ガタンゴトン…
その揺れる電車内は、すでに込み合った満員状態になってます、
そしてドアの前に一人…赤面になって色っぽい喘ぎ声を溢れ漏らすのを必死に我慢している子がいたのです。
「あ…駄目…あ…」
真っ赤な顔して悶えるのは、有名な名門校である白皇学院の女生徒の制服を着た学生でした。
そしてその子のお尻には別の人間の手が触れていたのです…
「やぁ…あふぅ…」
つまりその学生は満員電車内で痴漢されていました、やがてその手は尻を摩るだけで収まらずに、
もっと奥…スカートの下から手を入れて、股間部へ触れてきました。
「にゃぅ!あ…あぁ…そんな、そこは…」
つまり性器のある場所を摩られていたのです、その為により顔を赤く染め、
学生の口からは甘い吐息が漏れてきました。
下着の上からの強い揉む様な感触は、敏感なその恥部に激しい刺激を与えていく為に、
学生の頭の中は段々と快楽という大波が次々と襲いかかられて、何も考えれなくない程に呆けていきます…
「あ…あぁ…駄目ですってば…あぁ」
小声でそう言うものの、入り込んだ手は弄ぶ止めません。
ただ学生はこの快楽責めに耐えるしかできないのです、そして周りに痴態がバレないように、
必死に平静を装うしかありません…でもとても隠せていないようで、
実は周りの客の中には感じている学生の事を、チラチラと気にしている人達もそれなりに居ました。
当然に色っぽいその仕草に、男達の股間の性器はみるみる硬くさせていました。
「はう…あ…っ!!!」
その快感に耐えている中、突如に学生の身体は大きく震えます。
それは…自分の下着の中に直に手が入ってきたからでした。
その手はお尻の膨らみを直で摩り、肌の感触と膨らみの弾力を堪能していき…
「あ…そこは…ひぃ!」
指先は学生のお尻の穴に当てられたのです、そしてそのままその中へ埋没させていきます。
「あ…あぁ…」
排泄する場所を弄ばれ、学生は大きく震えながら、そんな場所の快楽を感じさせられていく…
やがて下りる駅までずっと…嬲られ続けるのでした。
「ひ、ひどいですよ…お嬢様!」
「あはは、可愛かったぞハヤテ」
電車から下りるなり、先の痴漢されていた学生は駅内で一人の少女と向かい合っていました、
その少女こそ学生に痴漢していた人だったのです。
そして…学生の彼、綾崎ハヤテの主である三千院ナギだったのでした。
「こんな服まで着せて、もう!」
「ハヤテが言ったのだぞ、たまには白皇の制服を着てみたいとな」
「言いましたけども…まさか女子の制服を着させられるとは思いませんでしたよ」
「だが似合っているぞ、ふふ…」
見事に女子制服を着こなした執事のハヤテを微笑みながら見ているナギ、
だけどもハヤテにとっては男なのに、そう言われても嬉しい筈はありません。
「それに…お尻の穴まで弄るなんて…酷いです」
「?いや…私はそんな事までしてないぞ?」
「え?」
二人はただ無言で見つめ合います…
そんな彼らの背後に満足そうに恍惚した表情の老紳士が通り過ぎました…
電車内でハヤテのすぐ隣にひっそり居た…クラウスという男性が。
【おしまい】