突然だがハヤテは、天井から垂れ下がる一本の鎖を両手首を繋がれてなんとかつま先立ち出来るように吊るされていた。
な〜ぜこうなったかというと、時間と文章の関係により省略する。
(あれ・・・僕は・・・)
まだ意識が朦朧としているがハヤテはなぜ自分がこんな状況になっているかを思い出していた。
(確か夕方お嬢様に漫画用の原稿用紙を買いに行くように言われて。近くの公園の中を横切ろうとしたんだよな)
少しずつ思い出すハヤテ
(そしたらベンチの近くで『お前の能力は分析済みだ』と言うやたら大きな丸い頭の人に襲われて、左右から変なビームを浴びせられて十字架に磔にされたんだっけ)
これまでの事を思い出す・・・が!
(あれ?ガラの悪い二人組にボコボコにされて逆さに磔・・・いや上から降ってきた透明な筒に閉じ込められて変な液体と煙でブロンズ像に・・・あれ?)
などと記憶が混乱していたがとりあえず目を開ければなにか分かるだろうと判断し恐る恐る目を開ける。
「気がついたか?綾崎ハヤテ」
妖艶で聞き覚えのある女性の声がしてきた。
「あなたは・・・理事長さん!」
そう、ハヤテの目の前には白皇学院の理事長である葛葉キリカの姿があった
「なんであなたがここに?早く解いて下さい。」
腕に力を込めて引っ張ろうとするが、鎖はびくともせずジャリジャリと金属音が無意味に響くだけである
「そうはいかないわ。ようやくお前を我が手の中に収めることができたのだから」
(え?それって・・・)
数々の修羅場を潜って来たハヤテでさえこの状況に恐怖する
「そう、お前を連れてくるように差し向けたのはこの私。我が最強の闇執事である星人執事を使ってね」
あっさりと何事もないように答えるキリカ
「なんですかそれ!いくらなんでもこんな事していいと思ってるんですか?」
いくら偉い理事長でも今やっている事は紛れもなく犯罪である。
「ほう。意外と気の強い面も持っているな。さすが執事バトル大会の優勝者。だが少しは自分の立場を理解した方がいい」
クイっとキリカはハヤテのあごを右手で軽く持ち上げる。
負けじとキリカを睨むハヤテ
「その目、ますます気に入ったぞ・・・」
そう言いながらキリカは開いている左手でハヤテのネクタイを器用に解いていく
「な、なにするんですか!」
顔を赤くして叫ぶハヤテ
「そんなこと決まっているだろう。」
瞬く間に服を脱がされ、白い肌が現れる。
「男の癖に綺麗な肌だな。だが嫌いではないぞ」
ツーっと顎から首へ指を滑らせる。
「う!・・・うう・・・やめ・・・」
撫でられた箇所からこそばゆい感触が電気のようにハヤテの体を駆け回り。思わず声が出る。
キリカの指はハヤテの胸板を通り、そして
「ああっ!」
ハヤテの誰も触ったことのないピンクの突起の頂点で指が止まる。
そして指は乳輪の周りを擦り、乳首を弾き、摘まれる
「うああ…ああ…やめ、あ!やめてくださ…ひゃう!?」
撫でられてた時とは比べ物にならない刺激が襲い掛かってきた
「幸い詩音には眠ってもらっている。夜は長いたっぷりと可愛がってやろう」
はたしてハヤテの運命は?次回迫り来る快楽と都合、その他諸々と戦いまっす
「も、もう・・ぁ・・やぁ、やめて・・・ください」
葛葉キリカの指が硬くなった乳首を弄り、与えられる刺激で顔に熱がこもり息も荒いハヤテ
「やめてだと?こっちはそうだと言ってない様だがな」
「ひゃああ!やめ・・・!!」
キリカの手がハヤテの膨れ上がった股間のモノをズボンの上からやさしく掴む。
「こんなに大きくなってるのにやめてはないだろう?フフフ女のような顔に対してなかなか立派なモノを持っているな」
キリカはハヤテの股間のモノを手全体や手の甲で撫でたり、指先だけで突いたり押したりしての変則的な刺激を与える
「くっ!・・・あ!ふあ・・・あ・・あ」
ハヤテはこんな状況にもかかわらず体が反応した事に恥ずかしさを感じキリカの顔から視線を逸らすのだが
股間からする金属音につい反射的にキリカをを見てしまう
そこにはズボンのボタンを外しゆっくりとチャックを下すキリカの姿。
「や、やめてください!」
キリカの行動がハヤテを現実に引き戻す。
「もう遅い」
チャックを完全に下ろされ、パンツもズボンごと脱がされた。
パンツという最後の盾がなくなり熱く勃起し反り返ったハヤテのモノが外に露になった。
「ううう…ひどい・・・」
恥ずかしさと情けなさに赤面するハヤテ
「おお!何を恥ずかしがることがある?想像していたより立派だぞ」
楽しそうに笑いながらキリカが右手でハヤテのモノを掴み、何度も上下に摩りながら刺激を与える
「ふあああ、あああ、ああ・・・」
「可愛い声を上げおって、ではこういうのはどうだ?」
掴んだモノを摩りながらハヤテの体に顔を近づけるキリカ
「ひゃあ!あああぁ、ほんとに・・・これいじょ・・う・・やめてください」
股間のモノを愛撫しながらハヤテのへそを舐めるキリカ
「少ししょっぱいが悪くない味だ」
舌はへそから上に上がり、腹を通り。胸を通過して乳首に到達する
キリカがハヤテの乳首を舐め回したり、唇で挟み吸ったりする
「くううああ・・・くっ・・・ふああ・・・」
望まぬか快楽がハヤテに襲い掛かる。
「も、もう十分でしょう。だからやめ・・ん!」
なんとか快楽に耐えながらも文句を言おうとするハヤテの口を乳首を嬲っていたキリカの唇が塞ぐ
「ん!・・・んんん!・・・ふぁ・・・んん」
ハヤテの目から一筋の涙が流れるがお構いなしにキリカの舌がハヤテの口内に侵入してハヤテの舌と絡み合う。
数分ぐらいたっただろうか
「も、もう出・・・モガッ!」
キリカのディープキスから逃れようとするが開いていたキリカの左手がハヤテの後頭部を押さえて逃がさないようにした。
「んんんんんん!!!!〜〜〜!!!」
そしてハヤテは我慢の限界を超え。ついにディープキスをされながら大量の白い液を発射してしまうのであった。
ハヤテが射精したのを確認するとキリカの口がハヤテの口から離れて唾液でできた糸ができ、切れる。
「ハァハァハァ・・・」
あまりの快感に言葉が出ず、口の端から涎を垂らし息を整えるハヤテ
「なかなかよかったぞ」
ペロッと手に付いた精液をを舐め取るとキリカがハヤテの手首に付いた鎖を弄る
「ぼ、僕を・・・解放・・・してくれるんですか?」
淡い期待を抱くハヤテ、だがその期待も次のキリカの言葉で無残に打ち砕かれる。
「何を言っている?次は私が満足する番だから邪魔な鎖を外しているだけだ。お前が帰れるのは私が満足してからだ」
「そ、そんな・・・」
目の前が真っ暗になるハヤテ
だが鎖さえなければ逃げるチャンスはある
なぜならハヤテは前にキリカに勝っているからだ。
「忠告するが私を倒して逃げようなどと思わないことだ、もし逃げたらお前の主である三千院ナギを退学に処す」
だがそんなハヤテの考えを見透かしたキリカが釘を刺す
「お、お嬢様を!」
ハヤテの脳裏にナギの顔が浮かぶ
「私はこの学園の理事長だ。出席日数が足りないとかあまりにも不真面目な態度などと幾らでも退学理由は作れる」
「そんな・・・」
もしナギがそんな理不尽な理由で退学にさせられたら、ナギはますます学校嫌いになり引き篭もってさらに人間不信になってしまう
それだけは執事としてなんとしても避けたかった
「・・・本当にあなたが満足したら僕を解放して、お嬢様も退学にはさせないんですね?」
「ああ、約束しようウ○○ペ○ィアでも嘘はつかないと書いてるだろう。ただし私が満足する前にお前の腰が砕けるかもしれないがな」
服を脱ぎ下着姿になるキリカ
「・・・・分かりました」
ナギの未来を守るため、執事ハヤテの中で青いなにかが弾け覚醒した。
数時間後
「ただいま、戻りました」
「おかえりなさいハヤテ君」
「遅かったじゃないかハヤテ!心配したんだぞ!」
三千院家の屋敷に帰ってきたハヤテを玄関でマリアと赤くなった目に涙を溜めていナギが出迎える
「すみませんご心配おかけしました。少しトラブルに巻き込まれたもので」
いつもと変わらない人懐っこい笑顔で答えるハヤテ
「?」
だがそんなハヤテの笑顔にどこか影を感じるマリア
「ところでハヤテ、原稿用紙は?」
「あ!(しまった・・・多分公園かあの部屋だ)」
自分はお使いに行っていたことを今思い出す。
「申し訳ありません。お嬢様。すぐ新しいのを買ってきます」
ハヤテが慌てて原稿用紙を買いに行こうとするとナギに袖を掴まれる
「・・・・ト、トラブルにあったのなら今日はもういい・・・だから、その、朝までずっと屋敷にいてくれ・・・」
ハヤテの服の袖を掴みながら頬を染めながら小声で言うナギ
ハヤテがいない間、なぜかナギはもうこのままハヤテが戻ってこないという嫌な予感がしていた。
だからハヤテが帰ってきた時本当に嬉しかったのである。
「はい!」
そんな主人の言葉にハヤテは影のない本当の笑顔で答えるのであった。
その頃、葛葉キリカというと
「ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・こ、これほどとは・・・・・ふふふ、ますます気に入ったぞ綾崎ハヤテ。今度は完全に我が手中に収めてやる!・・・・・・・とりあえず・・・し、詩音なにか甘い物を・・・・」
キリカは覚醒したハヤテによって何度もイカされ満足した状態の上にさらにやられて疲れ果てて電池切れになっていた
なお、出番のなかったキリカの専属執事暮里詩音はいうと
「キリカ様・・・ムニャムニャ」
キリカの盛られた睡眠薬によってすっかり夢の中の住人なっており、完全に熟睡していた為もキリカの声は届いておらず当然に助けに向かう筈がない。
その為、動けないキリカは裸で寒くなってきた夜をすごしたので風邪を引いてしまうのであったとさ
なお余談だがハヤテを捕らえた星人執事は覚醒ハヤテ脱出の際に宇宙に投げ飛ばされ星になりました
終わり