あるのどかな休日  
東京都練馬区三千院家お屋敷。  
「ふーっ。やっと掃除が終わった。  
今日はマリアさんもクラウスさんもいないから、大変だなぁ。」  
そう呟くのは三千院家専属執事、綾崎ハヤテ。  
今日は帝にマリアとクラウスが呼び出され、主人と二人きりだった。  
「そろそろお嬢様に呼ばれるかな…」  
そう言って、ほうきを片付けて屋敷にむかっていった。  
 
一方の彼の主人、三千院ナギは顔を真っ赤にさせ、かなり困っていた。  
(どうしよう。どうしよう。どうしよう。×7)  
他誌連載中の世界でも大人気の漫画の主人公と同じことを心の中で呟く。  
(まさか取れなくなるなんて!しかも手が届きにくい!)  
状況を説明すると、さきほどまで彼女は覚えたての自慰を行っていた。  
そして普段使っている、逆の先が丸いシャーペンを彼女の秘所に挿したりしていた。  
一回果ててからペンを抜いてみると、なんと先の部分が取れていたのだ!  
いそいで摘出しようとしたが小さくヒダに引っ掛かって失敗!  
今も彼女の秘所には異物が侵入している。  
 
(これは他人か医者に頼むしかない!)  
しかし、負けず嫌いの彼女の心がそれを拒んだ。(他人といったって、マリアぐらいしかいないじゃないか!しかも帰ってくるのは明日だ!  
医者だって、歩くだけでこんなに感じてしまうのに…)  
[ハヤテに頼んだら?]←ナレーション  
「ばっ、馬鹿モン!なんてことをいうんだ!」  
かなりの大声で真っ赤になって叫ぶ。  
その刹那、ドアをバタンと開けて忠実なる執事が転がり込んだ。  
「お嬢様!どうかしました、か?」最後の方は完全に疑問系の執事。  
下半身はだかで、全身真っ赤。  
ベットに腰掛け、右手で秘所を大きく開き、左手で指を突っ込む主の姿を見れば  
当然だった。  
 

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