――AM2:00
ムラサキノヤカタの一つの部屋の押入れでアリスが目を覚ました。
身体が熱く、喉が渇く。
水をもらおうと押入れの引き戸を開けると夜なのにやけに明るい。
(満月か)
窓に近づき外を見る。大きな月がアリスを照らす。
月の光が充満した部屋を見ると同居人の綺麗な少女が静かな寝息を立ててる。
寝間着が乱れてめくれ、かけてたタオルケットはあらぬ場所にとんでる。
意外と寝相は悪いようだ。
――ドクン
心臓が飛び跳ねる。
ドクンドクンと心音がはやり身体の熱が高まる。
立ちくらみのような感覚が襲う。
目につくのは眠りについてる生命力溢れる綺麗な少女。
――コクリ
アテネの喉が小さく鳴る。
(ごめんね、ヒナ……)
少女の前にくると少女ヒナギクの顔にそっと手を伸ばす。
「ん……」
その気配でヒナギクが目を覚ます。
手を伸ばした状態で固まるアリス。
「…………アリス……」
寝ぼけまなこでアリスを見る。
「お……おはよう」
おもわず挨拶をするアリス。
「どうしたの? 眠れないの?」
アリスの顔色が悪いことに気づく。
「大丈夫? 顔色悪いわよ」
上半身を起こし、心配そうにアテネの顔を覗き込む。
「大丈夫よ。少しお腹すいただけ……」
「そう……待ってて、なにか軽いもの用意するから……」
クスっと笑い、立ち上がろうとするヒナギクの手をガシっと掴む。
「ヒナ……大丈夫だからここにいて……」
そのまま自分の横に座らせる。
「アリス……」
「……みんなは?」
「あ……今みんないないの。ナギとマリアさんとハヤテくんはナギの親戚の家に泊まりに行ってて千桜は
家族の様子見に実家に戻ってるわ……」
「そう」
アリスの眼が妖しく光る。
ふいにヒナギクの手を引っ張り、肩を引き寄せると、ペロンと頬を舐める。
「ちょ……アリス!? なにを!?」
「ママ……」
そのまま身を預けるようにゴロンとヒナギクを押し倒し、その胸に顔を沈める。
「ごめんね、ママ……少しだけ……」
アリスの小さな手がそっとヒナギクの胸に添えられる。
「アリス……」
アリスの行動にびっくりするも寂しいのだろうか? と思いそのままにする。
自分も同じ同じ歳の頃に親と別れてる。ママと呼ばれた事に顔を赤らめるも、そっとその身を抱いてやる。
――が、
「あん!?」
ヒナギクの身体がビクッとはねる。
アリスの添えられてた片手がゆっくりと胸を揉みしだき、もう片手が腰にのびる。
「あ……アリス! 手……手は動かさないで……」
ヒナギクの声を無視し、その身体をまさぐりはじめる。
「やん……だからダメだって……んあ!!」
「ふふ、ママ……気持ちいい?」
「こ、こら! アリス!! いたずらはやめなさいっ! いい加減にしないと……」
引き剥がそうかと思うもその小さな体を手荒に扱うこともできない。
アリスはヒナギクの胸をふにふにと持ち上げるように揉みしだく。
「い、いや!! アリス!! やめてってば!! こ、こんなことっ!!」
「ふふっ、ママのちっちゃいわね」
「や、や、やだやだ! アリス、ダメ、ダメって言ってるのにぃ、ひゃっ!」
ヒナギクはビクビクと身体を震わせながら止めさせそうとするも、
アリスはまったく手を止めようせず、ヒナギクの耳に顔を持っていくと、ふうっと細く息を吹きかける。
身体の震えがさらに大きくなり、力が抜ける。
「あ、あ、やあぁっ!」
そのまま耳たぶを甘噛みすると、今度は首筋を舐めまわす。
「ママ……おいしい……」
言うと、舐める動きから吸い付く動きに替え、丹念に耳の後ろからうなじまで往復を繰り返す。
ヒナギクはもう、目を瞑って耐えるしかない。
「はあ、はあ、んあ!」
アテネはすうっとヒナギクの寝間着のボタンを手際よくはずしていく。
胸と耳を弄られ余裕のなかったヒナギクは気づくのに遅れ、気づいた時にはブラまではずされてた。
「!!!」
さすがにもうイタズラでは済まない。
意を決してアリスの身体を引き剥がそうとするも、アリスの言葉に固まってしまう。
「ママはイったことある?」
「え?」
「ないわよね。ママ、お子ちゃまみたいだし、自分でもできそうにないものね」
妖しい笑みを浮かべ、再びヒナギクに近づく。
ヒナギクは何とも言えぬ危機を感じ、慌てて寝間着の前を隠し、後ずさる。
「これまでのお礼よ。お子ちゃまなママを大人にしてあげる!」
「い、いや!!」
ヒナギクはアリスが伸ばしてくる手を払おうとする。
しかしアリスは逆にヒナギクの手を握り締めるといとも簡単に頭の上に押さえつけられる。
渾身の力で抵抗するも手が脳の命令を受け付けないかのように力が入らず、アテネの腕を振りほどけない。
(なんでなの?)
自身の変異と危機に顔が青ざめる。
「や、やめてアリス! お願いだから!!」
ヒナギクは必至に頼み込むもアリスは聞く耳をもたない。
アリスは胸を覆っているヒナギクの手を掴み、胸から引きはがすと頭の上で押さえてる手と一緒に片手で押さえつける。
アリスの眼に小さな胸が顕わになる。
「ふふふ。ちっちゃくてかわいいわ。ママのおっぱい!」
「やだ、見ないでっ! 見ないで!」
さきほどから何度も抵抗しようとするも身体にまったく力が入らない。
「大丈夫よママ。なにも怖くないわ! 気持ちよくなるだけだからね!
さっきのより何倍もよくしてあげる!」
アリスはそっとヒナギクの胸をさわると、優しく撫で、揉みしだく。
「ひっ!」
直にさわられ、先ほどよりも強い刺激がヒナギクの全身をはしった。
「やっ、やっ、やだ、ひぃっ、やめてぇ、ひあ!」
「ふふ、ママのおっぱいすべすべでふにふにで気持ちいいよ」
「い、痛い! 痛いよ!」
が、初心のヒナギクには刺激が強すぎる。
いやいやと首を左右に振るが聞き入れてはもらえない。
「これは痛いんじゃなくて気持ちいいて言うの」
勝手なことを言うと揉みしだく手にさらに力を入れる。
「うぅっ! くっ!」
ヒナギクの端整な顔が苦痛に歪む。
「ママ、おっぱい食べていいよね?」
もちろん返事を聞く気などない。胸の先端を口にする。
「んちゅっ、ちゅっ!」
「やあああ!!! だっ、だめっ、だめぇっ、す、吸わないで!」
手の方も乳房全体を揉みしだく動きからちっちゃな先端のみを弄る動きに代える。
「きゃうっ!」
大きな声を上げ身体を強くビクつかせる。
「ああっ! やぁ!」
快楽ではない。刺激が強すぎて辛くてしかたない。
息を吸うのもままならない。
「はあ、はあ、はぁ、もう、もうやめて! もう許して」
「ママが子供におっぱいあげるの当然でしょ? んちゅ、くちゅ、ふふ、ママのおっぱいおいしいわ……んちゅ、はむっ……」
片方の乳首をわざと音を立てて舌と唇で執拗に弄られ、もう片方の乳首を細い指先でくりくりと弄られる
「や、だめ、やめて、だめ、や、あ、ひああっ!」
時折、歯と爪を立て、ヒナギクの小さな突起を蹂躙する。
「はあ、はあ、はあ」
アリスが手を止め、唇を離す頃にはヒナギクは息も絶え絶えでぐったりしてる。
強すぎる刺激と無駄な抵抗でもう気力も体力も残ってない。
時折身体をビクつかせる。
やっと終わった――と、思ったのは一瞬だった。
「それでは本番いきましょうか」
「え?」
ヒナギクはアリスが何を言ったのか理解できない。
「絶頂体験よ。言ったでしょ? ママを大人にしてあげるって」
アリスの幼い顔が欲情に染まる。
「や……いやっ! やだ……」
そのアリスの眼に恐怖を覚え後ずさろうとするも身体がうまく動かない。
ぷるぷると震えるのみである。
「お……お願いだから……もうヒドイ事しないで……」
「ヒドイ事なんてなにもしないわ。ママに気持ちよくなってもらうだけよ。そんなに怯えないで……」
アリスはヒナギクの閉じてる脚に手を伸ばすとゆっくりと開いてその間に身体を入れる。
ヒナギクはもう抵抗もできない。
残ってたショーツに指をかけ、丁寧に脱がす。
「きゃああああ!!!」
ぴったりと合わさってる秘所に指をかけ、割り開く。
「あ、ああ……」
「キレイよ、ママ……」
頭が混乱する。自分よりも一回りも小さく幼い少女に、無理矢理大事の所を見られてる。
その現実を受け止めることができない。
だからと言ってアリスが容赦するはずもない。
開かれた秘所にアリスの小さな舌が伸び、愛撫が始まる。
「ひいぃ!?」
柔らかく、熱くぬめった感触がヒナギクの下半身を襲った。
「おいしいわ、ママ」
もっとも敏感なとこを襲ったその感触は今までのどんな刺激よりも強烈にヒナギクを蝕む。
「だめ・・・だめぇ! そこ、なめちゃ・・・ぁああ! き、気持ち悪い! 気持ち悪い!」
頭を振り、髪を振り乱し、足をバタつかけるもアリスの舌は止まらない。
「嘘おっしゃい、こんなにして……」
ヒナギクの秘裂から、とろとろと蜜が溢れ、ヒクヒクと震える。
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐め始める。
「あっ、あっ! だめ、あっ、やっ、あんっ!」
「ふむっ、ちゅぷっ! はぷ、ぴちゅ、ぴちゅ……」
花弁を上下に丹念に舐めあげる。
「うぁ、ひぁあ! やめ、アリ……っ! やめ……てぇぇ……」
敏感な粘膜を舐めあげ、溢れ出す蜜を啜り取り、自分の唾液を塗りたくる。
「ぬむ、じゅぷっ……! むもっ、んぬぬっ、んぷ、ぢゅっ……!」
「あはぁっ! はぅっ、やっ、なか、入れちゃ、んっ、あっあ、ああぁっ!」
しだいにアリスの舌に力が篭り、ぬたぬたとのたくりながら肉襞の合わせ目に侵入する。
自分の身体の中に他人の身体が這いずり回る嫌悪感に気が狂いそうなる。
「はうぅ! あふ、きゅうん、あっやっ、はぁんっ! 気持ち悪いよぉ」
がくがくがくとヒナギクの身体が痙攣する。
「認めないからツライのよ、ママ……素直になりなさい」
アリスの舌は無遠慮に、容赦なく純潔を蹂躙し奥へ奥へと掻き分けてゆく。
「んぁああぁあ! 舌が、あぁああっ! 入れちゃあ、やぁああ! そんなとこぉ! だめ、だめぇえっ!」
後から後から湧き出る蜜を大きく啜り上げ、アリスはヒナギクの秘裂に唇を押し付け、尖った舌先で陰核を弄り始めた。
「きゃあああぁあっ!?」
ヒナギクの声と身体が跳ね上がる。
ヒナギクは最も敏感な箇所から奔る刺激に、たまらず強く背を反らす。
アリスは歯で外にはみ出た襞をついばみ、小さな舌で包皮を捲って、花芯を舐め回してゆく。
ヒナギクは飛びそうな意識で必至に衝撃の波を耐えようとする。
「だめぇぇえ! そこっ! ひゃあぁああっ! もういやっ! もうやめっ! やめてぇぇえええ!」
が、まったく経験のないヒナギクにその術があるはずもない。ただただ幼児のように首を振り、狂わせれる。
「あぅううっ! だめ! だめ、いやぁああっ! ヘンになるっ!
おかしくなっちゃ……あぁあああ! アリスっ! やめ……もぉだめぇえええ!」
「ん……む……っ、ふふ、ママ……イきそうなの? イきそうなのね?……
……我慢しなくていいから……んぷ……っ、ん……ん……」
アリスはより激しく、執拗に、徹底的にヒナギクの秘所を弄り尽くす。
ちゅぷ、ちゅぱっ、じゅるるるっ、ちゅ、ぴちゃ、ちゅくっ、じゅるる、ちゅっ、ちゅぅううっ……
「ふぁああぁっ! そんなぁあっ! 舐めちゃ! すっちゃぁあ! わた、あ……あぁあ!」
「ママ、イって! 大丈夫だから、ちゃんんと見ててあげるから……」
硬い舌先で肉芽をぐりっと押し潰す。
「ひゃあぁあっ! もお……もぉおっ! だめ、だめぇええっ! なめちゃぁああ!
ひぁ、な……なに? なに? もぉ!」
生まれて初めて達しようとするオーガズムに身体が壊れてしまいそうな恐怖を感じ声を上げる。
「怖い、怖いよぅ!」
「大丈夫よ! 怖くない、怖くないからね! ほら、我慢しないで……」
トドメとばかりに舌を思い切り抉り込ませ、陰核をきゅっ、と摘み上げると、
その瞬間、ヒナギク身体は腰が浮き上がる程に跳ね、背を仰け反らせ―――
「いっ、いやっ、いやあぁああぁあぁああ――――――――――――!」
オーガズムを迎えたヒナギクは、宙に浮いた爪先を限界まで突っ張らせ、アリスの顔面にプシャッと愛液を吹いた。
(はあ、はあ、これがヒナの味……おいしい……こんなの初めて……)
アリスは自分の顔にかかった、ヒナギクが初めて生産した愛液の味をじっくりと味わう。
ヒナギクを見ると虚ろな目でぷるぷると身を震わせている。
「ああ……あう…………あう……」
「どう? ママ? 良かったでしょ。我慢しなければ良かったのに」
「ぐす……ひっひく……」
痙攣が治まり、自分がされた事を思い出すと目から我慢してたのがあふれ出す。
ついに声を出して泣き出す。
「ひっく……ふえ〜ん」
初めての絶頂の恐怖と、それを無理矢理に幼い同居の少女にされた事実に激しいショックを受ける。
身を丸めて泣き続ける。
それを見てさすがにやりすぎたか? と思うアリス。
最初は少しの食事のつもりだった。体に触れるだけで少し生命力を吸うだけのはずだった。
が、空腹せいか? ここの霊力のせいか? 満月のせいか? 歯止めが利かなかった。
いや、ヒナギクがあまりにもおいしすぎたのかもしれない。
これ以上はまずいかな? と思い声をかける。
「ほら、ママ! そんなに泣かないの! 気持ちよかったでしょ?」
「ぐす……ひっひどいよ! こ、こんな事って……かっ家族だと思ってたのに……大事な家族だと思ってたのに……ひっく」
溢れる涙を止める事をできずに身を震わせて泣き続ける。
「好きな人いるのに……私、好きな人いるのに……こ、こんな……」
そんなヒナギクの姿がアリスの嗜虐心を刺激した。泣き声に、泣き顔に、欲情が抑えられなくなる。
自分の顔が醜い笑顔に歪むのがはっきりわかる。
「だめよママ……そんなに泣いちゃ……そんな顔しちゃ……
私……抑えられなくなるわ……最後まで……いってしまいますわ……」
ぶつぶつと呟きながらふらふらとヒナギクに近づく。
向こうを向いて丸くなってるヒナギクを強引に仰向けにしてのしかかる。
ヒナギクの泣き顔が恐怖に染まる。
それがさらにアリスを悦ばせる。
「あなたが悪いのよ……ヒナ……もう終わるつもりだったのに……あなたがそんな顔で誘惑するから……」
ヒナギクに聞き取れない呪文のようなものを唱えるとアリスの身体が変化する。
ビリッと布の破れる音とともアリスの全身が急速に成長する。
手足が伸び、胸の膨らみ、ヒナギクと同年齢位までに成長した裸の少女。その下半身には男性器がある。
その姿はヒナギクのよく知るものだった。
「!!!」
目を見開き驚くヒナギク。声を上げることもできない。
「ふふ、お久ぶり……ヒナ……」
「て……て、天……」
ヒナギクの唇に指をあて、言葉を止める。
「あーたん、でいいわ」
「な……なんで……」
ヒナギクの問いがなにを指しているのかはわからない。アテネにはどうでもいい事だ。
「必要だからね……あなたを食べるのに……」
アテネの欲情に染まった嗜虐的な笑みと下半身のそれを見てこれから何をされるのか理解する。
恐怖のあまり小動物のようにふるふると身体を震わせ目をギュッと瞑る。
「抵抗しないのね……なら遠慮なくいただこうかしら……」
男性器の先端を少女の濡れた秘唇を貫くべく、あてがう。
「ひっ……や……や……」
肉茎の先端が、つぷ、と秘唇を押し広げ、ヒナギクの中にめり込んでくる。
「いや……天王洲さん、お願い、お願いだから……」
アテネは無慈悲に、ヒナギクの粘膜の感触を楽しむべく、ゆっくりと押し進んでいく。
「ひ・・・ぃ! やめ・・・い、いた・・・痛い!」
めりめりと、純潔が軋み、破られようとする感触に、
ヒナギクは大粒の涙を浮かべながら声を張り上げて泣き叫ぶ。
それはアテネを悦ばすだけでしかない。
あくまでゆっくりと、処女を突き破り、奥へと侵入する。
「いた、いたぁあ! やめ……ひっく、いたいよぉ……あああ!」
ヒナギクは泣き叫ぶ事しかできない。
狭い膣内に侵入した肉茎は深奥までめり込んでようやく止まった。
「ひっく、いたい……いたいよぉ……いたいよぉ」
破瓜の痛みに悲痛の声を上げる。
対照的に、アテネは満面に笑みを浮かべる。
ヒナギクの肉壁の粘膜の感触が、処女を奪った事実が、なによりもその悲痛の表情が悲鳴が心地よい。
快感が脊髄を駆け上がり、頭が痺れる。
アテネはさらに快感を獲るべく腰を振る。
ただただヒナギクを犯したい。ヒナギクの泣き顔を見たい。悲鳴を聞きたい。
そのために乱暴に肉茎を突き刺す。ひたすら腰を振る。
気持ちいい。気持ちいい。たまらなく気持ちいい。
ただひたすら自分の快楽のために、ヒナギクを泣かすべく腰をうごかす。
「あ……ぃい! いた、い……たぁっ! もぉやめ……やめてぇ……!
んぅ……うぁあ! あひっ! ひぐ……あぅう! んぁああ!」
期待どおりに可愛らしい泣き顔で、心地よい悲鳴を上げてくれる。
涙声で懇願すればするほどアテネの嗜虐欲が膨れ上がることをヒナギクは知らない。
じゅぶ、じゅぷっ、じゅぶぶ・・・
部屋にヒナギクの悲鳴と卑猥な水の音が鳴り響く。
びくびくと苦痛に身体を震わせて、泣き悶えるヒナギク。
淫蜜と血が膣から溢れでて飛び散る。アテネは肉杭を何度も何度もヒナギクの膣内へと叩き込む。
やがてアテネにも限界がくる。
「ヒナ、私も、もう、イきそうっ! はっ、んっ、イく、出るよっ! ふふ、」
「ああっ、ふあぁ! んにゅう、やっ、やらぁ、!」
「イ……っく! 出しますわっ! ヒナの……ナカにっ!
かわいい子供産んでね。きっとかわいいわ。私たちの子供」
びゅるっ! びゅくっ! びゅくくっ!
「んっ……あああぁぁぁん!」
ヒナギクの膣内へと注ぎ込む。
「はぁっ、はぁっ、はっ、ヒナ……ふふ、汚れちゃったわね……」
茫然を涙を流し口をぱくぱくしてるヒナギクを見下ろす。
ヒナギクの膣へ埋まってる肉茎を抜き取ると、それを今度はヒナギクの口にあてがい、含ませる。
「たっぷり味わいなさい。これがあなたが生まれて初めて作った愛液と純潔と私の味よ……
これからあなたの好きな人とやらとファーストキスをするときも……愛を語らうときも……その味と私の顔を思い出すのよ……」
アテネは再び腰をふる。