「い…いやだそんなの……!!」  
私は必死に窓を叩き呼びかける、しかし無常にもどんどん町並みが遠ざかっていくのだ、  
確かにマヤに一緒に宇宙へ連れていけと言ったが…地球に戻れなくなるとは思ってなかった。  
だがこの私が乗ってしまった宇宙船は、主もまだ乗ってないのにかかわらず、  
宇宙へと連れ去ろうとしてたのだ、ハヤテもマリアも居ない宇宙へと…  
このままお別れなんてダメなのだ…  
けんかしたままなのだ…!!母の時のように…  
私は涙を目に浮かべ、震え…そして叫んだ、いつものように  
「ハヤテ──────!!」  
こんな場所に来れるわけない、そう頭ではわかってるのに…  
 
「なんですか、お嬢さま」  
「!?」  
だから、振り向いて奴の顔を見た時は心底驚いた…  
「ハ…ハヤテ…」  
「はい…お嬢さま」  
同時に喜びも湧き上がっていく、どうやってここに来たのだととの野暮な事は言わない、  
ただ素直にこの再会を心から喜ぶのだった。  
 
とはいえ、これはその…とっても恥ずかしい、  
何がというと、このバカ…次の瞬間に思いっきり私を抱きしめたのだ!  
「むぐ!?うえ?ちょ…!!え!?ハ!!ハヤテ!?」  
「よかった…」  
「ふえ!?あの…!!ちょ…!!」  
うわっ、こいつ…わかってるのか?当たってるぞ、手がお尻に…  
それに首にもハヤテの熱い息を感じるほど密着されてるし…  
「お前…あん!バカ!!そんなとこさわって…ん…!!」  
「もう少しこのまま…」  
いや、確かに私だってこのまま抱きしめられていたいが…  
「やぁあん!!ちょ!!首に息が…んっ!!んああ〜…!!」  
この激しい抱擁に、今の事態も忘れさせられそうになっていく、  
いや…このまま一押しされると完全に忘れさせられそうだった!  
「─ってバカ───!!こんな事して…んぐっ」  
だからちょっと残念だが、私から離れようとした、しかし…  
その瞬間だ、ハヤテの口が私の口を塞いだのは…  
「んんん〜〜!!!!」  
しまった、遅かったか…突然の事に驚き目を大きく見開く私の瞳、  
その眼前には目を閉ざしたハヤテの顔が迫ってた、  
そして感じるのは唇の温かみ、しかも続けて柔らかく濡れたものによって、  
この閉ざした唇同士を強引に開かされていき、  
その押し開いてきたのが、口の中へと侵入してきたのだ。  
キスされてる、私とハヤテが…舌を入れる激しいキスを!  
「んん…ん…んぐぅ!」  
そのまま絡み合う互いの舌、その感触に段々と痺れる何かが頭に響いてくる、  
それはとっても甘い刺激だったのだが、それによって徐々に頭がボーっとさせられていく、  
やばい…これじゃ恐れてた事が、事態も忘れ夢中にされてしまうぞ…  
快楽の虜になってしまう!!!  
「んん〜〜!!!あんっ!」  
 
更に激しくお尻でも感じさせられていくハヤテの手の感触…んっ!  
より撫で回していく、この柔らかで弾力ある肌を…  
しかも首筋にも吹きかかる息も激しくなってきて、  
私はただ…とっても敏感にそれらを感じていたのだ。  
「んっ、んくっ…んん〜〜!!!んっ…」  
やがてゴクッ…と飲み込んだのは、口に溜まった私とハヤテの流し込んできた唾液だ、  
んっ…これハヤテの味がする、なんて熱い…  
この喉の中に流れ込む感触に、また頭はボーっと呆けさせられていくようだ、  
だから口を離した後も呆然となってたのだが…その見せた隙を狙ったかのように、  
ハヤテはもう次の行動にでたのだ。  
「お嬢さま…すみません、こんなとこですがいいですか?」  
「はぁはぁ…え?何を…はぅ!」  
目の前のハヤテの行動に、顔を熱くさせ照れてしまう、だって…こいつは大胆にも、  
ズボンのファスナーを下ろして、アレを露出させてきたからだ。  
「本当は、たっぷり前戯してあげたいのですが…」  
そして向かってくる、今度は私を地面に押し倒し、欲情した眼差しで見つめてきて…  
その股間の欲望が篭って硬く勃起してるのを迫らせてきたのだ。  
「ハ、ハヤテ…ちょっと待て、幾らなんでもこの現状で…その」  
「すみません、でも…もう我慢できないんです」  
それはもう半ば強引だった、ハヤテはただ自分の欲望のままに、  
この主たる私の意志を無視し、体を嬲りはじめたのだから…  
も、もし私が、私もその…その気じゃなかったら、立派な強姦だぞ、まったく…  
 
ピチャッ…  
 
「ん、もう濡れていますね、お嬢さまも期待してたんじゃありませんか」  
「!?そ、そんな事は…んあっ!」  
「こんなに濡らしてるのにですか?ほらっ」  
 
チャプッ!  
 
「ひゃん!!あ…ダメ!!」  
全身に電気が絶えず流れていく、それはスカートの中に手を入れたと思うと、  
中の下着の内にまで手を潜らせていき、さっきから熱っぽくなったとこを弄られてきたからだ。  
感じる、ハヤテの指が私の大事なとこを掻き回していく、  
膣内を指先が触れ擦れる刺激をとっても敏感に感じてしまってた。  
しかし私、そんな気が少ししかなかったと思うのに、何だかかなり凄い事になっているようだぞ。  
「これくらい濡れてたら大丈夫そうですね」  
「きゃっ!あ…ハヤテ…あんっ!」  
そう言うとハヤテは私のスカートを捲りあげて、指でなく…あの股間のを当ててくる、  
このさっき指で弄ったとこに、ゆっくりと…  
「いきます…んっ!」  
 
チュプッ…ジュブゥゥゥ!!  
 
「あんっ!」  
いやらしい水音が鳴り響くと共に衝撃が下から頭の先へと伝わっていく、  
それはとっても卑しく淫らな快楽の波だった…  
 
男のをこの女の身に受け入れるという行為によって生じる快楽現象、  
私は今まさにそれをこの身で堪能させられていたのだ。  
このハヤテのモノによって私は、一突き事に理性を削られ、  
ただ淫らな感情に支配されていくのだった。  
「あ、あぁ!!奥…奥にハヤテのが当たっている!!」  
「お嬢様の中…ん、相変わらず窮屈ですね」  
「わ、悪かったな!」  
「いえいえ、これでも締まってきて気持ちいいですよ…うっ!」  
「あんっ!」  
このお腹の中で、ぎゅっと自分のが入ってきてるのを包み占めているのがわかる、  
ハヤテの固く大きなのを私の体は、無意識に責めているみたいに…  
この頭はただ、断続に続く快楽の波によって崩落寸前、とても私から責める余裕なんて無い筈だというのに…  
「あんっ!」  
そんな時に別の箇所からも激しいのを感じたのだ!  
「どうです、乳首は気持ちいいですか?」  
「あんっ!気持ちいい…」  
そこは胸の乳首…いつの間にかハヤテの奴は、服の中に手を忍ばせ入れてきて、  
胸を執拗に撫で触ってきてるのだ、当然に下着の内…直に触ってきている!  
まったく、私はただ感じるだけで精一杯だというのに、余裕があるのだから…んっ!  
悔しくも思いつつ、それでも私は快楽に深く心酔されてしまっていく、  
段々と股の繋がってるとこも激しくエッチな水飛沫をあげつつ、  
卑しい音を大きく鳴らし続けている。  
どうやら私のそこから溢れてくる蜜が、また多くなっているようだ…恥ずかしい。  
「はぁ…あんっ!!あぁ…あはぁ!!」  
「よく悶え喘いできてますね、んんっ!!可愛いですよお嬢さま」  
「あんっ!だって…ハヤテがいつもよりもその…激しいから」  
「いえいえ、まだこれから本番ですよ!ほら!!」  
 
ズチュゥゥ!!!  
 
「きゃん!!あぁはぁぁぁ!!!」  
くっ!こいつめ、また一段と奥にぶつけてきたようだ!  
私の中身が一気に上に上げられた気分だ、膣より先にさえ入ってこられてしまうように思えたぞ。  
だけど…その一瞬は目が飛び出るかのように苦しかったけども、  
その…また一段と感じたのは確かだった、そう今度のはまるで快楽の津波だ。  
頭に落雷を受けたようにも思えたぞ、だからかもしれない私の肉体は、  
膣は一段と締め付けたのだ…ハヤテのを。  
「うっ!!これは…さて、今日は何処に出しましょうか?好きなとこを指定してくださいね」  
それはイク合図だ、ハヤテの言葉は震えてて、必死に我慢してるのがわかる、  
でも限界なのは私の方も同じだ、すでに理性の壁が崩壊し己の性欲に素直な私は自然に口にしてた。  
「な、なかに…膣内に出してくれ!」  
いつもの場所を自分の口で指定したのだ、それはとっても恥ずかしい事なのにな。  
「いいんですね…たっぷり出しますよ」  
「いい!むしろ出せ…思いっきり!!」  
そして…  
 
ドブゥゥゥゥ!!!!ビュクゥゥゥゥゥ!  
 
「ひぃ!あはぁぁ────────────!!!!」  
内部で激しい爆発が起きると同時に、思いっきり身を反らし…私は達し、  
激しく痙攣して…イってしまったのだった。  
 
ドクドクドクゥゥゥゥ…  
 
「あ、熱い…あぁ!!」  
このお腹の中に、熱くドロドロしたのを流し込まれていきつつ…  
続けて軽くだが何度もイキ続けてしまう。  
「お嬢さま…んっ!絞られる…」  
「んん〜〜!!ハヤテの…凄い」  
 
こうして行為自体は終えても、私達は二人揃ってしばらく余韻に浸るのだった。  
「でも僕達が人類初かもしれませんね」  
「何がだ?」  
「宇宙でエッチしたのは」  
「バ、バカ!!」  
まったく、こんな場所でこんな事するとは思わなかったぞ、  
今更ながらに私は時間が経つと比例し、まともに動くようになった頭で、  
冷静に今のとんでもなさを理解するのだ、  
そして同時にある事も思い出していく。  
「あのお嬢さま…僕達、もしかしてこうしてる場合じゃなかったんじゃ…」  
「え?あっ!!」  
「うい…もう時間ないの」  
「あ、君はさっきの…」  
「マヤ!!」  
いつの間に居たのだろうか、マヤが直ぐ傍に居たのだ!  
「お前…いつからそこに!!」  
「………さっきから居たの」  
「!!」  
見られてた…その事実に、一気に顔の表面熱が急上昇していく感じだ、  
だがふとある事に気付く…ん?もしかして…  
私が見たマヤの顔、どことなく赤らめてる…体も震えて、息も荒いし…まさか、  
私達がしてるのを見て、一応女の子のようなマヤも欲情したのだろうか?  
だがその後、マヤはとりあえず平穏を装ったままだったが…  
 
 
::::::::::::::  
 
 
確か宇宙船の操舵室で悪の権化をしばき倒した後、  
あの宇宙人の女の子に操縦をお願いして…そこまでは覚えてる、  
でもその後がいやにおぼろげだった。  
気付けば何処かわからない、そんな空間に立っていて…  
聞き覚えのない声、だけど優しい…そんな声が聞こえてきてたんだ。  
「呼べば本当にどんな所にでも来てくれるのね」  
その声に誘われるまま、僕はその人を見た…  
まるで大人になったお嬢さまが、笑った…そんな光景を見てた。  
 
「何だ、これは夢ですか」  
「はい?」  
「いや、続きですよね…幾ら何でも宇宙に飛び立つ展開なんてありえないし」  
「あの、その…」  
「だけど、宇宙をバックにするのも良かったのですが…」  
「わ、私の話を聞いて…きゃ!」  
「こんな大人のお嬢さまと、一足先にするのもいいですよね夢とはいえ」  
僕はそんな考えのままに、その目の前の人を手に抱きしめたのだった。  
ん?お嬢さまの感触と似てるようで違う?あ…でも成長分が入ってますからね。  
 
「小さいお嬢さまもいいですが、やっぱり犯罪の匂いがあって心苦しい気持ちがありましたしね」  
「嘘!あんなに思いっきり、あの子としてたのに…んて、あっ!!」  
力を込めるとビクンッと可愛く震えるお嬢さま、とりあえず僕は軽く前戯を…まず胸を愛撫していくのです、  
ん…さすがに成長すれば、お嬢さまのも膨らんできてるようですね。  
「だ、ダメ…あ!そんな風に触られたら…あっ!」  
「駄目じゃないでしょ、お嬢さま…ほら、こんなに濡らしてますし」  
 
チュプゥ…  
 
「きゃっ!あっ…」  
なんかかなり羞恥の表情を浮かべるお嬢さまを可愛らしく思いつつ、  
僕はスカート下に手を忍ばせ、やっぱり熱くなってきてたとこを弄らせてもらいます。  
この十分に蒸れた股間の場所を、指先で薄地の生地下に忍ばせ、  
トロッと溢れてきてるのを指に絡め、その証拠を彼女に晒したのでした。  
するとお嬢さまは一気に顔色を赤くし、恥らうのです…体も震えているようですね。  
「そ、そうなってるのは…さっきあんな光景を私に見せたから…」  
「さっき?」  
「いえ、その…あの…」  
まぁいいや、僕はこの恥じらいでうろたえてるのを好機と判断し、  
そのままより激しく全身を愛撫していく事にしました。  
「きゃ!あ…い、いけません…あっ!そんなとこまで…」  
「んっ…大きくなってもやわらかくて気持ちがいい、とても艶のある肌触りですよねお嬢さま」  
「や、やだ…恥ずかしいわ、あ────っ!!」  
こうして肌の弾力や、温かさを堪能して楽しませて頂く中で、やっぱり成長しただけあって、  
大人の魅力を持ったんだなというのがわかります。  
でも敏感なのは変わってないみたいで、エッチな体質はそのままみたいで安心しましたよ。  
髪の匂いも良いし…ん?んんん〜〜!!?  
「あの…髪の毛を染めましたか?」  
「い、いえ…地毛ですが?」  
「でも二次元キャラとはいえ、成長したら髪の色が変化する例はあまり聞いた事が…」  
まぁ、でも…実は白黒のトーン違いのみでカラーは同じ色なのかも…  
「……私、ナギじゃありませんけども」  
「え゙っ!」  
僕は、それを聞いて心臓が飛び出しそうな程に驚かされます、  
だってお嬢さまじゃない?という事は…アナタダレデスカ?って、それよりも…  
全然知らない人に、僕はこんな事しちゃっているのかぁぁ!!  
あまりの自分の軽はずみの行動に、我ながら絶句してしまう…  
これはもう完全に犯罪じゃないかぁぁ!!!  
「す、すみません!ぼ、僕…とんでもない事を!!」  
「…やっ!やめちゃ駄目ぇ!!」  
「へ?」  
それで僕は急いで謝りつつその人から離れようとしました、  
だけど彼女は離そうとしてた僕の手を握り締め、この抱きついてる格好のままにさせたのです、  
あの…え、なんか熱いうっとりした眼差しで僕を見つめているのですが…  
「ごめんなさい、でも…あなたが私の奥底に眠ってたのを呼び覚ましたから…」  
そう言いつつ、彼女の手は…僕の股間へと這い向かってたのです!  
「ちょ…あの!?」  
その手は、ゆっくりと…ズボンのファスナーを開けていく、  
そして内から取り出すのです、いつしか硬く大きくなってた僕のを!  
「んっ…久しぶり過ぎて、自分でもまだこんな感情があるなんてビックリだわ」  
「あの…もしかして、にゃっ!!」  
ビクゥゥゥゥゥッ!!そんな激しい電気が、温かな中に包まれたとこから流れてきます、  
そしてその中で濡れた温かく柔らかいのに這われ摩られる度に、続けて波打ち頭に響いていくのでした!  
「あぁ!!あ…そ、そんなに激しく…んっ!!」  
「んっ、凄い…まだあの子の味がするわ」  
 
それは彼女の舌の感触でした、そして包まれてるのは口…  
僕のアレは彼女の口に咥えられ、執拗な責めを与え続けられていたのです!  
凄い…隅々まで舐められているようだ、しかも敏感なとこを的確に…!!  
「んあぁ…美味しい、こんなのをあの子…この中に…」  
彼女もうっとりした眼になってた、それは僕もみたいです…  
それ程に彼女がもたらす快感は凄かった…先にお嬢さまに出してなかったら、  
瞬時に放ってたかもしれない程に。  
「ん…ねぇ、しましょうか?」  
「はぁはぁ…いいんですか?」  
「いいわ…あなたになら、幸い…ここにあの人の目は届いてないようだし、んっ…」  
僕の唇に温かな感触が乗る、それは彼女の唇だった…  
すみませんお嬢さま、僕…どうやら自分の欲情を抑えられないみたいです、  
それはこの人も同じようで…互いに罪悪感を心に感じつつ、  
下半身の大事な場所を晒しあい、同時に…繋がったのでした。  
 
クチュッ…  
 
「あんっ!!」  
「あぅ!あぁ…凄い…」  
僕のが、どんどん入っていく…このすっかり洪水になってる膣内に、  
そしてその中ですごい…絡んできてるようだ!でも何故だろう…この感触に妙な親近感が…  
何にせよ、とっても気持ち良かったのです、この女の人の胎内の感触は!  
「あはぁぁ!!本当に久しぶり…あっ!いい…凄くいい!!」  
しかも彼女の身体が震え反応を見せる度に締め付けられ、  
僕のにも気持ち良い激しい衝撃を与えてきてるし。  
だけど僕は更にと、腰を動かしてより堪能していくのでした。  
「あはぁ!!ああぁぁ…いい、こんなの…あぁ…あっち入れても初めてかも」  
「僕も、とっても良いです…あ!」  
すると今度は彼女まで腰を捻り動きをつけてゆきます、  
どうやら互いにすっかり快楽の虜となったようでした。  
「いいわ、もっと激しくしてぇ!!」  
「いいのですか…んっ!ぼ、僕の…けっこう激しいですよ」  
「ん…大丈夫、前は体が弱くて駄目でしたが…今ならね」  
「よく分かりませんが…ん!承知いたしました…んん!!」  
彼女の期待通り、僕はもてる性技全てを出し、挑みます!  
このお嬢さまとよく似た女性の為に、一気にスパートをかけたのです!  
「あはぁぁぁ!!ああぁんっ…凄い…お腹の中が暴れてる!!」  
「まだまだ…これからです!んん!!」  
「あはぁぁぁ────────っ!!!」  
互いに狂わんとする程に、僕らは互いを求め合って繋がっていく、  
より一体化を目指すように、深く突き刺し掻き混ぜて…  
これでもかとばかりに一匹の獣となってたのでした。  
その終焉まで…  
 
ドブゥゥゥ!!!ドクゥゥゥゥゥゥ!!!!  
 
「ん…出てる、あぁぁぁっ!!!熱い…んっ!!」  
「はぁはぁ、まだまだ…出せますよ」  
「本当?…いいわ、徹底的に相手してあげる…あの子の代わりに」  
 
その終焉すら一度迎えただけでは足りなかったようでして、  
何度も枯れるまでしてたのは…さすがにやり過ぎたかもしれませんね。  
結局、完全に全てが終わったのは…もう数えなくなった時でした。  
「はぁはぁ…もう無理です」  
「はぁはぁ…んっ!あ…もうこんなに出して…イケナイ子」  
ゴブッ!僕のが抜けても拡がったままな、彼女のアソコから絶えず白く粘ったのが溢れてきます、  
それは当然に僕が放った代物でした…  
「す、すみません…つい」  
「いいわよ、今の私には多分問題ないだろうし」  
「へ?」  
「だけど…ふふ、もしもの時は、責任とってもらおうかしら」  
「ええええぇぇ!!!」  
「冗談よ、多分ね」  
小悪魔的に微笑んだ彼女の顔、う〜ん…やっぱり似てるかも、お嬢さまに…  
そんな事を頭によぎらせた時、彼女は少し物寂しい表情をし、  
それでもなんとか微笑んだ表情で僕を見つめます…そして  
「…ナギの事、よろしくお願いね」  
 
最後に彼女の声を聞いた後、僕は…僕らは目を覚まします、  
あるお墓の前で…それはお嬢さまのお母さまの墓でした。  
 
 
そんな夢のような一夜の出来事から数ヶ月…  
僕らは再びこの地にやってきてました、ある報告をする為に。  
「見てくれ、母よ…どうやら私も少し早いが人の子の母となるようだ」  
そう、あの時のが大当たりしたらしく、お嬢さまのお腹はこの時、  
思いっきり膨らんだ…小さな命を宿した臨月の腹部になってたのです。  
「ハヤテ、実は昨晩な…私は母の夢を見たのだ」  
「そうなんですか、もしかして…怒ってましたか?」  
「いや…素敵な人ね彼…と祝福してくれたよ」  
「そうですか…ほっ」  
僕は胸を撫で下ろした、娘を傷物にしたと呪われるのではないかと思ったからだ、  
現に僕は事が公に発覚してから毎日のように殺し屋に襲われてた。  
まぁ…その雇い主は大体検討はつくのだけど。  
「ただ…一つ気になる事があるのだが…」  
「何ですか?」  
「私の母のお腹は、あんなに大きかっただろうか?記憶とかなり違うような…」  
「へっ…!?」  
 
『うふふ、どうやって責任とってもらおうかしらね…』  
 
僕は、優しく温かな風と共に聞こえてきた声に、ビクッと震えました。  
 
【おしまい】  
 

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