「ちゅ…、ちゅぷっ、ちゅ…。どうだ、ハヤ太君、気持ちいいか?」  
 「はぁ、はぁ、いいっ、です…」  
 僕のアレを舐めたり咥えたりしながら、理沙さんは訊いてきます。  
 それまで感じたことの無い刺激に、僕はそう答えるのがやっとでした。  
 「うわぁ、理沙ちゃん、すごおい…」  
 「本当に、何処で覚えたんだか…」  
 横では、泉さんと美希さんが、僕と理沙さんをじっと見ています。  
 羞恥心は何故か興奮に換わり、僕の心拍を加速させ、身体を震わせるのです。  
 そしてそれは程無く快感に変換され、彼女達の目にも判る形となって表れてきました。  
 「ほぅ、気持ちいいのか?だからこんなに震えてるのか?」  
 「なんか、どんどんおっきくなってきてるね〜」  
 「アレが入ってくるのか…。確かに痛そうだな…」  
 三人は口々にそう言ってきます。興奮、動揺、その他諸々の感情が入り混じった視線と共に。  
 次第に僕の身体の内の何処とも知れぬ箇所から、熱い感触がこみ上げてきました。  
 「や、やばい、僕、もう…」  
 本能的に危機を感じ、何とか言葉にしてみました。  
 しかし一度押し寄せてきたそれを、僕は止めることができませんでした。ふと一瞬、身体中の力が抜け、取り戻したと思った刹那、理沙さんの喉内に、熱い”それ”を放出してしまいました。  
 「はぁ…、はぁ…、これが、”せーえき”ってやつか…。思ったより、苦いものだな…」  
 口の中では収まりきらず、顔中に僕の白いものを浴びながら、理沙さんが呟いています。  
 「は〜。いっぱい出たね〜」  
 泉さんは、目を丸くしながら見つめてきています。  
 「イッたのか、ハヤ太君?」  
 そして美希さんは、真剣な瞳でそう僕に訊いてきました。  
 僕はというと、その質問に答える術も無く、ただ宿直室の天井の小さなシミを見つめながら、何故自分がこんなことになっているかを思い出していました。  
   
 

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