『咲夜の想像したボケ展開は出ない』  
 
ピンポーン♪  
 
「ナギ、咲夜さんがお見えになりましたよ。」  
「うむ、通せ。」  
「では咲夜さん。どうぞこちらへ。」  
マリアに迎えられナギの部屋に訪れる咲夜  
「それではどうぞごゆっくり。」  
マリアがナギの部屋を後にした。  
「なぁ、ナギ。」  
先に口を開いたのは咲夜  
「ナギがウチの事家に呼ぶなんてめずらしいやん?いつもならウチの方から行くのに。」  
「そうか?まぁそんな事はどうでもいい。とりあえずくつろげ。」  
いつもよりほんの少し違うナギの態度に咲夜は違和感を感じた。  
「もしかして伊澄さんも呼んではるの?」  
「いや、あいつ今日は用事があって来れなしらしい。」  
「さよか。」  
「と言うのは建て前で、このSS書いてる奴が伊澄の口調をまだ半分も理解してないから出すに出せなかったらしい。」  
「な、なんちゅー理由やねん、それ。」  
「ま、そーいう事だからもし私の口調がヒナギクにでもなってたらとりあえずツッこんどいてくれ。」  
「へ?」  
どうつっこめばいいかいまいち分からない咲夜。  
「あ、そーいえば現代世界ではそろそろ24時間テレビが始まる時期だが、ヒナギクの友達に一人運動ダメなヤツがいてな。  
 そいつに24時間マラソン走らせればかなり面白そうだよな。漫画のネタになりそうだし。」  
「地球は救われるがその方は救われへんなー。」  
まぁ、ナギも人の事は言えへんけどな。  
ガチャ  
「しつれいします。お茶をお持ちしました。」  
マリアがお茶とお菓子を持ってきたようだ。  
二人の受け皿の上にティーカップが置かれ、マリアがトクトクと紅茶を注いでいく。  
「では、失礼します。」  
 
あれ、そういえば  
 
「あのナギ、執事君はいないの?」  
「ああ、ハヤテは今ちょっと学校だ。昨日桂先生から電話があって授業中に野球やったのをヒナギクにバレたらしく  
 桂ちゃん球団が解散の危機に立たされたらしい。で先生ときたら『大好きな野球だけど、解散します。えぐっ、グスッ、みんなごめん!!』  
ってハヤテに言うもんだからさ仕方なく球団存続を頼みにヒナギクの所に行ってるんだろうな。」  
「はぁ、ごめんナギ。つっこむ言葉が見当たらへん。」  
 
ナギも執事君も学校生活で色々と苦労してるんやなー。  
 
 
「ところでサク君よ。」  
「ん、なんや?」  
「ちょっと聞いておきたいのだが、お前とハヤテは何時頃からそんな仲いい感じになったのだ?」  
「へっ?うええあ?」  
「前からお前には『標準語でしゃべれや、ここ東京だぞ!』と言いたかったのだが、とりあえず日本語から話してくれないか。」  
「な、仲いいって?」  
「とぼけるな。最近お前ハヤテの顔を見にこの屋敷に来ているだろ?  
 この前なんかハヤテは今いないって言った時点でお前すごいテンション下がってたろ?」  
「そ、そか?」  
「後、ハヤテもハヤテでお前が遊びに来るたび嬉しそうにお茶を出しやがる。  
 あんな顔私でさえ見たこと無いぞ?」  
 
そ、それはつまり執事君はウチの事を……  
 
「何をデレデレしとる?いいか、自惚れるなよ小娘。誰がどう思おうともハヤテは私以外眼中にないのだ。」  
「はぁ、」  
「なんだ、その目は?まぁいい。少し脱線してしまったようだが話してみろ。ハヤテと何かあったのかを」  
ゴクッ  
息を呑む咲夜  
「正直にいってくれ。なーに、怒ったりなどはせん。どーせ大した出来事などなかったんだろう?」  
「ほ・・・ほんまに正直にいっても、怒らへんの?」  
「当たり前だ。わたしはそこまで嫉妬深い女ではない。」  
「さ、さよか。じゃあ言うけど。」  
「ふむ。」  
「えっと、ついこの前の話なんやけど大雪の日庭で遭難しかけた事があったろ?」  
「ああ、あのときな。」  
「そんでウチは執事君と発電所にいったんやけど、その途中ちょっと執事君にムカついてお風呂の中に蹴り落としてしもたんや。」  
「ほぉ。」  
「その後、ウチも一緒にお風呂入って……あん時はカッとしてたんやろな。後ろから抱き付いて、その、胸当ててしもた。」  
「は?(怒怒怒怒怒)」  
「ひっ、あの怒らないっていうたよね?」  
「怒ってない。怒ってないですよ?私怒らせたら大したものだぞ。」  
「さ、さよか。あ、後これは事故みたいなもんやけど、そのなんていうか。」  
「なにデレデレと顔を赤くいしているのだ?さっさと続きを申せ。」  
「うん、その、下着ていうか……ブラを見られてもうた。」  
 
「ぶ?ぶぶブ?(怒怒怒怒怒怒怒)」  
「な、ナギ 怒らないって」  
「き、貴様は私が暗闇でビクビク怯えてる中、ハヤテに『当ててんのよ』と『見せてんのよ』のダブルコンボや〜、  
 みたいな事をしていたという訳か!?」  
「ち、ちが、確かに前者のはあってるんやけど後者のは気付いたら服が捲れてたんや。せやから、」  
怒怒怒怒怒怒怒  
「だめや、怒りでウチの話全然聞いておらへん。」  
「あーー!!っもう全員箸をおけーー!!」  
「えっ?はし?」  
「ひとーーつ!!三千院家家訓!!」  
「へっ?」  
「いいから復唱しとけ。先に進めないだろ?」  
「は、はい。三千院家家訓。」  
「人が暗闇の中で死にそうな最中、発電所でハヤテとイチャイチャモエモエしちゃってる関西人は」  
 
ゴクリッ  
 
「アニメ化してもエンディング時のお前の名前を『ナギの友人A』、ついでに伊澄は『ナギの友人B』にしてやります。」  
「ちょっ、それじゃ伊澄さんは完全なとばっちりやないか。」  
「うるさいっ、お前人の執事に一体何をしたか分かっているのか?」  
「なにをって言われても、その。」  
「ええい、まずは自分の胸に手を当てて考えてみろ。」  
「自分の胸?」  
言われたとおりに胸に手を当てる咲夜  
「で?分かったのならさっさと言ってみろ。」  
「うん、なんか前より胸大きくなってるみたいや、ウチ。」  
「貴様、ボケに転職でもしたのかな?あと貧乳相手に言ったら傷ついてしまう言葉の多分2位くらいを堂々と言いやがって。」  
「えっ?じゃあ一位は?」  
「そんなもの自分で考えろ。それよりお前覚悟は出来ているのだろうな?」  
 
そして一体どこから取り出したのか、今ナギが手に持っているものは  
「い、いややあぁぁ!!ナギそれええぇぇ!!」  
「納豆ですが何か?ちゃんと100回位は右、左でかき混ぜないとな。」  
「いややぁ!!そないなもんかき混ぜないでぇぇ!!」  
「ほーれ、お前のプロフィールの嫌いな物の欄に書かれてる『日本でナギに食わされた納豆』だ。」  
「そんな一部の人にしか分からないネタはやめてー、ネバネバもやめてー。」  
「何を情けないことを、仮にもSOS団(三千院ナギの団)のメンバーであるお前が。」  
「いつウチをそんな団にいれたんやーー!!てかどうやって世界をおおいに盛り上げるつもりなんやー?」  
「そうだな、活動内容としては月火は納豆を使ったモンゴル相撲大会だな。」  
「いややあぁーー!!水木金土は何が待ってはるんや!?そんなん脱退したる!!」  
「ほーれ、サクちゃーん。口を大きくあけて〜、はい、あ〜ん。」  
「もうやめ、納豆、恐い、恐いよ、」  
と泣き出してしまう咲夜  
マリアさんで例えるとゴキブリを近づけられそうになっている、そんな心境  
 
どーん!!  
泣きじゃくる咲夜をベッドに押し倒すナギ  
「う、ナギ、何を?」  
「いや、おねーちゃんであるお前が好き嫌いなんかしちゃ皆に示しがつかないだろ?だからこれからちょっと調教をな。」  
「調教って、ナ、あああぁぁぁ!!」  
不意打ちとばかりに咲夜のスカートの中に進入したナギの手がショーツごしにその秘所を押し、電撃のような感覚を与える。  
「いややあぁ、ナギ、タンマ!!そこ、あんっ、押さないでえぇー!!」  
ブルブルと震えはじめる咲夜  
「小さい時からお姉さん頭いしたお前を見てるとな、たまにメチャクチャにしてやりたいって思ってうんだよな。」  
「ウ、ウチのそこ、あん、やめ、グリグリいややああぁぁーー!!」  
飽きたとばかりにナギはショーツをずらし、秘所に触れる。  
「おっ、濡れ初めてきたぞ。サク」  
クチュッ クチュッ  
「あ、あひっ、ナギ、その、指、あああっ・・・あんっ!!」  
ナギの指使いはそんじゃそこらのものではなかった。  
普段から漫画、ゲームを一日の大半に費やしているナギのその指使いは既に超人の域に達していた。  
そんなナギの軟体動物のような動きをする指がツッこまれる側には全然免疫の無い咲夜を犯していく  
「ふああぁぁっ、だめ、ナギ、そんなに指、ウチのなか・・・あぐっ!!」  
咲夜の悶える姿を堪能できナギのボルテージが高くなっていく。  
ピチャピチャと液体をかき混る音が部屋に響き渡る。  
「サクの中って熱いな。納豆嫌って言うくせにこの中だって凄いネバネバだぞ。」  
「そないなこと、あんっ・・・言わんといてえぇー!!」  
「しかしさすがは処女、指がちぎれそうだな。」  
「・・・あんっ」  
ズブッ  
そして指を抜き取り蜂蜜を舐め取るナギ  
「ふむ、私と同じ味だな。サクのは」  
「ナギ、そんな汚いマネ・・・」  
「汚いだと?」  
と咲夜の股の間に顔を埋めて秘所に舌を挿入する。  
「ひゃ!?あ、・・・あんっ」  
「サクって敏感だな、感じやすいのか?」  
「今すぐ、舌だし・・・やあぁ、ひあぁ!!」  
「あははは、なかなか可愛いぞ、サク。」  
「や、やめっ、あああぁぁ!!そん・・・な、奥まで、あ、あんっ、い、いややああぁぁ!!」  
ナギの舌によって中の壁を舐めまわされ、咲夜は面白いように身をくねらせる。  
ちなみにナギの舌使いの方も超人の域に達してるかどうかは秘密事項だ。  
 
「ちょ、ナギ、そんなに舌、暴れたら、ひゃんっ!! ウチ・・・」  
ドクドクこぼれ出る蜜を飲みながら巧みに舌で最奥をつついてくるナギ。  
「んあぁ!!あんっ、あああぁぁ!!」  
綺麗に手入れされた銀色の髪はいやいやをする度に乱れていく。  
「ナギ、これ以上、され・・・あんっ、ウチ、ウチ、あ、あああぁぁあぁぁ――― !!」  
咲夜は身体を弓なりに仰け反らせ絶頂を迎え、ビクンビクンと痙攣している。  
「はやいな、もうイってしまったのか?」  
「はぁ、はぁ」  
咲夜は余韻に浸っているため、答える余裕も無い  
「いい格好だな。サク。」  
「・・・ごめん、ナギ。ウチの勝手な行動で執事君に迷惑かけてナギにも、だから覚悟は出来てる。  
 絶交したいんやったら、」  
「どうしてお前はまた私を怒らせるかな?」  
チュプッ  
「うそや、また、そん、あっ!!」  
再び指を、今度は人差し指と中指を咲夜の秘所の中に挿入する。  
「んああぁぁ!!ナギ、あんっ、指が・・・」  
「また濡れ始めてるぞ、エッチだなー。」  
「んっく、やめ・・・もう」  
先ほどとは違い今度は指の届く奥まで挿入し、指をメチャクチャに暴れさせ咲夜を狂わせる。  
「――――――――― っ!!」  
「人の執事を誘惑しようだなんて、悪いおねえちゃんだな。」  
「ウチ、そんな、あんっ・・・つもりは、 ひゃあぁぁ!!」  
「どうだかなー」  
グチュグチュ  
「そ、そんな激し、ああああぁぁ!!」  
「クスクス」  
「もうダメ、抜いてええぇぇ――― !!」  
「何を言っている?これからだってのに。」  
「ひうぅ・・・イヤ・・・」  
「そんなエッチな声で否定されてもなー」  
「やっ、伊澄さん、助けてやああぁぁ――― !!」  
「あっ、コラッ、今は呼ぶな。また2巻から読み返す破目になる。」  
「なに訳わからんこと、あんっ、う、うああぁ」  
咲夜の奥でぐちゅぐちゅといやらしい音を立てながらナギの指は掻き回していく。  
「ひゃああぁぁ!!ナギの指が、あぐぅ、ウチの中で、ああっ、いややあぁぁ――― !!」  
 
 
やがて中の最も弱い部分をナギに探り当てられてしまい、そこだけをひたすら攻め続けられる。  
咲夜は泣きじゃくりながらその刺激を受け入れる事しか出来なかった。  
だが、あまりの刺激に、耐えなくては壊れてしまうと感じた咲夜は手を握り締め、爪が肉に刺さる痛みでこれをごまかそうとした。  
しかし、  
「えっ!?」  
握り締められたその手はナギに無理やり抉じ開けられ、そしてその手を握られる。  
「そんなんじゃ、手から血が出るだろ。私の手でも握っとけ。」  
「ナ・・・あんっ、ぅああぁぁ――― !!」  
まだ指は暴れている。  
電撃のような感覚が咲夜に襲い掛かりガクガクと身体を痙攣し、一瞬景色が真っ白になった。  
「それにしてもここまで弱いものだとは思わなかったぞ?」  
「うー、それは」  
「普段から強気なお前を黙らせてこんな風にいじめてみるのもかなりいいものだな。」  
「わかた、三千院の『さ』はSなんや。」  
「だれがSか。」  
ぐちゅぐちゅ  
「うそ、さっきより激し、あかん、止め、ひあああぁぁ!!」  
「あはは、本当に可愛いな。」  
「あううぁぅ!!、深いよ、あ・・・あんっ」  
部屋の中では咲夜の喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。  
「もう、限界、や・・・んあああぁぁぁ――― !!」  
ビクンビクンと身体の痙攣が止まらない。  
「えっ?初めて数秒しか経ってないのにもうイったのか?本当に遊びがいのあるヤツだ。」  
「もういややああぁぁ!!なんでも、するからあああぁぁ――― !!」  
「じゃあもっと悶えてくれ、ってこのベッド いつの間にかびしょびしょだな。」  
刺激を与えられるたび咲夜の秘所からドクドク蜜が溢れでてくる。  
「おねえちゃんのくせにお漏らしかー?」  
「しらへん、そん、いやっ、ストッ、指・・・あんっ、もう動かないでええぇぇ!!」  
次から次からへとやってくる絶頂に余韻に浸る時間もくれず、ただ狂わされるしかなかった。  
「普段から子供扱いすな言ってるくせにそんなにボロボロ泣いちゃーなー。」  
そのままブリッジをした身体で何度も何度も絶頂を迎えさせられ、咲夜の視界はどんどん薄れていった。  
「ほら、まだイけるか?」  
「・・・あ・・・・・・」  
「――― !!」  
明らかに咲夜の反応がおかしかった。  
「お、おい!大丈夫か?」  
急いで指を引き抜くと咲夜は小さな喘ぎ声を上げベッドに沈んでいった。  
 
 
わ、悪い。ほんのちょっといじめるつもりだったんだが、お前があんまり可愛い反応するからつい。」  
「ナギ、ごめん。」  
「ハヤテの事か?もういいんだ。私もついカッとなって。お前の事は私が一番よく知ってるはずなのにな。」  
「いや、悪いのはウチや。」  
「サクは何も悪くないよ。ところで正直に答えてくれ。ハヤテの事好きなんだろう?」  
「ええっ?」  
「たのむ、答えてくれ。」  
「その、大好きや。」  
「そうか。」  
「でもナギ安心してや、ウチはもう執事君とは、んむっ!?」  
不意打ちとばかりに咲夜の唇にキスをするナギ。  
「んっ、な、ナギ、恥ずかしいやないか!!」  
「ならもう変な事言うな。お前は昔から自己犠牲が過ぎるんだよ。」  
「えっ?」  
「ワタルの学校の件だってそうだろう。別にその生き方が間違ってるとは言わないけど、幸せべたになるぞ。」  
「でもな・・・」  
「だから、ハヤテはお前にくれてやる。」  
「へっ?」  
「もちろんハヤテは私と伊澄のものでもある。三千院家では一夫多妻制は当然なのだ。」  
「い、いいの?」  
「ああ、今度4Pでもしようかと伊澄と話してんだが、一番最初は咲夜を可愛がってもらうよ。  
 いつもお前は2番だからこんな時位一番にならないとな。」  
「あ、ぐすっ、ありがとう・・・」  
「わっ、泣くなよ。お前らしくないぞ。」  
「ん、泣いてなんかあらへん。」  
「わかった。わかった。後、今日は家に泊まってかないか?たまにはお前と一緒に寝たいし」  
「うん。」  
「じゃ、ご飯が出来るまでお風呂に入ってきたらどうだ?気持ちいいぞ。」  
とナギは部屋を出ようとドアに手をかける。  
 
「あ、いい忘れてた。」  
ナギはある事を思い出し、ドアノブにかけた手を離す。  
「実はヒナギクについてなんだが、いつハヤテを奪われるかヒヤヒヤなのだ。」  
「はぁ、ヒナギクさんってどんな人なん?」  
「勉強もスポーツも出来る完璧超人だが、胸の大きさではお前の方が余裕で勝ってる。  
 今度あったら『剣道着の胸当てってキツくね?』って言ってみてくれ。」  
「いやや、ウチがやられてまう。」  
 
ガチャ  
「ナギ、頼まれてた物買ってきましたけど、こちらでよろしんで?」  
「おお、ありがとう。これだ。」  
「では いい魚が手に入りましたのでこれからご飯の準備をしますね。」  
とナギにある物を渡して部屋を出るマリア  
「あ、あのナギ、それ一体何?」  
「何ってキューピーちゃん人形。見たことあるだろ?」  
「あるけど、それどないするの?」  
「明日はヒナギクの誕生日だからな。プレゼントするんだ。」  
やっぱり・・・  
「それは時期的に考えて宣戦布告って意味でプレゼントするのかいな?」  
「あははは、サクはバカだなー。ただプレゼントするだけに決まってるだろ。ははははは」  
笑顔で笑っているナギ。せやけど目が笑ってない。  
 
―――次の日―――  
 
一緒にテスト勉強しようという事で先にナギの部屋で待つ咲夜 そして  
ガチャ  
「あ、おかえり。」  
「・・・・・・・・・」  
無言で部屋に入るナギ  
たぶん想像つくけど  
「プレゼント渡せた?」  
「ああ、とっても喜んでくれたよ。お礼におしゃぶりなんか貰っちゃったよ。あはははは」  
この状況でウチとしては何かツッこみたいが、へたに怒らせたらまた犯されてまう。  
「ああーー!!もう!!あの場にサクがいてくれれば『だったらお前はオムツでもしとけーー!!』ってツッこんでくれたろうに。」  
「ごめん、ナギ。ウチはボクシングに関してはよう分からないんや。」  
「・・・・・・そうか・・・」  
 
END  
 
 

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