「インフルエンザですね。」  
 診察室に医者の声がひびく。  
 最近、日本全土ではインフルエンザが大流行していた。その影響はすさまじく、死者をすでに数人  
だしている。  
 そこで屋敷の人たちは全員予防接種し、それに備えた。はずだった。  
   
 注射を嫌がり、最後までしなかったナギを除いて  
 
「じゃ、解熱剤出しておきますから。」  
「あ、ありがとうございます先生。」  
 医者の声にハヤテは答える。インフルエンザの対処法は予防接種しかないのだからしかたがない。  
「じゃあお嬢さま、帰ってしっかりやすんでくださいね。」  
「いわれなくてもそうする・・・」  
 ふらふらのナギを支えながら病院を後にする二人、その二人を見ながら医者はふっと疑問をいだく。  
 
(小さいし、小学生のはず・・・・だよな?)     
 
    
「お嬢さま?大丈夫ですか?」  
「あ・・ハヤテ・・」  
「あ、寝ててください。病人なんですから。」   
 場所は変わって屋敷のナギの部屋。  
 ハヤテは起きあがろうとしたナギを優しくなだめる。インフルエンザって恐ろしい・・。心底そう思った。  
あのお嬢さまにいつもの元気がまったくない。その顔は真っ赤になっていて、熱があるのは一目瞭然だ。  
   
 ピピピッ ピピピッ  
 
 部屋に体温計の乾いた電子音が響く。  
 体温計が示す数値はナギには絶望を、ハヤテには不安を駆り立てる。  
 
「38度2分ですか・・・またあがってきましたね・・。」  
「ハヤテ・・・解熱剤つかわないか?」  
「やっぱりその方がいいですね。」  
 ハヤテはポケットから紙袋を取り出し、薬をとりだした。  
 が、出てきた物を見て固まってしまう。  
 ハヤテの手の中に出てきたのは、白く 細長く 先端がすこしとがった円柱状の薬。  
 
「どうかしたのか?ハヤテ」  
「い、いえ・・薬がこれだったもので・・・」  
 ハヤテは自分の手に出てきた物体をナギに見せる、がナギはまったく動じない。  
「それがどうしたんだ?問題ないだろう」  
「で!ですけど!!」  
   
 二人の気持ちはすれ違がっていた。ナギの気持ちは「この薬は飲む物だ。」  
 一方、ハヤテ気持ちは、「ナギが使い方を知っている。」だから必死に抵抗した。  
   
「うるさーい!私は使うんだ!これは命令だからな。」  
 命令と言われては反論できないハヤテ。ぐっと後ろめたさを押し込み、ナギに近づく。  
 
(お嬢さまはもう覚悟してるのか・・・だったらいいぜ!!やってやる!!)  
 ハヤテに握られた薬、小学生達の解熱剤。  
 座薬だ。  
   
 ハヤテはもう半分やけになっていた。  
 その顔表情はまさに獣。寝ているナギの足元へと一歩、また一歩と近づき、そして、  
「ではお嬢様!失礼します!!」  
 ナギの返事も聞かず、パンツをズボンごと一気に脱がした。  
 
「□☆○△▼ーー!!!!」   
 予想外のできごとにナギは叫びは声にならない。  
 今、ハヤテの目の前にあるのは、まだ毛も生えていない小さな割れ目。そこが少し濡れている  
ように見えるのは気のせいだろうか。  
 
「ハっハヤテ!!なぜこんなことを!!!」  
「だっだってこうしなきゃ入らないじゃないですか!!」  
(いっ入れる!?私はどうなってしまうんだ!!)  
 抵抗しようとしても熱のために体に力が入らない。ナギはほとんどハヤテにされるがままに  
なっている。さらに頭に血が上っているのでナギの体は果てしなく敏感になっていた。  
(ハヤテに私のあそこ見られてる。)そう思うだけで割れ目から水でない液体があふれてしまう。  
 
 さらにハヤテはナギの両足をグイッと上に持ち上げる。足はほぼ90度、おしりにはもう  
シーツの感触がない。  
 
「□☆○△▼ーーー!!!!!!」  
 再び声にならない叫び。ナギの目は思考がついていかずぐるぐる回っている。  
 今の体勢では、割れ目ばかりかおしりの穴も丸見えだろう。  
 
「ハッハヤテーーー!!」  
「でもこうしなきゃやりずらいじゃないですか!!!!」  
 ハヤテも必死だ。早く終わってほしい、その一心で恥を捨て無心で作業をこなす。顔は真っ赤に  
なっていて、かなりせっぱ詰まっているのだろう。  
 だが端から見ればその光景は、「主の世話をする執事」より「小動物を襲う獣」と言った方が正しい。  
   
 手でナギのおしりを広げる。柔らかくてスベスベしている感触が気持ちいい。  
 が、  
(これ以上はさすがにマズい!!)  
 欲望を抑え、汚れのかけらもない穴にねらいを定める。そして  
   
 「いきます!お嬢様!!」  
 かけ声と同時に座薬の先端を穴に差し込んだ。  
 
「ひゃあああああああああああ!!!!!」  
 ナギの声が辺りに響く。それは叫び声ではなくて、色気のこもったあえぎ声。  
 
「ハッハヤテェェェェェェェエ!!!」  
「お嬢様、力を抜いてください!!」  
 座薬は半分ほど入ったところで静止してしまった。それどころかナギが力を込めるので押し返されて  
しまう。敏感になっているナギの身体にはこの刺激に果てしなく反応してしまう。  
 
「くっそおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」  
「いやぁああ!!ハヤッ・・・だめええぇぇぇぇ!!!」   
 でてくる座薬をやけになって押し込むハヤテ、それが気持ちよくますます力が入り押し返すナギ、こ  
のやりとりは何度も何度も繰り替えされた。  
 
「ひぁああ!はぁ・・ハヤ・テ・・もうだめぇ・・・・」  
 ナギの身体がもう限界に近づいてもまだ座薬は入っていなかった。いくらやっても穴からでてしまう。  
 だがハヤテはあきらめなかった。とゆうより壊れていた。今頭にあるのは「どうやったら入るのか」  
その一心。  
 
 再びあのかわいい穴に狙いを定める。いまやぴくぴくと震え、限界なのは目に見えている。  
 
「失礼します!!お嬢さま!!」  
「!!はぁぁああああ!!だめぇえええ!!」   
 ハヤテはまた薬を差し込む。今度は出ないように今まで以上に力をこめて。  
 
「ああぁぁぁ!!ハヤっ・・・いやぁぁぁ!!」  
 苦労のかいがあってか今度は全部入った。が、  
(!!!!まだ押し返される!!こ、こうなったら・・これしかない!!)  
 ハヤテは最終手段にでる。  
 
(出てしまうのなら栓ををすればいい!!)  
 普段のハヤテなら絶対にしない行動、しかし壊れていたハヤテには躊躇と言う言葉はない。  
 
 ズブゥ!  
 
「!はぁああああああああん!!!!」   
 ハヤテの人差し指がナギのおしりの穴に進入する。指の太さは座薬の2倍はある。  
 いままで以上の刺激にナギはあっという間に頂点にたっしてしまう。  
「ハヤテ!!だめえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」  
 刹那、ナギの小さな割れ目から愛液が噴き出す。それは勢いよく飛び、前にいたハヤテの顔に  
飛びかかる。  
 愛液のせいか、入った安堵感からか、ハヤテは落ち着きを取り戻した。  
 はてしない不安と一緒に。  
 
「・・お・お嬢さま・・もしかして・・・」  
「ハヤテのバカ・・・待てっていったのに・・・」  
   
(僕はもしかしてとんでもないことを・・?)  
 その結論はナギを見たらあきらかだ。その後ろにはダークサイドが広がり始めている。  
 
「お、お嬢さま。ちゃんと薬は入ったんで・・・あとは安静にしてれば直りますよ。ははは・・。」  
 一歩また一歩と後ずさりしながらハヤテは言う。だが対照のナギの背後のダークサイドはますます  
広がっている。  
 
 「しっ失礼します!!!」  
 ドアにたどりついた瞬間ハヤテは駆けだした。ダークサイドから逃れるように。  
 だがダークサイドは決してハヤテを逃がさなかった。   
   
 2日後、ナギのインフルエンザは完治した。これもハヤテの看護?のおかげだろう。  
 今、ナギは上機嫌で屋敷のある部屋へとむかっていた。だがその目は怪しく光り、背後には黒いオーラ  
が漂っている。  
 
「おーい、ハヤテー。」  
 ナギがむかったのは自分を看護してくれた大切な執事のところ。  
「なんですか、お嬢さま?」  
「いや・・看護してくれたお礼をしようと思ってな・・」  
「お礼ですか・・」  
 ハヤテは怖じ気づく。ナギは笑顔なのだが、一ミリも笑っていない。  
「ああ、あんなことしてくれたんだからなぁ・・。お礼というものをしなくては主として失格だろう。」  
「!!!!!!!!」  
 
 ハヤテは気づいた。ナギの手には白く、細長い薬が握られている。そして鍵はしめられて逃げ道はな  
い。今やダークサイドはハヤテを飲み込もうとしていた。  
「覚悟しろよ、ハヤテ・・・」  
「に、にやあぁぁぁぁぁぁあああ!!!」  
 屋敷にハヤテの叫び声が響く。     
 

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