「あっ、ああぁっ・・・・・・」  
 ハヤテ自身に膣を刺激され、歩がわずかに顔をしかめる。  
 ゆっくりと先端部分が抜けそうになるまで引くと、今度はずぶずぶと突き進んでいく。  
 歩の膣を往復する度、腰が自然にブルブルと震え、下腹部に熱いものがたまっていくのを感じる。彼女の肉壁が、これ以上はないというほどにハヤテを締めつけてくるのだ。  
「西沢さんの膣・・・すごく気持ちいいです」  
「んっ・・・・・・ハ、ハヤテ君・・・・・・」  
 耳を真っ赤にして恥ずかしそうに身体をよじる歩。そんな姿を見ていると、ハヤテの快感と情欲はますます高まっていく。  
「西沢さんっ・・・」  
「あっ・・・・・・は、入ってる・・・・・・あぁ、奥に・・・・・・」  
 今までよりも深く埋め込むと、先端が最深部に当たり、歩は大きく身体を震わせる。  
 同時に彼女の内部の肉が波打つように動き、ハヤテにしっかりとまとわりついてくると、精液を搾り取ろうとするかのように、執拗に締め上げてきた。  
 そのあまりの快感に、ハヤテは思わず出そうになった声を慌てて呑み込んだ。  
 おびただしい量の愛液が溢れ、ふたりの接合部を濡らしている。  
「んっ・・・・・・あぁっ・・・・・・ああっ、ハヤテ君っ・・・・・・わたし・・・ハヤテ君っ・・・とっ・・・こんな・・・ふうに・・・なれる・・・なんって・・・思わなかったっ・・・よっ。ほんとっ・・・夢のっ・・・中より・・・夢のようだようっ・・・」  
「夢っ・・・なんかじゃっ・・・ありませんっ・・・よっ。西沢さん」  
 緊張していた歩から少しずつ力が抜け、声は次第に甘い響きを含むようになってきた。ハヤテが腰を揺らす度に乳房が揺れ、乳首がツンと天井を向いている。まだ本当の意味での快感とはほど遠いだろうが、少しずつ感じ始めているもかもしれない。  
「んあっ・・・・・・わ、わたしの中が・・・・・・ハヤテ君で、・・・・・・いっぱい・・・・・・あぁっ」  
 歩の頬が上気してしっとりと艶めき始めている。  
 こんなに色っぽい表情を見るのは初めてだ。しかも、それが自分だけにしか見せない顔だと思うと、愛おしさが胸から溢れ出してしまいそうだった。  
「西沢さんっ、・・・愛しています。」  
 込み上げてくる想いをぶつけるように、ハヤテは一気に膣奥を突く。激しい音がするほどに腰を打ちつける度に、湿った淫らな音が周囲に響いた。  
「わたしも・・・・・・ハヤテくんを・・・・・・愛してるっ・・・・・・愛しすぎて、おかしくなっちゃいそう」  
 歩が呼吸をする度に、膣内がぎゅっぎゅっと締まる。ふたりの汗と体液でしっとりと濡れたシーツの上で、全身を紅潮させた歩がとろんとした瞳をハヤテに向けてきた。  
「ハヤテ君、・・・・・・どうしよう・・・・・・気持ちよく・・・・・・なっちゃうっ」  
「もっともっと・・・気持ちよくなって・・・いいんですよ」  
「うん・・・・・・わたし、わたし・・・・・・ああっ」  
 膣内が大きく震え、歩の声がだんだん高くなっていく。彼女の快感に震える表情と切なげな声が、必死に踏みとどまっていたハヤテをあっという間に追い込んでいく。  
「西沢さんっ、僕っ・・・」  
「ハヤテ君、・・・・・・わたしも・・・・・・はあぁっ・・・・・・あっ、あっ」  
 小刻みに膣内全体が痙攣し、ハヤテを強烈に締め上げる。ハヤテは最後の力を振り絞り、限界まで高まっていたモノで歩の最奥を貫いた。  
「ああぁっ・・・・・・んあっ・・・・・・あっ、あっ・・・・・あっ・・・ああぁっ」  
 歩の身体がビクビクと震えた瞬間、ハヤテは急いでモノを引き抜くと、欲望のままに歩の身体に射精した。あまりにも強い快感に目眩がするほどだ。放物線を描いて噴出した精液は、紅潮した歩の身体を汚していく。  
「西沢さん・・・」  
「・・・中にほしかった・・・・・・かな」  
 

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