私の名前は三千院ナギ…  
勉強大好きで運動だって積極的に行っていきたい、  
友達もたくさん作って遊びたい、だから当然に学校だって毎日かかさず行きたいと思っている。  
そんな良い子の『ナギ』だった、しかし皆は認めてくれない…  
「なんでだ…なんで!」  
 
「それは仕方ありませんよ、だってあなたはナギではありませんから」  
「わ、私だって三千院ナギだ!」  
 
キッと私は目の前のずっと私よりも背の高い大人の女を、下から睨みつつ見上げた。  
その女性は私の事を馬鹿にでもしてるかのように、冷ややかな笑顔を向けている…  
それがまた私を苛つかせるのをわかってる態度だと、彼女はわかってやってるようだった。  
ナギとして本当なら目の前の女性は、とっても大切な存在なのだろう、  
そして彼女も私は大事な人な筈なのに…  
そう…同じナギでも、凄まじく雲泥の差を付けた態度だった。  
「いえ、貴女はナギではありません…少なくても私の知っているナギとは」  
「何故だ!元は同じ存在だったというのに…そして私の方が優れてるのだぞ!」  
「ええそうですね、こういった現象はとても信じられない代物ですが、検査結果でDNAレベルで似てますとね…」  
いつの間にそんな科学的検査までしたのだろうか、  
だがそれなら尚更認めてくれてもいい筈だ、私こそ本物だと…  
「ですが、貴女はナギとして認めるわけにいきません、私のナギは引き篭もりな駄目なお嬢さまです」  
「おかしい…おかしいぞお前ら!何故に優れた方を排除しようとする!」  
「あら?排除なんてしませんよ、その気ならとっくに貴女という存在は消えてますしね」  
「うっ!」  
そ、そうだ…私はあの時、あの禍々しい力によって消されたかと思った、  
しかし気付けばここ…この薄暗いジメジメした牢獄の中に幽閉されていたのだ、  
しかもこの冷っとした湿気のある空気の中で、服を何も着せない全裸という格好でだ。  
手足には枷がはめられている、それもご丁寧にあの禍々しい力の篭った札付のな。  
こんな完全無防備じゃ、どんなに頭を働かせようが、逃げ出す算段はつかなかった。  
「な、なんで…それじゃなんで私は今も存在してるのだ」  
「それはですね…勿体無いからですよ」  
「何?あ…」  
 
ガチャッ…ムニッ  
 
「な、何をする!!ひゃあっ…」  
この女性は、檻の中に入ってくると、この身動きとれない私の身体を唐突に触りだしたのである。  
しかもまるで狙ったかのように、過敏な場所にだ…うっ!  
 
「あっ!やめ…何を…ん!!」  
「こんな風にちゃんとした肉体を持っているのですから、消すには惜しいというものです」  
「な、何が…」  
「だってナギって一応は病弱ですからね、今後何が起こるかわかりません…ならスペアが必要と思いませんか?」  
「スペアだと?」  
「はい、幾ら金を積み上げようと、拒絶反応なんて起こらない臓器なんて、そう簡単に入手できませんし」  
「!?」  
ゾクッ!背筋に凍えるくらいの寒気が走った…この女、そんな満面の笑みをうかべたままで、  
何て非道な事を口にするんだ!私の知っている彼女もどこか黒かったが、ここまで漆黒だったなんて…  
「漫画本編と小説版のキャラ設定が微妙に違ってるのは、よくある事ですよ」  
「そんな実も蓋もない事を言うな!」  
「それにですね…もう存在しない筈の人に人権なんてありませんから」  
「なっ!」  
「ナギは一人…それ以上は必要ありません、遺産相続とかでも色々と問題ありますしね」  
「私という存在を助けたのは…あくまでこの体…いや同一の肉体だけがが目当てなだけだというのか!」  
「はい、そうですよ」  
だ、断言した…しかもその言葉に、全く罪悪めいた感情は感じられない、  
固体としてはナギと同一だというのに、私を処分するのに躊躇いは全く感じられなかった。  
「ですから…少しそのお転婆な性格は邪魔なわけで」  
「!?」  
 
グニュッ!!  
 
「ひぎっ!な…何を…あがぁぁ!!!」  
胸に痛みが走る、この女…元々貧相で掴むような部分の無い胸を、  
強引に揉み掴み弄くったのだ、だから思わず悲鳴をあげてしまう  
それほどに鋭く強烈な痛みを感じていのだ。  
「ふふ…いい声ですね、やはり感度も同じみたいですね」  
「な、何を言って…あぁ!!」  
今度は指先で私の乳首を摘み、千切れるかというくらい引っ張り上げたのだ!  
そしてそのまま捻り回す…まるでこのまま本気で千切れてしまうかもという恐れが沸き立つ程に、  
女はただ微笑の顔のままで痛め続け…それはとっても冷ややかな表情だったよ。  
「うふふ、ナギにはとてもこんな痛々しいプレイできませんし、新鮮ですよね〜」  
「やめろ!やめろぉ!!痛い!痛いぃぃ!!」  
「その内、それが気持ち良くないますよ…いえ、そうならないと辛いですよ」  
「そんなの…あがぁ!!ひぃぃ!!!」  
女の指に力が篭る、だから潰されるかもという恐れと痛みが胸の先から頭へ走った!  
だが何も出来ない…このまったく手加減抜きの責めに、  
私の身体はただ悲鳴をあげていくしかないのだ…  
 
「この程度で悲鳴をあげて…まぁ私としてはいいBGMに聞こえますがね」  
「うぅ…何が目的だ、こんな事をして…」  
「扱い難い性格の矯正ですよ…万が一にも余計な思考をしないように、ふふ…ナギと同じ顔で心苦しいですがね」  
嘘だ…その表情はどうみても楽しそうにしか見えない!  
というか私を痛めつけて…どこかほんのり上気してるではないか!  
「まぁ、このまま少々立場を教え込ませてもらいますね…言い方を変えればお勉強ですよ」  
「ひあっ!!」  
そう言いつつ、女は私の股間に手を伸ばしていく…そして皮に包まれた秘所の突起を、  
無理矢理に指で引っ張り抓ってきたのだ!!  
この女体で一番過敏だという箇所を手加減せず乱暴に扱っていく!!  
「や…あがぁ…!!ひぃ!!!」  
「ほらほら、お好きなんでしょ…お勉強、ナギも知らない勉強を教えてあげますね」  
「や…やだ、そんなの知りたく…あがぁっ!!」  
 
グジュッ!!  
 
うっ!!つ、潰れる…その儚く脆そうな小さな豆粒が破裂してしまう、  
それ程に強く押し摘んでたのだ、だからまるで雷…  
いやそんな表現が生ぬるい程に激しい衝撃が頭に響かされていた。  
「あらあら…こんなに汗をかいて、淫らな感覚に火照ってきましたかね?」  
違う、これは脂汗だ…苦痛から全身から嫌な汗が滲んでいく、  
こんなので淫らな感覚なぞ感じるわけがないのだ、そうだ…見ろ私の苛められていた胸を!  
醜く赤く腫れている…そんな痕すら残っているというのに、こんなので淫らな気分になどなるか!  
「う〜ん、でもまだここの下の口は涎の量が足りませんよね」  
だから当たり前だって…こんなに痛めつけられて濡れるわけない、  
そういう嗜好の女も居るだろうが、幸い私はそんな卑しい性癖は無いのだ。  
「…まぁ、いいですか、そろそろ…」  
「!?」  
すると女は懐から小さな呼び鐘のようなのを取り出すと、それを甲高く響くように鳴らした…  
この薄暗い牢獄に響く鐘の音…すると闇の奥から足音が響いてくるではないか!  
「お呼びですかマリア様」  
「ええ、貴方達の出番が来たので呼んだのですよ」  
それは屈強な男達だった…彼らの事は知っている、この三千院のSP達だ!  
「こ、これはお嬢さま!」  
「いえ、これはナギではありません、私達の仕える主とは別人ですよ」  
「そ、そうなのですか?」  
SP達は私の容姿を見て激しく動揺してるみたいだ、  
当たり前だ…私だって三千院ナギなのだから!  
 
「そうです…だから遠慮なく頼んでいた事をお願いしますね」  
「はぁ…同じ顔というのは少々心痛みますが」  
「もし手加減なんてしたら…わかってますよね」  
「は、はい!」  
女の静かでそれでいて異様な迫力に、プロな筈のSP達は飲み込まれていた…  
そして彼らは連中同士で顔を見合い頷くと、唐突にズボンを下げ下半身を露出させたのだ!  
「なっ!」  
「おや〜色々と言ってた割りに皆さんすっかり勃たせてますね」  
「これが仕事ですから」  
そんな醜悪な代物を立たせて何が仕事なのか、  
とにかく連中は汚わらしいのを見せ付けるのだ。  
そんな物を見せて何を…ま、まさか!  
「では、私はどきますので…徹底的に犯してあげてくださいね」  
「な!何を…むぐぅぅ!!」  
私は非難しようとした、だがその前に女は布切れで猿轡し話す事を封じてしまう!  
「大人しく…なんて無理でしょうが、せいぜい楽しんで下さいね」  
「んぐぅぅぅぅ!!!」  
女は会釈すると離れていく、そして代わりにと男達が迫るのだ!  
や、やめろ…来るなぁぁぁ!!  
私は心で叫んだ、しかしそれで止まる筈がなく…奴らの手が伸びてきて身体を掴み、そして…  
「んぐぅ!!」  
 
ズ…ズブゥゥゥゥゥ───────!!!!  
 
「んぐぅぅぅぅぅぅ!!!!」  
あの醜悪の肉塊が挿し込まれていく、痛めつけられた秘部を拡げ、  
おぞましいのが入り込んでいくのだ…私の中に!!  
「んぐぅう!んんん〜〜〜!!!」  
「き、きついですね…これは」  
「ですが処女ではありませんし、大丈夫でしょう…その辺も同じでしょうから」  
「んんんん〜〜!!!!」  
そ、その通りだった…ナギと同一の体なのだから、  
元々がすでに捧げた後なら私も…しかし、この挿入されていくのは、  
普通のサイズでは無く、それでいて十分に潤ってない同士で、  
とてもとても男のは私の大事な銜え込む場所にはきつかったらしい…だから。  
「んんふぅう!!んぐぅぅぅぅ!!!」  
「うぅ…あえ?血が垂れてきましたが…」  
「これは裂けちゃったようですね、まだまだ濡らせ方が足りなかったのでしょうか?」  
痛い…中で大きなツゴツしたのに乱暴に擦られ、  
内部で裂けてしまったみたいだ…だから繋がったそこの隙間から、  
血が溢れ出してもいたみたいで…しかし。  
「でも、まぁかまいませんか…そのまま続けて下さい」  
「はぁ…よろしいので?」  
「それくらいなら別に影響ありませんし、それに…この悲鳴の響きがゾクゾクさせてくれますし」  
「んぐ!!んん〜〜!!!」  
女は私が苦しみ悶える様を冷酷に…そしてうっとりとした目線で見てた、  
SP達は少し心苦しいといった感じだったが、やはり女に逆らえないのか、  
一度ため息をつくと、再び挿入してきたのだ!  
 
グチュゥゥゥゥゥゥ!!!  
 
「んん!んぐぅぅぅっ!!!」  
「その調子ですよ、でもそういえば後ろが寂しそうですね…誰か入れてあげません?」  
女の指示にまた一人SPが迫ってくる、そして…あの股間の肉棒を見せつけて、  
あろう事か今度はお尻…排泄する場所に挿し込んでくるのだった!  
 
ズチュッ…ズブゥゥゥゥ!!  
 
「んぐぅぅぅぅ!!!んんん〜〜!!!」  
 
「後ろにズッポリ入っていきますね、そうだついでだから皆さん、他の使える場所を全部使ってあげてください」  
「うっ、あの…何だか泡をふいてるようですが…」  
「かまいません、別に精神はどうなってもかまいませんし…いっそ壊してあげてください」  
うぅぅ!!このままじゃお腹が破裂してしまいそう…それくらい圧迫感を感じてた、  
しかもそれで限界ギリギリだというのに、醜悪の肉塊を四方八方から近づけ…  
今度は口に、そして手にも掴まされて無理矢理に入れられ掴まされ、  
更に恥辱を与えられ続けていく!  
だからこそこんな事になって、私の精神がまともでいられる筈は無く…  
相次ぐ苦痛、そして恥辱に肉体だけでなく心も悲鳴をあげていく有様だ…  
「うぅぅ!マリア様…すみませんが、私…」  
「いいですよ出しても、当然中にね…ふふ」  
「ングゥゥゥゥゥ!!!」  
「貴重なスペアが増えるかもしれませんし」  
「んんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」  
 
ドクゥゥゥゥゥゥゥ!!!ビュクゥゥゥゥ!!  
 
うぅぅ!!あ、熱い…お腹の奥で激しい爆発を感じた、  
これはつまり出されてるのだ…あの禍々しい粘液を!  
とっても生臭く粘ったのを、じっくりと流し込まれていく!!  
あぁ…内から穢れていく、散々に痛めつけられて…辱められて、  
ついには男の欲望まで注がれてしまったのだ!  
「ふふ、真っ赤になってる肌が白く染まっていきますね…」  
「うぅぅ…」  
しかも膣の中だけでない、他の男達も続けて出していき…  
内側どころか外側までが汚れていく!  
畜生…生臭い悪臭で臭覚でも苦しめられつつ、私は意識を朦朧とさせていた。  
まるでこのまま意識が闇の中に堕ちてしまいそうと思える程に…しかし!  
「おっと、まだ意識を失わないでくださいねだって…」  
 
ヒュンビシィィ!!  
 
!!呆然と意識さえ混濁してる私の目の前に何か弾ける様な音がした、  
その正体を視覚で確認してゾクッと悪寒が走るだって…  
「まだまだ楽しませてください、従順な性格になるまでね…ふふ」  
あの女が悪魔の微笑をしたまま、禍々しい鞭を手に持ち振り上げてた!  
そして…それを思いっきり!!!  
 
バシィィィィィ!!!!  
 
「うきゃぁぁぁぁぁ────────!!!」  
あまりの激しい衝撃に、口にされた猿轡は取れてしまった、  
だから塞がれていた分も含めてのように甲高い私の悲鳴が、  
牢獄に大きく響き続けていくのだった。  
 
そしてその悲鳴と、激しい鞭が皮膚を叩く音はしばらく牢獄に響かせ続けていく…  
しかも今日だけでない、これからも…私という意思が壊れるまで、ずっと…  
 
::::::::::::::  
 
コンコン!ガチャッ!!  
 
「お嬢さま、マリアさんを知りませんか?」  
「ん?なんだ居ないのか?」  
「はい、だいぶ前から…もしかして買い物でしょうか?」  
ハヤテめ、この私でなくマリアに用があるというので、少しムッとなるのだが、  
いかんいかんそんな余裕の無さでは、またつい前のように  
心の隙を得体のしれない存在に突かれてしまう。  
にしても確かに昼過ぎの今までゲームしてて気付かなかったが、  
そういえば朝食の時に見てから後にマリアの姿を見てない気がする。  
こんなに長く姿を見せないとは確かに変かもしれん、  
これがクラウスなら一ヶ月や一年くらいなら気にならんが…  
「ま、まぁ…マリアの事だ、心配せずともその内帰ってくるだろ」  
「そうですね、マリアさんなら誘拐や迷子の心配なんてありませんし」  
「ハヤテ…今言った例には特定の人物をイメージしてなかったか?」  
「ま、まさか!」  
本当か〜と、疑いの眼差しで睨む私だが、ふと電撃的にある事実に気付く、  
待てよ…という事はだ、もしかして…  
「ハヤテ…クラウスはどうした?」  
「クラウスさんなら、また出掛けてますよ…かれこれ数日前から」  
「タマは?」  
「タマなら、最近お腹あたりが出てきたのを気にしてか、何だか走りこみにいってますが」  
「という事はだ…」  
ハヤテと二人っきりなのか!今…この一つ屋根の下で私達は!  
ドックン…まずい意識したら、急に胸が高鳴ってきたようだ。  
落ち着け落ち着くのだ三千院ナギ、ここは冷静に…  
ドックンドックン!!しかし意識すればする程に鼓動は激しくなっていく、  
胸から送り出された熱い血流は、たちまち身体を熱くさせていくようなのだ。  
そう、私は今猛烈に熱血して…じゃなくて興奮してる!  
 
ドックンドックンドックン!!  
 
って、何だか…いくら何でも激し過ぎないか?  
こんなに激しいと…段々頭までクラクラに…  
 
クラッ…  
 
「ほへ?あ…」  
「お嬢さま!!?」  
ガシッと突然にフラついて倒れそうになった私の身体を、地面に触れるより前にハヤテは抱き支えてくれた、  
この行為にもドキッとなるが、おかしい事に突然に全身が燃えるように火照っていくのを感じてたのだ。  
この感じ…意識してるだけにしては激し過ぎないか?目の前がクルクル回転さえしてるかのようだし…  
 
「だ、大丈夫ですか!」  
「んっ…ハヤテ、それが少し熱っぽくてな…」  
「もしかして風邪?」  
いや…違う、これは病気的な感覚じゃない…原因はわからんが、  
酷くその…もう一つ言えば疼くのだ、身体が熱くて疼き始めてる!?  
このように私を襲った異変はあまりにも突然で異常だったのである。  
「このままお嬢さまのベッドに連れていきます、後はお医者様を…」  
「いや、それはいい…」  
「ですが病気は早い内に対処しとかないと…」  
「いや、これは多分…病気じゃないと思うのだ」  
「え?」  
ハヤテは不可思議そうな顔をしてた、それはそうだ言ってる私もそんな感想なのだから、  
しかし自分の身体の事なのだからハッキリわかる…これは病じゃなくて薬では治らない、  
その…アレをするしか治せない代物なのだ、きっと…  
「病気じゃなかったら一体?」  
「ハヤテ…その、これを静めるにはだな…」  
「はい、何でも言ってください!お嬢さまをお救いする為なら何でもしますから!」  
「本当か?」  
「はい!」  
「そ、それじゃ…」  
私は体を抱き持ち上げられたまま、ソッと…ハヤテの顔の横へ口を近づき、  
とっても小さな声で囁いた…し、仕方あるまいだって…  
「えっ!?」  
こんな事を頼み込むのは、大声ではとっても恥ずかしい事なのだから。  
見ろ、ハヤテだって驚いてる…だが。  
「駄目かハヤテ…何だか段々疼きが大きくなって、狂ってしまいそうなのだが…んっ」  
「お嬢さま…」  
もうこっちもマトモでいるのに限度があった、何故こうなったのかはわからないが、  
このままじゃ本当にどうかなってしまいそうで、そう確信した時…  
この燃える体はギュッと暖かな腕により抱きしめられたのだった。  
当然ハヤテにな…  
「本当ですね…お嬢さまの小さい身体が凄く熱いです」  
「はぁはぁ…ハヤテ?」  
「こうしてると胸のドキドキが伝わってきますよ、どうやら本当にアレをするしかないみたいですね」  
するとハヤテの顔がゆっくりと迫ってくる、鼻同士がくっつきそうな程…そして、  
この私の唇にハヤテの唇がゆっくり優しく重なっていく。  
「ん…わかりました、僕でよろしければ相手になります…ご希望通りに」  
「う、うむ…そのなんだ、優しく…」  
「しますよ、お嬢さま」  
ニッコリと私に微笑むハヤテの表情に、私はまたドキッと鳴る、  
そして手馴れた手つきでハヤテは私の衣服を脱がせ、  
この裸体をベッドへと寝かせつけるのだ。  
 
そして生まれたまま同然の姿となった私の上に、ハヤテもまた同じく生まれたままの状態で被さってくる、  
恥ずかしい…でも、真に恥ずかしい時間はこれからだったのだ。  
 
クチュッ…チュッパ!  
 
「あ!あぁん!ひゃ!!あ…」  
「んっ…んん〜!!」  
「ふわぁ!!ば、馬鹿!そんな…あっ!乳首ばかり舐めるなよ〜!!」  
ハ、ハヤテの舌先が私の胸を丁寧に這っていく、このねっとりした先が触れると熱い…  
でもべっとりしたのが離れると冷やりとした跡になっていき、  
濡れ輝く唾液の道を作っていくのだ。  
そして中央まで這うと、このピンクの突起を舌先で舐め包ませて執拗に弄ってくる!  
「んん〜〜!!ん…美味しいさくらんぼですよ、お嬢さまのは」  
「ば、馬鹿…あんっ!恥ずかしい事を!あぁ!!」  
本当にとっても恥ずかしい…顔から火が出そうだ!  
でも気持ちいい…だってここは敏感な箇所なのだし、  
もっともハヤテの舌使いが上手いおかげでもあると思う。  
舌で舐めあげてない方も、指先で弄っていく…だから、余計に私はこの恥ずかしい快楽を貪らされていたのだ!  
デモハヤテの責めは、ここだけで終わらない…静かに次の責めるポイントに手を伸ばしてたのだから!  
「ん…ここが一番疼くのですよね、お嬢さま」  
 
クチュッ…グチュッ!!  
 
「ひゃん!!そ、そこは…ひゃぁ!!」  
下から一段と大きな衝撃を感じた、それはハヤテがある小さな突起を指で摘んだからだ。  
この股間の…普段は内に潜むようにある小さな粒を、摘み出すなんて…ん!  
「だ、駄目だ…そこは激しい…ひゃぁぁ!!!」  
「こんなに震えて…とっても感じてますね」  
「だ、だって…そこは敏感で…あっ!そんなに弄られたら…」  
絶妙な力加減で私の大事な豆を指で捻り弄るハヤテ、  
痛くないギリギリで引っ張り上げたり、指腹で転がすように擦ってきたりしてるのだ!  
だから翻弄されていく…意識が朦朧となってきてさえいるみたいだ!  
「ハヤテ…もう、そろそろ」  
「はい、了解しました…いい具合に濡れてきましたしね」  
「ば、馬鹿…んっ!」  
また私に優しくキスすると、ハヤテは股間を弄らせてた手を離し、  
今度は自分のそれを近づけてきたのだ。  
そう…この股間に大きく聳え立たせるのを見せつけて、迫ってきてる!!  
この私の漏らしたように、ぐっしょりになってるアソコにな!  
「では、力を抜いてて下さいね」  
「わ、わかった…」  
ついに来る、そう意識すると胸のドキドキが一段と高鳴って激しくなっていくようだった、  
そしてもう弄られていない筈なのに、私の股間も一段と内から蜜を溢れ出していくように思えた。  
「いきます…」  
「ん!あっ!あはぁ!!!」  
 
グチュッ!ズブゥゥゥゥ…!!  
 
「は、入ってくる!ハヤテのが私の中に…あぁ──!!」  
 
あの蜜が零れる下の口を拡げ、内部も思いっきり拡張して  
ハヤテのが入ってくる!一気に奥へと挿し込まれていく!!  
「ん!お嬢さまの中…やっぱりキツイですね、でも…」  
 
グチュッ!!  
 
「あんっ!あ…あはぁ!!」  
「何だか絡みつくようになりましたね、僕のを握ってるようですよ…うっ!あぁ!!」  
馬鹿!また何を恥ずかしい事を言ってるのだ、でも本当にそんな感じなのか?  
そして何より気持ちいいのかハヤテ、私で感じてくれてる?  
いつもながらの不安だった、自分でもこの体は幼い身だとわかってる、  
それで毎回不安なのだ…ハヤテがこれで満足してくれてるのかと。  
「う…あっ!凄い…」  
「ハヤテ…あっ!あはぁぁ!!」  
だけど、このハヤテの表情は決して演技では無い…  
だから嬉しい、私で気持ちいいって思ってくれてるのだから喜ばないわけないだろう。  
それで気分良くしてるのかもしれないな私自身が、  
その為なのか私の腰はゆっくりだが動かしてた。  
「お嬢さま!うっ!はぁ…」  
「わ、私も動くのは…そのはしたないかハヤテ?それとも下手だから…」  
「いえ、少々驚きましたが…その光栄です、お嬢さま自らが動いてくれるなんて…」  
「ハヤテ、んっ!んん〜〜〜!!」  
またキス、しかしさっきのと違い、舌を内で絡めるという  
深いキスだった…あっ!奥…当たって、持ち上がってる!!  
この時、私とハヤテは限界まで深く繋がっていたのだった。  
 
ジュブゥゥ!!グチュッ!ジュブゥゥ!!!  
 
卑しい淫らな水音が響く、それはもちろんに私とハヤテが交わる音であった、  
互いに腰を動かして深く擦り合わせて快楽を貪っていく!!  
もう頭が真っ白になるくらい、そしてどうにかなって狂いそうな程の快感を感じ続け、  
まるで獣のようにただ本能のまま身体を動かせ続けるのだ!  
そしてアレが来る…快楽の頂点が互いに訪れようとしてた!  
「そろそろ出しますよ、お嬢さま!」  
「ああぁ!そのまま中に!!あぁ!!」  
 
ビュクゥゥゥ!!ドクドクゥゥゥゥ!!!  
 
「あはぁぁぁぁぁ───────!!!」  
あぁ、熱い…中に激しいのを感じて、そして同時に私は…イってしまった。  
激しい快感の津波を身に受け、まるで意識が飲み込まれて沈み込むようだ…  
ほら胎内に入ってくるぞ…ハヤテのたっぷり濃いのが満ちていく。  
赤ちゃんの素がこんなに、ふふ…素敵だな。  
「はぁ…それで、おさまりましたかお嬢さま?」  
「うん…もう、お腹いっぱいだ…」  
「じゃあ、マリアさんが戻ってくる前に、事後処理をしておきましょうか」  
「う、うむ…そうだな」  
しばらく余韻を感じてから、互いに服を着直していく。  
 
もう…身体の疼きは完全に消えていた…  
こうして私は突然の性的な疼きをハヤテに解消してもらったのだった。  
「それにしても、突然あんな事を言い出しますから、またアレかと疑いましたよ」  
「アレ?はっ!私は本物だぞ!」  
「わかってますよ、もしお嬢さまが偽者の方なら、僕はこんな事をしませんから」  
「そ、そうか」  
ちなみアレとか偽者とかは、この間の私が二人になるという騒ぎの事だ。  
そういえばアレが肉体を失った後に、私の頭に居着いた時もあったよな、  
もし今も居着いてたら…どんな反応をしてたのやら。  
「まぁ…アレも『失格』とか言って爆裂とか電流を出る能力があったなら重宝してやったのだが」  
「なんですか、その監督が逃げたというので話題になったのに出てくる最近実体化した人は」  
そんな事を話しつつ、特に乱れた私のベッドを整えていく、すると!  
「おや、ハヤテくん今頃にナギの部屋の片付けですか?」  
「!?」  
「!!」  
その時、急に声を響かせたのはマリアだった。  
どうやら何時の間にか屋敷に戻ってきたようだな…もしかして危なかったのかも。  
「マリアさんこれはその…」  
「はぁ、またナギったら散らかしたのですね、あら…何か変な匂いが」  
「!?あ、あのな…そういえば、マリアは何処に行ってたのだ?随分と姿をくらましてたが」  
「私ですか?そうですね〜少し日頃の鬱憤を解消してたと言うべきですかね〜うふふ」  
「な、何か…マリア楽しそうだな」  
私とハヤテは顔を見合わせ、その妙な雰囲気のマリアの態度に首を傾げるのだった。  
 
それからも、マリアは度々に姿をくらませる事が多くなった、  
そして帰ってくるとスッキリしてる、よほど楽しい事をしてるのであろうか?  
正直気にはなっていた、しかし確かめようとはしないでいる、  
何故って?それは当然気になるし、本来は確かめたい…だが、ちょうどそんな時にだ。  
 
「お、お嬢さま、またですか!?」  
「う、うむ…」  
あの現象が起きてしまう、まるで何かと干渉し共鳴してるかのように、  
またまた欲情し燃え上がって来てるのだった、しかも日々卑しい感覚が増してるような気が…  
「だ、駄目か?」  
「別に僕はかまいませんが、またマリアさんも居ませんし」  
そんなわけで余計なのがいないから、あえて我慢する必要も無く、  
そのまま本能の欲求のままに、また交じり合うのだった。  
そしてそれは屋敷だけでなく…  
 
「お嬢さま、こんな学校でなんて…うっ!」  
「し、仕方ないだろうが…んあっ!だ、だって…我慢できんのだからな」  
 
外へと出かけた先や、何と学校でも、とにかく時と場所をかまわず発情してしまう時があり、  
隙を見て身体を静める為に交わっていたのだった。  
 
そしてそんな日々が続いたのだから、当然といえば当然の結果も待っているわけで…  
「お嬢さま、何もそんな体でわざわざ学校に行かなくても…」  
「少し前まではさんざん人に学校に行けと言ってたのはお前の方だぞハヤテ」  
「それはそうなのですが…その格好では」  
まぁ、ハヤテが抵抗を示すのも当然かもしれんな、  
実はだ私のお腹は見事に膨れ上がっていたのだ!  
避妊もしなく断続的に子種を身に受ければ当然だよな、  
この中には新しい命が宿っている…二人の愛の結晶が育ってたのさ。  
「ふ、堂々としてれば結構平気というものだぞハヤテ、意外に羨ましがられてる程だしな」  
「は、はぁ…本当ですか?」  
「現にマリアも何も言ってこないだろ?」  
「確かに、もうバレてないはずありませんしね」  
そう、こんな風に目立ってきたというのに、マリアは何も言わない、  
それどころか密かに妊婦の身を気にしてのと扱いを行っているかのように見える。  
……ふぅ、怒られると覚悟してたので、少々肩透かしだったかな?  
 
だが私は知らなかった、そのマリアが…  
「うふふ、随分とタイミングがよろしいですね〜まさか揃って大きなお腹になってしまうとは」  
「あんっ!あぁぁ!!…んあ!あぁ!!!」  
「ほら、お似合いですよ、あっちこっち素敵なピアスで飾られて…」  
「はぁはぁ…あぁ…」  
「もう人語は忘れてしまいましたかね〜ふふ」  
屋敷の某所で密かにペットを飼って躾に夢中になっていたとはな…  
この幸せ絶頂の私には知る由もなかったのだった。  
 
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「…とまぁ、その辺を期待してあの事件の後日談を取材に来たのだが、どうだね実際?」  
「って、お前の妄想オチかよ!」  
「そんな事あるわけないじゃないですか!」  
 
私、朝風理沙は失った莫大な動画を補うかのごとく、今日もネタ動画を求めていた、  
そんなわけでこのネタの宝庫といえる三千院の屋敷に訪れていたのであった。  
しかし、ふむ〜こうあっさりとは期待通りにはいかなかったか、  
まったく残念残念、すると…この人ならやりかねたいと思ってた人が、  
帰ろうとする私に声をかけてきたのだった。  
「あの〜朝風さん、貴女の中で私はどんなキャラになってるのでしょうか?」  
「え?それはやはりイメージ通りというか…」  
「…少し頭を冷やしましょうか?」  
 
 
 
「ゴメンなさいゴメンなさい…」  
「ほえ〜理沙ちんどうしちゃったの?」  
「わからん、三千院の屋敷から帰ってきてから、ずっとあの調子だ」  
「もうそんな事はもうしません…貴女様はピチピチです〜!!」  
「な、なんだか凄く怖い目にあったみたいだよね…」  
「悪魔…いや魔王とでもあったのかもね」  
 
【おしまい】  
 

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