午前6時、桂家。ヒナギクとハヤテが関係をもって一年、だがヒナギクの体には異変が起っていた。  
 
「はぁはぁ・・げほっおえっ・・・・」  
 
「ちょっと、大丈夫?ヒナちゃん。」  
 
「なんか夜中から吐き気がしてて・・朝になってひどくなってきて・・」  
 
「大丈夫?、念のために病院行く?」  
 
「ダメよお義母さん・・私、生徒会長なんだし・・・はぁはぁ・・」  
 
「でも、もし重い病気とかだと大変よ?それに、もしなにもなければ学校行けばいいじゃない?」  
 
「・・・・うん、・・わかった。ありがとう、お義母さん。」  
 
「じゃあ気持ち悪くならない程度にご飯食べてからいこっか?なに食べたい?」  
 
「うん、えーと・・レモンケーキ。」  
 
「え、?ヒナちゃんすっぱいもの嫌いじゃなかった?」  
 
「最近すっぱいものが食べたくなるの、よくわからないけど・・」  
 
「・・・・・・・」  
 
「どうしたの、お義母さん?」  
 
「ねぇヒナちゃん、最近誰かとその・・・・エッチしなかった?」  
 
「え・・/な・・するわけないじゃないッ。」  
 
「ホントに?怒らないから本当のこと言ってヒナちゃん。」  
 
「・・・」  
 
「したのね?」  
 
「・・・・・/うん。」  
 
「・・・よくいったわね。じゃあ念のために産婦人科行こっか。」  
 
「え・・・なんで?」  
 
「もしかしたら妊娠してるかもしれないから。」  
 
「うん、・・・・わかった。」  
 
 
 

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