ここに一軒の大富豪の屋敷  
今夜の主人公は愛沢家の長女、咲夜(田口トモ○ヲ風)  
これは咲夜のある苦悩と努力を綴った物語である  
 
2月下旬 土曜日の午後  
咲夜は友達と別れた後 いつもどおり帰路に着こうとしていた  
 
あ〜、このまま家帰ってもする事がなんもあらへんな〜  
 
咲夜は暇を持て余していた  
 
そうや、この前の一件で(第83話)伊澄さんも少しは内面変わっとるかもしれへんな また少しからかってやろか  
 
咲夜はそのまま伊澄宅へと向かった  
 
この後、とんでもない事態が彼女を襲う!!!  
 
これナレーションがガチンコちゃう?なあ?  
 
そんなこんなで咲夜は伊澄宅へと訪れた  
 
「あらっ、珍しいわね。咲夜が私の所に遊びに来るなんて。」  
「そやな〜、なんか今日は伊澄さんと遊びたい気分になってもうてね。」  
「そう。じゃあ中へどうぞ。美味しいお茶を入れるから。」  
 
午後、太陽が少し傾き始めた時間  
伊澄は緑茶を咲夜はアールグレイを頂きながら漫画、アニメ等の話題で盛り上がっていた  
 
そして咲夜はある話題を取り上げた  
 
「どや?自分何か変わってきよったか?」  
「・・・・・!!」  
 
伊澄は意標をつかれた  
 
「なっ・・・咲夜?」  
「そんなリアクション今ウチは求めておらへんよ。で、どうなんや?」  
「どうもしません。私に赤っ恥かかせ・・・皆の前で・・・」  
「なんや、まだ気にしておったんかい。あんなことを」  
「あんな事って・・・咲夜、あなた」  
「時に伊澄さん、自分まだ校則ブチ破って着物登校してるらしいのう。ナギから聞いたで」  
「だっ・・・だって・・・スカートだと足がスースーして」  
「はぁ、これじゃあ何も進歩してないやないか。ワタル君が可愛そうやでえ。」  
「なんでそこでワタル君が出てくるのですか?」  
「いや〜、何でもないでんねん。ほんまに。」  
 
笑いながら咲夜はお茶を口に運ぶ  
 
「咲夜、お茶おかわりは?」  
「ん?じゃあもう一杯貰ってもええか?」  
「ええ。じゃあちょっとまっててね。」  
と伊澄は腰を上げ台所に向かおうとしていた。  
「あっ、ところで咲夜。」  
「なんや?」  
「今日は執事の方は連れて来てはいないんですか?」  
「ああ、いつも周りにいられるのもいい加減うんざりする時もあるからな。たまには一人ってのもええやろ。」  
「くすっ、そうですね。」  
と伊澄は和室を後にした  
 
・・・・・・・・・・・・・  
 
なんやろ?さっきの伊澄さんの笑顔・・・なんや不自然やったのう  
 
「にゃ〜!」  
 
「なんや?」  
テーブルの下から見覚えのある子猫が咲夜の膝に乗ってきた  
「わっ、こいつナギんとこの子猫やないか。なんでまたこんな所に?」  
 
「ああ、シラヌイさんですか?あんまり可愛いものだからナギに無理を言って一日だけ飼う事にしたの。」  
 
と紅茶を持って伊澄はにんまりと答えた。  
 
「なんや、そうやったんかい。」  
 
咲夜は膝に座っているシラヌイをゴロゴロと撫でていた  
「あはは、かわええなぁ、こいつぅ」  
 
コポコポコポ     
 
「はい どうぞ咲夜」  
「ん、おおきにおおきに」  
と咲夜は入れたてのお茶を口へと運んだ。  
クスッ  
 
「・・・・・・・・・・・?」  
 
今ほんの一瞬伊澄さんが笑ったような・・・・・?  
しかも凍りつくような・・・・・ぶるっ  
なんやか今ので寒気がしてもうたな  
「あっ、伊澄さんちょっとトイレ貸してくれへん?」  
咲夜はシラヌイを絨毯の上においてイスから立ち上がった  
 
「いいですが・・・・くすくす・・・・・」  
「伊澄さん?」  
「トイレに行けるまで我慢できるのかしら・・・・くすくすくす・・・・」  
「いっ・・・伊澄さ・・・・・・えっ!?」  
 
この時、事件が起こった  
 
どさっ  
 
咲夜は絨毯へと倒れこんだ  
 
「なんや・・・これ・・・か・・・体が・・・」  
 
「やっとお薬が回ってきたみたいね。くすっ」  
 
倒れている咲夜のところに伊澄が満面の笑みでしゃがみこんで来た。  
 
だが、咲夜にも分かっていた  
その笑顔は1ミクロンも笑ってはいなかった  
まるで長年探していた親の敵を見つけたような顔  
少なくとも大の親友である咲夜に向けるような顔ではなかった  
 
い・・・伊澄さん・・・なんや・・・ねん・・・これは・・・?」  
「うふふ、先ほどの紅茶に痺れ薬を少々盛りました。でも大丈夫よ、毒とかそういった代物ではないから・・・くすっ」  
「ち・・・ちが・・・う・・・なんでウチにこんな事をするね・・・ん・・・」  
「なんで・・・ですって?」  
先ほどまで笑っていた伊澄からは笑顔が消えた  
普段道理の顔   だが何かが違うと咲夜は悟った  
「咲夜・・・心当たりはないかしら?」  
 
「・・・・・・・もしかして・・・」  
咲夜はおそるおそろ顔を見上げた  
「写真の事か?ワタル君に売ったやつ。」  
「そうよ。ばれてないとでも思いましたの?」  
「や・・・やっぱり?・・・う・・・うん・・・と、ウチも思っとったねん。  
一枚1万円は安すぎかなと・・・やっぱり一枚3千万くらい・・・」  
伊澄さんの写真なんやからフェラーリより安いなんて、そりゃあ怒るわな・・・えへへ」  
「さ〜くう〜やああ〜〜〜(怒)」  
「ひっ・・・ひいぃ」  
伊澄はバーサク状態になった  
「そんなことじゃなくて、私の事をタシーロ(盗撮)した事よ。」  
「ううっ・・・」  
「私に許可の一つも無くね・・・」  
「すっ・・・すんまへん、伊澄さん・・・・・・でもあの写真もしかしたらサキさんが見つけて怒りのままに燃やしてはるかもしれへんよ?」  
「ふっ、まあいいわ。済んでしまった事だし・・・」  
と微笑みながら咲夜をうつ伏せに寝かせた。  
「えっ!?い・・伊澄さん?・・・何を?」  
「何って、咲夜を覆っている邪魔者を消しているだけよ。」  
 
伊澄は咲夜の制服のリボンをシュルシュルと解き始めた  
「い・・・いやや・・・かんにんして・・・」  
「だめよ、戦わなければ生き残れないのよ、咲夜」  
な・・・なんとか・・・逃げなあかん  
咲夜は体を動かそうにも力が全く入らない まるで金縛りにでもあったような状態だった  
「無駄よ、咲夜。このお薬は鷺ノ宮家に代々伝わる代物で私が念じないかぎりあなたはずっと動けないわよ。」  
「そ・・・そんな・・・」  
これには咲夜もかなりこたえた  
言っている間にも伊澄はブラウスのボタンを次々と外していき、そして・・・ブラに収まった形のいい胸が姿を表した。  
「い・・・いややあ!!」  
咲夜は半べそをかきながら叫んだ  
「うるさいですね、本当なら声も出せなくなる術も体得しているのですが・・・でもね・・・それじゃあ・・・つまらない・・・ふふふふふ」  
狂気の笑みを浮かべながら伊澄はブラのホックへと指をかける  
 
プチッ  
「ああっ やだぁ!!」  
躊躇する事無く伊澄はブラを取り上げた  
しかし  
「………」  
伊澄は息を呑んだ  
前々から咲夜の胸の大きさに関しては知っていたはずだったが、まさかここまでとは・・・  
自分の胸との大きな差を見せつけられ、同じ13歳である彼女はこれにはかなりこたえた  
「絶望しました…」  
「へっ?」  
「咲夜の隠れ巨乳のライセンスがデフォルトでそなわっている事に絶望しました!!」  
「なっ、何いってんねん?」  
伊澄は他のヒロイン達も貧乳だらけという事にもなぜか絶望していた  
「もういいわ。後で見たいアニメもあるし手短に、陵辱モード入ります。」  
ぽうっと伊澄の人差し指からまばゆい光が現れた。  
ツンッ  
人差し指で咲夜の胸へ触れる。  
「ひゃっ…ひゃうっ!!」  
ほんの少し触れただけでこの反応  
伊澄もこれには少し驚いた  
「すごい反応ね、咲夜。これだけでこんな声を聞かせてくれるなんて…」  
これだけで?一体これからウチに何するの?  
カッ  
伊澄の指が眩しい位に光りだした  
「八葉六式…」  
「いっ…いすみさ…」  
パアァ  
………  
「い…伊澄さん…今ウチに何…はぁうっ?」  
な…なんや…これ…身体が熱い?…  
「どう?今の気分は?」  
「ウ…ウチに何したん?」  
「私のハンドソープで咲夜にちょっとした術をかけました。」  
たぶんハンドパワーって言いたかったんやろな…  
「じゅ・・・術って?」  
「これよ。」  
伊澄は咲夜の乳房を軽く指で押した  
 
「はっ!?はううぅぅ!!」  
咲夜は陸に打ち上げられた魚のように跳ね上がった  
「いい格好ね、咲夜」  
な…なんやの?今の?ただ押されただけやのに電流を身体に流されたようなこの感覚は?  
「これは私の力の一つで人の身体の感覚を通常の約数倍以上に上げる事が出来るのよ。もちろんこの技を人に使うのも咲夜が初めてなのよ。」  
「そ…それは…つまり…」  
「そう元々感じやすい咲夜にとってはかなり辛いかもしれないわね…うふふ」  
「いっ、いややぁ!!そんなんされたらウチ死んでまうでぇー!!」  
「咲夜は元気だから大丈夫。」  
「だからウチはあぁーー」  
「さてと」  
伊澄は着物の振袖からある物を取り出した  
「伊澄さん、そ…それは…」  
「うん、カメラよ。これで咲夜のあんな写真やこんな写真をね…」  
「やっ、いや、それだけは」  
「咲夜はモテモテだからね。一枚がフェラーリ以上の価格で売れると思うわ。」  
「い…いややぁ…お願いだから…お願いだから…やめ…うっ…ぐすっ…やめ…ううぅ…」  
あまりの羞恥に耐えられなくなり咲夜にはもう泣く事しか出来なかった  
「くすっ」  
伊澄は指で彼女の涙を拭ってあげた  
「冗談よ、咲夜。ちょっと意地悪してみたくなっただけよ。」  
「ほ…ほんまに?」  
「ええっ、それにね…」  
伊澄さんがウチの耳元で何かを囁こうとしている……そして  
「わ・た・し・の咲夜を私以外の人に見せてあげるものですか。」  
ゾクッ  
ウチの身体に寒気が走った  
なんて…禍々しい…魔性とは何か違う…なんてオーラ  
「私の咲夜…私だけの咲夜……誰にも渡さない。」  
もうだめや…少しでも逆らったら……ウチは何をされるか…  
咲夜にはこれ以上の抵抗などただの自殺行為にすぎないと悟っていた  
「咲夜かわいい。」  
カプッ  
「やっ、あんっ!!」  
伊澄は彼女の耳朶を甘噛みした  
「咲夜…耳弱いの」  
「やっ、やめっ」  
 
「やめないわよ」  
容赦なく咲夜の弱点である耳朶を攻め続ける伊澄  
「あぁ…ひっ…」  
幼い頃からずっと私の手を取って一緒に歩いてくれたおねーさんのような存在  
そんな咲夜が今私の目の前で身悶えている  
 
あはっ、私今ゾクゾクしてる  
自分の身体の下に手を伸ばす伊澄 そしてその手は着物の中へと…  
「んっ…はぁ…」  
再び着物から手を出し、親指と人差し指の間には粘液が糸を引いていた  
「あらやだ、私ったら何てはしたない。」  
伊澄は興奮していた   
女子校のアイドルである愛沢咲夜をこれから心置きなくムチャクチャに犯せるのだ  
 
「耳はもう飽きちゃった。」  
「はぁはぁ…はぁ…いす…み…さ…」  
 
伊澄は彼女の形よい胸のピンク色の先端に口を近づけ  
チューー  
「あっ…あん…ひぅ…や…やめ…あんっ…」  
母乳でも出ないかと吸っては見たがやはり出ない  
結果は分かっていたが伊澄は少しへこんだ  
へこみつつも舌先で先端をコロコロ転がす  
「あっ…あっ…ふぁぁ…いす…やめ…あんっ…」  
静止の声も快楽によってかき消された  
「胸って揉み方によっては大きく成長するんですって。咲夜のも大きくなってるといいわね。」  
また耳朶を甘噛みされる  
「んっ…?」  
咲夜は下の方で生暖かい感触を感じた  
「うふふ、こちらはどうなっているのかしら」  
スカートに手をかけられる  
「やっ、だめ、そこだけは!」  
「うるさい、咲夜!」  
胸の先端をおもいきり指で弾かれる  
「あっ…あんっ…」  
咲夜は弓なりに身体が仰け反った  
 
「そこ…だけは…」  
時すでにおそし…伊澄の手はもう既に咲夜のショーツまで到着していた  
クチュッ  
「あぁ…あんっ…」  
パンツの上から秘部を愛撫された  
「濡れてビショビショじゃない、咲夜。」  
「い…いややぁ…」  
「感じちゃったの?咲夜。」  
スカートから手を出し指に付着した咲夜の粘液をしばらく凝視する伊澄…  
「これが…これが咲夜の…」  
そして…  
ペロッ  
「んっ…んっ…」  
そのまま口の中へ…指を舐め回す  
「んんっ、咲夜の味。」  
伊澄嬢の口にあったのだろうか  
蜜を求めまたスカートの中へ  
「ひゃぁ…あ…あんっ」  
しかし今度は…  
「覚えといてね、これが咲夜の味よ。」  
むりやり咲夜の口に蜜だらけの指を挿入する伊澄  
「んっ…んむうぅー!!」  
口の中でウチの味が広がる  
「おいしい?」  
笑顔で質問をし、そのまま咲夜に口付け  
「んっ…んむぅーー!!」  
舌まで進入してきて舌と舌で絡み合う  
余った手はショーツへと3度目の来日  
チュクチュク…チュク…  
「んっ…んんっ…んん…」  
秘部をパンツごしに触られ快楽にまかせ声を上げたいにも、  
口付けをされていては唸り声しか上げる事は出来なかった  
「ぷはっ!?」  
不意に唇が離された  
「ハァ…はぁ…はぁ…」  
「咲夜…」  
伊澄が顔を覗き込む  
「別に咲夜の事が憎いからこんな事をしてるのではないのよ。」  
「いすみ…さん…」  
「そう、私の頭をハリセンで叩いたり、私の私服姿を隠し撮りされしかもそれを1万円で売られていたり、  
鷺ノ宮家の家宝である正宗を夜な夜な生徒会長に召喚されしかも戻ってきたと思いましたらびっくり、明らかに一人Hの道具にした形跡が残っていたり、  
最近町を出ると変なメガネシスターに後をつけられたり……  
別に私はそんな怒りを全て咲夜にぶつけてるわけでもないのですよ(怒怒怒怒怒)…うふふふふふふふ……」  
(それかい…ってか後のほうはただの八つ当たりやんか)  
「さぁ、咲夜 夜はまだ始まったばかりよ。」  
再び伊澄の陵辱モードのスイッチがONになった  
 
「さて…次は…」  
着物の振袖から今度は…  
シュッシュッ  
「い…いすみさん?…今ウチの胸に何をかけたん?…しかもそのスプレー何?」  
「これ?またたびよ。一緒に借りてきましたの。」  
も…もしかして…  
「シラヌイさん、おいで」  
「にゃああーー」  
伊澄に手招きをされシラヌイがやって来た  
「にゃっ!」  
シラヌイはすぐさま異変に気がついた  
「やっ…シラヌイ、いい子やからあっちに…」  
「にゃにゃにゃっ!!」  
すぐさま咲夜の胸へと飛び乗り後は本能のまま大好きなにおいのするピンクの先端を舐めまわす  
ペチャ ピチャ  
「ふあぁっ…くうぅ…」  
子猫の弱い舌使いでも今の咲夜にとっては電流を流されている状態だった  
「シラヌイさんばかりずるいですね。でわ私も…」  
ぐちゅっ  
「ふぁ…ふあぁあぁ…」  
今度はパンツごしでは無く、直に咲夜の秘部に人差し指を挿入した  
「ふぁあ…だ…め…」  
伊澄は中に入れた指を掻き回し始めた  
ヌチュッ グチュッ  
「あっ…あっ…あっ…あんっ…」  
咲夜の身体は自然にブリッジの体型をつくりだす  
「すごい、咲夜の中から蜜がどんどん溢れてくる。」  
次第に指の速度は序所に加速を増していく  
「あっ…あんっ…これい…じょうは…あんっ…」  
さきほどから我慢していた尿意の感覚がどんどん強くなっていった  
「ひぁ…もれ…ひゃう…お漏らし…しちゃ…」  
「我慢してるときの咲夜の顔って、かわいい。」  
「も…だめ…おしっこ…も…れちゃう…」  
「いいよ、漏らしても」  
それを聞いて伊澄はとどめというばかりに咲夜の肉芽をおもいきし摘み上げた  
「あんっ…あぁあああー!!」  
シャアアアァ  
我慢しきれず黄色い液体を漏らし自分のスカート、パンツだけではなく  
伊澄の手と袖を汚してしまった  
 
「やだ、咲夜ったらおねーさんなのにお漏らしなんかして…くすくす」  
と言いながら伊澄は手についた咲夜のものを小さな舌で舐めとっている  
(いや、伊澄さんにウチのおしっこ飲まれてる)  
あまりの羞恥に咲夜はもう何も言い返す言葉が無い  
「咲夜…」  
秘部を指でツンツンつつきながら伊澄が顔を近づけた  
「一つだけ私のお願いを聞いてくれたらもうこんな事やめてあげるわ」  
「あっ…あ…あんっ…何…お願い…って…んっ…」  
胸の先端をシラヌイに舐められ、秘部を伊澄に刺激され咲夜はまともに話せないでいた  
「ハヤテ様のことなのですが」  
「………!!」  
その名前が出てきた途端、放心状態に近づいていた咲夜に意識が戻り始めた  
「私のヒロインはハヤテ様では無かった…一度は諦めたのですが…やはりまだ諦められないの…だから…」  
「………」  
何が言いたいのかは咲夜には既に分かっていた  
「咲夜はもう二度とハヤテ様には近づかないでほしいの。」  
「借金執事にか…?…んっ…」  
「ええ、私は咲夜の事が大好きだからあなたとは争いたくないのよ。だから平和的にね。」  
なんや…そんな事か…そんな事なら………  
「咲夜?」  
 
綾崎ハヤテ…  
 
始めに会ったときは なんや頼りなさそうな執事やとおもっとったけど…  
ナギん家の庭で遭難した時…ウチが殴ったり蹴ったりお風呂に突き飛ばしたりしても  
あの借金執事は何一つ怒らず微笑みかけてくれよった  
ウチが妖怪に襲われそうになったときもヒーローみたいにやって来て助けてくれよった  
前にあんなひどい事したウチを…  
ウチはおねーさんやからようわからんが もしウチにお兄さんがいたらあんなかんじやったんやろうか?  
「さぁ、咲夜。約束して。」  
 
なんやかんや言ってウチが一番子供やったんやな  
 
「もう二度と会わないって」  
「……や……」  
「さく…?」  
「…いやや…」  
「咲夜…今のは聞き流してあげるから…早く約束して」  
「だか…ら…いや…や…」  
「咲夜…ふざけているの?」  
「ふざけてなんかあらへん…それだけはでけへん…」  
「ふぅん、まさかここまでとはね。」  
 
ポウッ  
再び伊澄の指先から眩い光が…  
だが先ほどまでと違うことといったら人差し指の他に中指、薬指も光始めた  
「伊澄さん…まさか…」  
「そのまさかよ、咲夜」  
あろうことか伊澄は3本もの指を全て咲夜の中に押し込んだのだ  
ズチュッ グチュッ  
「んああああああああああぁぁ!!」  
咲夜は大声で叫び身体はおもいきり跳ね上がる。  
秘所からはドクドクと蜜が溢れてくる  
「あっ…あああ……やめ……裂け…ちゃう…あんっ…」  
予想以上の刺激に咲夜からは涙、涎と色々な液が流れ出て痙攣が治まらないでいる  
「これで男の子位の大きさはあると思うわ。咲夜はこんな事初めてだから辛いでしょうに。」  
「いた…裂け……んんっ…」  
もちろん胸の愛舐めもまだ終わってはいない  
「約束してくれればやめてあげるのに」  
中に入れた三本指でピストンを運動をさせる伊澄  
「んあああああああぁぁ!!ひぃ…あひっ…あぐっ…んうぅー!!…あっ…んああああぁぁ!!」  
咲夜はブリッジ状態で何度も何度も絶頂を繰り返していた  
あ…あかん…視界がどんどん真っ白に…あかん…だめ…  
「おねが……い……抜いてぇ……」  
「八葉六式 撃破滅却……」  
グチュッ   
三本の指で最奥を貫くように押した  
「にゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」  
シラヌイでなくて咲夜の悲鳴  
ビクンビクンビクン 身体の痙攣が止まらないでいる  
 
「もう…やめ…あんっ…壊れ…」  
「ふぅん、じゃあ壊れちゃえ。」  
壊される……  
めちゃくちゃにウチの中を掻き回す気や  
せやからもう約束守ったろって言うつもりやったのに何でかウチは  
「だか…ら…や…だ…」  
やっぱり否定はできへん…もう会えないくらいならウチは…  
「た…たす…け…たすけて…は…ハヤ…テ…」  
「………!!」  
その時、伊澄さんの表情が変わった…普段に戻ったっていうんかよくわからんが…  
ズチュッ  
ウチの中から三本の指が抜かれた  
「んっ…」  
脱力した咲夜はくったりと床に倒れこんだ  
「はぁ…はぁ…」  
「咲夜…」  
くいっと咲夜の頭を持ち上げ膝枕をする伊澄  
さきほどの魔性のようなオーラはなくいつもどおりの伊澄  
咲夜も先ほどされた仕打ちを忘れてしまったかのように伊澄に身体を預ける  
「わかってたのに…」  
 
「んっ?・・・」  
うちの顔になにかポタポタ落ちてきて……  
「伊澄さん、泣いてるんか?」  
「ううん、なんでもない」  
と伊澄は立ち上がり  
「こんな事しても咲夜がハヤテ様のこと諦めない事くらい……あら、外はもう真っ黒ね。咲夜、今夜は止まってってください」  
「あ…あのな…伊澄さん…ウチは」  
「あっ、洋服は洗濯に出すからお風呂に入ってきて咲夜。」  
そのまま伊澄は部屋から出て行った  
「伊澄……さん。」  
………  
そうやな…ウチは借金執事のことばっかりでナギと伊澄さんの事全然考えてなかった  
今のままがずっと続けばいいと思っとったけど、それは無理やんかな…  
 
本日の天気は快晴  
HIKIKOMORIが損に思えるほどの外出日和である  
 
 
これからの事、どうすればええかウチにはまず分からないがまずやるべき事からやろう  
咲夜は大量の札束をカバンに入れワタル氏が経営するレンタルビデオショップに足を運ばせた  
 
「いらっしゃい……ってサクじゃねーか。また写真持って来てくれたのか?」  
「うむ、その事なんやけどあれ返してくれへん?ほなこれ倍返しやから」  
ドサドサドサ  
咲夜はカバンの中から約3千万が机の上に置かれた  
「えっ!?」  
ざわ……ざわ……ざわ……  
「全部ワタルにあげるさかい、せやから伊澄さんの写真全部かえしてくれへん?」  
 
まず友達に隠し事とかはまずいやろな  
せやから自分で蒔いた種は自分でな  
 
「ちょ……おま……確かに今は喉から手が出るほど金は欲しいけどよ、その…今晩のおかずが……」  
「おかずならそこらへんのビデオで……ひぃ!!」  
咲夜が腰を抜かす  
あの咲夜がここまで取り乱すとは……ああ……俺にも分かる……  
今俺の後ろで紅蓮のような静かな炎が一つ…凍てつく炎が一つ…  
(ピンチの時は落ち着いて……)  
意を決して後ろを振り向くワタル  
「ふふふ、若様ったら、最近ティッシュの減りが異様に早いと思いましたら…そうですか…そういうことでしたか…」  
「ワタル君、私とは前払いでしたが、その写真の娘とは直払いでしたのでしょうか?…ふふふ」  
「つーか、すげーな。メイドとシスターの組み合わせなんて見たことねーや、ってサク!!」  
「はひっ、写真は確かに受け取ったねん、ほなさいならー」  
とダッシュで店を後にする咲夜  
「おい待て、まってくれサク!!」  
「待つのは若様、あなたの方ですよ。」  
「神に代わって貴方を裁いてあげましょう。」  
じりじりとワタルにあゆみよる二人のメガネ  
 
……………  
 
「死んだな……おれ……」  
 
ここに一軒のビデオ屋を営む店長、橘ワタル  
 
これはワタル氏のWメガネ丼を築き上げるための苦悩と努力とその哀れな末路を綴った物語である(まだ田口トモ○ヲ風)  
 
「おい、まて!俺はメガネハーレムに興味なんぞ……って…ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」  
 
 
ムチを持つサキさん〜♪ 服を脱ぐシスター♪  
貞操(ワタルの)は何処へいった〜♪ 3Pを責められてきた〜♪  
 
「サンキューなワタル、あんたのおかげで少しはマシなオチが付いたで。  
 曲通りワタルは地上の星になったんや。」  
 
END  
 

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