかもしれない。  
 そんなことを考えながら浣腸する。三度目ともなると二人とも慣れたものだ。  
 〜〜中略〜〜  
「うぁんっ」  
 苦しそうなナギの声にも多少は甘いものが混じってきた。実際に感じているのか、  
ハヤテにされているという事実に対する感情的なものなのか、分からないけど。  
 中指を根元まで挿入されて動かしても我慢できているのは確かだ。括約筋の緩み  
具合もチェックしてみる。  
「きゃっ!」  
「…お嬢さま?」  
「…中にお湯が入ってきた」  
「すみません…」  
 湯船から上がって寝椅子にうつぶせになってもらうと菊門に舌を這わせた上で  
さっきのお湯を吸い上げる。ちょっと妙な味がした。どうしよう。吐くのも気が  
引けるし…飲んじゃえ。  
「ハ、ハヤテ…そんな汚い…」  
 喉を鳴らす音まで聞こえてしまったようで、ナギが泣きそうな声で訴える。  
「お嬢さまだから…特別ですよ。…でも、キスはできなくなっちゃいましたね」  
「え?…いや、私も…ハヤテなら変なことされてもいいというか…キスもしていい」  
 しどろもどろにナギは可愛いことを言う。ハヤテはおしりにキスすると舌で菊門の  
緊張をほぐしていく。あいた手で割れ目をなぞってみると微かに粘りのある液体が  
指に絡みついた。  
「やんっ!…あん…ハヤテ、ハヤテぇ〜!」  
 ナギの声は熱を帯び、ハヤテも我慢の限界だ。  
「…いれますよ」  
「!…わかった」  
 
 ハヤテは準備してあったローションを…あれ?僕のってこんなに大きかったっけ?  
 ちょっと頭痛がした。思い起こせばここのところ全然オナニーをしていない。  
イきそうになると必ずナギの顔が脳裏に浮かんでしまい、罪悪感からやめてしまう。  
しかも、ナギとの行為もアナルに挑戦してからは射精に至っていなかったので…  
ずいぶん禁欲が続いていた。  
「ハヤ…テ?――!」  
 ふりかえったナギの目がハヤテのモノをみて驚く。  
「…その…それをおしりに入れちゃうのか?」  
 こわごわと問いかけるナギに、ハヤテはもうしわけなさそうに、  
「えっと…さすがに入らないんで。一回抜きたいんですけど…もし、よかったら」  
 ナギは決意したように頷くとハヤテのペニスを両手で包み、先端を口に含む。  
「うぁっ!そこまでしなくてもっ!…ああっ」  
 まったく性感をわかっていないらしく、ともかく全体を攻めてくる。その懸命さが  
ハヤテの情感をあおり、精神をある意味屈服においこむ。膝を、腰をついてもナギの  
口は追いかけてくる。  
 このままじゃ…  
 ナギたちの負けず嫌いが伝染したようで、ハヤテも舐め返すことで反撃にでる。  
戸惑うように一瞬ペニスが解放されたが、すぐにいっそう激しい口撃が返ってくる。  
 もう卑猥な水音しか聞こえない。  
 どちらの音が大きいのか競い合い、快感を高め合う。  
(うっ!)(あっ!)  
 快感は同時に頂点に達し、互いの顔を互いの体液でどろどろにする。  
「…お嬢さま」  
「ハヤテ…」  
 抱き合って相手の顔についた自分の体液を舐めとって綺麗に――しているんだか、  
唾液でいっそうベトベトにしているんだか…。  
 ナギはいつものことだが、ハヤテも今回は自分の行動にまったく歯止めがきかず、  
いつもならできないどころか考えもしないことを平然となしてしまう。  
 精液と愛液と唾液と微かに腸液までが混交する13歳の少女とするにはあまりに  
濃厚、卑猥きわまりないディープキスをかわして――ハヤテはささやく。  
「ひとつになりましょう」  
 
 前ではなく後ろでしないといけないことだけはかろうじて覚えていて、衰えない  
肉棒で菊門をおして手応えを試していく。行きつ戻りつ少しずつ圧力を強く…  
感触とナギの表情から『いける』と判断するが、できるだけ力を抜いてもらいたい。  
 ナギの身体に覆いかぶさると首筋にフッと息を吹きかける。  
「あっ」と喘いだ直後の弛緩を狙って、細心に大胆に突き入れる。  
「うああ゛っ!」  
 衝撃に悲鳴と括約筋の締めつけが返ってくるが、どちらも危険域には届いていない。  
「は、入ったのか…?」  
「はい。…僕らは繋がっています」  
 ナギの満たされた穏やかな笑顔がいとおしくて胸が苦しくなる。  
 ナギの処女膜を破って奥まで挿入し、幼い子宮を自分の精液で満たしてやりたい。  
ナギが妊娠するまで――生理さえきていないようだけど――毎日毎晩抱いてやりたい。  
 それは望めば、今すぐにはじめられることなのだ。  
 しかし――  
(ダメだ!僕ではきっとお嬢さまを幸せにできない。せめて僕が…)  
「…ハヤテ?」  
 ナギの声に現実に引き戻される。  
「…お嬢さま、落ち着きましたか?」  
 うなずかれて、なかばまで入った肉棒をゆっくりとひく。  
「くぁうっ!」  
 続けてという目、引ききったら今度は押していく。  
「んん゛っ…つっ!あっは、ぅうっ…気持ちいいか、ハヤテ?」  
「はい、その…きつくて熱くて包まれていて…最高です」  
「よかった…もっと速く動いても大丈夫だから…」  
「……」  
 ナギがどう感じているのかは聞けなかった。自分が感じればナギも喜んでくれると  
信じて動きを強める。きっと快楽を優先していいわけを探しているだけなのだろう。  
情けなさに泣きたくなりながら、それでも動きを止めることはできない。  
「そんな顔をするな…くっ…ハヤテ…私は幸せだから…だから」  
「んっ!」  
 ナギの方から首を抱きしめて熱いキスをしてくる。  
(お嬢さま!お嬢さまっ!)  
 ハヤテは全身全霊でナギの想いに応えながら、直腸を犯す動きを加速度的に強め、  
溜め込んだ精液を――自らの想いと共にナギの中に解放した。ペニスの脈動は延々と  
続き、ナギが浣腸で排泄したものがあった場所を全て満たしていくかとさえ思われた。  
「はぁっはぁっ…」  
「…あ」  
 ナギは異世界でもみるような、ぼやけた瞳で横たわり、さっきまでハヤテが侵入して  
いたところからトロトロと白い液体を垂れ流していた。  
「大丈夫ですかっ、お嬢さま!しっかりしてください」  
(欲望に負けて腸内に出してしまうなんて…お嬢さまがお腹を壊したらどうしよう)と  
ハヤテは自責の念に駆られていたが、息を吹きかえしたナギはニパッと微笑むと、  
「もう一回」  
「…え゛?」  
 ハヤテが想像するより遥かにしたたかなのだった。  
 

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