ヒナさんの誕生日プレゼントを選ぶ為に…と、ハヤテ君と一緒に私は歩きまわっていました、  
こうして一緒に居るとデートしているようで私は凄く幸せな気分だったの。  
でも…そんな幸せが長続きする星の下に生まれてないのは、十分に承知だったんだから。  
「さぁ!!もう十分幸せな目にはあったわ!!どうなる!?どんなオチがつくのかな!?」  
そんな風に覚悟を決めていましたら…  
 
「あっ、そろそろ休憩でもしますか」  
「う、うんそうだね…あれ?」  
 
「じゃ、西沢さんからシャワー使って下さいね」  
「う、うん…」  
 
ザァァァァ─────────…  
 
…あれ?  
 
「じゃ、部屋を暗くしますよ…」  
「う、うん…」  
 
あれ?  
 
「服を脱がせますよ、しわくちゃにならないように手を上げてください」  
「う、うん…」  
 
あれあれ?  
 
「綺麗ですね…西沢さんの、肌…こんなに健康的な滑らかな肌で…」  
「あ…あぁ!!」  
 
あれぇ───────────!????  
 
ちょっと待ってよ、何がどうなってこんな展開になってるのかな?  
えっと思い返すと、休憩するからってハヤテ君と何だかピカピカした看板のある建物に入っていき、  
そこの窓口のおばさんからカギを受け取って、部屋に入ったのだよね。  
すると中は怪しげだけど綺麗な部屋で、ハヤテ君に誘われるまま、  
部屋内に設置されたバスユニットを使って、体を洗ったの。  
そして体を綺麗にした私は、バスタオルを巻いて出てきて…  
この丸っこいベッドの上に寝転がって…  
やがてハヤテ君も体を洗い…その後、先にベッドに寝てた私の上に被さってきて、  
この肌を隠していたタオルを取ったんだっけ…あれ?  
そ、そして…ハヤテ君の手が伸びてきて、私のあまり成長してない胸の上に触れたんだよね。  
 
これってさ…もしかしてエッチしちゃってる?  
ハヤテ君と今、一つになろうとしてるのかな?  
 
というか、これがオチ!!?  
 
 
「どうしましたか西沢さん、僕の愛撫は気持ちよくありませんか?」  
 
ふわっ…ムニッ  
 
「ひゃ!あぁっ!ハ…ハヤテ君が…私のを触ってる…」  
大きいけど綺麗な指先のハヤテ君の男の手が、この晒された胸の膨らみを軽く揉む様にしながら、  
包み触れてきました、うわ…何だかすっごく気持ちいいビリビリした電気みたいな刺激が、  
そこから発生して体中に流れてきてるみたい。  
温かく優しいのに…激しい刺激が、体中に広がっていくよ…  
あ…敏感な突起にも、ハヤテ君の指先が触れてるきているし…  
「あんっ!気持ちいいよぉ…ハヤテ君…」  
本当に気持ちいい…いくら敏感なとことはいえ、まだ胸を触られてるだけなのに…  
好きな人に恥ずかしいとこ触られると、こんなに感じちゃうんだね。  
「感じやすいですね…西沢さんは」  
「そ、そうなのかな…私ってエッチ?」  
「エッチですよ」  
「はわわ…こ、こんなエッチな女の子…軽蔑するよね…」  
「いえ、エッチな女の子は大好きですよ」  
 
チュッ  
 
「!!!!?」  
今…触れたよね、ハヤテ君と私の唇が…キスしちゃった!?  
私のファーストキスを…奪われた。  
 
(注:人間相手のファーストキスです)  
 
…今、何処からともなく聞こえてきたのは空耳だよね。  
とにかくしちゃったんだ…ABCのAを!  
「どうしました?もしかしてキスだけでイっちゃいましたか?」  
う〜ん…精神的にはイっちゃたかも、頭がボーっとしちゃってるし…  
「しっかりして下さいね、ここから本番ですよ」  
「ほ、本番?」  
「はい…ここからが本番、その前にまずは、ここをちゃんと濡らしときませんとね」  
 
チャプ…  
 
「ひあぁぁぁ!!」  
下から激しい衝撃が湧き上がってくる…これって、触った?  
そういえば…お風呂上りの後でタオル一丁だったから、当然にそこを隠すのも無かったという事だもんね。  
だから…アソコを触ったのかな!  
 
クチュッチャプゥ…  
 
「んあぁ!!そこ…あぁぁ!!」  
 
やっぱり触れてるよ、ハヤテ君の指が…大事な場所を弄くってる…  
「西沢さんのここ…まだあまり弄ってないのに、すごく熱くなって濡れてきてますよ」  
「だって…あぁ!ハヤテ君が弄るから…あぁ!!」  
指が入ってきてる…指腹で中身を弄られちゃってるみたい、  
それも感じるとこを徹底的に、何でわかちゃってるのかな…  
私の敏感なそこを…だめ、そんなに弄られたら…もう!  
「イ…イっちゃうよぉぉ!!!」  
 
ビクビクビクゥゥゥ!!!  
 
一気に全身が痙攣していく、その大事な場所を摩られて思いっきり感じちゃったから…  
私…イっちゃたみたい、頭の中が弾けちゃてたよぉ…  
 
「うわ〜イクの早いですね、まだ前戯なのに」  
「ほへ?前戯…??」  
「そうですよ、ほら…これから入れるのです、この僕のを」  
「!?」  
その目の前には、ハヤテ君の…股間に生やしたのが姿を見せていました。  
「それって…まさか…」  
「はい、おちんちんですよ…欲しくないですか?指だけで満足しましたか?」  
「そ、それは…そのぉ…」  
お、おちんちんて、あんなに大きいものだったんだ…  
こんな小さな入り口に入れちゃ壊れちゃわないのかな?  
ちょっと、その容姿に恐れてしまう私…でも、何か疼く…  
何よりも一つになりたい…ハヤテ君と一つに結ばれたいもの!  
「ハヤテ君…入れて、おちんちん…入れて欲しいかな…私に」  
「素直ですね、西沢さん…」  
エッチな言葉を口にした私に、優しく微笑むハヤテ君…  
そしてついに…それは入れられたの!  
 
グチュッ…ズブゥゥ!!  
 
「あはぁぁぁ!!!はぁ…はわぁっ!!」  
私の中に…ハヤテ君のおちんちんが…繋がっちゃた。  
「はぁはぁ…西沢さんの、凄くいいですよ…うっ!」  
「あぁぁぁ!!!!」  
奥に大きな物が入り込んでいく…ぎゅうぎゅうに圧迫される身体の中身、  
ちょっと呼吸が苦しいかな?でも…それ以上に…  
 
「き、気持ちいいよぉ…あぁぁ!!ハヤテ君のお腹に感じるぅぅ!!」  
中で何度も往復し、その自分の分身を擦り付ける感触を、思いっきり感じまくりながらに、  
襲い掛かる快楽の波に、ただそのまま無防備に打ちのめされていきます…  
それは気が狂いそうな程に凄い体験だったかな…  
特に一番奥に、この凄いのが当たるとピンッと背を反らし反応しちゃっていたしね。  
 
「あ…あぁ!!凄いよ…ハヤテ君…あぁぁ!!ん…またイっちゃうかな」  
「はぁはぁ…じゃあ、今度は僕もイキますよ…このままでいいですか?」  
それって、つまり…外か中かと選ばせてくれるのかな?  
でも、それは愚問…だって、そんなの決まってるし…  
「中…中で出してハヤテ君!!」  
「はい…うっ!!!」  
 
ドクゥゥゥゥン!!!!!  
 
「あああぁぁぁ──────────!!!!」  
 
 
 
こうして私は、またまたイっちゃいました…今度はお腹の中で熱い衝撃を感じながらね。  
ドロドロしたのが奥に流れ込んでいくような感じもしてた…ハヤテ君の赤ちゃんの素が入ってきてるんだ。  
 
その幸せを堪能しながら、何となく察しました…きっとこれは夢、もしくは妄想の世界だと。  
こんな都合いい話は無いもんね、だから…今こうして目を閉じて、また開いたら本当に目を覚ますに違いない、  
そう確信していました…そして目を開ける、そこは…  
 
あの怪しげで綺麗な部屋でした…私はあの丸っこいベッドに寝てます!  
「夢じゃなかった…!?」  
驚愕しました、だって…本当の本当に結ばれたって事だから、ハヤテ君と…  
お腹の中も熱い…ちゃんと現実に抱かれた後なんだ!  
 
「やった…ついに私…」  
「目が覚めたか?」  
思わず涙ぐんでしまったので、腕で涙を拭き振り返ります…その愛しき少年を見る為に。  
「よっ!」  
そう…この大きく白い喋るトラを見る為………え?  
 
「ふっ…いやいや、なかなか燃えたよお嬢さん、満足してくれて私も満足さ、ははは!」  
「え…え…えええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?」  
 
【おしまい】  
 
 
 
 
 
「う〜ん…う〜ん…やっぱりこういうオチなの?えぇぇ〜〜ん…ムニュ」  
「西沢さ〜ん!そろそろ出ないと延長料金が加算されちゃうのですが…完全に寝ちゃってますね!」  
「やっぱり私って…こんな星の下で生まれていたんだよね…うぅ…グゥ…」  
 

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