「なんだナギのところのバカ執事、また来たのか」  
「いけませんよ若、一応お客様なのですから、そのような対応されては」  
「あははは…」  
ここはレンタルビデオショップタチバナ本店、近頃は三千院家執事のハヤテさんも使いとして時折に来店されます  
この方が来店されると、若が嫌に不機嫌になり喧嘩ごしになられるから困りものですけど  
「で、今日はまたナギに貸したビデオの返却か?確かアキハバラ電脳組TV放映版17話を貸してたっけ」  
「あいからわずその手のマニアックなの揃ってますねココ…それとこれをワタル君にと」  
ハヤテさんが取り出したのは可愛らしい小袋でした、中には白いクッキーが入ってるようです  
「おい…まさか、お前の手作りじゃないだろうな?」  
「ち、違いますよ、今お嬢様の所に遊びにこられてる伊澄さんの…手作りだそうですよ」  
伊澄様の名の所で妙につまったり、さらに小袋の中をチラッと覗いたり…何か挙動不審ですねハヤテさん?  
しかしその一言に若は目の色を変えて、ハヤテさんの手から袋を奪って中のクッキーを一つ口に入れます  
「う〜ん、美味い!さすが伊澄の手作りクッキーだな〜」  
よほど嬉しいのか少々行儀悪くして、それを食べるのでした  
「若、はしたないですよ!」  
まぁ、しょうが無いとは思いますけどね…私はお茶の用意をする事にしました  
「ん?なんだ、他は白いのに一つだけ黒いのが入ってるな?」  
「えっ!?」  
その言葉にハヤテさんは、急に顔色を変えて驚いたような声を発します…  
「それはまさか…ちょっと待ってワタルくん!」  
そして若がそれを口にするのを止めようとするのですが…時すでに遅く  
「ん〜なんか変な味がするな…失敗作か?」  
若は食べてしまったようです、それに愕然とするハヤテさん…私は心配になって駆け寄るのですが  
「あっ!サキさんは、ワタル君に近づいちゃだめです!」  
「えっ!?」  
 
「うぅぅぅ…」  
そこで私が見たのは…突如として何やら怪しい気配を全身から漂よわせる若でした…  
「あの…?」  
 
私は若に手を伸ばします、まさか先のは毒性のあるようなものだったのでしょうか?  
だとすれば早く治療を…!だけど私のその伸ばした手は、急に若に掴まれて…  
「えっ…若?んっ!!?」  
そして次の瞬間に私は押し倒されたのでした…若に!しかも…キスされてます…!?  
「わっ…若っ!?えっえ〜〜〜っ!!??」  
すぐに顔を離し、その後ろに下がります、私は頭が混乱していました…一体、若に何が起きたのかと??  
「サキ…お前の体が欲しい…」  
「はいっ!!?」  
私の顔に…再び若の顔が接近してきます…またキスされちゃいそうなくらいに…  
「わ、若……いけませんよ…こんなふしだらな」  
急に…あの若がこんな事を言い出すなんて…私は何が何だかわからなかったのです  
若は確かあの…伊澄様がお好きなはずなのに…それに私に欲情するような方では無かったはず  
なのに今の若はまさに盛りがついた獣のような目で、私に欲情にまみれた感情をぶつけるのです  
「サキ、主人である俺の言う事が聞けないというのか?」  
「いえ、そんな…あうっ」  
そしてそんな私の態度に痺れをきらしたのか、若は再び私の唇を奪います  
「んん〜〜〜〜んん〜〜〜っ!!!」  
それも舌を入れられて…私の口内で若の舌が、暴れ掻きまわされている…同時に若の唾液が  
私の口の中に流れ入ってきて、のどの奥に溜まってくる…自然に飲み込んでしまう…  
「んん〜〜〜んっ…!」  
そして口がようやく解放されます、だけど…なんと若は次に私のスカートの下に手を入れてくるのです  
「あ…っ!!」  
そしてその奥の下着を脱がしだしたのです!  
「あ…あぁ〜〜〜〜っ!!だめぇ〜〜〜〜!!!」  
何とか拒もうと暴れる私でした…でも、次の瞬間に一枚の白い布切れ…いえ私の下着が外されました  
さらに体勢を崩しスカートがめくれ、股間の恥部がさらけだされてしまいます…若はもちろん、ハヤテさんにまで見られたのでした  
「あ…あ〜〜〜〜っ!!!見ないでぇぇ〜!!!」  
でも、若は手を掴み隠す事をさせてくれません…次に私の胸を鷲掴みし揉むのでした  
「若!?いけません…そこは胸は…ひゃ!」  
 
頭の中にピクンと電流が走ったように、痺れる様な性感が走り抜けます…  
「あっ…やんっ…あぁぁ〜〜〜!!」  
「なんだ?胸が弱いのかサキ?」  
顔が熱を帯びて真っ赤に変わっていきます…恥ずかしいけどそうでした…  
「じゃぁ…もっと揉みまくってやるぜ!」  
若は、調子にのってそのまま私の胸を何度も何度も揉みまくります…その度に強烈な性感が駆け巡るのです  
乳首も玩具のように強く捻られて引っぱり上げられて…凄まじい快感が私を襲うのです  
「あぁ〜〜〜!!だめぇ…だめなのに…あぁぁ〜〜っ!!!」  
喘ぎ声をあげて刺激に反応し、淫らに体を乱れさせていく…ハヤテさんも見てるのに…  
ハヤテさんは、あわあわと目の前の事態をどうするべきか困り果ててるようでした…でもやはり男の子ですね  
私の痴態を彼はチラチラと視線を覗かせ見ていまして…その視線が私の体を熱くさせてきてもいました  
よく見れば股間が膨らんでいる…こんな私に興奮してるようです  
「股間をそんなにさせて何してるんだ、お前も混ざれよ!」  
その様子に若も気づいたらしく、さらに驚くべき提案をしたのです  
「なっ!?」  
「わ、若っ!?」  
私は訴えるような眼で若を見つめますだけど、今の若には無駄な行為のようです…それならいっそ  
「…ハヤテさん、今は…若の言う通りにして下さい」  
「えっ!…でも!?」  
「若が正気じゃないのはわかってますから…だから元に戻ってくれるまで、相手をお願いします…」  
そう…あのクッキーを食べた瞬間に若は変わってしまった…あれにはそんな効果があったという事でしょう  
「だから…時間が経ち行為に満足すれば元に…ひゃっ!?」  
お尻にハヤテさんの手の温もりの感触が伝わってきます…触っているのですね…  
「あ、すみません…」  
「いちいち謝るなよ、そのままお前は後ろを責め続けろ!こっちは…」  
すると若は今度は胸を広げてきます、服を開けて…下着もどかし、そして私の胸…おっぱいが剥き出しに  
なるのでした…ピンクの乳首が外気に触れる…先の刺激のせいかピンっと起ってます、恥ずかしい…  
「いい格好だなサキ、じゃ…これを咥えろ」  
「!?」  
 
目の前に出てきたのは…若のおちんちんでした、初めてみるその男性の性器に思わず失神しそうです  
しかも若は、これを口の中に入れろというのです…臭みのあるグロテスクな形のこれを…  
「はい…んっ…」  
私は意を決し恐る恐る口を近づけていきます…そして先が唇に触れました…そして口を開けて咥え込むのです  
「んはぁ…っ、そのまま舌で俺のを舐めて気持ちよくさせてくれ」  
「んんん〜〜〜〜っ!!」  
どうすれば気持ち良くなるのかわからずに、私はとにかくそれに舌を絡みつかせるのです  
「んん…いいぞ…!」  
幸いにも、それで若は気持ちよくなられたようです…そのまま何度も舌を絡ませていると  
「うっ!」  
「きゃっ!?」  
視界が急に真っ白になりました、私の眼鏡に若の出した精子がこびりついたのです  
先の射精の瞬間に口から出して、目の前に突き出したようで…黒い髪と顔に白く生臭いネバネバしたのが付いてました  
「はぁはぁ…お前もやってもらえ、その間に俺は後ろを責めるからな」  
「えっ…あっ!?」  
次はハヤテさんのを舐めないといけないようです…体勢を変え私はハヤテさんの股間へと顔を移動させます  
「あ…大きい…」  
近づいて見れば童顔ですのにハヤテさんのは若と比べればサイズが一回り大きかったのです、咥えられるのでしょうか…  
「すみませんけど…サキさん、お願いします」  
「はい…んっ…」  
そして口に含みました…若と違い全部を口に入れるのは無理のようですが、それでも一生懸命に舐めて  
気持ち良くさせようと口で奉仕していくのです…その時  
「んあぁ!!?」  
突如、痛みが走ったのです…そう恥部から…私のアソコの中から…振り向いてわかりました  
挿入されてるのです、私のアソコに若のちんちんが挿入されています…  
「い…痛いです…若ぁぁ〜〜!!!」  
処女だった私の初めてが今、奪われたのです…アソコから血が流れてる、激しい激痛が体を駆け巡るのでした!  
「はぁはぁ…きついな、動くぞサキ!」  
挿入された今でも凄く痛いのに、この上…動かされたら…でも、無常にも若の腰が動きます  
「ひぃぃ〜〜〜!!!」  
 
出し入れが始まった…アソコの入り口は歪み開かれ、若のを咥えこんでるの…  
貫かれる度に気を失うような痛みが襲いかかってきます…そこからは血が滲み、目から涙が流れます  
そして…終焉はあっさりときました…  
「うっ!!」  
その若の声と同時に何か熱いのが体の中に流れ込んできた感じがしました  
「はぁ〜〜〜〜〜…えっ…い、今…中で!?」  
その感触に愕然とする私…まさかと思い振り向くと、スッキリとし満足した表情の若…  
恐れは確信に近づきました…膣出しという恐れてた事態の到来に  
「嘘…ひ…ひどい…」  
膣に出されるというショックを受ける私…今日は大丈夫な日だったかしらとか思考が混乱してしまいます  
そのアソコからは無情に白い液体が垂れてくるのです、血が混じった白い粘液が…  
思わず呆ける私…力が抜けその場から動くことができませんでした…でも  
 
「ひゃ!」  
そんな私を正気に戻す…そんな刺激が響きます、急に背後から抱かれつかれたのです  
「すいません…まさか初めてとは思わなくて…ちょっとサキさんを借りますね」  
「お、おい!?」  
抱きついてきたのはハヤテさんでした、彼は私を抱くとその手を膣口に…いえその上部の豆のように剥き出しになった  
クリトリスと呼ばれる箇所に触れてきたのです、その突起をつまむように  
「ひゃぁ〜!!あぁぁぁ…!!」  
そこをいじられると、思いっきり身を反らして反応してしまう…それ程に、そこは感じたです  
そこを丁寧に何度も何度も触れ刺激されていく…そのせいで感じたのか私のアソコからトロッと愛液が  
分泌されて溢れてくるのです…その恥部もまたヒクヒクと疼いているようで…  
「それじゃ…サキさん、全身の力を抜いて下さい…ワタル君、入れてみて」  
「お…おうっ」  
言われた通りに力を抜いてる私、そして再びアソコに若のが挿入されていくのでした  
「うっ…あ…あぁ?あ〜〜っ!?」  
するとどうでしょう…まだ痛みはあるけど…少しマシになってるようなのです、それどころか感じてる!?  
「あんっ…あは…あぁぁ…」  
「はぁはぁ…声に甘みが篭ってきたな…感じているのかサキ?」  
 
そう言って、腰の動きの激しさが増していきます  
「ひぃ!あ…あぁ…!!」  
そのまま若は私の中を思いっきり蹂躙させていきます…  
「うっ!サキの…熱くて締まってきて良い感じじゃないか…」  
「あ…あぁぁ…」  
「熱いマンコのヒダヒダが俺のに絡んでくるぜ!」  
まるで店奥のアダルトビデオのように、そんな恥ずかしい…卑猥な言葉を私に投げかけてくる若…  
慣れたのでしょうか…その行為に徐々に気持ちよさを感じてきました…まだ痛いのに、こんなに感じるなんて!  
「ひあぁぁ〜〜〜〜〜〜っ…!!!」  
そして…イっちゃいました…同時に再び膣内に熱い衝撃が…また膣出しされてしまったみたい…  
 
「はぁはぁ…イったか…おいバカ執事、お礼にサキのアナルを使ってみないか?」  
それはあまりにも突如と持ち出された悪魔的な発案でした…アナルって肛門の事…嘘…っ!  
「えええ〜〜〜っ!でも…流石にそれは経験が…」  
おや?…なんか慣れてる所があると思ったら…こういう事、ハヤテさんは経験あったのですか…  
て考えてる場合じゃありませんね…どうしよう…  
「サキさん…すみません」  
そして…後ろの穴の入り口に、ハヤテさんの先が当たる感触が伝わってきます  
「はい…てっ…ま、待って!」  
でもその言葉は少し遅かったようで…そのまま  
「ひぃぃ!!!」  
後ろから…私の肛門がこじ開きハヤテさんのが挿入されてきます…同時に激しい痛みが体を駆け巡っていく  
「ひあぁぁぁ…!!」  
目の前が真っ白になる…息ができない…それは処女を失った時とは、また別の痛みでした  
「うっ、こっちも圧迫されて締めつけが激しくなってきやがった!」  
「はぁはぁ…こっちも潰れそうですよ!でも…激しく気持ちいいです!お尻がこんなにいいなんて…」  
「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」  
そして同時に腰を動かし始めるのです、前と後ろの穴にズブズブと交互に出し入れされていくの…すると  
「ま、また出します!!」  
「あぁぁ〜〜〜〜…!!」  
 
熱いのが腸内に出てるのを感じる…よほど良かったのか早くもハヤテさんはイったようです  
「はぁ…はぁ…んっ!そろそろ僕は抜きますね」  
「あぁ…あんっ…えっ!?」  
思わず驚きの声を出してしまった…嫌なはずなのに、まるで止められるのが嫌なように…  
そうあんなに激しく痛かったのに…出された瞬時には、私…気持ち良く感じていたのです…  
「どうした?そのまま、まだまだ出しまくってもいいんだぞ」  
「いえ…その〜トイレに行きたくなって…」  
すると若は急に悪い目つきになりました…そう何か企んでいるような…  
「いい事を考えたぞ…お前、そのままサキの中で小便しろ!」  
「はい!?」  
「え…えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」  
それはあまりにも残酷な行為への誘いでした…男の人の排泄物をお腹になんて…  
きっとちょっと前に話題になったアレを良い機会だから実際に試してみようと思ったのでしょう  
「どっちにしろその中は排泄物だらけだしな、精液も小便も変わらんだろ…いいからやれ」  
「で…でも、嫌がってますよ」  
「今、ここでやってる事をナギにばらしてもいいんだぞ?」  
それを言われたら、ハヤテさんはどうされてしまうか…容易に想像できます、  
「でも…やっぱり…」  
「…いいですよ、出しても…」  
「サキさん!?」  
正気でない若のせいでハヤテさんを、これ以上に不幸にさせるわけにはいきませんでした  
「私なら…あんっ…平気ですから…どうぞ遠慮なく…」  
もちろん本当は嫌ですけど…いたしかありません…私は覚悟を決めました  
「すみません…うっ!!」  
「あ…あぁぁ〜〜!!ひあぁぁ〜〜〜〜っ!!!!?」  
ビュクビュク!!出されました…ハヤテさんは私の中に、その溜まったおしっこを放ったのです  
「あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!お尻が熱い…お腹が熱いのぉぉ…」  
腸の中が火傷しそうに感じちゃいました、その液体は体内中を広がっていくように感じる程にです…  
だから身を限界まで反らせ痙攣させてました…その腸内に注がれ、勢いがついた衝撃と熱さに…  
「もうだめ…イク…イっちゃうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」  
 
そんな変態な行為で再びイっちゃいます…同時に膣の方も締めつけられたようでして  
「俺も…また出すぞ!!」  
そして次にまたも膣内の衝撃…若もまたイって精液を放ったのです…  
前後の両方に相次ぐ衝撃にもう気が狂いそうでした…でも気持ち良くて…何かに目覚めたような感じも…  
 
あれからも何度も出されました…興味を持ったのか若もまたお尻に挿入し出すし…  
でもやがて正気を取り戻したようです、急に地面にしゃがみこみ顔色を青白くさせて硬直してましたから  
「む〜、初めてでしたのに…その上、膣出しなんて…しかも、こんなにも一杯…」  
正気を取り戻したく若は、その己の冒した事態に愕然としています  
「す、すまんサキ、俺にも何が何だかサッパリで…」  
「僕もスミマセン!」  
私の前で土下座してひたすら謝るお二人さんでした  
「幸いにも…今日は安全日だから良かったものの…若、責任とってくださいね!」  
瞳に涙を溜めて強く睨みつけます  
「あ…ああ…」  
「ハヤテさんも…今日の事は絶対に他言無用ですからね!!」  
「はい〜〜!!」  
 
そして…二人を叱ってから、浴場で体を洗う私、特に髪を念入りに洗います…精子がこびりついて  
簡単には取れないのです、そんな間にも膣口とお尻の穴からは、白いドロドロとした粘液が…精液が零れ落ちます  
「こんなにまだ入っていたのね…んっ…」  
その恥部も念入りに洗います…その時に、赤い血も垂れてきて処女を喪失した事を改めて思い知らされました  
「はぁ…まさか若と…あんな事をしちゃうなんて…しかもハヤテさんともお尻で…」  
そして先までの事を思い出す…すると股間が再び熱くなっていくような感じがしました  
「今まで潔癖だったけども…汚れるのって案外…結構気持ちいいかも…」  
そして気付けば、いやらしい考えが浮かびます…男の人と肌を合わすのはあんなに苦手だったのに、今は…  
また抱きしめられ犯されて汚される事を思い浮かべ興奮していたのでした…  
 
その日の夜更けに、私は若が寝ている部屋に忍び込むのです  
「どうしたんだサキ!こんな夜更けに??」  
気づいて驚きの声をあげる若、そんな若を私は熱い眼差しで見つめました  
「すみません若…実は体が火照ってしまって…」  
若の目の前で、身に付けた寝まきを脱ぎ生まれたままの姿になります  
「な…なっ…!?」  
「疼きが止まらなくて…いけないと分かっているのに…若のがまたほしいのです」  
股間の恥部は期待でぐっしょりと濡れて、足元に水溜りを作ってました  
私はそのまま若の体に、その裸体を密着するように重ねてゆきます  
「サ…サキ!?」  
「若…言ったとおりに責任取ってくださいね…あんっ」  
そして再びその夜、淫らな時間が流れます…そう私が満足するまで若と交わり合うのです  
それからというもの、毎晩のように私はその目覚めたHな衝動のままに、若の体を求めるのでした…  
 
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どうも伊澄です、あの日から…一月程過ぎた頃でしょうか、私達はこの三千院の屋敷に遊びにきています  
「ふぅ…」  
溜息をつきながらフラフラと歩くサキ様、いつもより裾を踏み躓く回数が多いようです  
「サキさん、具合が悪いのですか?」  
「ああ、ここ最近食欲も無くて、しょっちゅう吐き気をもよおしているみたいだ」  
「うっ…」  
すると心配の言葉を交わすハヤテ様とワタル君の目の前で、証拠とばかりに手を口に当ててしゃがみます  
「…あの、まさかとは思いますけど」  
 
「いや、だけど…したのはサキが安全日だと言っていた時なだけのはずなんだが…」  
本当の意味では女性の体に安全日という日はございませんけどね、確立の差が違うだけですよ  
とりあえず、それでも心配なさるハヤテ様は、とある疑いを抱きます、そして確認をとるのでした  
「あのサキさん、失礼ですけど安全日とか危険日とかわかってます?」  
「失礼な、これでも女ですよ!生理前後の日が危険日で、谷間の日あたりが安全日なのは常識です」  
ちょっとムッと怒った目つきになるサキ様…ですが再び吐き気がもよおし、トイレに駆け込みます  
「そうだっけ?」  
「あの…逆ですよ」  
「えっ?」  
サキ様と入れ替わるように、トイレから出てきたのは私とサクです、話は洗面所から聞いていたのです  
「生理から10〜14日…つまり谷間あたりに排卵日がありまして、そのあたりがもっとも危険な日なのです」  
「よくご存知で伊澄さん…」  
「女の子ですから」  
そう…あの日もそうでしたから、その辺はよく知っています  
「じゃ…まさか…まさか…」  
ガクガクと徐々に青ざめるワタル君、  
言うまでもなくワタル君は安全日は避け、危険日のサキ様の膣に出しまくったというわけですね  
しかも今のあの状態は…大当たりでしょう  
「数ヵ月後が楽しみですね、おめでとうございます」  
微笑みながら、今にも体を崩し倒れそうな青ざめたワタル君に耳打ちします  
「う…うわぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」  
するといきなり泣き出して何処かに走り去っていきました  
「照れなくていいですのに…」  
「あの…多分追い討ちかと…好きな女の子に祝福されるとは不幸な」  
 
ハヤテ様は同情するように、そんなワタル様を見つめるのでした  
「ところで…ワシらの事は、言わんでええのか?」  
「まだ早いですよ…手遅れ状態になってからでないとね…うふっ」  
微笑み返しながら、私はお腹をさすります……サクは何故か表情が真っ青ですけど  
「悪や悪がおる…ていうか友人まで巻き込むやな〜」  
「旅は道連れと申しますよ」  
 
【おしまい】  
 
 

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