「そんな事…したら…僕は…僕は…」  
「ゴメンゴメン、ウチが悪かった」  
 
な〜んて、言っとたけどな…  
「えい!」  
「にゃぁっ!!?」  
 
ドンッ!!ドサァ!  
 
「いたた…何をするんですか、咲夜さん…ひぇぇぇ!!」  
「やっぱ気になるんや、かんにんしてな〜」  
ヒナ祭り祭りの夜空に、いたいけな女装少年の甲高い悲鳴が響く…  
まぁ、そんな声はすぐに祭りの騒ぎ声に、無残にも掻き消されてしまうんやけどな。  
そんなわけで、白皇学院の敷地内の人が来ない茂みの中で、  
ウチと二人っきりになっていた借金執事を、大胆にも押し倒してましたわ。  
「い…いや、やめて下さいってば…そこは駄目ですよぉ!!」  
「まぁまぁ、減るもんじゃあらへんし、ワタルは伊澄探して今はおらへんのやからな〜」  
「ぼ、僕の男としてのプライドが減るんですってばぁ!!」  
そんな物あったんか?コイツに…特に今のコイツは可愛らしいメイド服を着込んで、  
恐らく初見の奴なら男とは思わん、そんな姿になっているんやからな。  
 
あ…ちなみに、借金執事の趣味とかやなくて、詳細は(面倒やし…)省くんやけども、  
色々あってな〜こいつはそういう呪いをうけてしもうとわけや。  
 
とまぁ、そんなわけで気になるのはやはり…下やろ?  
スカートの下の秘境は一体どんな光景になってるのか、  
この呪いがどこまで影響しとるのか、一時に気になるとな…  
くくく…あかん、一度はこいつの涙目に諦めたんやけど、  
こう疼いてもうて、ついに二人っきりになった時に、こうして確認しようと思い立ったねん。  
「ほらほら、綺麗な素足が見えてきよるでぇ…すべすべな足やな〜」  
倒れた借金執事のスカートをめくっていくウチ、徐々に下から下半身が晒されていくのでしたわ。  
「ちょ…や、やめて下さいよ…なんだかスケベなおじさんみたいですよ!」  
「OKOK!なんなら、ウチも自分の事をおじさんって言おか」  
「…そんな自称を使ったら、空気を読めなくなって、しまいに空気を投げますよ」  
それはややな、止めとこ…祭りの後に発症した妹に襲われて入れ替われてもかなわんし。  
 
そんな馬鹿な事を言っとるうちに、ついに目的の箇所が見えてきましたわ。  
「お…こ、これは…」  
「ひぃ!み…見ないで…あぁ!!」  
やはりというか、なんと見事な…その秘所を薄く覆って隠してる、  
いや逆に目立たせている布地が、ちゃんとそこにありましたわ。  
「純白やな…くく、職人さんもわかっとるんやな〜メイドには清楚な白やって事が」  
「そんなこだわりなんてもたなくていいですってば!」  
とりあえず分かった事は…ちゃんとそこに女物、しかもかなり可愛らしいのが履かされておったちゅうわけや。  
「僕…僕…もう…」  
「安心し、ちゃんとウチが責任とってもろたるから…おヨメにな」  
またまた涙ぐむので、ちゃんとお姉ちゃんとして慰めるウチですねん、  
そう慰めるんや…こうやってな。  
 
ビクゥゥ!!!  
 
「ひゃぁぁぁ!!な…何を…!?」  
急に電流が身を走らせたのか、震え悶える借金執事…それもその筈やね、  
なんたってウチがこのまま股間に顔を近づけて、この勃起した大きいのに舌を這わせていたんやから。  
「ん…ん…はぁ、あいからわずここだけは立派な男やね〜」  
「や…あっ、だ…駄目ですってばぁ…にゃあぁ!!」  
一舐めする毎に大きく喘ぎながら悶え続けていくメイド執事…  
なんやろ、今日は随分と敏感な気がするなぁ〜こんな格好やさかいかな?  
「嫌って事はあらへんのちゃうか?だって…ウチがこうする前から、ここはこんなに勃起しとったで」  
「そ、それは…あぁ!」  
そうや、コイツのここは元々に硬く勃起していたんや、  
テントというか薄布が破れてしまうんやないかと思うくらいに、  
この可愛らしい下着を内側から伸ばさせていたんやさかいな。  
「もしかして自分…興奮しとったんやないか?女物の下着を履かされて…」  
「そ、そんなわけないじゃないですかぁ〜〜!!う…あぁ!!」  
 
ジュブッ…チュパァ…!  
 
またウチはその否定する借金執事の口を塞がんとするように、  
コイツの起たせたのを口でしゃぶりついていく。  
しかも下着込みでな…おかげでウチの唾液を吸って布地がぐっしゃりとなっていきましたわ。  
「どや…気持ちええか?」  
「あっ!あぁ…そこは…あぁぁ!!」  
 
「あんまり騒ぐと誰か来てまうで、何と言ってもここは外、しかも祭りの真っ最中やさかいな」  
まぁ、その状況が更に興奮を高まらせているといっても過言やないんやが…  
現にウチも興奮してきてるようやった、こんな場所で一応男のイチモツをしゃぶっているんやから、  
他校とはいえ、こんなとこ見られたら互いに身の破滅や。  
 
「ハヤ太…君?」  
 
「え゙…?」  
「はい?」  
うむ…これは何と言うか…見事なタイミングや、ある意味お約束やで!  
危うい状況だと思った瞬間、何処から現れたのか第三者が登場したのでした。  
「せ!!瀬川さん!?」  
「はへ?こ、こんな場所で何…うわっ!!」  
瀬川という借金執事の知り合いのような女の子、その大きな瞳を思いっきり見開かせて、  
頬を赤く染めながらにジッと見つめて凝視してましたねん…そう、ウチが舐めていたモノをな。  
「不純異性交遊?それとも逆レイプ?」  
そして顔全体が真っ赤となって、湯気を出してましたわ…うむ〜、これは過激なとこ見せてもうたかな?  
にしても…このまま去らすわけにいかへんな、だが幸運な事に反応ぶりからして、こいつ…  
「なぁ、瀬川ちゅうの…あんたも混ざらんか?」  
「はへ?」  
「さ、咲夜さん!?」  
ここは一丁、共犯となってもらおうやないか…な。  
 
「ん…んんっ…ハヤ太君の凄い…熱いし」  
「んっ…そやろ、見た目と違って中々の持ってるんやからな、こいつ…」  
 
ジュブ…チャプゥゥッ、レロォ…  
 
卑猥な音をより大きくさせながらに、女の子二人は一人のメイド服の男の子の股間に群がっていましたねん。  
両側から同時に舌を這わせ、上下左右に分かれて口での愛撫を続けてましたわ。  
「ハヤ太君…いけないよぉ、こんな可愛い下着を着けてるなんて…あっ」  
「でも、ええ趣味しとるやろ、似合っておるしな…んっ」  
「うん…とっても似合ってるよ〜えへへ、今度は私のを貸してあげるね〜」  
「そやな、ウチのもええよ、あ…でも伸ばされてまうかもな〜んっ」  
舌先でここが激しく脈打っているのがわかるわ、更に膨張してきとるし…  
感じているんやな、ウチらの口使いに…  
 
「だから…あっ!にゃはぁっ!!僕の…あっ…趣味じゃぁ!!」  
言葉もまともに続けれないくらいになる借金執事、うわぁ…そんなに真っ赤になって感じてもて、  
まったく犯されているのに感じて仕方ない女の子の表情そのものやないか。  
「ハヤ太君の震えてるよぉ…んっ…」  
「まるで火山の噴火の予兆やね…あっ!」  
 
ドブゥゥゥゥ!!!!!  
 
「うっ…にゃぁぁ───────────────!!!!」  
身を反らせながら、激しく悶えながらに放ちおった…  
それはまさに火山の噴火やった…  
溶岩の代わりに白濁の濃い粘液が、先から噴出されてゆきます。  
ただ布切れが天高く放つのを邪魔しとったんやけどな。  
「…凄い量…下着の内側からも染み出て溢れてきてるし…」  
「んっ…勿体ないな、しゃあない始末してあげるわ…んっ」  
「私も私も!ハヤ太君のミルク飲んであげる…んくっ」  
「ううっ!そんな…汚いの…あぁぁ!!!」  
そしてウチらはまた群がります、口の周りにもベットリ付くのもかまわずに、  
この生臭い匂いが充満する中で、野外だというのにまるでミルクを差し出された猫のように、  
白く染まったイチモツに舌を這わせ…そして舐め取りながら濃いのを飲みますんや。  
「ん…こんなの口にしたら、口で妊娠しそうやわ…」  
「妊娠…」  
そのキーワードでウチらは同じ事を思ったのか、互いに目が合います…  
考えとるのは一緒の事ちゅうわけか。  
「はぁはぁ…え?咲夜さん?瀬川さん…?」  
そこを綺麗にし、まだ元気よく勃起しとるのを確認すると、  
ウチらは前もって打ち合わせしとったように、同じくこの下半身の秘所を晒していたねん。  
そう…このぐっしょりとなって疼く秘裂を見せるんや、コイツの…綾崎ハヤテの前でな。  
「なぁ…今度はウチの下の口にな、自分の…」  
「ハヤ太君のミルク飲ませてよ…」  
 
ちなみに後日、ヒナ祭り祭りの離れで三人の女子が百合あってたという噂があったそうやで。  
しかし…思い出を作る祭りで、別のもんを作ってまうとはな〜あはは。  
 
【おしまい】  
 

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