ハヤテはひくひくと小刻みに震えるナギから身体を離し、彼女を貫いているモノをゆっくりと引き抜く。
唇を解放するとナギは不足した酸素を補うように荒い呼吸を繰り返すが、
その合間にも悦楽の余韻から今だ醒めぬのか、
「はぁ、は・・・ぁ、ひぁ、あぅう・・・ぅんぅ・・・」
年齢に不相応な艶を帯びた喘ぎ声が混じる。
不相応なのは声だけにとどまらず、いつも根拠のない自信に満ちていた目はとろんと潤み、
物欲しげに開いたままの小さな唇の端には、ナギとハヤテの二人分の涎が垂れ、跡を残している。
その唇が、ぎこちなく動き出し・・・
「ふぁ・・・ハヤテぇ・・・もっと、ほしい・・・の・・・っ、また、いれて・・・もっと、して・・・ぇ」
ナギの白い内股には僅かに、だがはっきりと破瓜の証である紅い筋が残っていて、
つい先程までこの少女が処女であったことを物語っている。
それなのに、ナギの表情にも言葉にもそんな初々しさや恥じらいは既に無く、
覚えてしまった官能の味をただひたすら、貪欲に求めてくる。
「なぁ、ハヤテ・・・はやく・・・もっと、なか・・・いれてぇ・・・」
はしたない言葉を洩らしながら、
ナギは熱を帯びた視線でハヤテのそそり立ったままの肉茎を物欲しげに見つめる。
そんなナギを見ているだけでも、ハヤテは自分のモノがより一層固くなるのを感じて、
求められるままに今すぐもう一度ナギに肉槍を突き立てて、
中に詰まった劣情の汚濁を小さな身体にから溢れてしまうくらいに注ぎ込んでしまいたい欲求に駆られる。
だが・・・
―――折角、ここまで堕ちてくれたのだ・・・もっと徹底的に堕とし、汚し尽くしてしまうのも・・・悪くない。
「お嬢様、そんなに僕のモノが欲しいんですか?」
「ほ、ほしいっ! ほしいから・・・はやく・・・はやくいれてぇ・・・」
「わかりました、では―――」
ハヤテに身体を寄せられて、ナギの蕩けた表情が淫らな喜色に覆われるが、
腰の辺りを両腕で捕まれたと思ったときには身体全体を持ち上げられて、
気が付いたらハヤテの正面に腰を下ろす格好になっていた。
そして、目の前には―――彼女が欲しくて堪らない、ハヤテのモノ―――
「は、ハヤテ・・・?」
「そんなに僕のモノが欲しいのでしたら、先にお嬢様のお口と舌でコレをイかせて下さい。
それが出来ましたら、今度は心行くまでお嬢様の中をこれで掻き回してあげますから♪」
「ん・・・な・・・っ」
ハヤテの突然の提案を理解するのに、蕩けきったナギの頭は数秒を要する。
そして、それを理解して・・・
「な、な、何を言うのだ! な、なんで、わたしが、ハヤテの、これを・・・その、く、口で・・・」
「はい、だってお嬢様ばかりイって、僕はまだ全然ですからね、一度くらい出させて頂かなくては、
釣り合いが取れませんから♪」
「な・・・ば、ばかっ! ハヤテは、わたしの執事なんだから・・・わたしの、言うことだけ・・・」
「じゃあ、続きをして差し上げることはできませんね〜?」
「え、そ、そんな・・・」
「まぁ、それならそれで、コレはヒナギクさんかマリアさんにお願いすればちゃんと鎮めて頂けそうですし・・・」
「ま、まま、まて、まってくれ!」
そんなことを言いながら軽く腰を浮かす仕草をして見せると、それだけでナギは一気に泣きそうな顔になり、
慌ててハヤテの腰にしがみついてくる。
「す、する、するからっ! だから、ヒナギクはダメだ! わたしが、ちゃんとするから・・・!」
ナギのうろたえ様に胸中でほくそ笑みながら、表面上は平静を保ちつつ・・・
「そうですか、でしたら宜しくお願いしますね♪」
「う・・・む・・・」
突き出されたそそり立つ肉塊を前にして、
さっきまでの物欲しげな目つきが嘘のように恐る恐るソレを窺うナギの頬に、不意に・・・
「・・・ひぅっ!?」
ねちゃ、とハヤテのモノが押し付けられる。
思わず身体を引いて逃げようとするナギだが、既にハヤテに頭を掴まれていて、
逆に引き寄せられ、肉茎にべっとりとこびり付いた彼女自身の蜜を擦りつけられる。
「ひ・・・ひゃっ、ハヤテっ、やめ・・・!」
「ダメですよお嬢様、やると言ったからにはしっかりやっていただかないと♪
まずは、お嬢様のでべとべとになったコレを舐めて綺麗にして下さいね〜」
「うぅう・・・」
主とか使用人とかいう以前に、男性のモノを口でする、という行為の異様さと、
間近で見るソレの、ハヤテの顔と余りにも似つかわしくないフォルムに思わず腰の退けてしまうナギだったが、
ここまで押し付けられてしまうと、嫌でもソレの存在を意識させられてしまう。
―――これが、ハヤテの・・・こ、これで・・・さっきは、私のなかを、何度も、何度も・・・
それが自分の膣に侵入し、膣壁を擦り上げ奥の奥まで突き込んで、
自分をはしたなく乱れ狂わせ、そして絶頂まで突き上げたモノだと思うと、
途端に身体は火照り、ハヤテにイかされた直後のように、再び身体の芯が疼き出す。
―――これを・・・舐めたら・・・口で、したら・・・また、してもらえる・・・
そう思ったときには既に、目の前のモノに舌を伸ばしていた。
おずおずと、目を半分瞑って、目一杯に伸ばした舌を少しずつ近づけて、
「ふ・・・ぅ・・・っ」
ぴちゃ、と遠慮がちに舌が触れ、そしてやがて小さく動き出す。
「ん・・・む・・・っ・・・っぷ・・・んん・・・へんな、あじぃ・・・」
「ふふ、でもそれはほとんどお嬢様の味なんですよ?」
「ん・・・ぅん・・・・・・っ、んむ・・・ぅ」
しょっぱいような、酸味があるような、微妙な味。
それが三千院のお嬢様としての人生で口にした、最も不味い味であることは間違い無い。
だが、それでもハヤテにしてもらいたいが為に我慢しながら、だったハズの行為がいつの間にか、
自分とハヤテ、二人分のむせ返るような性臭と、
ハヤテの性器を舌で舐めるという倒錯した行為自体に酔ってしまったかのように・・・
「ん・・・ん、ふぅ・・・っ、ちゅ・・・ぷ・・・ん、んちゅ・・・っ、ぷぁ・・・あふ、んぅ・・・」
ナギの舌使いは少しずつ大胆になり、舌だけでなく唇ごとハヤテの肉茎に当てて、
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めしゃぶる。
「ぅ・・・っ、ふ・・・、お嬢様・・・音を立てながらなんて、はしたないですよ・・・?
そんなに、僕のが・・・美味しいんですか?」
「ん、ちゅ・・・っ、ぷぁ・・・ぅ、だ、だって・・・ぇ、は・・・んぅ、
わからないけど・・・なんだか、はむ・・・んちゅ、んぷ・・・ぅ、とまらない、のだ・・・んん・・・」
「ふふ、お嬢様って・・・ほんとうに、えっちなんですね〜♪」
「ちゅ・・・んぷ、んぅ! ば、ばかぁっ! そんな、こと・・・はむ・・・ん、んちゅ・・・むぷ・・・」
否定の言葉すら途中で投げ出してハヤテのモノを舐めることを優先してしまうくらいに、
ナギは夢中になっている。
ハヤテはハヤテで流石に限界が近づいて来ており、いつその時が来てもいいようにと、次の準備に入るべく・・・
「ではお嬢様、今度は・・・僕のをお口の中に入れて、口全部を使ってしゃぶってください」
「ん、ぷぁ・・・く、くちに・・・いれて・・・? ぅ、わ、わかった・・・・・・あむ・・・ん・・・」
ほんの一瞬の逡巡の後、ナギは小さな口を精一杯に開いてハヤテの亀頭を口いっぱいに頬張ると、
顎が疲れるのもいとわずに、舌と唇を駆使して夢中でソレをしゃぶり始める。
もちろんナギにマリアのような技巧がある筈もないが、
ナギの狭い膣をさんざん味わいながら未だに射精を果たせずにいるハヤテのモノは既に限界も近く、
拙い舌使いでも十分過ぎるくらいに敏感になっている。
「は・・・ぁ・・・っ、お嬢様・・・、気持ち、いいですよ・・・」
「ん・・・んんん・・・! んむぅ・・・っ」
彼女が何を言おうとしたかは見当もつかないが、
恥ずかしげに眉を潜めたあとに舌使いがより積極的になったことから、
どうやら言われて気分を悪くした訳では無さそうだった。
―――では、執事としてお嬢様にばかりご奉仕させる訳には参りませんね、ぼくもそろそろ・・・
等と心の中で嘯いて、
自分の足の間で四つん這いになって、一心にモノをしゃぶり続けるお嬢様の背中越しに手を伸ばす。
「ん、むぶ・・・んっ! ん・・・・・・んんんんん!?」
不意に尻をさわさわと撫でられた・・・と思った次の瞬間には、
つぷぷ・・・とハヤテの指がナギの秘唇をこじ開けて膣内へと潜り込んでくる。
「ふふ、お嬢様のココ、えっちな蜜がとろとろに溢れて、太腿までびっしょりですよ?
僕のモノをしゃぶりながらこんなにしちゃうなんて、本当にいやらしいお嬢様ですね・・・」
「んんんっ! ん―――っ! んむっ! んんん―――っ!」
「そんなえっちなお嬢様の為にも、今のうちにこうしてココをもっと弄っておいて、
次に挿れる時はもっと激しく掻き回しても痛くないくらいに、しっかり解してあげますから・・・
だから、ちゃーんと舌を使って、僕のことも気持ちよくさせて下さい、ね♪」
「ん、んん・・・んむっ! ん! はふ、はむ―――っ! ん・・・んぶ・・・んんんっ!」
とどまることなく溢れてくる愛蜜を掻き出すように二本の指で膣壁を擦り上げてやると、
ナギの腰は踊るようにびくんびくんと震え、挿れられた指を膣がきゅぅっと締め付ける。
膣内を自在に蠢き回る指の感触に、ナギの鼻からは自然と上擦った息が洩れてしまう。
ただでさえ屈辱的なはずの四つん這いという格好で、
ハヤテの・・・使用人の性器を咥えさせられ、しゃぶらされて、秘所を指で弄ばれているというのに、
口からも、秘所からも、はしたなく涎と淫蜜を垂れ流して悶えている自分を、
ナギ自身、恥ずかしいし、はしたないと思う。
だが、それ以上にハヤテに犯されていることを悦んでしまう、どうしようもなく淫らな自分を、
ナギはもはや否定できない。
主従を無視した行為も、恥ずかしい格好も、それがハヤテの求めるものなら拒否できなかった。
ナギはハヤテにどうしようもなく惚れていたし、
何より彼のしてくれる行為は、どれだけ恥ずかしくとも痛くとも、必ず自分を悦びで狂わせてくれるから。
だから、ナギのもう一つの穴を新たな刺激が襲っても、
うろたえながらもそれ以上の期待感が湧いてしまうのは、仕方の無いことだった。
「ん! んぶっ! ふ、んむ! んぅ――――――!」
ハヤテは右手の人指し指と中指でナギの“前の”穴を弄びつつ、親指を“後ろの”穴に伸ばし、
その入り口に固定されたままのローターをぐり、っと押し付ける。
その異様な感覚に、違和感やら恐怖感やら、そして期待感やらが混ざりあい、
ナギの腰はガクガクと揺れてしまう。
「お嬢様があんまりはしたなくお尻を振られるものですから、思わず触ってみちゃいましたが・・・」
膣をほぐす指の動きはそのままに、
振動を続ける異物をぐりぐりと押してナギのすぼまりの奥へと少しずつ押し込んでゆく。
「お嬢様、ここでもちゃんと感じてられるのですね〜
押し込む度に、アソコがきゅっ、きゅっ、って、凄く締まってますから、まるわかりですよ〜♪」
「ん! んんん! んむ―――っ!」
そんなハヤテの言葉を否定したいのか、彼のモノを頬張ったまま、首を微かにふるふると横に振る。
そんな動きの変化が、ナギの意図せぬうちにハヤテの射精感を高め、
「う・・・くっ、お・・・嬢様っ、気持ち、いいですよ・・・!
僕も、もっと気持よくさせて差し上げますね・・・」
つられてハヤテの責めも激しさを増してゆく。
「ん! はふ・・・っむう! は、んぶ・・・ん! んっ! んむむ―――!」
ハヤテの指がナギの中を一層激しく掻き回し、膣壁を押し広げるように擦りあげる。
一方、後ろの穴にテープで固定されていたローターを左手で外すと、
太股まで垂れ流れる愛液に浸して濡らし、滑りを良くしたところでそれをすぼまりへあてがい・・・
「ん―――っ! んんんんんんっ! んんん――――――!」
目を見開いて悲鳴のようなうめき声をあげるナギの中へと、その先端をねじ込もうとする。
狭くすぼまった、本来何かを入れるための器官ではないハズの穴に振動する異物を挿入される・・・
そんな常軌を逸した陵辱行為に、ナギは肌の粟立つような怖気と、
そしてマリアとハヤテによってその幼い身体に刻み込まれた陵辱される悦びをも感じてしまい―――
「んんんっ! んぶっ! ぷぁあっ! あ、あはぁあっ!
おひり、おしりがぁっ! それ、だめぇ! なかまでっ、ひびいてぇ! だめ、ひゃ、んぁあっ!
だめ、だめだめぇ! なか、いれちゃ、や、あぶっ! んむ! んんんん―――っ!」
「ダメですよお嬢様、ほら、ちゃーんと咥えて、そう、しっかり舐めて・・・そうです、
僕のこともイかせて下さらないと、もう挿れてあげませんよ?」
「はぶ・・・んぅ、んむぅう! んぐ、ふ・・・っぷ、んぶ・・・んんんっ! んんんんんんんん!」
口を肉茎で、膣を指で、尻を責め具で・・・三箇所の穴を同時に犯されて、
ナギは腰だけでなく身体中をガクガクと痙攣させて喘ぎ悶える。
ローターの振動によって括約筋は徐々にほぐれ、
つぷ、ぷぷ・・・と、ナギの尻穴は責め具を少しずつ呑み込んでゆく。
振動源が体内に侵入したせいか、まるでナギの身体がローターと同調してしまったかのように、
それまでの震え方とは違う、ローターのような細かく小刻みな震え方になる。
「っく、っふ・・・ふふ、お嬢様、すごいです・・・身体中、お口の中も・・・舌まで震えて・・・
う・・・くっ、そんな、舌で舐められると・・・さすがに、そろそろ・・・っ」
そう言いながらも、一気に高まってきた射精感をすぐに開放するつもりは無い。
執事としてお嬢様の前で自分ひとりだけが達するような恥ずかしい真似は出来ないし、
そうなれば当然、彼女をもっと弄り、犯し・・・肉欲に溺れさせなくてはならない。
「・・・う・・・ん、流石にいきなり、全部は入りそうにない・・・ですね・・・」
ずぷずぷと尻のすぼまりに埋め込まれ、体内からナギを振動で犯す責め具は、
全体の三分の一ほど入ったところで進まなくなった。
無理に押し込めば入らないことは無いだろうが、それではナギの身体を傷つけてしまう可能性もあり、
それはハヤテの望むところではない。
「まぁ、こちらの穴はこれから、少しずつ広げてあげて・・・
そのうち、ちゃんとこっちでも僕のモノが入るようにしてあげますから、
今日はその準備ということで・・・」
いつもの調子で何気なくとんでもないことを口にするハヤテの顔を思わず見上げて、
「―――――――――っ!」
目の前に掲げられていたハヤテの手と、そこに握られたモノを見て、ナギの表情が固まる。
ローターを尻穴にねじ込んで、自由になった彼の左手にあったのは、そのローターから繋がった・・・
「今すぐにはあれ以上深く入ってくれそうにありませんので、
とりあえず、こうしてほぐして差し上げます、ね♪」
「んむっ! んっ! んん――――――」
何か言いかけ―――ようにも口は相変わらずハヤテのモノで塞がれているのだが、
それでも“それだけはやめて”と訴えるように呻き声を上げるナギをあざ笑うように、
カチ、カチ・・・と、彼女の目の前で“それ”のダイアルを捻って見せて―――
ヴ・・・ヴヴ・・・ヴヴ、ヴヴヴ・・・・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ―――
「んんんんっ! んんんんん! んんんんんんんん―――――――――っ!」
ダイアルを弱から中へ、中から強へ、と回してゆくと、
ナギのすぼまりに埋め込まれた責め具から響く振動音が一気に大きくなり、
同時にナギの呻き声はそれ以上に甲高く跳ね上がる。
「うわ・・・っ、お嬢様、すご・・・お嬢様の中、僕の指をすごい締め付けて・・・
お尻だけじゃなくて、こっちも、もっと苛めてあげますねっ!」
急激に昂ぶらされて締め付けが強くなった膣に三本目の指を挿入して、
三本の指を駆使してナギの膣肉を弄り尽くす。
前と後ろの両方の穴をめちゃくちゃに弄られて、
ナギは秘所から恥蜜を、見開いた目からぼろぼろと喜悦の涙を流しながら・・・
「んんんんんんんっ! んぶ、っぷぁああぁあぁっ! あふ、あぅうぅう!
やめ、だめぇええ! はやて、だめ、とめてぇ! こわれっ! おしりっ、こわれるっ! こわれちゃううっ!」
不意にハヤテの肉茎が口から引き抜かれると、
ナギはそれまで声に出せなかった分まで一気に取り戻そうとするかのように、
あられもない声で喘ぎ、悶え、泣き叫ぶ。
「おひ、おしりがぁっ! こわえっ、あひゃぁああっ! らめ、ハヤテぇ! だめぇえ!
こわれちゃうっ! こわれてっ、溶けてぇっ! へんに、ヘンになっちゃ、あ、ひゃわぁああ!」
ナギのとどまることの無い淫声に、ハヤテは身体の芯からゾクゾクとこみ上げてくる衝動を感じながら、
三本の指でさらに激しく彼女の中を掻き回す。
「んゃああぁああっ! あひ、だめ! あそこも、ひぁああ! ゆび、だめ、うごかしちゃぁあぁっ!
なかっ、かきまぜちゃだめぇえ! ハヤテっ! はやてぇえ! もう、や、うぁあぁあ!
やめ、ハヤっ! とめ、ひぁあ! あぶっ!? んむ、んぐっ! んんんんんん――――――っ!」
「っ、ふ・・・っ、ダメですよ、お嬢様・・・また僕のを離しちゃって・・・
こうなったら、お仕置きで・・・こうして、あげますねっ!」
「はぶっ! んぶ、んぶぶっ! むぶ、んぶぅうっ!」
ナギの淫らな叫び声が聞きたくて自分から腰を引いておきながらぬけぬけと言い放つと、
もっと強い衝動にいよいよ抗えなくなってきたことを感じて再びナギに肉茎を咥えさせる。
だが、今度は咥えさせるだけでは済ませず、
ローターのコントローラーを捨てたその手でナギの頭を掴んで固定すると、
自ら腰を動かして・・・ナギの口へと抽送を開始する。
「んむ―――っ! むぶっ! んぶ、んんんんんっ! ん、んぅ―――っ!」
「は・・・っ、はぁ・・・っ、お嬢様、わかりますか・・・
お嬢様の可愛いお口、いま、僕のモノで犯されているんですよ・・・?
それなのに、そんなに気持ちよさそうな顔をして・・・本当に、いやらしいんですから・・・」
じゅぽ、じゅぷ、と抜き差しするたびにナギの涎をこぼしながら、
ハヤテはナギの唇と舌、そして口腔の粘膜で自分のモノを思うがままに擦り上げ、
射精感をひたすらに高めてゆく。
「うく―――っ、っふ・・・そう、もっと、舌を絡めて・・・そうしたら、
僕の精子を、たくさん、飲ませてあげますから・・・そう、そうですっ! お上手、です・・・よっ!」
「んんんっ! んむぅ! んぶ、は・・・ぶっ! んぁ、あぶ、んむぅう!」
ナギの純潔を奪ったときからずっと昂ぶり続けていたハヤテの衝動はもはや抑えられない程に膨張し、
ハヤテ自身もその昂ぶりを抑えようという意識を、ついに完全に放棄した。
腰の動きを激しくしてナギの柔らかな舌と唇に己のモノを擦り付けて射精感を高めに高め、
滾るモノを注ぎ込むべき目標を定め・・・
「ふ・・・ぅう! お・・・嬢様っ! もう、出る・・・出ますっ! お嬢様の、お口のなかにっ!」
そう言うと同時に、ナギの膣を掻き回していた指を大きくぐりっ! と抉り込み、
「ん! んんんんっ!? んぶ、ふ、んんんんんんんんんんっ!」
身体を大きくガクンと跳ねさせて絶頂に達したナギの口の中へ―――
どぷっ! どぷぷっ! どびゅっ! びゅるるっ!
「――――――――――――っ!」
ついにハヤテは弾け、肉茎を脈動させながら、ナギの口の中へ精液をぶちまける。
熱い粘液はナギの喉の奥まで迸り、彼女の気管を犯し、むせ返らせ・・・
「んぶっ! げほっ! ごほごほっ! あ・・・は・・・っ、かは・・・っ! んく・・・けほ・・・っ」
咳き込んだ拍子に口から離れた後もハヤテのモノは脈動を続け、
吐き出される精液が、ナギの顔を、髪を、粘つく白さでべとべとに染め上げてゆく。
やがて・・・長い射精を終え、ぐずぐずに蕩けきった秘所から指を引き抜くと、
ナギはびくんっと身体を震わせて、完全に脱力してベッドに崩れ落ちる。
その拍子に尻を犯していた責め具も外れ、ナギはやっと、完全に解放された。
―――はぁ・・・はぁ・・・っ、は・・・っ・・・
それまでに溜め込み過ぎたのか、ハヤテもまた今晩三度目にしてもっとも激しい射精を終えて、
多少の疲労を覚えていた。
―――お嬢様も満足された・・・というか、疲労困憊だろうし、僕も次があるし・・・
しばらく、休ませて頂こうか・・・な・・・?
・・・と思いながら、ぐったりと横になっているナギを見ると、
彼女は白濁で穢れた顔をハヤテに向けて、何か・・・オドオドした目で、ハヤテの様子を覗っていた。
一瞬、彼女がこれ以上犯されるのではないか、と恐れているのかと思い、だがすぐに・・・
その逆だと、わかってしまう。
そして、そうだと理解した途端に、疲れていたハズの身体の奥で“ぞくり”と何かが鎌首をもたげ・・・
「お嬢様・・・折角出してあげたのに、そんなにこぼしてしまって・・・
それでは、これ以上・・・して差し上げられませんよ?」
そう、やや冷たく言い放つと、ナギはびくっと震えて慌てて身体を起こし、
きゅっと口を閉じて・・・目もぎゅっと閉じると、“んぐっ”と、口の中に残ったモノを嚥下する。
目尻に涙を浮かべながら、いかにも“我慢しています”という感じの表情から、
それが辛いこと、不味くて仕方の無いモノを無理矢理飲み込んだということがよくわかる。
粘つく濁液が喉に絡みつくのを、何度か嚥下する動作を繰り返してやっと飲み込み終えたらしく、
涙目でハヤテの顔を見上げ再び表情を覗ってくるが、彼の表情は変わらない。
“そんなんじゃ全然足りませんよ”
とでも言いたげな冷たい視線を投げられると、ナギは泣きそうな顔で今度はおずおずと舌を伸ばし・・・
シーツの上にこぼれた、ナギ自身が吐き出してしまった精液で出来た水溜りを、ぴちぴちと舐め始める。
そんな彼女の表情や仕草は、顔にこそ出さなかったが・・・ハヤテの疲労感など、既に完全に吹き飛ばしていた。
幼くとも整った、誰が見ても“可愛いい”と思える顔を自分の精液でべとべとに汚し、
その顔で使用人であるハズの自分の機嫌を恐る恐る伺い、
そしてその自分の歓心を得る為に、生臭い精液すら舐め、嚥下までする彼女の姿に、
ハヤテのモノは既に・・・ヘタをすれば先程以上の固さで、天を衝いていた。
「お嬢様・・・まだ、犯され足りないのですか・・・」
ぴちゃぴちゃと音を立てる舌を止めて、答える代わりに、怯えと期待の篭った目でハヤテを見上げる。
それでも彼が動こうとしないのを見ると、今にも泣き出しそうな顔で、
再びぴちぴちとシーツの上の精液に舌を這わせる。
その様子は、まるでミルクの皿をひっくり返してしまった子猫が、
こぼれたミルクを舐めているかのようで・・・
「そんな格好で・・・はしたない・・・まるで、子猫みたいですよ・・・」
どこか焦点のずれたような声でそう言って、ぎし・・・とベッドを軋ませながらハヤテは立ち上がると、
びくっと小さく震えて自分を見上げるナギの後ろへと回り込む。
「は・・・ハヤ・・・テ?」
「ですから・・・子猫みたいに四つん這いで・・・」
細かく震える、小さな尻を両手で掴み・・・
「後ろから、犯してあげますね!」
じゅぶぶぶぶぶっ!
「ひ・・・ぃあぁあっ! あぁ、んぁあぁあああ!」
肉槍の穂先を蜜に濡れた秘裂へとあてがうと、言い放つと同時に、ナギの秘所を最奥まで一気に刺し貫く。
欲しかったモノで後ろから串刺しにされて、
それだけでナギはおとがいを反らして甲高く泣き叫ぶ。
「ぁ・・・は・・・ぁ、はや、て・・・ぇ! そん、な・・・いきなり・・・っ」
「お嬢様がいけないんですよ? あんな、はしたない格好で、あんなことするから・・・
可愛すぎて・・・滅茶苦茶に犯したくなっちゃったじゃないですか・・・」
「そ・・・ん、な・・・ぁ、あ、や! ひゃ、あ、ぁあ、ぁああ・・・!」
ずるずるっと、膣の感触を楽しむようにゆっくりとナギの中から肉槍を引き抜いてゆく。
膣を埋め尽くしたハヤテのモノが媚肉を擦り、カリが襞を掻き分けながら退いて行く感触に、
ナギは感に堪えない、とばかりに震える声で嗚咽のような喘ぎ声を漏らす。
「それに、お嬢様の中・・・相変わらずキツキツなのに、挿れるのも抜くのも、すごくスムーズになって・・・
指で解して差し上げた甲斐がありますね〜♪
これで遠慮なく、今度は手加減無しでお嬢様の中・・・滅茶苦茶に突いてあげられます・・・ね!」
「ぇ・・・めちゃ、くちゃ・・・って、ま、待て! ちょ、ハヤぁああぁっ!?」
ずんっ、と。
雁首のあたりまでゆっくりと引き抜いた肉槍を、一息で突き入れる。
中の襞という襞をこそぎ落とすような勢いで突き進み、先端で子宮口をゴツ、と叩かれて、
ナギはまたしても、ガクガクと痙攣するように震え、悶えてしまう。
「すごいですよ、お嬢様・・・突く度に、ぎゅううって僕のモノを締め付けて・・・
こんなに感じて下さるとなると、僕としても・・・犯し甲斐があるってものです♪」
「ひ・・・っは・・・あ、く・・・ぅぅ・・・っ、だめ・・・そんな、ぁ・・・
はげし・・・すぎてぇ・・・こわれ、ちゃ、あ、ぁあ・・・いひぃい・・・」
ナギの蕩けきった涙声にクスリと笑みをこぼし、細い腰をしっかりと掴み直すと、
「何を言っているのですかお嬢様、激しいと言うのは・・・」
「ぅう・・・っぅあっ!? あ、ひぁああっ! や、だめ! や、ん! んゃあぁああぁぁあ!」
ずちゅっ、ぎちゅっ、と、今度は突き入れた肉槍を、突き入れた時と同じ勢いで引き抜き、
そして間髪入れずもう一度、同じ勢いで抽送を繰り返す。
望んだ以上の快楽に晒されて、ナギは背を仰け反らせ、下ろした髪を振り乱して泣き喚き、
ハヤテの嗜虐欲を期待通りに満たしてくれる。
・・・もちろん、それだけで満足するハズも無いが。
「ふふ、お気に召して頂けたようですが、まだまだ・・・もっと激しくなるんですからね?」
「う・・・そ、だ、だめ、そんな・・・ハヤテ、私・・・ムリ、ムリだ、そんな・・・っあ!
や、やめ・・・! あ、あぅうっ! ひぁぁああっ! んぁあぁああ!」
ずちゅっ、ぎちゅっ、ぐちゅっ・・・と、三度連続で抽送されて、あられもなく声を上げさせられてしまい、
そこへさらにもう一度、ずんっ! と・・・
腰をぶつけるように突き込まれ、身体の芯の疼くところを直に叩かれて―――
「ぃ―――っひぁああぁあっ!」
びくんっ、と思い切り背筋を反らせて身体を硬直させ、
数瞬の後、くたっと脱力して上体を突っ伏すようにベッドに沈み込む。
「ひ・・・ぃ・・・ぁ・・・っ、は・・・ぁ、は・・・っ、はぁ・・・っ」
またしても絶頂を迎えてしまったナギの、息も絶え絶えでふるふると震える様子は、
やはり子猫のような可愛いさが滲み出ていて・・・
「ふふ、さっきイったばかりだと言うのに、もうイってしまわれたのですね、お嬢様・・・」
「は・・・ぅぅ・・・、だって・・・ハヤテが、はげしく・・・する、から・・・ぁ・・・っ」
涙声で少々非難がましく、だが甘えるように言うナギの首筋に触れると、
喉の辺りを優しく撫でてやる。
「ん・・・んふ・・・ぅ、ば、ばか・・・ぁ、わたしは、こねこじゃ、ない・・・ぞ・・・ん、ぅ・・・」
言葉とは裏腹に甘い吐息を洩らす、ゴロゴロと喉を鳴らさないのが不思議なくらいの子猫っぷりに、
そのまま抱き締めてやりたいという気持ちと、だがそれ以上に・・・
「ふふふ、そうでした、では・・・」
もっと・・・鳴かせてやりたい、イかせてやりたい、という気持ちを掻き立てられる。
「やはり、喉を撫でるよりも、こうして気持ちよくさせて差し上げる方がいいです、ねっ!」
「え・・・は、ハヤテ? ちょ、まって・・・や、ま、待て! ぁ、い、ぃひぃいいいっ!?」
喉を撫でていた手を彼女の腰に戻すと、肉の杭をナギの蜜壷に、ずちゅっ! と突きたてて、
ずるるっ! と溢れる蜜ともろともに引き抜く。
「んぁああっ! や、やめっ! まだ、いぁあああっ! だめ、まだ、イった、ばかりでぇ!
びんか・・・あはぁあっ! だめ、びんかんだからぁっ! だめ、い、やぁああっ!」
「っは、あは・・・でしたら、いいですよ、気にせずに、イっちゃってください、
それで・・・止めたりはしませんからっ!」
「そん、なぁあっ!? あ、や、やだぁ! だめ、あ、んぅうううっ! やめ、とめてぇえっ!」
ずちゅっ、ずちゅっ、ぐちゅっ・・・と、ハヤテの腰は何度ナギを貫いても、止まらない。
泣き喚くナギの声すら楽しみながら、ハヤテは狭くキツい膣の感触を、存分に楽しむつもりだった。
やがて、そのただでさえキツいナギの中がさらにきゅうっとハヤテのモノを締め付けて・・・
「ひぁ、だめ、も、ひぁあああっ! もう、もうだめぇええ! い、イっちゃ、あ! んぁああぁぁああっ!」
裏返りそうなくらいに甲高い声で鳴いて、ナギはもはや本日何度目かも分からない絶頂に達する。
見た目も年齢も幼い少女が官能に溺れ、翻弄される様は背徳的な魅力に溢れ、
そしてそんな少女の中もまた、ハヤテのモノを離すまいとするかのように締め付けてきて、
自分が“年下は趣味じゃない”という嗜好の持ち主だったことなど完全に忘れ・・・
ハヤテはナギを―――絶頂に達した余韻に浸る暇すら与えずに―――貪り続ける。
「うゃああっ!? だめ、やめぇええっ! ハヤテぇっ! イってる、イってるからぁ! まって、やめてぇえ!
イって、いやぁあっ! ダメ、ハヤテ、はやてぇええっ! とめて、や、また、またイっちゃ、んぁあああ!」
「っく、は・・・っ、はは・・・っ、いいですよ、何度でも、イってくださいっ!
お嬢様の中、イく時に凄く締まって、気持ちいいですから・・・僕がイくまで、何度もイかせてあげますよっ!」
「そんなぁあっ! イヤぁあ、やめ、やだぁああっ! ハヤテぇ! とめてっ! とめ、ぅあぁああっ!」
過剰に注がれ続ける快楽に身体と心を蝕まれ、何度もイかされながらただただ泣き喚くしかないお嬢様を、
執事は尚も犯し続ける。
だが、もはや意識が朦朧としつつあるナギと違い、ハヤテはまだ快楽を貪りながらも、溺れてはいない。
このままナギの身体を思うがままに貪り尽くして、
事を終えてしまうと、万が一にも自分の立場が危うくなる可能性があることを理解している。
―――だから、凄くいい気持ちだけど、ちょっとだけ、我慢しないとな・・・
早くも身体の奥からせり上がってきていた欲望の塊を押さえつけて、
唐突にハヤテはナギの中から肉の槍を引き抜いてしまう。
「――――――っ! も、も・・・や、やめ・・・・・・・・・ぇ? あ・・・は・・・ぁ・・・っ」
「はい、では止めにしましょう♪」
「あ・・・は・・・ぁっ、はぁ・・・っ、はぁ・・・ぅ、うん・・・・・・っ」
絶頂の高みに突き上げられ続けて、全身が強張りガクガク震えっぱなしだったナギの身体は、
やっと嵐のような快楽から解放されて、再びシーツに突っ伏して脱力する。
それきり二人は何も言わず、互いに乱れた息を整えながら、微動だにしない。
やがて、ナギの呼吸が落ち着いてきたところを見計らって・・・
「お嬢様、申し訳ありませんでした・・・ちょっと、お嬢様の中が余りにも気持ちよかったものですから・・・
調子に乗って、お嬢様に酷いことを・・・」
「ぇ・・・あ、いや、その・・・わ、わたしも・・・う、うん・・・
ちょっと、激しくて驚いた、けど・・・その、なんだ・・・悪くは、なかったぞ・・・」
「そうですか、ならひと安心です・・・もう、こう言ったことは二度と致しませんので、ご安心くださいね♪」
「・・・え・・・?」
恋人同士の甘ったるいピロートークのつもりでちょっと雰囲気に浸りかけていたナギは、
引き攣ったような声を上げてハヤテを振り返る。
「な、なんでだよっ! わ、悪くなかった、っていうのはだな、その、そんなに悪い意味じゃなくてだな、
え、ええと・・・また、ハヤテさえよければ・・・その・・・!」
「いやぁ、僕は満足できませんでしたから♪」
「んな・・・・・・!」
悪びれる風もなく皮肉以外の何者でもない台詞を吐かれて、ナギは絶句する。
「いえ、その、お嬢様を責めている訳ではないのですよ?
執事として、自分の満足などお嬢様の満足の前では些細なことなのですが、
また、もし次があったとして、その時に今回のように、自分を抑えられるか・・・
恥ずかしながら、ちょっと自信がありませんでして・・・」
「う・・・そ、それは・・・」
フォローこそされてはいるが、ハヤテが満足していないことはナギにも充分すぎるくらいに分かっている。
イかされ続けた自分に対して、ハヤテは事の途中で止めてしまった訳だし、
事実、ちらりと盗み見たハヤテのモノは、固く、そそり立ったままなのだ。
「まあでも、お嬢様はまだお年がお年ですから、無理もありませんし・・・気にされたりしないでくださいね。
僕は僕で、他に当てがありますし・・・」
ぴくっ、と。
その言葉に、ナギは敏感に反応する。
・・・ハヤテの思い描いた通りに。
「ちょ、ちょっと待てハヤテ!」
「はい、なんでしょう?」
「他に当てって・・・お、おまえっ! それは、もしかして・・・」
「ええ、ヒナギクさんはちゃんと、満足させて下さいましたから♪」
「んな・・・・・・!」
事ここに至って尚、ハヤテはナギの自分に対する恋愛感情には気付いていない。
だが、彼女が何故かヒナギクを過剰に意識しているのは明白だし、
負けず嫌いな彼女のこと、ヒナギクの名前を出せばきっと食いついてくれるだろう、くらいの目論見ではあった。
そして、それは彼の知らない理由の故に、覿面の効果を発揮する。
「だ、だめだぞ! ヒナギクはダメだ!」
怒気を孕んだ、それでいて泣きそうな顔で、ナギは慌てて言い放つ。
「そうですか? ヒナギクさんとは身体の相性も悪く無いようでしたし
・・・何より、どうやら僕のもお気に召して頂けたようですからね♪」
「あ、相性って、相性なら、わたしだって・・・いや! わたしの方が、ハヤテとの相性は絶対に上だ!」
「ですが、お嬢様・・・さっきは、あんなに辛そうに・・・」
「ば、ばかっ! あ、あれは、その、ちょっと慎み深いところを見せようと思っただけで!
その・・・は、ハヤテが、もっとしたいというなら・・・わ、私は・・・別に、まだ、平気・・・」
まくし立てるようだったナギの声が、露骨に弱く、細くなってゆく。
悦楽の渦に飲み込まれそうになった、自分が自分でなくなってしまいそうな怖さが頭をちらつく。
だが、それでも彼女は天下の負けず嫌いのお嬢様、三千院ナギなのだ。
「うむ! まだ、まだまだ! 平気だからなっ! だからハヤテ!
その・・・お、お前の、好きなように・・・して、いいぞ・・・
ひ、ヒナギクなんかより、ハヤテは絶対に私との方が相性はいいんだからな!」
本当に呆気なく・・・ナギはハヤテの望みどおりに、覚悟を決めてくれる。
多少、拍子抜けではあったが、ハヤテとてギンギンに滾った己の分身をナギの中に埋め込んでしまいたくもあり、
それについてこれ以上考えることは放棄して・・・
「ではお嬢様・・・よろしいのですね?」
「い、いちいち聞くなっ! ハヤテは、ただ・・・私の、身体で・・・したいように、すればいいから・・・」
「はい、わかりました♪」
「ん・・・え、ひゃ、な!? また、この格好で・・・ひゃ、ひぁああっ!」
ハヤテはベッドの上でうつ伏せになっていたナギの腰を抱え上げ、
再び後ろから、屹立した肉の槍を彼女の中へ突き込んで、そのまま二度、三度とゆっくりと抽送する。
「ひぁ、うぁ・・・あ、んぅううっ! あふ、うくぅ・・・んぁああっ!」
「如何ですか、お嬢様はコレくらいの強さが一番気持ちいいでしょうか?」
「う、うん・・・あ、ひぁあ・・・っ! い、イイぞ・・・これ、すごく・・・い、いひぃっ!」
ハヤテの手加減した抽送に、ナギは蕩けきった声で甘く喘ぐ。
そんなナギもまた魅力的ではあり、このまま彼女の望む快楽だけを注ぎ込み、
ジャムのようにぐずぐずに甘く煮溶かしてしまうのも悪くない、とも思うのだが・・・
「ですがお嬢様、僕はさっきみたいな・・・いや、さっきよりもっと、激しくしないと、
どうやら満足できそうにありません・・・」
やはり、自分の欲求を貪りたいという衝動の方が遥かに強い。
「さっきより、もっと・・・」
「はい・・・本当に、僕の思うままにしてしまってよろしいのですか?
今度はもう・・・止まりませんよ?」
「い、いいから・・・」
ナギの泣きそうな声に、ゾクゾクと嗜虐欲がそそられる。
それが声に出ないように、あくまで普段どおりに振舞いつつ、
「わかりました・・・では―――」
ずるる・・・とゆっくりと腰を引き、引ききったところでナギの腰を掴み直して・・・
「ひ・・・ぅ・・・っあぁあっ! んぁあ! あぅ、ひぁあ! うぁあああっ!」
ずちゅっ! ぎちゅっ! ぐちゅっ! じゅぶっ・・・! と、思い切り、
さっき以上の激しさで、ナギの中に肉の楔を力任せに突き入れる。
「ひゃああっ! だめぇ、だめぇえ! はげしっ! すぎてぇ! こわれ、こわれちゃっ! あ、うぁあ!」
「じゃあ、やっぱり・・・やめに、します・・・かっ!?」
「んぅううっ! だめ、やめちゃだめぇえ! いいからっ! へいきっ、だか、らぁっ! んぁあっ!」
悲鳴のような喘ぎ声で、それでも健気に耐えるナギの素振は、ハヤテの嗜虐欲を逆撫でするだけ。
そんな彼女をさらに乱して、滅茶苦茶にしてやろうと、
「そう・・・ですかっ・・・! でしたら、もっと、激しく・・・しますからねっ!」
ハヤテは腰使いを荒く、激しくして、肉槍の先端をナギの奥の奥、子宮口にゴツ、ゴツ、と叩き付ける。
「ひ・・・そん、な、んぁああっ!? ひぁ、あぐ、ひぅっ! や、ひゃあっ! おくっ! おくにぃいっ!」
「は・・・っ、お嬢様の、中・・・凄いですよっ、激しくすれば、するほど・・・僕のを、締め付けて・・・!」
「ハヤテぇっ! ハヤテぇえ! こんな、うぁああっ! はげし、すぎてっ! わたし、もう、もうっ!」
「締め付け方でわかります・・・イきそう、なんですね・・・っ、イってください、
何度も、何度でもイかせて、イきっぱなしにしてあげますからっ!」
「ひぁあっ! そんな、そんなぁ、あ、ダメぇ! イ、イっちゃ、も、わたし・・・! っあぁあああああ!」
絶頂を迎えますます敏感になったナギの膣内を、
ハヤテは言葉通りに欠片ほどの容赦も無く責め続ける。
きゅぅうっと締まった膣肉の感触を味わい続けたいが為に、達してしまったナギを更に突き上げて、
絶頂の高みに磔にする。
「んぁあああぁあっ! ハヤテぇえっ、やめ、だめぇええっ! イってる、イってるのっ!
だから、もう、も、やめ、ひぁやあああ!」
「ダメですよっ♪ イってるお嬢様の中、凄く、締まって・・・めちゃくちゃ気持ちいいですからっ!
だから、このまま・・・僕がイくまで、イきっぱなしにしてあげますからね!」
「そんな、ひぁ、うぁあああっ! やめ、ほんと、だめ、だめぇえええ! こわれちゃ、こあれ、あ、ひぅううう!」
ガクガクと身体を震わせるナギの中もまた、ナギがイく度にきゅう、きゅううっと震えるように締め付けて、
ハヤテの射精感を急速に高めてくれる。
だが、それでも物足りないと言わんばかりに、ハヤテは更に―――
「そうだ、お嬢様・・・っ、は・・・っ、折角ほぐしたんですから、こちらの穴も苛めてさしあげます・・・ね!」
「いひぃっ! え、えぇええっ!? いや、だめ、そっちはぁあっ! そっちは! やぁ! らめぇええ!」
ナギの腰に添えていた片方の手を尻までずらし、先程ローターで散々に弄りほぐしたもう一つの穴に、
ずぷ、と人差し指を第一関節まで埋め込む。
「ひぁああああっ! やめ、そっちは、ひぁ、くぁあああっ! ぬいて、ぬいてぇえ! ひぎ、いぅうううっ!」
「っく・・・は、はは・・・すご・・・っ、ゆびっ、ちょっと挿れただけで、お嬢様の、なか・・・
すごく・・・締まってますよっ!」
「やめっ! はや、てぇえっ、らめっ! おしりっ、ぐりぐりしちゃ、だめえっ! あ、んや! ひにゃぁああっ!」
小さな身体に到底収まりきらない程の快楽を注ぎ込まれて、ナギは身も世も無く乱れ狂う。
13歳にして純潔を散らしたお嬢様は、
その晩のうちに秘所はおろか、後ろの穴ですら快感を得てしまう淫らな身体に開発されてしまい、
執事によって、まるで奴隷のように犯されているという現状に、彼女はもはや・・・酔い痴れていた。
「ふゃあぁあっ! あそこがっ! おしりがぁあっ! らめ、また、またイっちゃ、あ、みゃあぁあああっ!」
「お嬢、様・・・っ、声が、本当に子猫みたいに・・・そんな、可愛い声で鳴かれちゃうと・・・
これから、毎日・・・こんな風に、犯してあげたくなっちゃうじゃ、ないですか・・・っ」
「ひみ・・・っ、あぅううぅ! まい、にち・・・って、ぅううぅうっ! そんな、されたら、わたし・・・
こわれ、こあれちゃ、うぁあぁああっ!」
「じゃあ、今日限りに、しておきますか・・・? 僕は、お嬢様でなくとも・・・」
「やだ、それはだめぇえ! して、いいからっ! ひ、ひみぃいいっ! まいにちっ!
ハヤテの好きなように、していいからぁ! ひゃ、やぁあ! ふにゃあぁああっ!」
こうしてナギもまた自らの口から、
今だけでなく、この先も身体をハヤテに捧げ続けることを宣言する。
その瞬間・・・使用人であるハヤテに、永続的な服従を誓ってしまったこのときから、
ナギに残っていた僅かな理性
―――快楽に溺れながらも、拮抗するように存在していた溺れることへの恐れ―――は、完全に消え失せて・・・
「ひみっ! ひみゃあぁあっ! すご・・・い、よぉお! ハヤテぇえっ!
なんで、急に、こんなっ! ひにゃあっ! らめっ! また、またイっちゃ、あにゃぁああっ!」
「あは・・・っ! お嬢様ったら、本当にえっちな子猫なんですから・・・
でも、イきっぱなしのお嬢様、凄く可愛いです・・・っ!
だから、もっと、お嬢様の大好きな一番奥のところ、滅茶苦茶に突いてあげますね!」
ナギの半端でない乱れ様はハヤテの予想すら越えていて、それが彼の獣欲を掻き立てずにおかない。
腰のピストンをトップギアで回転させ、ナギの最奥をゴツゴツと叩き、
その奥の子宮にまで荒々しい官能の律動を刻み込む。
「いひぃいいっ! そこだめ! おくはぁっ! おくだめぇ! はやて、やめ、ひにゃあああ! こわれちゃうっ!
わたしっ! そこ、なかに、ひびいてっ! かんじすぎてぇ! こあれちゃ、んぁあ! ぅあぁあああっ!」
恥蜜も涎も涙も垂れ流しながら、ナギは完全に快楽の渦に呑まれていた。
理性を捨て、怖さも恥ずかしさも消え失せて、
ナギは官能の奔流に身を任せ、注がれ続ける悦楽に乱れ狂い、咽び泣く。
そんなナギの“堕ちた”姿に、ハヤテは嗜虐的な悦びを覚えつつ、
更に彼女を弄るべく、後ろのすぼまりへと突き入れた指をぐりぐりと蠢かす。
「ひみゃあああ! あ、あは・・・あぁああ! あく、や、そっち、らめぇええ!
おしり、いじっちゃだめぇえ! あ、は・・・! えぐっ、ちゃ、やめぇええっ! んにゃぁああ!」
「・・・っ、そんな、こと、言いながらっ、お嬢様・・・お尻を弄られると、
締め付けがもっとキツくなって・・・お尻でも、凄く感じちゃうんですね、お嬢様は・・・っ」
「だ、だって、あ、あぅうううっ! うくっ、うぐぅうう! だって、ハヤテがっ!
おしり、ぐりぐりするからぁああっ! あ、や、やめぇえっ! ほんと、らめ、ひっ! ひみゃぁああ!」
声そのものは上擦ったまま、甲高く鋭かった喘ぎ声はいつの間にか鳴りをひそめ、
年齢以上に幼げな・・・甘く蕩けた声になりつつあった。
そんなナギの子猫っぷりに、ハヤテの征服欲はますます昂ぶりつつ・・・
「本当に、子猫みたいに・・・っ、泣いて・・・お嬢様は、きっと子猫みたいな尻尾がお似合いですね・・・」
「ひぅうううっ! うゆぅうう! こね、こ・・・、あ、にゃぁああっ! し、し・・・っぽ?」
「はい・・・っ、僕の指じゃまだ太すぎるみたいですが、
もっと、細いモノの先に、ふさふさの子猫の尻尾の飾りをつけて・・・
その、細いところを、お嬢様のお尻に入れてあげて・・・お尻から、尻尾を生やしてあげるんです・・・♪」
「そ、そん、んにゃぁああっ! あ、やぁああっ! それは、やだ、そんなの、や、ひぁあああ!」
「そんな嫌がらなくても、きっと・・・お似合い、ですよ♪」
「ええ、間違い無いですわね〜♪ と言う訳で丁度こんなモノがありましたので、
折角ですから早速つけてあげてみませんか?」
「おお、さすが三千院家! 何でも揃って・・・・・・」
横からひょいっと差し出された、まさにハヤテが言葉にした通りのもの―――
ふさふさの子猫の尻尾っぽい飾りの根元側に、指先よりも小さな球状のモノが直列に繋がったもの―――を、
反射的に受け取ろうとして、ハッと、ハヤテは一瞬の間だけ、硬直する。
―――何故、彼女がここに・・・と悩みかけたが、そう言うものだと納得することにする。
メイドさんに不可能はないのだ。
そんな逡巡を1秒未満で抑えて無理矢理自分を納得させると、
一旦腰を止めて手を離し、彼女から結局受け取ってしまったモノをナギのすぼまりにあてがい・・・
「ではお嬢様、早速ですが可愛い尻尾をつけてあげましょう♪」
「ぁ・・・は・・・っ・・・え、やだ、ちょ、ま! ハヤテ!?
まって、ま、あ! あうっ! あぅう! ううう・・・ぅう! ううぅ! っうぅうううぅう!」
ナギの尻はそこそこに抵抗しつつも、スムーズにその責め具を受け入れて、
つぷ、つぷ・・・と、小さな球の連なった棒状のモノを少しずつ呑み込んでゆく。
「うぁ、あぅううっ! やめ、こんな・・・ぬけっ! ぬいてぇえ! おしり、おしりが、おくまでぇ!
あ、あぐ・・・! おぁあぁぁあ! ひ、ひぐ・・・ぅうぅ! いひ、ひぅうううっ!」
「ふふ、そんなこと言いながら、スムーズに入って行きますし、なにより、更に締まりがキツくなって・・・
お嬢様ってば、ホントにえっちな身体に出来ているんですね・・・っ♪」
「ば、ばかぁっ! はやっ! ハヤテがぁ、こんな、あ、んぅうううっ! やだ、まだ入ってくる・・・ぅうう!
もうやぁ! やめ、こんな、おくっ! 入れちゃ、やめ、ひああ! あ、ぐぅうううう!」
本来有り得ない・・・無数に連なった球状のモノが、内壁を抉りながら尻穴を遡る感触に、
ナギは肌を粟立たせて呻き、悶える。
秘所を突き立てていたハヤテの肉槍が動きを止めているせいか、
蕩けきっていた意識は少しだけ素に戻り、ハヤテの異常な陵辱行為を拒絶しようと必死に声を上げている。
だが・・・
「お嬢様、これで・・・よし、と。 最後まで入りましたね、うん・・・
ふふ、やっぱりお嬢様の可愛いお尻には、可愛い尻尾がお似合いですね〜♪」
「うふふ、本当に・・・では、早速スイッチ・ON♪」
―――は?
と、隣にいる第三の人物にハヤテが思わず疑問の目を向けようとした時には、
ヴヴヴヴヴヴ―――と、先程ハヤテも使ったモノと同類の振動音が鳴り響き・・・
「んにゃぁあああああぁあぁ!? や、いひっ! いひゃぁあぁああぁあ! だめ、だめこれ、こんなぁあああ!
おひ、おしりがぁあっ! らめ、なか、ひびく、ひびいちゃぁああっ!」
まさかこんな細いモノにまでモーターが搭載されているなど思いもしなかったハヤテの予想の遥か上を越えて、
後ろの穴から少女に埋め込まれたモノは、ナギの尻を再び振動で責め立てる。
だが今度の責め具はナギの後ろの穴の遥か奥まで達し、比べ物にならない快楽を強引に抉り込んで、
ナギの身体はその振動に合わせるかのようにガクガクと震え、そして―――
「ぬいて、これぬいてぇえええっ! らめ、らめらめらめぇえっ! もう、もう、ひっ! ひみゃぁあああっ!
ふゃあぁああ! もうらめ! いひっ! いっ! イっちゃ! イひゃああああっ!」
可愛いいと言われた疑似尻尾の容赦ない振動責めに、
ナギは全身をガクガク震わせ―――後ろの穴だけで達してしまう。
「う・・・わっ! お嬢・・・様っ! これ・・・凄い・・・ですよっ!」
絶頂とともにハヤテをぎゅぅうっと締め付けてきて、それだけでもさっき以上のキツさだというのに、
その上ナギの膣壁を伝わって・・・
「う・・・っくう! やば、これ、振動が、僕のにまで、伝わって、きますよっ!」
これまで、ナギの身体に快楽を注ぎ込みながら自分自身も快楽を貪り続け、
それでも余裕を見せていたハヤテだが、
ついに眉をひそめ、うめくような声を上げる。
そしてそれが最後のスイッチであったかのように、ハヤテはナギの腰を思いきり掴むと―――
「お・・・お嬢、様―――」
これまでと段違いに強く、激しく、荒々しく・・・
「きゃ・・・っひぁあああっ! はぐ・・・っゃあぁあ! や、こんな、はげしっ、すぎ、っあぁああ!」
よがり泣くナギの秘所を、腰の肉槍で滅多刺しにする。
もはや込み上げる射精感を抑えようという気は無く、自分が気持ちよくなる為に、
そして滾りに滾った熱い欲望の塊をナギの中に存分に注ぎ込む為に、
ハヤテはただひたすら腰を突き動かす。
「ふわあぁあっ! おくがっ! おしりがぁあ! ハヤテぇえっ! はげしっ、すぎてっ!
だめ、だめだめだめぇええ! イくっ! またイくっ! イっちゃ、あ! あぁあ! んみゃあぁああ!」
もはや今宵何度目かもわからない絶頂に達したナギを、ハヤテは当然のように突き、犯し続ける。
ハヤテの腰とナギの尻が音を立てて何度も衝突し、
その度に愛蜜の飛沫が舞い、ナギの尻尾が本物の様に躍る。
「まえもっ! おしりもぉっ! だめ、ヘンになるっ! ひゃ! ぁああぁあっ!
はげし、すぎてぇっ! とけちゃっ! こわれちゃうぅ! もう、もうらめ、んぁっ! んにゃぁあああっ!」
そして、ナギを責めれば責めるほど、ハヤテもまた限界が近づいてくる。
「お・・・嬢様・・・っ! 僕も、もう・・・で、出そう、です・・・っ!
もうちょっとで・・・お嬢様の、中に・・・っ、僕の精液を、いっぱい、注ぎこんで・・・あげますねっ!」
「ふ・・・ぅあぁっ! はや、ての・・・せいえ、き・・・っ、あ、んぁあああっ!
だしてっ! なか、いっぱい・・・だしてぇえ!」
あとはもう、ただひたすら突くだけだった。
獣のように何も考えず、ナギのギチギチに締まる秘所を全力で突いて、
決壊の予感も、下腹部からせり上がってくる熱い衝動も、沸きあがるに任せ、押し寄せるに任せ・・・
「お嬢様・・・お嬢様、おじょ・・・う、さまぁっ!」
「は、ひぁ、あぁあぁあっ! ハヤテっ! ハヤテぇ! はやくっ! ハヤ、ぁああっ! ハヤテぇえっ!」
そして穂先まで上り詰めた灼熱の塊を僅かな間だけ抑えて、
ナギの細い腰をぎゅっと掴み、最後に思い切り、子宮まで貫かんばかりの勢いで肉槍を突き刺して―――
「出る! もう、お嬢様の中にっ! 出しますっ! お嬢様っ! お嬢――――――っくぅううう!」
びゅるるるっ! びゅくくっ! どびゅるっ! どくんっ! どぷぷっ!
解き放たれた灼熱の奔流はナギの一番奥に向かって撃ち込まれ―――
「うぁあぁああっ! でてるっ! ハヤテのが、なかに、なかにぃいっ! 出て、あ、にゃぁああああっ!」
熱い粘液が子宮口に何度も叩き付けられる感触に、
ナギは視界がチカチカと明滅するような、激しすぎる快感に呑み込まれ・・・
「あひ、いひゃああぁああっ! ハヤテのがぁあっ! どくどくして、とまらなあぁっ!
や! まだ、まだでてぇっ! も、ぁ、あぁっ! もう・・・やめ・・・っや、ぁああぁあぁああっ!」
すぐにナギの視界は真っ白く染まり、ハヤテに注ぎ込まれる感触以外何もわからなくなる。
その感触と、同時に襲ってくるどうしようもない快楽に満たされ、溺れ、沈み・・・
いつの間にか、その感触すらも、何もかも・・・わからなくなっていた。
今夜だけで4度目だというのが信じられないくらいの大量の精を放ち、
ハヤテはしばしの間、ナギと繋がったまま呼吸と鼓動を整えつつ、余韻に浸っていた。
しばらくそのままそうしていたかったし、いっそ彼女の横に倒れ込んで休みたくもあったが、
この部屋には二人を見守る第三の人物がいることを、彼は忘れていない。
ずぶぶ・・・っとすっかり萎えてしまった己のモノを引き抜くと、
ナギの身体が“びくんっ”と震え、抜いた跡からゴポゴポと白濁した粘液が逆流してくる。
「あらあら、ナギの小さいアソコにこんなにたくさん出しちゃうなんて・・・
ハヤテくんったら、今やすっかり小さな子もOKになっちゃったのですね〜♪」
「あ、あはは・・・まぁ、なんと言いますか・・・そう言うことでいいです、もう・・・」
今にして思えばこれもひとえに彼女の仕込みのせいなのだが、
それを今更説明するのも面倒だし、何せ彼女の意図の通りである以上、何を言っても無駄だろう。
「それにしても、ナギも私の見込んだ通り、素質があったのですね〜
初めてなのにあんなに気持ちよさそうにして・・・うふふ、可愛い寝顔なんだから・・・♪」
悪戯っぽかった表情から一転、母性を感じさせる優しげな笑顔を浮かべておいて・・・
「じゃあ、ゆっくり休ませて上げないといけませんね・・・えいっ!」
「・・・ぅううぅうっ!」
ずるるっ! と、ナギの中で未だに振動を続けていた尻尾を一気に引き抜いてしまう。
その急な刺激にナギは嬌声を上げてガクンと身体を揺らしはするが・・・眠りから覚める気配は、無い。
「あら、これでも目を覚まさないなんて、私が来る前からも、相当激しいことをされていたんですかね〜?」
「あの・・・・・・ちなみに、どの辺りから?」
「うふふ、それは秘密です♪」
楽しそうに言うと、彼女はハヤテを座らせておいて、テキパキとナギの身体を清め、シーツを変え・・・
瞬く間に、“お嬢様の寝室”を整えていた。
「まぁ、多少の匂いは残りますが・・・これでナギのことは安心でしょう」
ナギを横たえて布団を被せてやると、少女は気持ちよさそうな寝息を立て始める。
そんな安らかな寝顔を見ていると、見ている方まで気分が安らぎ、
まるで一日の仕事を終えたかのような気になってしまうが・・・
まだ、そうは行かない。
何せある意味、本番はこれからなのだから。
「ところでハヤテくん」
ぴく、とハヤテはある種の雰囲気を感じ取り、心を構える。
「ハヤテくんも今晩はヒナギクさんにナギと立て続けにお相手をなされてかなり頑張られた様ですが、
今日はもうすっかりお疲れですか?」
字面だけなら彼を気遣うような言葉だが、その口調、そして視線から、あからさまな挑発の意図が滲み出ている。
そしてそれはハヤテにとって想定した通りであり、
彼もまた準備していた答えを、同じ意図を込めて口にする。
「いえ? よく言うじゃないですか、夜はまだこれから、って♪
折角ですから、僕にこんな気持ちのいいことを教えてくださった方に、
意趣返し・・・じゃなかった、ご恩返しなどしてみたいかなーっと思っているのですが、どう思いますか?」
それを聞いた彼女もまた、楽しそうにクスクスと笑って答える。
「あら、素敵ですわね〜♪ きっとその人も喜ぶと思いますわよ?」
「そうですか、それはよかったです♪ ・・・では」
ハヤテはにぱっと彼女に笑いかけ、
「僕の部屋へおいでになりませんか、マリアさん?」
その彼女・・・マリアもまた、にっこりとハヤテに微笑みを返す。
「それでは、お呼ばれになりますわ♪」
・・・こうして、屋敷の主が夢も見ない深い眠りに落ちた後も、
執事とメイドはそれぞれの笑顔にそれぞれの思惑を秘めて、主の部屋を後にする。
三千院家の夜は、まだ続く―――