「はあ・・・」  
 
ハヤテが現在通う白皇学院の同じクラスの学級委員長、「いいんちょさんレッド」である瀬川泉は溜息をついていた。  
それは、今日のキャラクター人気投票で8位に選ばれた応酬で、許可無く自分の生着替え映像を公開させられてしま  
った騒動が何とか落ち着き出し、精神的に疲れてしまったのである。  
 
もうこの教室には、泉一人しか居ない。  
とりあえず日誌はいつも通りに生徒会会長であるヒナギクに任せる形にしている。  
 
「家帰って、寝よかな・・・」  
と、泉が帰る行動を起こすと同時に、ハヤテが教室に入ってきたのである。  
「あ、瀬川さん。もう帰るんですか?」  
「あ、うん。そうなの、ハヤ太君。にゃはは・・・。ハヤ太君こそ、どうしたの?忘れ物?」  
ハヤテは今日とはいつもとは違う顔をしていた。何故か泉の方を見る度に顔を赤く染めている。  
「あ、いやその・・・瀬川さんに話したい事がありまして。  
それで・・・他の人にはちょっと聞いてほしくない事なんですが・・・」  
「ほえ・・・?」  
 
ハヤテの紅潮する表情、二人だけで話したい事があると言う思いもかけない誘い。  
それだけで泉の顔も赤くなり、何故か聴診器を当てても無いのに心音が大きく聴こえた。  
「何、かな・・・?」  
今まで感じた事の無い感覚、それが次第に自分の心に纏わりつき始めた事に泉は恐怖を覚えた。  
ハヤテは何かを目の前にいる彼女に伝えたい思いで張り詰めたような表情で、ついに意を決したかのように言ったの  
だった。  
「あの!今日の瀬川さんの、あの・・・着替えている所で・・・」  
「あっ、いや!あれはミキちゃんとリサちんが勝手に・・・!  
だ、だから、もう忘れていいからね!本当に・・・」  
「違うんです!あの・・・」  
「うえ・・・?」  
「その時の、瀬川さんの・・・肢体がとても綺麗だったんです!」  
「ふえ!?」  
 
泉にとってはあまりにも意外な告白だった。  
これは笑う所なのか、夢なのか、感謝すべき所かとあらゆる可能性が泉の頭の中で暴れだしている。  
 
・・・・・・・・・・・・・・。  
 
「や、やだな・・・そんな質悪いお世辞言われても、困るよ・・・」  
「ご、ごめんなさい・・・いきなりこんな事言って、混乱させたのは悪かったと思いますけど・・・  
でも、お世辞でも冗談でもなく、本当に、本当に綺麗だったんです!  
もう本当に・・・ずっと眺めてたいくらい!」  
「やっ!やだよ、ハヤ太君!怖いよ!ハヤ太君らしくないよ!どうかしてるよ、ハヤ太君!」  
泉は今にも泣きそうなのか自分の真っ赤な顔を手で隠し、足ががたがた震えていた。  
「僕も、あの映像見てから、こんな気持ちをずっと押し殺したままでいいのかどうか、悩んだんです!押し込めたままに  
しておいたら、凄く胸が痛くて苦しくて・・・こんなにも、自分は瀬川さんはこんなに綺麗な人だったんだと気付いたんで  
す!もう、耐えられなかったんです・・・すみません・・・」  
ハヤテは拳を掌に戻せられない位に自分も驚くほど強く握り締めていた。  
 
「わたし・・・ミキちゃんやリサちんと比べたら、自信ないよ?自分の身体なんて・・・本当に、綺麗なの?」  
気付けば、泉の目から涙粒が頬を伝っていた。  
今まで泉は自分の身体を意識した事なんて無かった。  
自分はモデルじゃないし、グラビアでもレースクイーンでもない。  
身分を除けば、ただの女の子だ。  
普通の高校一年生の女の子の身体のはずだった。  
あの生着替え映像はただ単に、美希達がネタのつもりで流出しただけだと言うのに。  
でもハヤテはそんな泉の身体が綺麗だと、前に愛の告白タイムにて自分に向けて「僕と、お友達から始めてください」  
と、告白してた時よりも、さらに真剣な顔で告白したのだ。  
それが何故か嬉しくて、それが嘘だったらもうどれだけ不安になるか恐ろしくて、涙が溢れ出てくるのだ。  
 
「はい。すごく、綺麗です。だから・・・その・・・」  
ハヤテはまだ完全に気持ちを伝え切れていない。  
「ぐすっ、ふぅっ・・・?」  
目の前には、子供みたいに泣きべそをかいている泉に、ハヤテは自分勝手だと思いつつも、最後に伝えたい事を恥ず  
かしさと葛藤しながら言ったのだ。  
「もう一度、見せてください・・・瀬川さん。お願いします」  
「うえっ?やだ、恥ずかしいよ・・・わたし、「いいんちょさん」だぞ・・・ヒナちゃんに言いつけてやるもん!」  
「・・・望む所です」  
「・・・ぶぅ〜」  
いいんちょさんの威厳をかざしても、怯まないハヤテに泉はぷうと頬を膨らませた。  
「じゃあ、僕が・・・脱がしてあげますよ・・・」  
 
ハヤテがまだ拭えない恥ずかしさでそう言いながら、泉の制服の上着を外しにかかると、泉がそのハヤテの手を掴ん  
で制した。  
「あ・・・すみません!」  
慌てて、こんな情事を自ら止めようとするハヤテに泉は、顔を赤くさせたまま言ってやったのだ。  
「ハーマイオニー・・・可愛かったよ」  
「!!」  
「・・・にゃははははは。これで、おあいこだね」  
ハヤテのお笑い芸人ばりのリアクションに、泉は涙を拭わずにしてやったりと、けらけら笑い出した。  
「・・・ははははは。そうですね・・・」  
やがてハヤテも照れ笑いをした瞬間、泉は「んっ!」とハヤテの唇に飛び込んできた。  
 
「!!」  
泉が先手に回った事に少し驚いて、ハヤテはそのまま泉の唇を自分の唇で感じていた。  
そして自然に、自分の左腕が自分を魅了した泉の身体を巻きつき、右腕が泉の少し熱のある頭に回した。  
「ん、んんぅ・・・」  
泉の言葉にならない口付けの感想に、ハヤテはそれに応えるかのように、舌を泉の口腔内に入れる。  
「うぅ・・・」  
苦しそうに呻く泉にハヤテの舌は泉の舌を探り当て、愛撫する。  
「ああっ・・・」  
それに伴い、泉は口を開けてだらしなく声が漏れる。  
 
やがて二人は目を閉じて、アイスクリームを舐める様にお互いの舌を味わっていた。  
その度に舌に絡みつく唾液が誰のものかも分からないほど混ざっている。  
唾液を嚥下することを忘れている為、二人の口元から少しずつたらたらと零れ出している。  
「はぁ・・・っん」  
「はぁ、はぁ・・・」  
二人の吐息さえも舌で愛撫するほどに、二人はやがて甘い香りのする口付けを堪能している。  
 
ハヤテはようやく泉の唇から銀色の糸を引きながら離れて、今度は泉の涙を舐め取る。  
「きゃはっ」  
「しょっぱいです」  
「ハヤ太君・・・きゃっ!」  
今度は泉の耳にハヤテの口が捕らえていた。  
「うあっ・・・うぅ〜」  
泉は今までこんな事は全て未経験で、どこを舐められても、すごく期待以上に敏感に反応している。  
そして、ハヤテの左手は泉の胸の膨らみに手を当てて、優しくけれど放さずに揉み回している。  
「んはあっ・・・」  
泉の耳から落ちて、次に喉元、うなじ、襟元から見える鎖骨・・・。  
愛撫するたびに、泉の吐息から混じる悩ましい声色に、全てが愛しく思えてきた。  
肢体だけじゃなく、全てが・・・。  
 
そして、ハヤテの夢が今、実現しようとしていた。  
 
さりげなくて、どこか悪戯っぽく泉の制服を脱がしていく。  
「あっ、だめだよ!」  
泉はもっとこう、今みたいに、少しアブナイ大人の味がする口付けだけで十分だったのだが、それをハヤテは許さなかった。  
ハヤテは焦らすことなく、泉が慌てても後には引けない趣きで、ついに泉の半裸が自分の目の前に晒す事ができた。  
あの映像に少しだけ映った可愛らしい形のへそが、実際に見るとまた違う雰囲気を醸し出していた。  
「恥ずかしい・・・」  
「ブラジャー、外しますね」  
「泣いちゃうぞ・・・」  
「また、舐めてあげますから・・・」  
そう言って、ハヤテはブラジャーを外し、あの映像ではパジャマ服で際どく隠れていたが、泉のまだ幼げな乳房の膨ら  
 
み、乳輪と乳首の色が映像を遥かに超えてそこにはあった。  
「すごく、綺麗です・・・」  
 
ハヤテの再び口にしたこの言葉に、泉は今度は本当にこの言葉を受け止めようと思った。  
「ねえ、ハヤ太君。もっと言ってよ・・・」  
「はい、瀬川さん・・・本当に綺麗です!最高です!  
僕・・・もう、ものすごく興奮してます!どうかなってしまいそうです!  
綺麗ですよ、瀬川さん・・・綺麗です」  
また、泉は手で顔を隠し、泣き出した。  
「ふっ、ふえ〜ん・・・嬉しいよ。すっごく嬉しいよ・・・ありがと・・・」  
ハヤテはまた泉の頬を舐めて、涙を拭った。そして、目を閉じて再び口付けに入る。  
 
そして、左手で泉の脚を這うように伝い、スカートの下に潜り込んでいく。  
「あぅっ・・・んん、あはっ、ああん!」  
泉のスカートの下は、相変わらずの黒スパッツだ。それでも、ハヤテの左手はスパッツ越しに優しく足の付け根を愛撫  
する。  
「あうっく・・・んんあ、あはぁ・・・」  
下半身の優しい刺激に素直に感じていく泉の耳にハヤテが囁いてきた。  
「瀬川さん・・・横になりますか?」  
「ハヤ太君。わたしのこと、泉でいいよ・・・」  
 
 
「あ、はい。泉さん・・・いいですか?」  
泉がにこやかに笑顔を浮かべて、こくりと頷いた。  
華奢で、軽くて・・・何よりも、自分を虜にする泉の身体を抱えて、仰向けに寝かせるのはハヤテにとって、造作もない  
事だった。  
ハヤテはもう一度あの唇の味を思い出して、泉の唇へと落とした。  
「ん・・・ちゅっ、しゅるる、ちゅぱ、はぁ・・・あむっ」  
泉ももう一度自分の口内を犯された時の事を思い出して、何度もハヤテの舌を巻きつけるかのように絡めて、口付けを  
求めた。  
ハヤテはしばらくの口付けの後に、泉の震えた乳房に手をかけて、泉の唇と同じように口付けを落とし、舌で乳首を重  
 
点的に舐め回した。  
「あ、あはぁっ、ああうんっ、うああっ!」  
泉は身体が跳ねるかのように仰け反った。こんなにも可愛く反応を示してくれて、ハヤテは嬉しそうに微笑んだ。  
こんなにも綺麗な肢体で、自分を感じてる姿をもっと見てみたい。できることなら、ずっと見ていたいと、ハヤテは自分  
が三千院家の執事という立場を捨ててでもそう思った。  
 
へその周りは、「うぅん・・・ふあっ」と、寝言のような呻き声。  
横腹を軽く押すと、「ひあっ!」と、間抜けな声。  
 
ハヤテはすでに夢中で、息遣いが段々荒くなっている事に気づいてない。  
 
そして、段々下へと顔を落とし・・・泉の最も恥ずかしい局所に身を包んだスパッツに手を伸ばそうとする。  
「スパッツ、脱がしますよ」  
「もう・・・グレるよぉ・・・」  
「大丈夫ですよ。責任は取りますから」  
と言って、ハヤテはスパッツを膝下まで下ろし、ついに泉の縦に直立した陰唇が自分の目の前に晒された。  
ハヤテはもう有無も言わさず、そこへ犬のように顔を突っ込んで、唇を落とした。  
「ああっ、やっ、やだあっ・・・ハああっ!」  
「すごいですよ・・・舐めただけで、もうこんなに出てるなんて・・・」  
「ハヤ太君・・・そこ、汚いのに・・・」  
「そんな事ないですよ。ここもとても綺麗ですよ。出てる蜜もとても綺麗な色をしていて、いい匂いですよ」  
「・・・・・ふぇ」  
泉の目からはまた涙が溢れ出している。  
「本当に、泣き虫なんですね。せ・・・泉さん」  
そう言うと、ハヤテは泉の耳元で囁きかけた。  
 
「すみません、入れますよ」  
「ふえ?」  
ハヤテの言葉に一瞬理解ができなかった泉にとって、その後の下半身の衝撃は、体が引き裂かれるかのような激痛  
の他ならなかった。  
「いやあああああああっ!!」  
自分でもビックリする位の悲鳴を上げた泉は、気づいたら自分の両腕はハヤテの後ろ首に手を回していた。  
痛みが引かない内の、雄根だけを晒したハヤテのピストン運動には、泉は快楽に耽られる暇がなかった。  
ただ、ハヤテが無我夢中で繰り返す前後運動に、身を任すだけだった。  
「ああおっ、んああっ、痛いっ、痛っ!ああ、あああっ、ああんっ!ハヤ・・・くううぅん!」  
不意に、ハヤテは泉に呼ばれた感じがした。  
 
「なっ・・・何ですか!?泉さん!」  
「・・・ヤテ・・・くぅん!わたしっ、わたし・・・おかしくなっちゃ・・・!」  
ハヤテは何故か嬉しかった。自分を本当の名前で呼んでくれた、ただそれだけの事で。  
 
「泉さん・・・僕も、もう・・・」  
そして、ハヤテが限界に近い時に、泉の膣内で突き出された雄根が、泉の最後のトドメとなったのである。  
 
「ふにゃああああああ・・・!!」  
 
泉が先に絶頂まで達して、そのまま意識を失ったのだ。  
そして、その前に見たのは、中途半端になってしまった事での、ハヤテの困った顔だった。  
 
 
「うくっ・・・!」  
 
ハヤテは泉よりも少し後に遅れて、泉の膣内から雄根を引き抜き、  
ぶしゅううぅ・・・と精液を泉の肢体にかけたのだった。  
へそと乳房、首に顎に頬・・・そこまで精液は飛び散っていた。  
 
泉の精液に塗れた身体を眺めて、ハヤテにはこの上ない恍惚の笑みを浮かべていた。  
 
「本当に綺麗です・・・泉さん。  
この精液も綺麗なあなたのスパイスになれて本当に嬉しいです。  
ほら、また興奮して勃ってきました。  
・・・泉さん、本当に綺麗です・・・泉さん・・・はぁはぁ・・・ウッ!」  
 
 
 終わり。  
 

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