ここは俺の…橘ワタルの自室である、わけあって今この部屋には俺の婚約者であるナギが来ていた  
婚約といっても親同士が勝手に決めた事で、俺らは互いに結婚する気はさらさら無い、まぁいえば悪友て感じの関係だ  
そして…今、俺達はある問題で悩みもがいていたのだった、ナギは何度もあの執事の名前を呟いている  
「ハヤテの馬鹿…ハヤテの…」  
この間の伊澄が執事に抱きついたという一件について、その真意を確認する為に俺達は伊澄に会いに行ったのだが  
そこで見たのは信じられないような光景だった、更にナギのいらん事を言うから、あの執事が伊澄と  
一つ屋根の下で暮らす事になって…しかもナギは家出して俺の家に泊まるといってるし…なんでこうなるのやら  
そんな中で、突如ナギはフラッと体を崩したのである  
「すまん…なんだかちょっと眠い…」  
「お、おい!?」  
どうやら俺と同じくナギも昨夜あまり寝ていないようで、ほんの少しの気の緩みで睡魔に襲われてしまったようだった  
ナギは俺の布団の上に倒れるように横になって、そのまま熟睡してしまった  
「スー…スー…っ」  
「まったく…ひとの布団を勝手に占拠するなよな〜…」  
まったくこの我侭女は、勝手に俺の領域を侵しまくりやがって…これが本当に日本どころか世界に名を轟かせてる  
あの三千院家の跡取娘というのだから世も末だ…そんな悪評を俺が考えてるとも知らずに、よだれを垂らして  
女として、みっともない顔でナギは、気持ちよさそうに寝てるのだった…  
「その点、伊澄は全然違うよな!」  
俺はその自分の恋する運命の女性を思い浮かべる、可憐で上品で優しいまさにお嬢様と呼ぶに相応しいその女性の姿を…  
つい先に自分以外の男性と抱き合っていた女性の姿を…  
「うわあああああああ!!!!ま…また、思い出してしまった…」  
高まったテンションは一気に下がっていく…あれは嘘だと幻だと思いたかったのに…  
あのショッキングな光景が、俺の眼に焼きついて離れない…物凄く動揺してるな俺…  
「くそっ…散々だな今日は…て、えええっ!!?」  
 
だがそんな俺の目の前に更なる衝撃な光景が、待ち構えていたのだった、思わず視線を反らしてしまう  
どうしてかというと、ナギのスカートが寝返りした拍子に少しめくれて、中から白い女の下着が…  
純白のパンティーが見えてしまってたのだった  
「な…なななな…!?」  
別の意味で動揺する、これでも年頃の男だからな…こんな奴の下着といえどやっぱ女なわけだし…  
情けながら見たら駄目だと思っているのに、思わずチラチラと振り返ってそこを見てしまう俺がいた  
「う〜ん…んっ…」  
「…っ!!?」  
そんな感じで心臓が破れるかと思う程に、鼓動が激しくドキドキしているというのに、こいつときたら…  
また寝返りして今度はその白いのが、モロに見えるくらいにスカートをめくり上げさせていたのだった  
「おいおい…いくら何でもできすぎてないか、この展開!?…俺はエロゲーの主人公か?」  
なんで未成年の俺が、そんな事を知ってるのかは置いておくとして…  
「おーいナギ…、まさか本当は起きてて、俺をからかっているわけじゃないだろうな?」  
でも返ってくるのは寝息の音だけだった…やっぱり本当に寝てるだけか…そう思っていたはずだが、  
俺の頭の思考は、何者かによって変な選択肢を選ばれたかのように…なぜか悪戯めいた考えが働きだしたのだ  
少しずつその離れていた距離を縮めていく…足音をたてないくらいに少しずつ…俺は眠るナギに近づいていく  
そして息を呑む、その露出したナギの…女の股間を覆う布地を凝視し、手を伸ばすのであった  
「本当に…寝てるんだよな…」  
「スー…スー…っ…あ…んっ」  
するとナギの寝息に甘い響きが含まれた…俺はその布地を指でなぞったのだった…  
その股間の丘をツゥーっと…割れ目の窪みを中心に…荒い息つかいをさせながらに  
「ひゃ…あっ…んっ…」  
そこを弄っていくと、ナギのその口から甘い声が漏れてくる…普段は見せないような表情をさせながらに  
見れば頬がピンク色になってきていた…これは感じているのだろうか、ちなみに俺の顔は火がついたかのように熱くなり  
真っ赤になっていた…俺は、そのまま指を動かして更にその部分を弄っていく…  
チャプッ…すると布地が湿ってきて…いや濡れてきているのがわかった  
「すげぇ…女のここって、こうなるのか…」  
 
荒い息使いをしながら、俺はさらに何度も指を動かしながらそこを弄る…水分を吸った布地の面積が広がっていく  
そしてその内側が透き通っていくようだった…純白のそれはピンク気味の肌色へと変わっていく  
「あ…あぁ…だめぇ…あぁ…」  
ドキッ!その漏れてくる言葉に心臓の鼓動が一気に高まった…でもそれは寝言だったようだ、驚かせやがって…  
俺は次に、そのままナギの下着を…パンティーと呼ばれる布地を掴み下ろしていく…すると俺の前に、女の…  
股間の割れ目が出てきた…そこは薄っすらと開いて、そして濡れているそのピンクの内側を見せている…まるで  
何かを入れてくれと言ってるように…俺の鼓動は更に高まりそして…股間の物も固く起たせていたのだった…  
「で…でも、それは流石にマズイよな…」  
「う…ん…だめだってば…ハヤ…テ…そこは…あんっ」  
「!?」  
そのナギが漏らした一言が…俺の理性を振り絞って抑制しようとした欲情へ、嫉妬という名の感情が支援をしたようだ  
俺はその本能のままに股間のをズボンから取り出し、ナギのその股間の穴に当てる…そして一気に挿入してやった  
「あぁうぅ!!?」  
その身を震わし、挿入感を感じているナギ…思ったよりすんなり挿入できていた…もしかしたらナギはすでに、  
あの執事と…そう思うと俺は躊躇する事なく、未だに眠るナギの体を使わせてもらう事にする  
腰を動かし、その初めての女とのエッチの快楽を…ナギの体で楽しむ事にしたのだった  
「はぁはぁ…スゲェ…エッチてこんなに気持ち良いものだったんだ」  
俺はそのまま股間のをナギのその穴の中へと埋没させていく…熱くてヌルヌルして締めてくるそこに…  
「うあっ…あぁ…あんっ…」  
ナギも更に気持ちよさそうな表情をし、息を荒げながら顔を上気させていた…多分俺と同じように感じているのだろうか  
「はぁはぁ…うっ…はぁ!」  
寝たままのそのナギの中の感触を味わっていく…何度も挿入を繰り返していきながらに  
その繋がったとこは中から溢れてくる液体でびちょびちょに濡れていた…腰を使って奥へと叩きつけるようにすると  
エッチな水音が部屋中に鳴り響いていく…その時だった  
「あ…あん…あぁ…き、気持ちいい…ハヤ…えっ?」  
 
ようやくナギは目覚めたのであった…よくここまでされて寝られていたものだな  
「え?え?…これは一体…あんっ!…えっ?えぇぇ!???」  
困惑するナギにかまわず、俺は腰を動かして更に犯していく…突然の事態に把握できすに戸惑うナギ  
快感が体の中を駆け巡っていくという状態に戸惑いながら…でもその頭で徐々に理解してきたらしい  
「な…何を…あっ!…やっているんだ…ワタル…あぁぁっ!!」  
怒っているのか、感じて喜んでいるのか、困っているのかよくわからない表情で、たどたどしく文句を漏らしてる  
「はぁはぁ…お前が悪いんだよ!誘惑してきやがって…」  
「な、何の話を…あんっ!…あっ…あぁぁっ!!」  
もはやこの状態でまともに言葉を交わす事は不可能だったようだ…そして俺は…  
「な…なんか…込み上がってくる…なんか出そうだ!!」  
「えっ!?あんっ…まさか…馬鹿!出すな…!!」  
ナギは必死に嫌がっている…だけどもうこっちは限界だった  
「あぁ…だめ…あぅ…イ…イっちゃう…あぁぁ〜〜〜っ!!!」  
「俺も…もうっ!うわぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」  
ドグゥッ…ドクドク…俺はそのまま、ナギの中で込みあがってきたのを出すのだった…おしっこではないその液体を…  
「熱っ…あぁ…ワタルのが……まだ入って……あぁぁ…」  
そして俺らは互いにイってしまったのである…  
 
「すまんナギ…俺…つい」  
ようやく我に返った俺は、その後ろを向いてこちらと視線を合わそうとしないナギに謝る  
「うっさい馬鹿…!寝てる女を襲うなんて…変態!」  
う…何も反論できない、確かにどうかしてたからな俺…ここは文句言われるだけ言われるしかないか  
「まったく…あんな貧相な物を私の中に入れるなんて…」  
「何ぃ!あ…あんなに俺ので感じておいて…言う言葉かよそれ!!」  
 
だが前言撤回、やはりこいつは、少し言い過ぎだと思うぞ  
「うっさいうっさい、お前の貧相のなんかで感じるわけないだろう!あれはハヤテのだと思っていたからだ…」  
「俺だって…伊澄とやってると脳内変換してやってたんだ!そうじゃなきゃ誰がお前となんか…」  
「何んだと!まぁそうだよな脳内妄想でもないと…実際に伊澄がお前を相手にする事なんてないだろうし」  
「何ぃぃ…ふん、そっちこそ…今頃その執事はお前とじゃない誰かさんと…」  
売り言葉に買い言葉…そんな言い争いの中で俺が最後に行った一言は、俺らにとって今は想像したくない  
シーンを思い描いてしまった…一気に沈静化する俺ら…  
「えっとなんだ…ごめん…」  
「気にするな…野良犬に噛まれたとでも思っておく…でも二度目は許さんからな!」  
凄い形相で睨まれてしまい、とりあえず首を縦に振るしかなかったのは言うまでもないだろ…  
 
でも…女とのエッチてあんなに気持ちいいものだったのか…あのナギがあんなに可愛く変化したし…  
しばらく俺の家で寝泊りする事になるナギ…はたして俺の一度切れた理性の糸がこの後にもつのだろうか…  
 
【おわり?】  
 
 
 
 
 
 
「と言う夢を見ちゃいましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」  
「うきゃぁ!!?何ですか一体??」  
突然の太ったメガネをかけた裸の男性の来店に驚いてしまう私ことサキです、するとその横から一人の少女が現れました  
「ウチの用意した夢落ち屋さんです、これで反発されそうなカップリングやヤバイネタも安心やで」  
「さ、咲夜お嬢様??というより…これ某エロ同人誌のオチだし余計にヤバイのでは…」  
というか…先までのはこの人が見た夢ですか?と突っ込みたい私でした…すると誰かに後ろから肩を叩かれて振り返ると  
「ひっ!?」  
「貴嶋サキ殿…言ったはずですな、もしもの場合は…」  
それはあのナギお嬢様の引き連れていたSPの皆さんでした  
「え?え?あの…夢オチなんですよね…え?」  
「人生そううまくいかへんのやな〜これが…」  
…説明になってませんよそれ…  
「では一緒に行きましょうか、何心配めさるなドジな貴女でもできるお仕事をしてもらいますので…肉便器という仕事ですが」  
「え?え?え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!?なんでぇぇ〜〜〜〜!!!?」  
そのまま大男の人に担がれて連れて行かれます…どうなっちゃうのでしょう私!???  
 
「…というわけで、哀れなメイドさんはこの後屈強な男達に穴という穴を埋められ出されていくのですが、それはまた別の話や」  
「そんないい加減なオチでいいのか?おい」  
「サ、サキーーー!!」  
 
という夢をみましたじゃいけませんか?うぅぅ…  
 
【本当におわり】  
 

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