オレの名はタマだ、てか一々説明せんでもエロパロ板をのぞいているんなら説明不要だろ。  
だからオレの自己紹介は三千院家という大物財閥の豪邸で毎日高級マグロやらを食いつつ寝まくる  
と言う毎日を過ごす超勝ち組だと言う最低限の部分にとどめておこう。  
 
で、そんなオレ様が午前中、今の時間なら庭の真実がいつも一つとは限らないことに  
気付かない大人ぶったガキの銅像を磨いている頃であろう悪友ハヤテ─つまり借金執事の  
ことね─ソイツが屋敷の庭にある池の周辺で蹲っている後姿を見つけた訳だ。  
 
ははーん、アイツサボっているな…ならばお嬢かマリアにでも言いつけ…と目をキラリと光らせ  
思った所でやめた。  
アイツがサボるって事はまずありえん、銅像磨きなんてのは本来毎日やらなくてもいいんだ。  
だからサボりにはならねーし、多分本来の執事の仕事はあらかた終えてしまったのだろう。  
 
ガサガサと草を分けながらハヤテの後から接近する。  
 
そーいやアイツ、マリアにフルチン見られた時や高校に落ちた時もこの池で落ち込んでいた  
らしいからな…おそらく今日に限ってここに居るって事はまた何かあったに違いない。多分。  
って訳で…  
 
「…はぁ」  
「よう、借金執事!」  
「うわ!」  
「何サボってんだよ!」  
 
善良なオレはハヤテの悩みを聞いて恩を売りまくってやる事にした。  
まぁ勿論マリアかお嬢を孕ませた、あるいはクラウスに掘られたとかの内容なら2○h  
でIPを変えつつ盛り上げ言いふらしてやるぜ。  
 
だが目の前の借金執事はオレ様の考えを気にする余裕は無さそうだった  
「タ…タタタタタマ…!」  
尻餅をつきながら後ずさるハヤテに一歩近づきながら  
「落ち着け、そんな『よりによって最悪な時によりによった最悪な奴に見つかった』って  
感じに逃げなくてもいいだろ…ん?」  
お互い後一歩の距離まで近づいた所で、オレの鼻は奇妙な匂いにひくつく。  
 
クンクン…  
 
「おい、そんな近づくなよ…」  
「別にいいじゃん、食べるわけでもねえんだし…んん?」  
 
何だこの匂い…?オレが嗅いでいるのは勿論ハヤテの匂いだ。  
だがその匂いがいつもとは違う…なんてーか、その…この前屋敷に侵入したハムスター(とお嬢が  
言ってた)女に出会った時にも感じた狩猟本能、それをコイツに感じちまってる…?  
ハヤテの女装姿がかなりそそるってのは知っているが…  
 
「だ、だから匂いを嗅ぐな、離れろって!今僕は忙し」  
「おい借金執事?」  
「う」  
ズイッ、とハヤテに顔を近づける。いつもと同じ貧相な顔だが…  
「ちょっと見せてくんね…ナニをよ」  
ちなみに後で聞くには、その時オレは眼がハートマークになっていたらしいが、  
そんなこたぁはどうでもいい。ハヤテの奴はオレに背を向けてその名の如く走り去っていった。  
 
いくら何でもいきなり何を聞いてんだオレは…何考えてんだ…オレ…  
正直言えば、オレはハヤテが嫌いでは無い。むしろタメで口を聞ける友人で、  
いい奴だってのも分かっている。  
それなのにオレって奴は…落ち込んでいるアイツに対して、無神経にも程があったんじゃねーの?  
 
今はそっとするか…後でさっきのを謝って、改めて何があったのか聞いてみよう…  
そう思った。  
 
そう、思った『だけ』だった。  
 
オレは全身の狩猟本能(翻訳『逃がすな!借金執事を追え!そして剥いて確認すべきことを確認しろ!!』)  
に逆らう事無く動いていた。  
元々の本能だもんよ、どうしようも無いよな? な!?  
 
「何が『どうしようも無い』んだよ!前にも誰か言ってたけどそれ絶対狩猟本能じゃなくて…  
もっと別の…もっと別の…」  
「待ちやがれ借金執事!なめまわしてやる!」  
 
バッ!  
 
「しゃあああああああ────!」  
バト○ワネタは置いといて、走る勢いのままハヤテの背後に飛び掛る  
「クッ…ならばトルネード…」  
ガバッ!  
「うきゃ!」  
モーションを見ると多分、トルネードアッパーとでも叫んで昇○拳でもかまそうとしたんだろうが、  
しゃがんだ所ですでにオレはハヤテに覆いかぶさった。  
バトル漫画みたく、技を出すまで待ってやるほど世の中甘くないぜ!  
 
「借金執事…テメーを超えたのは、執念に勝るオレの本能{煩悩(性欲)}だ!」  
「ちょ…降りろって!何で少し前のように大きくなってんだ!」  
ちなみに今のオレはついさっきの人並みの体格で生易しい眼のオレとは違う、  
つまりリアル描写状態なのだ!よって首投げや間接技に気をつけ、しっかり押さえつければ  
たとえ道具の無いドラえもん相手でも怖く無い。  
「それにしても抵抗する力がいつもより劣るが…もしかしたらもしかするってヤツか?」  
サクッ…  
「おっと、動くんじゃないぜ?切れちまったら悲惨だぞ」  
「あ…あ…」  
哀願するような涙目でオレを見るハヤテに、少し何か感じるものがありながらも  
作業を停止する気は起きない。オレだって辛いんだ、うん。  
ビリリ… ビリ  
早速オレは確認のためハヤテの執事服に爪をかけ、ゆっくりと下へ下へとおろしていく。  
 
ちなみに説明をしなかったがこの爪は、布の他に勿論、カシミヤのコートや  
ゴムも良く突き通し、中でもとくに執事服をよく切り裂ける爪だ。  
フレディなんて目じゃないぞ。  
 
ビリリ…「あにゃ!」  
「お、悪いな」  
青ざめて震えていたハヤテがいきなり悲鳴をあげた。どうやら途中で引っ掻いちまったらしい。  
爪の先にも血が付いて、一滴が執事服の間からさらけ出された胸にしたたる。  
 
「さーて………しっかりと切れた所でこのどんな秘密も探り当てる爪で確認確認♪」  
さっきと違うって? そんな事を突っ込むようじゃロクな大人じゃねえぞ。  
「や…」  
「ご開帳っと」  
 
あまり物を掴むのが得意とは言えない肉球の変わりに、爪を執事服に引っ掛けて  
一気に開く。そこには…  
「おっやっぱり」  
思った通り、そこには前に見た時には存在しなかった、男には絶対ありえない二つの膨らみが  
執事服の封印から解き放たれ揺れていた。  
それほど大きめでは無いにしろ、よく執事服の上から分からずにすんだな…  
 
つまり、これは紛れも無く女体…  
 
ん?ってことは! つまり!! これならばやはり下も…!下半身も…!!  
「ふーっ…ふーっ…!」  
「タマ…?」  
いかん、落ち着けオレ…1,3,5,7,11…  
 
「どうりで、いやー焦った焦った、少しだけ自分がホモに目覚めたのかと思った」  
素数を数えるついでにいつもっぽく喋って今にもハヤテを滅茶苦茶にしかねない  
自分を冷静にさせる。  
 
「だがよーどうしたんだコレ?ひょっとして手術でも受けたとか?  
どっかの平行世界みたく薬物投与でもされたとか?」  
「分からないよ…朝起きたら…」  
ふーん…まぁいわゆるご都合主義ってヤツ?  
まぁ別にコイツなら理由無く女になったっておかしくないからそこを深く考える  
のはやめるか。  
 
そんな事より…  
「でもま…可愛いねぇ…。ひょっとして随分と締め付けてただろ?  
ちょっと腫れてない?赤くなってんぞ。まぁ可愛いからいいがな…」  
ニヤニヤと少しだけオヤジになりながら感想を述べる。  
「うぅ…」  
 
さーて、確認はしたにはしたが…次はどうするか…  
なんて迷う事も無いか、そもそも本来の目的は…  
 
ピチャッ  
「ひゃあ!!??!」  
 
ピチャ、ピチャ、サラッ…  
 
手始めとして、さっき傷つけた部分を消毒も兼ねて眠っていた狩猟本能に  
従う行為を開始する。  
コイツだけの物である金属の味。  
お嬢以外の肌の微妙に塩辛い味。  
う〜む…。  
 
「ば、バカ!やめろよぉ…」  
ハヤテがオレを下から押し上げて、身をよじってオレからの束縛から逃れようとするが  
「やめねえし、逃がすかよ」  
更に体重をかけ、爪を奴の残されたズボンに引っ掛ける。  
普段ならともかく、今のハヤテじゃあ下手に300キロの体重をかけたら潰れるかも分かんねーから  
これでも一応かける体重の調整はしてんだよ。  
 

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