選択枝イベント、それは時に選択を誤れば必死に高めてきた筈の相手の好感度を、  
たった一言で一気に下げてしまう厳しい代物である、しかも場合によれば常に正しい選択枝は無く、  
相手の既存好感度によって低い時は冗談と受け取り好感値は不動しなかった選択枝が、  
高い場合には相手に引かれてしまい好感値が急降下な事だってあるのだ。  
それはもう気軽に名前で呼ばれていたのが、一歩下がった愛称呼ばれされるくらいに…  
しかしそんな好感度急降下の選択枝も、もし異常なまでの好感度にまで高めていたとしたら…  
「ふむ、確かに…せっかくやし悪くないかもな、ハヤテ」  
「えっ…!?」  
と、まぁ…そんな特殊イベントフラグな事もあったりしまして…  
とにかくそんなこんなで僕の前には、メイド服を纏った伊澄さん、  
そして同じくメイド姿の咲夜さんが立ってたのです!!  
「うわ〜なかなかお似合いですよ咲夜さん」  
「ほんまか?どやハヤテ、ウチのメイド姿は」  
「は、はい…とっても可愛く似合っていると思いますよ」  
「そか…あはは、そんな風に言ってもらうと、なんや嬉しいわ」  
そう言って少し照れつつも満面の笑顔で僕を見つめる咲夜さん、  
するとクイクイと裾を誰かに引っ張られます…それは伊澄さんでした。  
何だろう?何だか彼女は少し切ない表情をしてるような…  
「あの…ハヤテさま、私は…」  
あっ、そうか!どうやら伊澄さんは、せっかくミニのメイド服に着替えたのに、  
僕が咲夜さんばかり気にしてるから、どうめちょっと面白くないといった感じらしいです。  
「もちろん伊澄さんもますます可愛いですよ」  
「あっ…はい」  
顔を真っ赤に照れさせ、モジモジと恥じらう伊澄さん、  
今のは先に着ていたメイド服よりも露出度が高まり、彼女の羞恥心はかなりのモノのようだ…  
しかしそれがより伊澄さんの魅力を引き出していたりするのです。  
「あの…その格好、恥ずかしいですか?」  
「は、はい…かなり、でもハヤテさまに褒めてもらえるのでしたら…平気です」  
「伊澄さん…」  
恥ずかしがりながらも、なんとか元気よく微笑みを見せる彼女のいたいけな姿に、  
僕の胸は自然にドキッと高鳴っていました。  
「ちょっとウチの事を放っておいて、勝手に二人の世界に浸らんといてや〜」  
「あ、すみません咲夜さん…わ!」  
 
すると咲夜さんが唐突に僕の腕に抱き着いてきます、  
しかもムニュッ…とした柔らかく弾力ある感触を感じさせて!  
それは咲夜さんの胸の感触でした…  
「おやおや、綾崎君は随分とおモテになりますよね」  
「あ、ハルさん…いえ、そんな事は!」  
「いえいえ謙遜しなくても…見ててわかります、鮮血の結末フラグがちゃくちゃくと立っているのが」  
え?それってバッドエンド直行て事じゃ…  
「そうだ、では…綾崎君を主役に奉仕の実技練習しましょうか」  
「えっ…」  
 
僕は突然の展開にただ戸惑ってました、だって…  
チュプックチュ…  
卑猥な音が僕の下から鳴らしている、この二人の女の子の顔が埋まる股間から!  
それは咲夜さんと伊澄さんが、それぞれ小さな口から舌を伸ばし、  
この僕の露出してる硬くさせたアレを舐め這わせていたからです。  
「ん…んん〜〜っ、はぁ…いかがですかハヤテさま」  
「んっんっ…ウチの奉仕、上手いか?」  
「んあっ!あ…はい、とても気持ちいいです…」  
唾液をたっぷり含ませて、股間をドロドロにさせていく二人の行為に、  
僕はひたすら気持ち良くさせられ翻弄されていく…  
汚いとこなのに二人とも美味しいキャンディーでも舐めているかのように、  
顔を赤くさせつつも夢中に貪っているかのようですし。  
「おやおや、私が指導しなくても随分と奉仕慣れされてますね、もしかしてとっくに調教済み?」  
「あの…もしかして僕の事をかなり鬼畜だと思ってません?」  
「あら、違うのですか?」  
ハルさんは相変わらずの作り笑顔しつつも、心に刺さる鋭い矢先の言動をしていた。  
「でも綾崎君て凄い人ですよね、あの愛沢家と鷺ノ宮家のお嬢様を、虜にさせるなんて…」  
「べ、べつに僕は…うっ!く……もう!」  
もう少し反論したかったけど、二人の舌先が過敏なとこを刺激し続け、  
あまりの甘美な感覚に大きく身を震わせ…  
ビュクッ!と…白濁の飛沫を出してしまうのでした!  
「んは!あ…ハヤテさまの…」  
「んん〜はぁ、いきなりやな…熱いシャワーを浴びせおってからに…」  
当然に飛沫は彼女らの顔へと降り注ぐ、髪を…上気してる顔の肌を白くべっとりしたので汚し、  
綺麗に着飾ってたメイド服にもいくらか付着し汚しててしまったようだ。  
 
だけど二人とも怒ってはいない、咲夜さんも文句は言ってもむしろ表情は少し微笑み、  
互いにうっとりした目になっていたのです。  
「さて、まだ一発程度じゃ満足せんやろ?」「えっ…咲夜さん?わっ!!」  
だけども驚くべき行動に咲夜さんはでます、なんと胸元の部分を開き、二つの膨らみを晒したのです。  
「どや、エロいやろ…んっ…」  
そのうえにメイド服という事もあり、ますます大きな膨らみを強調させていて、  
咲夜さん自身が自慢げに言うように、思わず赤面してしまうようなとてもエロチックな姿でした。  
「これで…ご奉仕させていただくで、ご主人様」  
「えっ、あの…うっ!!」  
ムニュッと敏感なアレが包まれ、強い心地良さを感じゆく…  
それは咲夜さんの晒した胸の感触でした。  
左右の膨らみで挟み包み込み、弾力ある柔らかな肌に、  
二人分のたっぷり塗り込んだ唾液が潤滑液となり僕のを擦りつけてくる。  
「わっ!これ…んっ!あはぁ!!」  
「どや…んっ…ええやろ?」  
「は、はい…うっ!」  
「さすが咲夜さん、見事なご奉仕ぶりですよ」  
クチュグチュっと、卑猥な水音を鳴らせ続ける咲夜さんの胸元…  
そこはまるでもう一つの口でくわえ込むようなんです。  
当然そんなことされて、感じる甘美な快感が高まらない筈がありません、  
激しい衝撃が下から沸き上がります!  
「咲夜…私もしたいけど…」  
「あら伊澄さん、前はあいてませんが、後ろは空いてますよ」  
「後ろ…」  
「ええ…つまり、ゴニョゴニョ」  
「…!?」  
ふと僕の気付かない内にハルさんに何か耳打ちされている伊澄さん、  
彼女はその内容に驚きポッと一気に赤面させてしまいます。  
そしてしばらくモジモジと何か考え込みながらに身体をくねらせていると、  
何かを決心したようで…咲夜さんの胸による快楽責めに翻弄されている僕の背後に  
こっそりと歩み寄っていきます…そして。  
「はぁ…はぁ…んあっ…にゃ!!」  
ビクンッと突然の襲撃に身を震わせる僕、  
それは前からの咲夜さんから与えられた感覚ではありません、背後の下から流れてきてます!  
そう…今も、なんとも言えない感覚が伝わってきてる!?  
「んっ…んくっ…」  
 
ペチャピチャ…と卑猥な音がそこからも、これが何の音かと言えば、  
実は伊澄さんがある場所を小さな舌先で丁寧に舐めている音なんです、  
しかも恥じらいつつも熱い視線でそこを見つめ、奥にまで舌先を入れていこうとしてるし…  
「あっあ…んあっ!!」  
「んっ…あっ…いかがですか、ハヤ…いえ、ご主人様」  
「い、伊澄さん…そ、そこ汚いですよ」  
なんとそこは僕のお尻の穴だったのです!  
うっ!あ…シワの隅々まで、んあっ!奥まで舌の感触が感じる!  
「はぁはぁ…ご主人様のなら平気ですから…んっ」  
こんな排泄するところまで嬉しそうに奉仕するなんて…咲夜さんの胸責めも合わさり、  
僕の中ではまた熱い物が生成されていき 沸き上がっていきます。  
頭の中も何度も白くフラッシュが起きてるし…だからもう時間の問題でした!  
「くっ!!も…もう…あぁっ!!」  
再び射精してしまうのは…そして爆発が起きます!この勃起させた先からおもいっきり!!  
ドビュッ!!ビュクゥゥゥッ!!と…放たれていきました。  
 
「んあ!んっ…ふあぁ…んくっ」  
するとその放たれた白濁の飛沫を、目の前で奉仕を続けていた少女は、  
大きく口を広げて口内にその飛沫を受け入れていくのです。  
「ん…もったいないやん…んくっ…」  
その少女の咲夜さんの舌や歯をはじめ口内は瞬く間にドロドロしたので染まらせていく、  
そして喉奥へと粘液を流れ込んでいき、ゴクッと飲み込みました。  
「あ…咲夜、ズルイ…」  
「おっとゴメンな、ウチだけ御馳走をいただくところやったわ…わけたるから口広げてみ」  
伊澄さんが文句を口にすると、咲夜さんはその伊澄さんに顔を近づけさせていく…  
そして咲夜さんの言った通りに口を広げると、彼女も口を広げて…  
そこへと飲み残し分の白濁の粘液を流し込むのです!  
「んんっ!!ん…これが…」  
「ウチらのご主人様の味やで」  
恍惚した表情で僕が出したのを口で味わうと…伊澄さんもゴクッと喉音を鳴らせ飲み込むのでした。  
「咲夜さんも伊澄さんも立派な奉仕ぷりですね、これはもう立派な雌奴隷…じゃなくてメイドですよ」  
「おおホンマか」  
「はい、私が保証します」  
……て、こういうので保証されるのってどうなんだろ?  
とはいえ咲夜さんも伊澄さんも満足げですし、これでいいのか?  
 
「では、私はこれで失礼しますね」  
するとハルさんは自分の役目が終わったからと、いち早く帰ろうとします…が。  
「ちょい待ち、せっかくやからパーフェクトメイドの奉仕を見せてくれへんか?」  
「はい?」  
ピシッと咲夜さんの頼みに硬直するハルさん、その顔はスッと青ざめていく…  
「あの…それってまさか…」  
「当然に本職やし、アナル舐め以上の奉仕ぶりが見せてくれるのやろな〜」  
「あれ以上にですか…」  
咲夜さんも伊澄さんも興味津々と輝いた瞳でハルさんを凝視する、  
その期待の視線に笑顔こそ保つもかなりうろたえてますよねアレは…  
「で、でもあの今日は危ない日でして…」  
「大丈夫、万が一の場合は養育費は別に出したるから」  
「そ、そういう問題じゃああ!!」  
この後にハルさんが強制発動イベントに屈服するのは時間の問題だった…かもしれません。  
 
 
 
「ところで〜私がまったくハブられているように感じるのだが?」  
あ…神父さんの事を忘れてた  
 
「ハヤテく〜ん…忘れているのはその人だけですかね?」  
……あれ?誰か何か言いましたっけ?  
 
【おしまい】  
 

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