「うお――――――――!!」  
「ここがアテナ神殿か――!!」  
 
アウターストーリーinミニ外伝  
「デイ・アバウト・少女サンクチュアリ」  
 
「ほらヒナさん、ふもとの火時計がここからも見えますよー。」  
「おおーあれはアテナの巨像!! 楯をもったアテナの像がはっきりとわかるわ!!」  
「そりゃ像の真ん前で見てれば当たり前じゃないですか。」  
神殿のアテナ像を見上げ感動しているふりをしているヒナギクのセリフを、  
歩はバッサリと切り捨てた。  
「もー、またまたとぼけた事言ってー。せっかく頂上まで着いたんだから、  
 来た道の景色を振り返って回想シーンを挟みましょうよー。20分くらいー。」  
「総集編はいらないから――!!」  
「12時間の激闘のまとめに1回位やってもいいじゃないですか。」  
「私達は神殿に観光に来ただけでしょ……」  
「まあちょっとくらい見ましょうよ。下まで続いてる階段はなかなか絶景ですよ。」  
「……手を離しちゃダメよ?」  
「はいはい。」  
 
「……」プルプル  
神殿から続く登ってきた階段と通ってきた建物を見下ろして、ヒナギクは  
「ここで『殺したのよこのヒナギクが!!』と」  
「私は魚座よ!!」  
震えていたが突っ込む気力は残っていた。  
「もう…いい?」  
「はーい。」  
二人はアテナ像の前まで戻ってきた。ヒナギクはほっとしたように大きく息をつく。  
「…あ」  
「ヒナさん?どうかしました?」  
「ちょっと…ここで待ってて。すぐ戻るから…」  
「お手洗いなら一緒に」  
「一人で行くから。」  
「えー。連れトイレしないんですか?」  
「私はしないの!!」  
「さすがヒナさん そこにシビれる!あこがれるゥ!」  
「変なところに憧れないで!!」  
「女友達同士、そんな恥ずかしがることないのに…」  
「……一緒に行く子が誰も彼も鼻息を荒くしなければね」  
「あー…」  
「周りの目が痛いし! 気を失う子もいるし!」  
「美希さん達とも行かないんですか?」  
「初回でボイスレコーダーを破壊して以来行ってないわ。」  
「……あー…」  
「だからそういう付き合いはしないのよ。それに向いてないから…」  
「性癖がかな?」  
「『性格が』よ!!」  
「まあ建物に戻るならそこまで一緒に行きますよ。」  
「歩はまだ景色とかここで見たいでしょ?」  
「ヒナさんの手、離しちゃうのもったいないかなって…」  
「………」  
「ほらこれも親交を深める一歩ですよ。」  
「……中までついてきちゃ駄目よ?」  
「はいはい。」  
 
「ヒナさーん?」  
「……なんでトイレがないの?」  
ヒナギクは神殿の手前の建物の中を回りきって途方に暮れていた。  
歩は神殿に続く通路の入り口でヒナギクを待っていたが、  
広間の玉座のような椅子まで歩み寄り、ヒナギクに声をかけた。  
「なかったんですか?」  
「…うん。というか見つからないの。閉まっている扉の奥にあるのかもしれないけど、  
 入れないし、他には見当たらないし……」  
「きっとファンタジーと呼ばれるものをするのでトイレが要らなかったんですよ。」  
「まだ虚数時間の量子宇宙とかいう方がそれっぽいでしょ……」  
「どうしましょう?戻ってもいいですけどこの分だと下の建物にもなさそうだし、  
 一番下まで降りるのはかなり時間がかかるんじゃないかな?」  
「うー…」  
「小さい方?かなり近いですか?」  
「……うん…」  
「山肌で…」  
「怖いってば!!」  
「この建物出たところの階段に薔薇が」  
「却下!!」  
「いいこと思いつい」  
「何を読んでるのよ!!」  
「もーぜいたくですねー。」  
「人事だと思って……」  
「実は私もちょっと……」  
「え」  
「まだそんなじゃないけど、一番下までは持たないかも……」  
「どどどうするのよ。」  
「だから崖で……」  
「そんな外でなんて…」  
「仕方ないでしょ?ヒナさんしか見てないから平気ですよ。」  
「見ないってば!!」  
「じゃあますます平気じゃないかな?」  
「……私はどうすればいいのよー。」  
「手を離さないでいるから崖で……」  
「ずるい!! 私だけ見られるじゃない!!」  
「うーん……」  
(考えるのよ歩…論理の旋律は必ず真実を奏でるんだから……)  
「じゃあ…私が先に見せるから…それでいいかな?」  
 
「…歩?」  
歩は玉座に向かい、スカートを脱ぎ肘置きに掛けた。  
「ちょちょっと歩ってば何してるのよ!!」  
ヒナギクは駆け寄ってショーツに手を掛けた歩の腕を掴む。  
歩は笑顔でヒナギクを抱き寄せると、目を閉じながら唇と唇を重ねた。  
「……ほら、手を離しちゃ駄目ですよ?」  
キスを終えると歩はそう言って玉座に浅く腰掛けた。片手を掴まれたまま、  
もう片手でショーツのクロッチの部分を横にずらし、花弁をあらわにする。  
「いいってば歩!! そんなことあなたがしなくたって…!!」  
「大丈夫だよ。ヒナさんは私の友達で… 私はヒナさんの友達だから…  
 見られたって平気なんだよ……」  
「歩…」  
「ん…それに…見られてるのに…見られてるから…どんどんしたくなっちゃう…」  
歩は指先で秘所やその周りをいじっている。尿意を堪えているのか、高めようと  
しているのか、ヒナギクには分からない。おそらく歩自身も分かっていないだろう。  
「前にいると、掛かっちゃうよ…横に来て…」  
 ヒナギクが脇に来たのを見て、歩は顎を上げて目を閉じた。ヒナギクはしばらく  
ためらった後、歩の顔に口を寄せ、そっと待ち受ける唇に重ねた。  
「……んんん、ふぅっ、んむむっっ……!!」  
「……はぁ」  
「……はぁはぁっ、……んあん!!」  
短い優しいキスの後、ヒナギクは技巧を凝らした激しい接吻で歩を翻弄した。  
口を離し息つく間も与えず耳へと口付けを浴びせる。  
「…あぁん!! ヒ、ヒナさんの、えっち…!! やっぱりっ、女たらしだ…っ」  
「女の子にえっちされるのがくせになった歩には……これくらいじゃないと  
 物足りないでしょ?」  
「ヒナさんの…あん!! …せいなんだから!!」  
「そうね…でも受けばっかりじゃあれだから……責め方もマスターするのよ…  
 私が教えてるんだから…ナギくらいには勝てるように仕込んであげるわ……」  
「ひゃん!! そ、そこ、だめっ…!!」  
ヒナギクは歩の耳の裏を舌で集中的に愛撫し始めた。歩は身を縮ませる。  
「歩はここが…くすぐったいのよね…」  
「だめっ、ぞくぞくしてっ、あっあっ、でちゃう、おしっこでちゃうっ…!!」  
「ほら歩、楽になっちゃいなさい…」  
「んん、ヒナさんっ、ヒナさん、わたし、おしっこ、しちゃいます……!!」  
歩が身を固くし、ショーツにかかった手を思い切り引き絞る。小さな吐息と共に  
花弁の中から飛沫が放たれ、放物線を描く水流になった。床を打つ水音が  
広間に響き、絨毯に聖水が注がれていく。やがて勢いを失い、玉座に残滓を  
散らしながら、歩の放出は終わった。  
 
「……はーっ…」  
歩は力を抜いてヒナギクにもたれかかった。  
「クスッ、はしたない子ね。歩…」  
「ヒナさん…」  
ヒナギクは股間に置かれた歩の手を取り、指を絡ませる。  
「でもとても可愛かったわよ…」  
「これで、ヒナさんのを私が見てもおあいこだから…」  
「そう、おあいこ…… …はっ!!」  
ヒナギクが我に返ったとき、歩にすでにしっかりと抱き付かれていた。  
「おあいこー。おあいこー。」  
「しまったー!! ついつい夢中になってしまったー!!」  
「ちゃんと見ててあげますから安心してしてくださいねー。」  
「ちょっとスカートめくらないでー!!」  
「おしっこしたいのはどの子かなー?」  
「やっ、だめだめっ…やぁっ!!」  
歩の手がヒナギクのスカートの奥に伸び、ショーツの上から股間を押さえた。  
刺激された尿意に意識が集中し、ヒナギクは身動きが取れなくなる。  
「ヒナさん、この子、もうつらそうですよ…」  
「や、押さえちゃやだ…」  
「押さえたら漏れちゃうくらい、いっぱいたまってるのかな?」  
「そんな、恥ずかしい言い方っ、ひゃん!!」  
歩は指を立ててヒナギクの尿道口や陰核の辺りを突付く。ヒナギクはその手を  
押しのけようとするが力が入らず、足をこすって限界を堪えるしかなかった。  
 存分に悪戯した後、歩は手を引き抜いてヒナギクの腰に手を回した。ヒナギクは  
我慢をしている股間に手を回し押し寄せる欲求に抵抗する。  
「歩、もう離して…」  
「ヒナさんがきちんとおしっこ出来たら離してあげますよ。」  
「やぁ、こんなとこじゃいやぁ…」  
「ここなら、こうやって…」  
「きゃっ!!」  
ヒナギクを後ろから抱いて、歩は玉座に座り、両手をヒナギクの下腹で組んだ。  
「だっこ出来ますから、さっきの私みたいにしちゃっていいんですよ…」  
「こんな格好、恥ずかしい…ねぇ歩、許して…」  
「言ったでしょう、おしっこ出来るまで、だめ…」  
「ん、くぅんっ!!」  
歩はヒナギクに密着し、ヒナギクの下腹を圧迫した。  
 
「んんっ……」  
ヒナギクは手で股間を押さえながら、足を動かし身をよじり、尿意に耐えていた。  
彼女を太腿に乗せている歩の胸が背に擦り付けられると、やわらかい感触が広がる。  
時折歩の腕に力がこもり、ヒナギクを揺さぶるたび、切迫の度が深まっていく。  
「歩、私、もう、漏れちゃう…」  
涙目でヒナギクが訴える。  
「んっ、ほら…スカートとぱんつを脱いで、しー、しましょうね。履いたままで  
 おもらししたら、大変だもの…」  
火照った顔で歩が宣告する。  
「いやぁ……そんなの見せられないわよ……」  
「上手におしっこ出来ないのかな?私の上でおもらし、します?おもらし始まっても、  
 だっこしててあげますよ…」  
「もっとだめー……っ」  
再び衝動が高まる。限界を口にしたことでヒナギクは訪れた波を堪える決意が  
萎えてしまった。少し逡巡してから、ついにスカートに手をかけて、足を浮かせて  
ショーツと共に膝までずらす。  
「もっと足を上げないとだめですよ…」  
「あっ」  
歩がヒナギクの膝裏を抱え、ぎゅっと引き付ける。ヒナギクの太腿が垂直になり、  
秘所が正面にさらされる。  
「んっ、体力ないから、そんなに長く足、持てないかな……」  
「歩…」  
「でも、ヒナさんが、終わるまで、頑張ってみる……」  
「歩、あゆむぅ…」  
尿意が一つのピークに差し掛かる。ヒナギクは欲求をコントロールしようとする…  
今度は耐え切るためでなく、安全に叶えるために。  
「あゆむー…!!」  
「ヒナさんっ!!」  
ヒナギクの足先が空中に持ち上がり、下肢が小刻みに震える。歩の腕が一層  
ヒナギクを抱きしめる。遮る物のない空間に一筋の液体がほとばしった。  
「あっ……あ……あ…」  
「んぁ………ぁんっ」  
感極まった様子の歩に抱かれ、規則的に小さな声を上げるヒナギク。その秘所からは  
体内に込められていた液体がとめどなく溢れ出ている。床を打ち絨毯に広がる染みが、  
先に歩の作った円に重なっていった。  
 ちょろろ…ちょろ…  
「あ……」  
「んー……っっ」  
 
「人間は誰でも心の奥底に善と悪のふたつを持っているのです…」  
「言いたいことはそれだけかしら、西沢さん?」  
「すみませんでした。」  
事が終わって我に返ったヒナギクは歩を引っ張って事件現場から逃走した。  
下まで一目散に降りて、街の手前まで帰ってきた。  
「すごい恥ずかしかったんだから…歩の前であんなこと…」  
「ごめんなさい。でもヒナさんのどんな姿でも、私は嫌いになったりしないから。  
 私はヒナさんの友達<オンナ>だから…」  
「へんな読み方しないで!!」  
「続編の第一話だから関係がビシッと伝わるほうがいいんじゃないかな。」  
「台無しでしょ!!」  
「で…恥ずかしかったのはおあいこってことで…許してもらえませんか?」  
歩はヒナギクの手を取る。  
「……まったく、あわてて逃げてきたから体の後始末も済んでないし…」  
ヒナギクが握り返す。  
「すいません…」  
「ホテル帰ったら…美希達にかぎつけられる前にお手洗いに行きましょう。いい?」  
「あ……はい!!」  
 
〜Fin〜  
 

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