「鬼はぁー外ぉー!鬼はぁー外ぉー!」
「イタッ!咲夜さんイタいですよ!」
「節分に鬼に豆当てて何が悪いねん!」
「イタァ!」
「サク、あんまりハヤテをイジめるなよー、鬼は外ぉー!」
「イタッ!ちょッ、お嬢様!言動と行動が合ってないですよ!てか、全力投球過ぎますよぉ!」
「二人とも、ハヤテ様がかわいそうだわ」
「「鬼は外ーー!!」」
「イッタァ!」
数分後
「あれ?伊澄さんは豆撒きせーへんの?」
「私はいいわ……」
「ふ〜〜ん」
ヒュッ、ポコッ
「……咲夜?」
「ピ〜♪ピピ〜〜♪」
「今、豆ぶつけた…?」
「ありえへん、ありえへん」
「……そう」
ヒュッ、ポコポコッ
「………」
「ピ〜♪ピピュ〜♪ピ〜♪」
ザッ、テクテクテク、ガパッ
「あ、あれ?伊澄さん何で冷蔵庫なんかに?て、そのパック何?」
「納豆……」
「何で納豆を?」
「豆撒き……」
「!?アンタまさか!!あかんソレはあかん!!スマン!謝るからソレだけはッ!ソレだけはッ!」
「豆撒き……」
「あかん!関西人に納豆はあかん!!ああ!スマン!ホンマにウチが悪かったわ!!うわわわわわわわ!!」
「豆撒き……」
「ヒィアアァァァーーーーーーッ!!」
おわり