雨の中、伊澄は散歩して迷子になってしまっていた。といっても方向音痴な  
彼女にとって迷子になる事自体は日常茶飯事だ。しかし、今回のケースは妙  
な事が起こった。なにやら怪しい人影が見えたので、ゆっくりと近寄ってみる。  
すると彼女は大変な物を見つけてしまった。小さな男の子がずぶ濡れてぐったり  
と倒れている・・・・・・!!  
 これはヤバいと思った彼女はパニックになってしまったが、しばらくたって彼女は  
倒れている少年を自分の屋敷に持ち帰る事に決めた。が、しかしあいにく自分  
の屋敷への道のりがわからない・・・。さらにパニックに陥りオロオロする彼女しかし  
運良く迷子になった伊澄を探していたSPが通りかかったので、彼に少年を運ば  
せて、ついでに伊澄もSPに誘導されることで屋敷に戻る事にした。  
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 暫くたって少年は目を覚ました。彼はいつの間にかピンクのパジャマを着ていて  
なんか和風な広めの部屋に敷かれた布団の上に寝ていた事に気がついた。暫  
くたってその部屋に伊澄が入ってきた。  
「・・・気がついた?」  
そう語りかける。すると彼はこう答えた。  
「ここは・・・どこ・・・・・・?」  
彼は警戒しているようだ。続いて  
「君は・・・・・・僕は誰?」  
なんと彼は記憶を失っていたのだ。あまりの事態に伊澄はまたパニックになりそう  
になる、が自分に「落ち着け」と言い聞かせたあと彼女は質問に答える。  
「私は鷺ノ宮伊澄。ここは私の家よ。で、君は大河内大河くんだったわね。」  
今まで直接話すことはなかった二人。しかし伊澄は彼を前からなんとなくではあ  
るが知っていた。何しろ自分の執事に桜をまくお坊ちゃまと言ったら彼ぐらいのもの  
だし。しかし彼は自分のやってきた事だけは忘れていないようだ。  
「伊澄・・・何か君に恩返しはできないかい?家事ぐらいなら何とかできるけど。」  
噂に違わぬ良い子だ。そしてとてつもなく可愛らしい!彼女は決めた!彼を自分  
のものにしてしまおうと!  
「今はゆっくり休んでいいわ。とりあえず今日は遅いからゆっくり寝なさい。」  
「はい!」  
文句の一つも言わず素直に応じるタイガ。そこでSPが  
「お嬢様、お客様が来ております。」  
タイガを寝かしつけたあと、伊澄はお客様と接する事にした。  
 
「わたくし冴木ヒムロと申します。タイガ坊ちゃんを迎えに来た者です。」  
コイツだ。執事の癖に自分の主人を引き立て役にしたいけ好かない奴は。  
「記憶を失ってるからタイガ君は返せないわ。」と伊澄は追い返す。が、  
「そんな、困りますよお嬢さん。」とヒムロも怯まない。  
言い合いになって15分。どちらも一向に譲らない。伊澄は意外に筋金入  
りのガンコ者だ!最終的には・・・  
「第一あんた、自分のご主人様をこき使っておいて自分は執事としての仕  
事を全うしていない・・・。最低ね。」  
彼女は威圧感のある静かな怒りのオーラを発して彼にこう言い渡した。  
「う''っ・・・・・・。わかりました。あなたのお好きなように・・・。」  
彼はこの威圧感に怯み、軽く漏らしながらスタコラサッサと帰っていった。  
 
 朝がやってきた。タイガは伊澄の部屋の位置を把握し、彼女を起こしにいく。  
「伊澄〜。朝だよ〜。ご飯で来たから起きて〜。」  
そして伊澄は目を覚ます。彼女は顔を洗って歯を磨いたあと、食卓へ向かう。  
「これらはみんなボクが作ったんだよ!」と得意げなタイガ。  
「うちのメイドが作る物より美味しいかもしれないわ。凄い凄い!」  
「ありがとう、伊澄!」褒められたタイガは嬉しそうだ。食事を終えた後伊澄は  
「でもパジャマのまま作っていたのね。まだ小雨だし、私の服を貸してあげる。」  
「はーい。」彼は相変わらず無抵抗だ。  
「あれれ、私の部屋は・・・。」また伊澄は自分の屋敷内で迷いかける。  
「もーっ、伊澄の部屋はこっちでしょ!自分の部屋ぐらい迷わずに行ってよお。」  
2人は伊澄の部屋に入ったあと、伊澄は服を取り出した。和服だ。  
「私が9歳の時に着ていたものだけど、これでよければ。」  
「うんっ、ぜんぜんおっけー!何から何までホントにありがとう!」  
まあ彼は臨海学校のときに抵抗なく女物の水着を着たツワモノである。  
そして彼が自分で和服を着た後「似合う?」とくるりと回って尋ねてきた。  
「まあっ、可愛いかわいい!」予想外の愛らしさに思わず伊澄は叫んでしまった。  
そして二人は学校へ行く。今回はタイガという強力なナビゲーターがいるから安  
心だ。しかし記憶を失った彼は地図を頼りに伊澄を案内する。二人がくっつい  
て歩く姿はまるで仲の良い姉弟、いや姉妹のようであった。  
「お早う御座います。ハヤテさま、ナギ。」  
「おはよう御座います。伊澄さん。親、その子は確か・・・。」  
「うむ、おはよう。ん、なぜタイガがおまえの隣にこんな格好でいるのだ?」  
伊澄はひそひそ声で2人に事情を説明し、納得させ、別れた。  
「では、行きましょう、タイガ君!」  
「うんっ!」 二人は学校へと向かう。  
 
 二人は担任の雪路先生に洗いざらい事情を説明し、授業中の間は記憶  
を失ったタイガを職員室にて待機させる事にする。お昼時になったら伊澄に自  
作のお弁当を持ってきてまた職員室に戻る。彼は本当にいい子だ。  
そして帰り、学年主任である牧村先生と会い、お話をする。  
「本当にタイガちゃんはいい子だったわね。なんせ職員全員分のお茶を汲んで  
くれたり、全員の肩をもんだり、果てはプリントや書類の運搬や、来客の接待  
までこなしてくれたのよ。ホント、こんないい子な10歳児なんて珍しいわ。」  
「まあ、タイガ君、ここまでしてくれたのね。」と伊澄は驚く。  
「うん、待ってるだけというのも退屈だったからね。」  
ほんとに恐るべしいい子である。  
 そして伊澄は、またタイガの力を使いながら屋敷に戻る。その途中たまたま一  
緒になっていた咲夜とワタルにばったり会った。  
「あ、確かこいつ大河内の・・・むぐっ」伊澄はワタルの口をふさいで小声で事情を  
簡単に説明した。  
「おーおー、なんや。10歳児ごときに道案内されとんのか、伊澄さんは。」  
「というかなんで男の子に女の子用の着物着せてんだ?」  
咲夜が小ばかにしたあと、ワタルが質問する。  
「これ、伊澄のお古なんだよ。」とタイガはくるくる回る。  
かわいい、かわいそうなぐらいにカワイイ・・・。咲夜とワタルはこう思った。  
「あのな、おまえは男としての自覚持てよ。」とワタルはタイガの頭をつかむも  
「いいじゃない、ワタル君」と伊澄はワタルをなだめる。そして「うん」とワタルは  
同意した。そして「弱っッ!!!」と咲夜が突っ込む。  
やがて4人は別れ、伊澄とタイガは屋敷へと向かう。  
 
 屋敷に帰って伊澄のメイド達の仕事を率先して手伝うタイガ。メイド達も「も  
しかすると私達よりも働き者かもしれない。」と言わしめたほど彼はいい子なので  
ある。もちろん夕食もメイドたち+タイガで作り上げた。しかし、タイガはとある失  
敗を犯してしまった。シャケを少し焦がしてしまったのだ。メイドに「問題ないから  
だしちゃいなさい」と言われたのでそのままだした。しかし伊澄は「充分美味しい  
わ。これぐらい失敗には入らないわよ。」と言ってくれた。  
「ホント?!ホント!?」とタイガは飛び跳ねながら問う。  
「こらこら飛び跳ねちゃダメで」「嬉しいいーーーっ!!」とタイガは伊澄に抱きつく。  
あまりにほほえましい光景に使用人一同は顔がほころんだ。  
 
夕食後、伊澄はタイガにこう言った。  
「ねえ、一緒にお風呂入らない・・・・・・?」  
「え・・・・・・。」さすがにタイガは少し動揺した。  
 
 二人は脱衣所へと向かう。まず帯をするりと解き、靴下を脱いだ後一枚目、二  
枚目と着物を徐々に脱いでいく。お互いに上下の下着1枚ずつになった時伊澄  
はこう質問した。  
「ねえ、タイガ君は私の髪洗える?」  
「え?自分で洗えないの?」とタイガは質問し返す。「うん。無理。だから御願いね。」  
そういうと伊澄はキャミソールを脱ぎ、膨らんでいるのかすら疑問な胸をタイガの  
目の前に現す。  
「なにボーっとしてるの?」「え・・・・・・わ・・・きゃあっ!!!」  
伊澄はタイガのランニングを脱がし、続いて純白のブリーフもストンと脱がす。  
伊澄の目には生まれたままの姿のタイガが映った。そしてぷるぷると震えるちい  
さな男根を伊澄は眺める。12なる前までワタルと一緒にお風呂に入っていたこと  
を伊澄は思い出す。  
「あ''・・・え''う''、恥ずかしいよう・・・。」と頬を赤らめるタイガに伊澄は  
「あ、ゴメンゴメン」と言って何故か後ろを向いたあと、ほんのりピンクなパンティを  
何故かゆっくり脱ぐ。小ぶりな彼女のお尻が徐々にあらわになっていく。  
タイガはドキドキしながらこれを凝視する。  
そして前を向くと再びゆっくり脱いでいく。何故か片手で股間を押えた後全てを  
脱ぎきったかと思ったらなにやら見慣れない物が彼女の股間を隠していた。  
「これは何?」とタイガは問う。  
「これはナプキンといって女の子が大事な日のときに使うのよ。」  
「へぇ〜。食事に使うナプキンとは違うんだね。」と言った矢先に  
さっと生理用ナプキンを外して屑箱に捨てた。ナプキンについてた血を見てタイガは  
「ねえ伊澄、怪我したの?だいじょうぶ?」股間を見た瞬間、自分とは明らかに  
違う彼女の無毛の性器が彼の目の前に現れた。  
「あ、そんなに見ないでよ。」と伊澄は頬を染める。  
「これが・・・女の子・・・・・・ここから血が出るんだ・・・・・・。」とタイガは感動(?)し  
ている。そして二人は浴槽へと向かった。  
 
今更だが4つでは足りん事がわかったので5つにすることにした。スマソorz  
 
 二人は浴槽に浸かって雑談をしている。  
そのときに伊澄はこう考える。  
(タイガ君の記憶が戻ったら、やっぱりここを出て行っちゃうのかな?そんなの嫌だ  
けど、まあ仕方ないわよね。こうなったらいっそ・・・)  
「伊澄、頭洗うよ。」とタイガの声。  
「あ、うん、御願いね。」とバスタブから出てタイガは彼女の髪を丁寧に丁寧に  
洗う。そして「行くよ」とタイガが合図をかけると伊澄の髪を丁寧に洗い流した。  
次にタイガがわしゃわしゃとせわしなく髪を洗う。そしてばしゃーと流す。  
 
 二人は体を洗いっこすることにした。そこでタイガの中の好奇心と言う名の小  
悪魔が暴走を始める。  
「伊澄の胸、膨らんでるけどかたいね・・・。」  
「ひゃんっ!」と伊澄は嬌声をあげる。もみもみと泡のついた手で揉んでいくうち  
に、ついに乳首をこりこりと指で踊らせ始めた。  
「きゃ、あ、あうっ。ちょっとタイガ君・・・。あそこ・・・。」と伊澄はタイガのあそこに  
指をさす。すると彼は勃起している事に気がついた。  
「あ・・・・・・。」タイガはまた頬を赤らめるが洗う事を続行する。そしてお尻にた  
どり着く。やわらかい・・・。丁寧に丁寧に洗っていく。そしてついに、伊澄のあそ  
こに手を伸ばす。暫く割れ目の周囲を洗ったあとタイガは女の子の性器は開く  
ことに気がついた。  
「あ、女の子にもおちんちんってあったんだ・・・。」とタイガは言う。  
「もう、ここはおちんちんじゃないわよ。」と伊澄は反論する。が、次の瞬間  
「あああああああっ。だ、だ、だめええっっ!変になっちゃう!」  
伊澄はクリトリスを洗われる事でたちまち感じてしまった。そして泡のついた手で  
尿道口、そして膣内に指を突っ込む。次の瞬間!  
「きゃあああああああああっ!」  
伊澄の割れ目から何かの液体が飛び散った。それもおしっことは何かが違う。  
女の子のここは血意外にいろんな物が出るんだ・・・。とタイガは思った。  
「じゃあ、タイガいくわね。」  
次に伊澄はタイガの体を洗う事にした。タイガは気持ちよさそうだ。その時  
「仕返しよ。」といって伊澄はタイガの乳首に刺激を加える。  
「きゃあっ、あっあっっ。」結構感じている。そして陰嚢を優しくもみ洗いながら、竿  
に手を伸ばす。「もうダメ・・・おしっこ出ちゃう・・・・・・。」しかし伊澄は聞く耳を持た  
ない。暫く洗っているその瞬間・・・・・・!  
「あ、あ、キャン、きゃああああっ!」タイガの嬌声と同時にこれまたおしっことは違う  
液体がちんちんからあふれ出た。「おめでとう、タイガ君」と伊澄は言った。しかし  
何の事だかタイガにはわからなかった。これがタイガの精通であるという真実が。  
お互いの泡を流した後、伊澄は覚悟を決めた。  
「じゃあ、いくわよ。」と伊澄の言葉と同時に腰を落とした。かたさを保ったタイガの  
男根を伊澄の膣が飲み込んでゆく。  
「あ、あ、ナニ、何この感触?」満ちの快感にお互いは身もだえする。  
「わ、わからない・・・。でも気持ちいい・・・かも・・・・・・。」  
二人はつながった状態でおたがいの胸をモミ、ついには口付けを交わす。  
そして・・・「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっっっ!!!!」  
その絶叫と共にタイガは伊澄の中に一斉に精子を放出した。  
 
そしてお風呂からでた後、二人は寝ることにした。タイガの記憶はまだ戻らない。  
でもできれば永遠に戻って欲しくないとさえ伊澄は思えてきた。  
「この日々が長く続きますように・・・。」と伊澄は偶然見つけた流れ星に祈った。  
 
〜完〜  
 
 

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