…現在は私は学校をズル休みして家にいる。  
その理由は……大好きなハヤテ君が家にいるからだ   二人きりで  
 
(告白しても振られる…なら今…一瞬だけ…私の言う事を聞いて欲しい…)  
 
ガチャ  
 
ドアが開く音がした  
「あの…一つお願いがあるんですけど…」  
   
「おやすみのキスを…してくれませんか…?」  
ハヤテの顔を見つめ歩は言った。  
 
「…えっ…と…西沢さん?」  
ハヤテは突然の懇願にとまどっている  
 
「こんなこと急に言われて混乱するのはわかるけど…お願い付き合えないのならキスだけでも…」  
涙を溜めながら言葉を放つ歩にハヤテは…  
 
「…わかりました…」  
 
ハヤテの顔が近づいてくる  
(わぁハヤテ君の顔がこんな近距離に…)  
歩も覚悟を決め口を突き出す  
 
チュ  
 
それは一瞬だった  
「ハヤテ君…」  
歩は顔を真っ赤にしハヤテを見つめる  
一方ハヤテはいままで告白されながらもスルーし続けその状態でこんなことに至ったことを考えている。  
 
 
「??…あれ…どうしたのかな?ハヤテ君!?大丈夫?」  
その様子を心配して歩が声を掛ける。  
 
「西沢さん…僕は毎日会えませんけど執事として…できるだけ西沢さんの傍にいたいと思います!」  
ハヤテの出した結論はほぼ不可能なのだが意思は堅いものだった  
 
「…嘘…ハヤテ君が…私の彼氏に?」  
いままでの努力が報われた瞬間だった喜びで少し涙も出てきた。  
 
「ハヤテ君は私と付き合ってる事なのかな?」  
歩が問いかける  
 
「はい…まぁ…そういうことです」  
ハヤテが少し恥ずかしそうに答えた。  
 
 
「そうか…」(よしっドラゴンにかった!!!)  
歩はそう思った  
「えっ?西沢さんなにかいいましたか?」  
「あ、いやいやこっちの問題だから…」  
ナギに勝ったことを誇らしげに思う歩。  
 
 
「ハヤテ君…近くにいて」  
「はい…わかりました」  
ハヤテが歩のベッドに近づく  
 
少しの間見つめあった  
 
…………  
ガバッ  
 
動いたのは歩だった ハヤテに抱きついたのだ  
「ハヤテ君!今だけはこうしていて…」  
切実な願いだった  
「ええ、これからも一緒にいましょう」  
歩の不安をかき消すようにハヤテが言う。  
 
「ハヤテ君…私、本当は熱ないんだよ…」  
歩が甘える眼で見つめる するとハヤテは笑って  
「最初からわかってましたよ」  
その発言に歩は少し恥ずかしくなった。  
 
「だから…その…ハヤテ君が…いいなら…そのっ…」  
歩がもじもじしている  
 
キュ  
 
ハヤテが再び強く歩を抱きしめた  
「大丈夫です、今はあなたの執事です…なんでも言ってください…」  
ハヤテの優しい言葉に歩は決心がついたようだ  
「ハヤテ君…私と寝てくれないかな?」  
歩が不安と期待の混ざった眼で見つめる  
 
「いいですよ」  
 
ハヤテが優しく答えた。  
 
「え!?本当に私でいいのかな?」  
「ええ、西沢さんなら…僕じゃもったいないくらいです」  
ハヤテが自分をそんな風に言ってくれた。その言葉で胸いっぱいだが本番が残っている  
 
「じゃあハヤテ君よろしくお願いします」  
「こちらこそ」  
ハヤテがいつもの穏やかな様子で答える。  
 
ハグッ  
 
二人はディープキスをした  
 
…チュ…クチュ…んっ…ふぁ……  
 
チュパ  
 
二人は唇を離した  
続いてハヤテが歩の胸に手をかける  
(マリアさんと同等?でもお嬢様やヒナギクさんより大きいな)  
女性らしい成長を遂げている歩に感心しつつ衣服の上から揉みはじめる。  
 
ん…あぁ…くぁ…  
 
少しずつだが歩の吐息が荒くなってきた  
ハヤテはそろそろと思いブラジャーを外した  
するときれいな白の素肌の上にちょこんとかわいいピンクが乗ってあった  
 
「ハ…ハヤテ君…見られるの恥ずかしいかな…」  
「あ、すいません」  
 
はじめて見る女性特有の美しさに見とれてしまっていたが気を取り戻し  
右の胸を揉み、左の胸の先端を吸った。  
 
「ふああぁぁぁぁ…激し…いよぉ…緩…く…」  
 
そんな言葉もおかまいなしに歩の胸を愛撫していくハヤテ  
 
「あ、ぁあ…くあぁ…んぁ…ひぁ…」  
 
吐息がみるみる激しくなっていく  
 
「西沢さん・・・いいですか?」  
ハヤテが歩に尋ねる  
 
「はぁはぁ…えっ?いいって?…」  
「西沢さんの初めて貰っていいですか?」  
 
その言葉を聞いて歩は少し怖くなった、だがハヤテが相手だということを確認して  
 
「大丈夫…ハヤテ君ならあげてもいい…」  
(いっちゃったよ…これでいいかな?これでいいのかな?)  
 
「わかりました…できるだけ優しくします…」  
ハヤテがそう言うのを聞き  
(いよいよ…私はハヤテ君と一つになるんだね…)  
と決意を固めていた。  
 
シュル  
 
歩の下のパジャマを脱がしていく  
すると可愛らしい下着があらわになった  
 
フニッ  
 
下着越しに秘部に触れてみた  
「はぁ…ん…あぁ…」  
 
また吐息が激しくなる  
 
キュ  
豆のようなものを抓ってみた  
「ひぁぁぁぁ…くぁ…」  
甲高い声を上げた  
 
「あ、大丈夫ですか?」  
何かまずい事でもしたのかと不安になるハヤテ  
 
「ん、大丈夫ちょっと激しかったかな?でも続けて…」  
顔を赤くして言う歩  
 
「…わかりました」  
ハヤテは下着の中に手を入れた  
   
「ふあぁ…くぁぁ…あぁぁん…ふぅぁ…」  
思わず歩はハヤテに抱きつく  
 
クチュ ピチャ チュル  
 
歩の秘部からいやらしい音がする  
「ハヤテ君、ハヤテ君」  
 
歩がハヤテの名を呼ぶ  
するとハヤテは体勢を変え歩の秘部に顔を近づけた。  
 
「えっ…ちょ…待っ…ひぁぁぁぁぁぁ…」  
ハヤテが自分の大切な部分を舐めている  
 
「汚い…か…ら…ちょ…っと緩め…てぇ…」  
懇願する歩にハヤテは「西沢さんのなんて汚くありません!」  
さらっと言った  
 
「でも…もう…おかし…い…あぁぁぁぁぁぁ…」  
歩は弓のように仰け反っている   イったようだ  
 
「ハヤテ君…ひどいよぉ…限度って…ものをぉ…」  
するとハヤテはすでに戦闘状態のものを取り出し歩の秘部に近づける  
 
「西沢さん…これ入りますか?」  
歩の想像以上に大きかったハヤテの物  
 
(えっ!?顔に似合わず大きくないかな?私のところに入らないかな?入らないな)  
そう思ってやめようと思ったがこんなことするチャンスはめったにない  
 
「でっ、で、できるだけ優しくね…ハヤテ君?」  
歩が不安そうに言う  
「はい、はじめからそのつもりです」  
ハヤテがそういい挿入を開始した  
 
「痛ッ!?あ…ひぃ…くあぁ…っ…」  
先ほどイったばかりだからか痛みと快感が半々の歩  
 
「全部収まりましたよ」  
ハヤテが言う  
 
「えっ?入ったの?」  
ハヤテと一つになったことにもう満足だが本番はここからである  
 
ハヤテがピストンを早める  
「くあぁ…ひぁ…痛っ…あぁぁあ…ひあぁぁ」  
歩は痛みか何かで涙を浮かべている  
 
「あ、あ、あぁ…また…イっちゃ…」  
歩はピストンの途中にイった  
 
だがハヤテはイってない  
「あぁぁぁ…ハヤ…テ君…おか…しく…なるぅ…よおおおぉ」  
歩の絶頂は続く  
 
「あぁ西沢さん…僕も…」  
ハヤテもイきそうだ  
 
「あぁ…あか…赤ちゃ…ん…でき…ちゃう…」  
歩が意識のせとぎわで言う  
 
「わかりました…」  
イく寸前にハヤテは歩のなかから引き抜き  
 
ドピュ ピュ  
 
外に出した  
 
歩は少しして意識がしっかりしてきた。  
 
しかし自分は服を着ていて、しかも自分が寝ているのはソファでありべッドではない  
(ハ…ハヤテ君帰っちゃった?…嘘…)  
 
歩の目に涙が浮かぶ  すると  
 
ガチャ  
 
「あ、西沢さん起きましたか?」  
ハヤテが自分の部屋からでてきた、どうやら後片付けをしてたようだ  
 
「ふぇ…ハヤ…ハヤテ君…」  
歩がハヤテに抱きついた  
 
「え!?西沢さんどうしました?」  
「ハヤテ君が…えぐっ…いなくなったと思って…」  
そんな歩を見てかわいいと思ったハヤテは思わず歩を抱きしめた  
 
「西沢さんの許可無しに何処にも行きません今はあなたの執事です」  
その言葉に歩はうれしくなってまた涙がでてきた。  
 
バタンッ  
 
「ハヤテ−−−−!!助けにきた…!?」  
ドアを開けたのはナギ  
「お嬢様…?なぜここに?」  
硬直するハヤテ  
 
「ハヤテ…貴様なにをしている?」  
ナギはいままで一番怒った顔をしている  
 
「いやっ…ちょっと…慰め…いやいや…あの…」  
言い訳をしている内にナギに殴られ意識が飛んだ。  
 
 
……その後、起きたのは三千院屋敷の中  
 
(あれ!?僕はいままでなにを…)  
夢かなにかと思ったが歩の感触は残っている  
(夢じゃ…ないよな…)  
 
ガチャ  
 
ドアを開いて出てきたのはマリア  
「あ、ハヤテ君起きましたか?」  
マリアが心配そうに尋ねる  
 
「あ…大丈夫です…あの僕はどうしてここに?」  
「ああ、ナギが連れてきたんですSPと一緒に…でも災難ですねハヤテ君も」  
マリアが優しい口調で言う  
 
「えっ…?どうしてですか?」  
ハヤテが尋ねる  
 
「え?西沢さんがゴキブリに驚いてハヤテ君に抱きついた所をたまたまナギに見られたんでしょう?ゴキブリは怖いですからね」  
歩がうまく嘘をついたようだ  
 
「では、ハヤテ君今日は休んで明日に備えてください」  
 
マリアが部屋を出て行った  
 
(西沢さんと付き合っているのには…変わりないからな…お嬢様ごまかせるかな?)  
ハヤテはそう考えてた そして  その不安は的中した  
 
(おかしいゴキブリなどではない、なにかハヤテがたぶらかされて…)  
少し間違っているが女の勘はすごい  ここでナギは思いついた  
「SP!!私がハヤテといない間、24時間ハヤテを監視するのだ…」  
(スマンこれもお前のためだハヤテ)  
ハヤテいや…西沢歩の苦労は続く   =END=  
 

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