「あ…あっ…こんな激しい…」  
「どうです、気持ち良いですか?」  
未知の快感に身震いする少年がいました、  
彼は今、背後から伸びた手が、彼の性器を握り込み上下に擦らせていまして  
その際に発生する快感に少年は困惑しながらに耐えていたのです  
「あぁ…気持ち良いよ…ハヤテ…」  
「いつもと違って素直ですね…ワタル君…可愛いですよ」  
快感に戸惑っている少年は橘ワタル…そして彼を責めるのは綾崎ハヤテさんでした  
互いに全裸となり、抱き合わせながら肉欲を満たしていたのです  
「あ…あぁ…もう…僕…うっ」  
「出ちゃいそうですか?さてそれじゃぁ…」  
射精感が限界まで高まった事を察するとハヤテさんは顔を近づけていき…  
 
 
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「うきゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」  
私は飛び起きました、あまりにもとんでもない夢を見てしまって…まさか若がハヤテさんと…  
「おーい、何居眠りしてるんだサキ?」  
「ひゃぁ〜!!わ…若??」  
そして視界に飛び込んできたのは若…橘ワタル…私の仕える少年です  
どうやら私たら、ビデオの仕分け中にウトウト…と寝てしまったみたいですね、  
ふと手にしてるそのビデオを見れば、年端もいかない少年同士が抱き合っているパッケージで  
『先輩と僕』という、かなり怪しいタイトルのついた物でした、これを持ってた影響でしょうか??  
そういえば最近は、この手の男同士のいかがわしいビデオが増えてきているような…  
こういうのが世間では流行っているそうですけど…私には理解できませんね、って…まさか若も!  
「わ、若!若はその…ハヤテさんといかがわしい関係になっていませんよね!」  
「ぐはぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!ち、ちょっと待て!なんだその唐突な質問は!!?なってるわけないだろ!」  
 
私はそれ聞いて胸を撫で下ろして安心しました…そうですよね、そんなわけないですよね  
きっと、こういうのはお話だけの流行であって、現実的には…  
「そうそう例え、恋する伊澄さんとの仲が絶望的になってヤケを起こし、若が男に走るなんて…ありませんね」  
「おーい、聞こえてるぞ…ったく、いきなり変な事を聞きやがって…お、客だぞ」  
「こんにちは〜!お嬢様の使いでビデオを返却しにきました」  
そこに訪れてきたのはハヤテさんでした、何というタイミングで来客されたのやら…あれ?  
ふと若を見ると何かじーっとハヤテさんの方を見つめてらっしゃて、頬が赤く染まっているような…  
はっ!まさか…これは恋する乙女の視線でしょうか!?口では否定してましたが…もしや  
 
想い女にフラレる→頼れる年上の男性の登場→若い上の想いの暴走→禁断の同姓恋愛への目覚め  
 
て事でしょうか!…ちなみに取り扱っている当店のその手ビデオの宣伝文句参照です  
でもハヤテさんは、そういう趣味であるというわけではありませんよね、という事は…  
 
想いをハヤテさんにぶつける若→しかしハヤテさんは拒否→再度の失恋に世の中に絶望する若→自殺  
 
「そんな…若が死んじゃう!?」  
私は、その考えたどり着いた結末にショックを受けます…今の内に若にちゃんと異性に対する興味を  
取り戻してもらわないと死んでしまうかも…でもどうすれば?  
 
「あの…サキさんどうしたのですか?先から変ですけども…」  
「ああ…なんか悪いものを食べたようだ」  
 
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夜更け…俺は自室の布団に潜り込み、天井を見上げていた  
「まったく…今日はとことん変だったなサキの奴…」  
いつもドジだらけのサキだが、今日はずっと変だった…ハヤテが帰った後は特にだ  
何か一人で考え込んでいるかと思ったら、ブツブツと一人で呟いていたりと…  
その上、唐突にあんな突拍子もない事を聞いてくるのだからな  
「はっ…ま、まさかサキまでハヤテの事を…」  
 
俺はふと思いついて呟いた、そう考えれば一連の変化にも説明はつく  
伊澄にナギに続いてサキまで…やっぱり男としての魅力があるのか、あの借金執事には…  
あいつと会ってから、じわじわとあいつ…綾崎ハヤテの魅力を俺も悔しいと思いつつも理解してきた  
思いやりがあり優しくて強くて…貧乏だけども、俺には足りない物を持っていた  
「俺もあんな男に…」  
そう呟いた時だった、自室のドアが開いたのは  
「あの…若…失礼します…」  
それはサキだった、こんな夜更けに何の用なんだか…だが、俺はサキを見上げて絶句した  
「な…何ぃ!!?」  
「若…こんな夜更けにすみません…」  
そして近づいてくる…俺は顔が火が出そうな程に熱を上げて真っ赤になっていただろう、  
何故なら今のサキは下着だけの姿だったからだ…上気し頬を桃色に染めたサキの顔が  
近づいてくる…そして手が伸びてきて俺の体の上に被さってきた  
「お…おい…サキ??何を…」  
「あの…ドキドキしてますか?」  
「いやその…確かにドキドキしてるけど…サキ?」  
「ほっ、良かった…んっ…」  
頭が真っ白になる…サキは俺の手を掴むと自分の胸に押し当てたのだった  
「あんっ…」  
サキの乳房の柔らかい暖かな感触が、手のひらから伝わってくる…それは心地いい感触だった  
同時に奥から激しい鼓動が伝わってくる、それはサキの胸の鼓動だ  
俺も同じように胸が激しくドキドキしてる…一体何がどうなってこうなったのやら俺は困惑していた  
「あの…ブラを外してみますか若…この下にあるのを見たくありませんか?」  
ゴクリ…息を飲み込む、目の前にぶら下がっているのを無視できる程に俺は人間できてない  
何でサキが俺に対してここまで誘惑してくるのか、気になるけれども…  
理性の壁が徐々に砕けそうになってる今は、それどころじゃなかった  
「いいのか…いくぞ」  
プチッ…俺はサキの背中に手を伸ばすと、ブラのホックを外した…すると顔面に白い布地が落ちてくる  
それはサキのブラだった…良い匂いがする、払い退けて前を見ると、そこで見えたのはピンクの突起だった  
「あん…あぁ…若が見てる…私のおっぱいを…恥ずかしい…」  
 
何も隠してないサキの胸がモロに視界に飛び込む、ただの肉の塊なのに…こんなにドキドキするのは何故だろう?  
「でも頑張らないと…あんっ!」  
自然に俺は、その乳房に手を伸ばして鷲掴みしていたのだった、手の平に突起してる乳首が当たっている  
ブラ越しだった先よりも、更に暖かい柔らかい感触が伝わってきた、当然に先よりも心地いい…  
「あ…いけませ…いえ、もっと触ってもいいですよ…若…あんっ」  
俺はその言葉に素直に従い、さらにサキの胸の感触を味わう…これが女の感触なんだな  
「あぁ…あんっ…あぁ…気持ちいいです若ぁ…あぁぁ…」  
悶えるサキ…俺の視線はいつしか下へ向かっていた…女性の一番の秘密の箇所へと…  
 
気付けば俺は考える事を止めて、ただ男の本能のままに体を動かしていたのだった  
 
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色々と考えた結果、私は自ら色仕掛けして女性に対する興味を、若に取り戻してもらう事にしました  
この案は、とある成年用ビデオの内容から拝借したものでして、そちらでは若い女先生が  
Hに興味を持つ少年の為に、自らの体を使いHな行為を持って、色々と教育するという内容だったのですが…  
そういえば、この女先生も少年が死んじゃうと叫んでいましたね…親近感が沸くかも  
そして…その案は比較的に上手くいったようで、今の若は私の体に興味深々になって触ってきています  
「あ…あぁ…上手です若…」  
私は思わず本来の目的を忘れそうなくらいに、感じてしまっていました…若の手が私の感じる箇所を次々と  
刺激してきまして…頭が真っ白になってしまうの、でもこのままじゃ本当に一線超えてしまうかも…  
そろそろ止めないと、十分に若は女性に対する興味を取り戻されたかと思いますしね  
 
「あの…若…そろそろ…」  
「わかってるよサキ…」  
 
すると急に下半身がスーっと涼しくなります、確かにパンティ一丁の姿ですけども…何か恥部の箇所に外気が…って!?  
「えええぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」  
 
何とその残された下着のパンティが取り外されたのでした…ハラッと取れまして、私の一番に恥ずかしい  
そして大事な場所が丸見えになっていたのです!  
「凄ぇ…濡れてるぞサキ…ぐっしょぐっしょだ」  
いつしか若は姿勢を変えて、下半身の方へと頭を移動させていました、だからアソコが若に思いっきり見られちゃっています  
「やだぁ…恥ずかしい…見ないで下さいよぉ…あぁ!!?」  
次に電流のようにビリビリとした快感が駆け上ってきます、それはその恥部を若が触ったからでした  
「女の…サキのここって…こうなっているんだ…ビデオや本だと隠れているココって…こうなのか…」  
興味深々とその恥ずかしい箇所を眺める若…やだ…恥ずかしくてどうにかなっちゃいそうです  
「なぁ…サキ…いいよな…俺もう…」  
「えっ?…きゃぁぁ!!?」  
突然の刺激に私は全身を震えさせます…暖かいねっとりとしたのが、私のアソコに這わせている…  
どうやら若が私のアソコに、口を付けて舐めているのです…  
「き、汚いですよぉ…若ぁ…ひゃぁぁ…あぁ…あんっ」  
「はぁはぁ…凄いぜ…舐めても舐めても溢れてくる…」  
若は私の声が聞こえていないようです…それ程に集中して私のアソコに夢中になってるの…  
若の舌先が恥部のお豆の箇所に当たると、激しい快楽が体を突き上っていって…頭に響いてくるの  
イっちゃいそう…そして火照ってた体が大きく揺らぎました…  
「あぁ…あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」  
身を大きく反らし…私はイっちゃいました…痙攣させるようにビクビクと震えさせて、全身の力が抜けていき  
私は重力に身を任せ、そのまま横たわります…凄い…若にイかされちゃった…  
 
「ひゃぁ!?」  
だけど余韻に浸る間もなく、また急激な刺激に身が襲われてしまいました…それは痛みを伴って訪れるのです  
「わ…若…何を…えぇ!?」  
顔を起こし振り返ると、私は絶句しました…その痛みの刺激の正体というのは私…繋がってしまっていたのです若と  
「あぁ…そんな…若…あぁんっ…」  
私…今セックスしちゃってる…若と!?  
体内で熱い異物を感じます、それは若の股間の物でした…激しい痛みが私の処女膜の喪失を伝えます  
「わ…私の初めてが若になっちゃった…あぁ…」  
 
仕える主人と結ばれるなんて…ここまでする気はありませんでした、一線は超えるつもりは無かったのに…  
でも悲しいわけじゃありませんよ、ただ私なんかでいいのかなと…それに若は好きな方が居ますし…  
私がそんな事を思った時に、若が声をかけてきます…私の思いもよらない反応に若は驚かれているようで…  
「はぁはぁ…大丈夫かサキ…すまん、つい挿れてしまって…まさか初めてだったなんて思わなくて…」  
「あぁ…若?」  
夜更けに破廉恥な格好で迫ってきた大人の女性が、まさか処女だったなんて…思いもよらなかったという事でしょうか  
「その…俺なんかが初めてを奪ってすまない!サキが好きな奴の為に守っていたはずなのに…勢いにのって…」  
深々と謝る若…同じ事を思っていたようですね私と…ちょっと可笑しいかも  
「うふふ…」  
「サキ?」  
「いいですよ…若となら私…あぁ…あんっ」  
私は、そのまま腰を動かし自ら性交を開始させていきます  
「ひゃぁ!…お、おい…サキ…いいのかよ??」  
「かまいませんよ、若…私でよければお互いに初めて同士ですし…このまま続きしましょう、あん…っ」  
膣内で動く度に痛みは伴うけれども…我慢して体を動かします、ぎこちない動きだけども  
私はその体の中に若のを受け入れてゆくのです、若を見ると未知の感覚に戸惑っているようです  
「あ…あぁ…サキの…女の中がこんなに気持ちいいなんて…」  
可愛らしく感じていらっしゃる、その表情に私も嬉しくなって…痛みも緩和されていくみたい  
まだ凄く痛いけど…私も何だか気持ちよくなってきたかも…  
 
そして…互いに抱き合い交じり合いながら幾つか時間が流れますと…唐突にそれはきました  
「サキ…俺もう…駄目だ!出すぞ!!」  
「えっ!?若…まさか…駄目ぇ!膣内で出されたら…あぁ!?」  
ドクゥ!!  
だけど私の制する言葉は遅かったようでした、その瞬間に膣内の奥で熱い爆発のような刺激に襲われました!  
「あぁ…駄目ぇ…赤ちゃんできちゃうのに!?あぁぁ〜〜〜!!!」  
ドクドクドク…勢いよく体内に注がれていきます…お腹が熱い…若の精子が私の胎内に入ってきてる  
「あぁ…まだこんなに…若のが…あぁぁ…!」  
 
そして私もまたイっちゃていました…眼の視点が合いません、体もビクビクと痙攣させ震えています  
その反応は若も同じでした…ようやく出し終えたらしく膣内から若の…おちんちんが出てきます  
すっかり萎えたソレは象さんみたいで結構可愛いらしいかも…こんな事を言ったら怒られてしまいそうですね  
「はぁはぁ…サキの中…凄く気持ち良かった」  
「私も…その若の…気持ち良かったです…」  
するとカーッと真っ赤になる若…私はそんな若に自然に唇を重ねていました…  
 
「そういえば…サキ、なんでこんな事をしたんだ?」  
「…あれ?」  
この時の私はHの余韻で、本来の目的をすっかり忘れていました  
 
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あれから数日が経過した頃、ハヤテがナギの使いで来店してきた  
「こんにちは、あれ…ワタルくん一人で店当番ですか?」  
「ああ…まぁな…んあぁ…」  
「あれ?どうかしましたか…何か顔が赤いですけども?」  
「いや、そんな事…ないぞ?」  
「?」  
答えられるわけは無いだろ…何故なら俺のいるカウンターの下には  
「ん…あぁふ…んん〜〜っ…」  
サキが俺のをしゃぶっているのだから…あれから少しずつだけど俺達の行為はエスカレートしていたのだった  
こうやって接客中に、下でサキとエッチしてる事も度々で…ちなみにHを求めてくるのは俺よりもサキからの方が  
多いのは言っておく…どうやら恥ずかしい事ながら、すっかりハマッてしまったらしい  
「はぁ…どうしてこうなったのやら」  
俺は溜息をつく、するとそんな俺の様子にハヤテは心配な顔をして…  
「えっ!?」  
 
俺は目を疑った…ハヤテの顔が顔面に迫ってきたからだ!?…俺は身動きが取れなかった  
これってまさか…とんでもない予想図が頭によぎる、だけどそんな筈は無いよな…仮にも俺ら同じ男なのに  
でも…思わず俺は目をつぶってしまう、そして温かいのが触れる感触が伝わってくる…  
 
ただし…それは唇にではない額にだった  
目を薄っすらと開けると、ハヤテは俺の額に自分の額を付けていたのだ  
「う〜ん…確かに思ったほどは熱は無いようですね…僕の思い過ごしでしたか」  
そして俺に微笑むハヤテだった…ドキッ!…な、なんだろ急に胸の鼓動が激しくなったような…って!  
「ああ…ううぅぅっ!?」  
急に全身がビクッと震えた…そして下の方ではサキの唸る声が…えっ…まさか  
「だ、大丈夫ですか、ワタル君?」  
 
 
「んもう、いきなり出すんだもん若たら…あれ?どうしましたか?」  
「はははは…」  
ハヤテが帰った後、カウンターの下から口元に白い粘液を付かせたサキが出てきて文句を言ってくる  
それは俺が何も告げないままに、唐突に射精したからだった…でもそんな苦情は今の俺の頭に伝わってこない  
ただただ呆然していたからだ…  
「まさかあんなタイミングで出すなんて…俺は…俺は〜〜〜〜!!?」  
 
【おわり】  
 
「…いいのか、こんなオチで?」  
「まぁハヤテくんですから」  
 

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