〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
「アーたん!うぅ、あぁぁぁ―――――!!」  
いつもこうでは無いのか、そう僕の頭の中でその考えは疑問になる  
この行為の名前は知らないけど今日までに何度か…【こう言う】事を、ヤッた  
まぁ、こう言うと恥ずかしいけど何時も僕は先にイカされている  
僕からしたらそれはそれでいいんだけど、何て言えば良いのか分からないけどアーたんにイカされっぱなしなのは離脱したい  
そう考えながらもこの行為が終わると急な睡魔が襲ってきてそのまま眠りにつく  
 
寝てから数時間経ったのだろうか?  
いつもの様にアーたんを起こす、それ程苦にはならない  
そしていつもの゙しつじとくべつとっくん゙を行う、これはかなり苦だ  
こう言っちゃ悪いけど、アーたんってあまり強そうなイメージがないからあんな剣捌きは一際目立つ  
ただ、その日の晩だけは又一際変わった事があった  
王族の庭城から出た事だ、家出、じゃない、城出ではない  
アーたんには心配を掛けたくないから直に帰ると言っておいた、勿論そのつもりだけど  
犬から変わった女の子を助けたて随分時間は掛かったけど、後は帰るだけ  
ただもう一度大きな学校に入った時、変わったものを見つけた  
題名は…読めないな、いいや  
中にはいつもアーたんとやってる事、SEXと言うらしい、のことが書いてあった  
何故か振り仮名がついてある、大体の内容が分かるようになっていた  
読んでるだけで心臓の鼓動、体温等が自分でも分かるほど変わってくる  
そう考えながら、その本をこっそりとシャツの中に隠した  
素肌に感じる本の感触、雨に濡れて撓んでいるだろうそれは内容は役に立つ、そう考えての行動だった  
夜に行う行為…SEXに少し…かどうか、兎に角役に立つかも知れないから  
そして城まで歩を進めていった  
 
 
 
 
 
そしてそれはその夜に役に立った  
これで、アーたんを…  
そう考えるだけで自分の顔が赤くなってることが分かった   
 
「じゃあ、いくよ」  
 
僕から開始の合図を出した  
ゆっくりと唇を近づけていく  
お互いの唇が触れ合う、とても柔らかくて心地よい、そんな感触を堪能する  
今まで何度も行いこそしたそれ、だけど一番心地よい…  
えっと、本によると舌を入れるんだっけ?  
兎に角、僕の舌をアーたんの口の中に入れて、舌と舌を絡ませあう  
これで……あってるよね  
こんなキスはやった事が無かったからその分少し合ってる自身が無かった  
そして唇を離す、銀色の橋がお互いの唇から引く  
えっと、次は……  
 
「ちょっとあっちを向いてくれるかな」  
 
そう言ってアーたんに後ろを向いてもらう、そして用意していた縄で手と足を縛っていく  
 
「ちょっと後ろ向いてくれるかな」  
「ええ」  
 
そうやってアーたんに後ろを向かせ予め用意してた縄で手際よく手と足を縛り、アーたんにこっちを向かせる  
 
「大丈夫?きつくない?」  
「ええ、ですけど、何で私を縛ってるのでしょうかハヤテ?」  
 
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そう聞いてくる、なんて返せば言いの分からない、だからそこはお茶を濁して置いた  
肩にゆっくりと手を掛け、ネグリジェを脱がしていく  
手を縛ってる所為で半脱がし程度にしかならない、でもそれは気にならない  
やってる自分が顔を紅くしてるんじゃないんか?そう思えるほど体が熱い  
 
「じゃあ、触るよ…」  
「はい…」  
 
そう言って強弱をつけながらも胸を手で揉んでいく、左の方、つまり右は口で軽く吸ったり舐めたりする  
心臓はドクドクとなってる事が自分でもわかる、だけどこれは止めなかった  
先の方を軽く摘んだり噛んだりする、何か声を出してるようだけど聞こえなかった  
つまり夢中になってるのだろう、そこにあるのは愛撫する事と自分の心臓の鼓動の音だけ  
しばらくそれを続けていった、いきなり激しく震えだす事がわかった途端、それを止める  
肩で息をしながら呼吸を整えるアーたん  
 
「胸でイカせられるなんて…どこでそんな事を……」  
 
その言葉に少し違和感を感じた、だがおかしいのは自分だと直に判断できる  
だがそれをかき消すが如きの喜びを感じた  
自分ばかりイカされてたあの時が嘘のようにさえ思える、それほど何故だろう、自分でも分からない嬉しさがそこにはあった  
そんな事を考えながらも視線を下に送る、もう濡れてる様だけど、そこにできるだけ優しく舌を当て、舐めていく  
さっきイったばかりだからかまだ若干震えてる、止まらないようだったがそのまま舐める  
数分、程だろうか、上から覆い被さる形、それで意外と長い間、手に体重が掛けたからか、支えてる手がもう持たない  
最後に少し膨らんだその場所を軽く舌で突付いて、横に転がる  
 
「うぅぅぅ!!イクぅぅ!!!」  
 
そう叫びながら強く震えていく、そして少し収まった所で縄を解いていく  
解くときに声こそ出してなかったけど痛そうだった  
クッキリと残った縄の跡が痛々しい、縄といっても庭にあった茨から刺を抜いて束ねて編んだだけ、刺が残ってたら刺さる可能性だってあったわけだ  
今度やるときは普通の紐程度にして置こう、そう考える  
血が流れてたら…どうしよう  
そう考えながらも体は勝手に動き出していった  
 

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