人間というのはつくづく強欲だね〜  
そう呟いたのは、ほんの一時間ほど前の頃だっけ、  
同じ事をまた私は心の中で呟いてたのでした。  
『感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな』  
いやいや、教わってない教わってない、というか誰?  
思わず関係のない言葉まで思い出してしまっていたけども…  
公園でハヤテ君からホワイトデーの贈り物をもらった時にね、  
実は私はまたふと…その求めてしまってたのでした。  
 
「ねぇ、ハヤテ君…もうひとつお願い事をしてもいいかな?」  
「もうひとつですか?」  
「うん、あのね…あのね…」  
少し間を置く、だって…とっても恥ずかしいお願いだから、でもいいよね特別な日だし…  
きっと変な子だって思われるだろうけど、でもこの高ぶってきた気持ちが静めれないから…  
今だけだよこの勇気を振り絞れるのは、だから…!  
「抱いてください…今ここで」  
 
 
時計の短針は6の文字から離れようとし、夕暮れの空は暗みを帯びてきた公園の茂みの中、  
私は…一本の木に背でもたれて荒く息をしてました、だって…  
「ん…あっ!そこ…あっ!!」  
この股のアソコに、とっても甘美な痺れるような強い刺激を感じてたから!んんっ!  
「ハ、ハヤテ君…そ、そんなに…ん!!されたら恥ずかしいよぉ!あぁっ!!」  
「んんっ!ん…ふぅ、いえ…こういうのはたっぷり濡らしときませんとね」  
「だ、だからって…あっ!ひゃん!!」  
喋る為に一旦休むも、すぐに動きを再開されちゃって、  
また私も含め満足に話す事もできなくなってしまうの、  
ハヤテ君の舌が私の大事なとこを…アソコをペロペロって舐めてるから!!  
そう舐められてる、こんな人気が無くなってるとはいえ公園の中で、  
下半身を外気に晒して、好きな男の子に見られて舐められちゃってる。  
本当に凄い事をしてるよね私達って、それでかな?  
元々とっても恥ずかしく感じてるせいかもしれないけれども、  
ただでさえ敏感なとこだけど、もっと敏感に感じちゃってるよ!!  
何だか意識が朦朧としてきちゃったかも…視界だってぼやけてきているし、  
すると…  
 
カリッ  
 
「はぅ!あ…」  
強烈なのを感じちゃった、それはまるで雷でも落ちてきたような衝撃でした。  
「すみません強く噛み過ぎたですか?」  
「う、ううん…大丈夫、痛くないから…んっ!」  
それはかなり衝撃的で…でも決して痛くない優しい刺激だったの、  
ハヤテ君にクリちゃんを甘く噛まれちゃったよ…だからとっても感じちゃった。  
そうなったせいもあってか、私のアソコはすっかり濡れてドロドロになってきていたの、  
ハヤテ君の唾液…だけじゃないよね、私のここから出てきたエッチな水が溢れてきたせいでかも。  
まるでお漏らししちゃったみたいになってたよ。  
 
そうなってから、ハヤテ君は顔をそこから離して…同じ目線にまで顔を迫らせます、  
そして囁くの…いよいよしちゃうって事を!  
「じゃあ、バックからしましょうか?」  
「あ、ハヤテ君…その…」  
心臓が破裂しちゃいそう、バクバク高鳴ってる…  
でも言わなきゃ、だって…  
「ハヤテ君の顔を見ていたいから…このまま」  
あぅ、本当に何だかとっても恥ずかしいよ〜  
こんな事をお願いするなんて…でもハヤテ君は微笑んでくれてました。  
「はい、わかりました」  
すると優しく、それでいて力強く私を抱きかかえるハヤテ君、そしてそのまま…  
「いきますよ西沢さん」  
「うん…んん!!」  
 
グチュッ…ズブゥゥゥゥ!!!  
 
「くぁっ!あっ…あはぁ!!!」  
そのまま滑る様に深く挿入されちゃっていく!  
わ、私の中にハヤテ君のが入っていくよ!  
たっぷり濡らしたせいなのかな…特に抵抗なく奥まで入り込んできてる!  
「ん…どうですか?キツクありません?」  
「う、うん…平気だから…ん!!」  
実のとこ…アレが破けちゃったからかな、ズキッと痛みが走っていたよ、でも…  
ハヤテ君と一つになれたんだって事が何より嬉しいから、この程度の痛みくらい我慢できるよ。  
むしろ嬉しい…ちゃんとあげれたんだって証拠だから、  
女の子の大切なのを…好きな人に捧げれてたんだって。  
ほら、お腹の中で擦れてる、ハヤテ君のが私のに…ん!  
何だか一番奥まで突かれちゃってるみたい、凄いよぉ!!  
 
グチュッズブゥゥ!!  
 
「あっ!あんっ!ハ、ハヤテくぅん!!!」  
一回の中での往復だけでどうにかなっちゃいそうでした、  
激しいの…そう私ってイっちゃてるよ、  
普通にこうして繋がってるだけでも軽くイキまくってるみたいかな。  
「西沢さんの中…温かくてギュッて締めてきてますよ」  
「恥ずかしい事言っちゃやだ…あ!でも…あぁ、もっと!」  
「あの、外だからあまり大声出すと…」  
その重大な事を思わず忘れちゃうくらい、心酔されちゃっていく…  
何も考えれない、痛いけど…気持ちいい…嬉しいの!  
あぁ、何だか溶けちゃいそう…身も心も…  
「ハ、ハヤテ…君…私、もう!」  
「はぁはぁ…もしかしてイキそうなんですか?」  
「うん…あ!大きいの…何かきちゃう…あぁ!!」  
そんな甘美な感覚の中、巨大な波が押し寄せてくるのを感じていく…  
あぁ…今度は激しくイカされちゃうんだ。  
どうなっちゃうんだろ…何だか怖い、でも…期待しちゃうかな?  
「うっ…僕もそろそろ、ちゃんと外に出しますから安心して下さいね」  
「え!あっ!!」  
「西沢さん?」  
「お願い、このまま中で…あぁぁ!!!」  
ギュッとハヤテ君を抱きしめたの、離れたくない…抜かれたくないから、  
本当はイケナイ事だけども最後までちゃんろしてほしかったから。  
 
多分今日は平気だろうし…だからそのハヤテ君のをちゃんと中に感じたかった。  
「わかりました…じゃあ、いきますよ西沢さん」  
「うん…ん!あ!イク…イっちゃうぅぅ!!あぁぁっ!!!」  
 
ドクゥゥゥゥゥ!!!  
 
そして…ついにきちゃった、このとっても熱いのが体の奥で感じて、  
私は一気に弾けちゃったよ!  
出されちゃった、中に…ハヤテ君の熱いの感じちゃってる。  
さっきは平気な頃だからと思ってたけど…今思えば惜しいかも、  
だってこのお腹に響く量…もし危ない日なら確実にできちゃってたし…  
そんな余裕な事さえ思いつつ、私は幸せに果てたのでした…  
今年は最高のホワイトデーだったかな。  
 
「ん…ハヤテ君の、まだ感じてる…」  
ハヤテ君と別れて家へと帰っていく中でも、  
私はお腹の中の感触にさっきの余韻を堪能してたんだ。  
ちょっとフラフラになった危なげな足元だけおdゆっくり前に進みながらにね。  
「ねぇ、ママ、あのお姉ちゃん不気味に笑ってるよ〜」  
「見ちゃいけません」  
「それに…いい大人なのにお漏らししてるし〜」  
「へ!?」  
「だ、だから見ちゃいけませんってば!」  
そのどっかの生意気そうな子供の指摘に驚きつつ、自分の下を見ると、  
私の歩いてきた道には、股から垂れ落ちた水滴の跡がついてました…  
こ、これは…は、恥ずかしいかなぁぁぁ!!!  
 
落ちた雫は、私のとハヤテ君のが混ざり合ったものでした。  
 
:::::::::  
 
「あれだけしてもらってて…お礼はクッキー一つですまそうって気なんだ?」  
「え!?い…!!いや!?そ!!そんなつもりじゃ…」  
ホワイトデーの今日は、もうただ疲れる日で終わったのかと思ってた、  
このまま後は家に帰って寝るだけだって、  
でも…そんな私の前に彼が現れた。  
別にチョコを渡さなかったのだからくれる必要のないのに…だけども、  
本心では私が欲しかったのを手に持ってきて…渡してくれたのよ。  
まったく私の気持ちも知らずに、また掻き乱す事をしちゃって、  
余計に…好きになっちゃうじゃない。  
だからふと困らせようと意地悪を口にしたの、すると…  
「くすっ、じょうだ…」  
「は!そうか…ヒナギクさんもアレを望みなんですか?」  
「へ?」  
この時、彼は予想外の行動をとりだしたの!  
ニコッと謎めいた微笑をし、悪い予感が走ったわ、  
でもそれから逃れるには遅かったみたい、  
ハヤテ君の腕は瞬時にギュッと力強く私の身体を抱きしめたのよ!  
「きゃっ!え?えぇぇ!?」  
う、嘘…しかもこの体勢って…え!えええぇぇ!!?  
「ば、馬鹿!何をするの!いきなりこんな…しかもこんな外で!」  
「え?これが望みじゃなかったのですか?」  
「そんなの望むわけ…あっ!」  
 
彼の手の動きから、それがただ抱きしめるだけに収まらないのは理解できました、  
これはそう…いつかのようにエッチな流れになってる!?  
しちゃうの?ねぇ…こんな場所で!!  
心臓がドキドキし始めていく…突然の事に頭が対処できないみたい、  
顔だって上気して熱くなっているみたいだし…  
このままじゃ私…また以前みたいに流されるかも!  
ふとそんな予感を感じつつも、勝手に全身の力が抜けていく…  
でもそんな状況で唐突にある事が気になったの。  
「ん?ねぇ…ヒナギクさんも…もって言ったわよね、もしかして…あの子に!」  
「え゙っ」  
『も』それはつまり歩に、クッキーを渡した後にそのまま同じ事をしてしまったという事、  
つまりやっちゃったて事よね!!  
「え…えっと、それはですね…」  
この煮えきれない態度…そうなのね!そうなんだ…  
う〜ん、なんだろう妙な気持ちが胸から湧き上がってきてる気がするわ、  
これって何?黒く熱いこの感じ…怒りなんかじゃない別の感情は?  
「いいわ…する」  
「え?」  
「だから私もするって言ったの!まさかここで止めるつもりじゃないでしょうね!」  
「は、はい!」  
思わず叫んじゃった、恥ずかしげも無く…、  
でもそんな行動をとらざる得なかったのよ、この今の気持ちだと…  
にしても本当…いくら勢いで言っちゃったとはいえ、このままするなんて…言ってから後悔したわ、  
それは後に引けない気持ちもあるけれども…それより問題は、この場所!  
今居るのは外なのよ…しかもこんな往来の道端で!  
それにこの格好、ランニングした後だし汗の臭いだって染み付いちゃってるわ。  
だけど彼は、そんなの関係なく始めちゃったのよ、あの淫らな…恥ずかしい事をね。  
 
クチュッ…  
 
「ん…あっ!本当に繋がっちゃてる…あ!」  
「ヒ、ヒナギクさん…ん!」  
 
グチュッジュブゥゥゥ…  
 
卑猥な音が体の中から頭に響いてきてる…  
いつからだろう?すっかり濡れてた…私の大事なとこは十分にぐっしょりだったわ。  
「んっ!んん〜〜!あ…」  
「後ろ向いてもらいませんか?そう…では!」  
「あっ!あんっ!!!」  
野外だからズボンを少し下着と一緒に下ろし、その隙間からアレを入れてきてる…  
だけども後ろからなんて恥ずかし過ぎ…まるで動物の交尾みたいだし、  
でもこの姿勢が一番周りに隠してのエッチができる形だったから仕方ないわ。  
多分、周囲の目には見られても男の人が後ろから抱きついて、  
彼女に甘えてきてるカップルの光景に見えてる…と思うの。  
 
ラブラブカップルに見えてる?そう思ったら別の意味でドキドキしてきちゃったかも…  
んっ、あっ!敏感なと擦って当たってきてる、アソコに…彼のが…  
 
クチュッ!!  
 
「ひあぁ!!」  
奥に…きちゃった!!あぁ…くる、全部入ってきてる!!  
私の大切なとこに、また入って満たしてきちゃった…駄目、  
理性が消えていく…身体が快感に反応して勝手に動いちゃう!  
「んん〜〜!!あぁ!!あはぁぁ!!!」  
「ヒ、ヒナギクさん…その、あんまり悶えられるとその…人が来たら!んんっ!!」  
「わかってるわよ!でも…しょうがないじゃない…んあっ!」  
こんなに激しく動かされてきちゃったら、感じ過ぎちゃって…んっ!  
とてもジッとなんてできないんだから、声だって我慢できないし…  
「あはぁ!!あぁ…ん!!!」  
こんな外なのに、私…私は!!  
い、幾ら今は誰も居ないからって…  
 
「大丈夫?お姉ちゃん?」  
「へ?」  
 
ドックン!!ふと聞き覚えの無い声が聞こえて、  
心臓が飛び出すんじゃないと思うほど高鳴ったわ、  
いつの間にか目の前の視界に、誰か知らない人が映ってたの!  
「なんか苦しそうだけど…」  
「べ、別に平気よ、うん」  
それは小さい女の子だったわ、どうやらたまたま自分の家の前に出てきたみたい!  
そして見ちゃったのよ、この男の人に抱きつかれて悶えてる私を!  
純粋な子供の視線が痛い…きっと純粋に心配してるんだわ、  
本当は凄く卑しい事をしてるというのに…  
ちなみに背後のハヤテ君もかなり動揺してるみたい、  
心臓の音がこっちにまで響いてきてたし…  
「だ、大丈夫だから、ね!放っておいてくれないかしら…あ…」  
「そ、そう?」  
「く、くれぐれもお母さんには言っちゃ駄目ですからね」  
ここでやっとハヤテ君も誤魔化す為の台詞を言ってくれたわ、  
目の前の女の子は納得できないような、不思議そうな表情をしてたけども…  
そのまま自分の家の中へと入っていったの。  
これでようやく外に誰も居なくなったわ。  
「もお〜〜ハヤテ君!!!」  
だから、ここぞと死ぬ程に恥ずかしい目に合わせてくれた彼を睨んだの!  
違うか…今もって現在進行中なんだっけ、恥ずかしい事は…  
「じ、じゃあ、これで終わらせましょうか?」  
「え!でも私まだ…」  
ドックンと胸が鳴る、そういう意味で言ったわけじゃないのに…  
だって私…まだ一度もイってないし。  
するとしてやったりな感じで微笑むハヤテ君、しまった…  
「では、ペースアップしましょうか、いつまた誰かが声をかけてくるかわかりませんし」  
「え…きゃっ!あっ!そんな…あぁぁ!!!」  
 
ズブゥゥゥゥ!グチュッ!!ボコッ!!  
 
激しい衝撃が中に響いてくる!  
それはハヤテ君のが凄い勢いで出し入れしてきて、  
膣の中を掻き回してきたからでした…あぁ!こんなの激しい…!!  
 
「あ!あはぁ!!お腹…壊れちゃう!!」  
「大丈夫…んっ!ヒナギクさんのはこの程度で壊れませんよ」  
「そ、そんな…自信たっぷりに言われても…」  
「じゃあ、ゆっくりしましょうか?」  
「だ、駄目!!あ…」  
矛盾した事を言ってるわ…私、どうやら本格的に頭が働かなくなってきたみたい。  
こんなに感じすぎちゃってるから当然よね、意識が混濁してきてもいるし…  
「あっ!こんなに…されたら…あ!も、もう…」  
そして激しい性交の果てに、アレの到達も近づいてきてたわ…  
イっちゃう、イカされちゃう!!  
「はぁはぁ…僕もそろそろ、このままいいですか?」  
「あん!あ…でも今日は…その…」  
「え?何ですか?」  
「……何でもないわ、いいわよ…このまま出しても」  
少し間を置いてから返事する私、どうしてかしら、  
実は…本当はマズいのに、でも欲しいの…  
それでもハヤテ君のを、この中で感じたい…  
例えどうなっちゃてもいいから…頭の働きが鈍ったからか、  
またそんな安易な考えを私はしてたの…でも  
「あ!い、いきます…うっ!!」  
 
ドクゥゥゥゥ!!!  
 
「あぁぁぁぁ──────────!!!」  
この時の私は、そう…もうどうなっちゃても良かったの。  
だってこんなに気持ちいいんだもの、とっても幸せ…  
だから後悔なんてしない…ん!熱いの満ちてきてる…  
またお腹の中にハヤテ君の精液が溜まっちゃった。  
「はぁはぁ…どうやら誰も来ない間に無事に終えれましたね」  
「…まさか今日はこれで終わりに済ませるつもり?」  
「え?」  
でもだからって…私の覚醒した性欲まで満ちるわけではなかったわ、  
このまま抜こうとした彼を私は止める、ギュッて締め付けて離してあげないの。  
「もう一回…ううん、三回くらいしなさい」  
「マ、マジですか!?」  
「うふ…だって、今日のは特別なお返しなんでしょ…なら、ね」  
こうして誰かに見られるという恐れも忘れ…  
ううん、そのスリルが逆に燃え上がらせる演出になって、  
私達はエッチを続けたの、欲望が全て発散されるまで。  
 
 
「はぁはぁ…ん、少しやり過ぎたかしら」  
ハヤテ君と別れて、中のドロドロの熱さを堪能しつつ、  
無事に家に帰ってたの…  
「来年は今度こそはチョコか…」  
というか、その前にそれどころじゃなくなってるような気がするような…  
そんな事を考え、私は冷や汗をかけつつ今更にお腹を摩るのでした  
今夜は素直にぐっすり寝れないかも…例えこんなに疲れてても。  
ちょっと冷える夜風でも、この火照る身体を冷ますのは一苦労のようだったわ  
「それにしても私ともあろう者が、後先考えず感情のままに行動しちゃうなんてね」  
 
「感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな」  
 
「………誰?」  
 
 
【おわり】  
 

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