今日も私は頑張ってレンタルショップ店員兼メイドとして、若のお手伝いをしている。
でも、それは所詮『私なり』に頑張っているだけ……
三千院家のマリアさん。彼女は私よりも年下にもかかわらず、メイドの仕事を完璧にこなしている。
それに対して私はと言うと、毎日頑張ってはいても、ドジや失敗ばかり。
失敗しても若は『そんな事気にすんな』と言ってくれるけど…………やっぱり気にせずにはいられない。
そしていつしか私は、自分だけにしか出来ない……マリアさんにも負けない様な、そんなスキルが欲しいと思っていた。
――――中略〜
「サキ、本当に良かったのか? こんな事して……」
私の胸へ2度目の射精を終え、今だに私を気にかけてくれている若。
「若は気にしなくていいんですよ。私からお願いしたんですから」
私がマリアさんに負けていない唯一の物……それは年齢。
成人式を終えている私は、言わば大人の女性。だから私は、大人の女性にしか出来ない奉仕を若にした。
それに若だってお年頃。私は若の秘密を知っている。
「若、この前一人でエッチなビデオ見てたでしょ?」
「なぁ……っ!! そ、そんな訳無いだろ! だいたい、何でオレがそんな……」
「確かメイドさんとエッチをす……」
「わぁぁーーーー!!!!」
顔を少し赤くして慌てだす若…………あー!もう、可愛いすぎる!
きっと今必死にいい訳を考えてるんだろうなぁ……『テープのチェックしてたんだー!!』……とか。
「あ、あれは……ほらっ、あれだよ! えーっと……チェック! そう、テープの状況をチェックしてたんだ!!」
若ってば……ホントに分かりやすいんだから。……私は予想通りの展開に思わず吹き出しそうになる。
ソッと寄り添い、若の大きいままのソレを優しく手で包み上下させると、
口では黙っていても、若は体をビクッと反応させて気持ち良いと答えてくれた。
「そんなビデオに頼らなくても、言ってくれればいつでも私が奉仕しますから。
だいたい、メイド物のビデオだなんて…………私、一応これでも本物のメイドなんですよ?
あっ、……それとも、私って……そんなに色気ありませんか?」
……ちょっとイジワルな質問だったかな?
2回もイッてこんなに大きいままなんだもん……若だってドキドキしてるに決まってるよね。
「バ……バカ野郎! 色気の無い女なら、こんな事したって……その、射精なんて……ゴニョゴニョ……」
「なんですか? 最後の方がよく聞き取れなかったんですけど?」
「う、うるさいっ! お前はオレのメイドなんだから、言う事聞いてればいいんだよ!」
「そうですね。私は若のメイドですから。……それでは言う事聞くので、どうして欲しいか命令してください」
そう言うと、若は『しまった!』と言いたげな表情を見せ固まり、
顔を真っ赤にしてフルフルと震えている。
「だから……続きを……」
「え? なんですか?」
「だから! ……口で……して欲しい」
「フフッ、……はい。それでは……あむっ――――」
――――全略〜