「そりゃ古い学校だから、」  
ドロドロドロドロ  
「いっぱい出るらしいわよ〜」  
「七不思議じゃ足りないくらいよ〜」  
 雪路たちがハヤテをおびやかす。  
「う……」  
(他人事だと思って……)  
 それでも取りに行かないわけにはいかない。  
「あ……」  
 そこでふと泉の頭に気づく。  
「でも僕を怖がらせるためとはいえ、額烏帽子なんてよくありましたね?」  
「え? ひたいえぼし?」  
 泉がキョトンと聞き返す。  
「その頭の三角のやつですよ。幽霊がよくつけてる」  
「を〜さすがハヤ太君。物知りー。これはね……」  
 頭に被ってたソレをとってひろげる。  
「じゃーん! 実は桂ちゃんのおパンツでしたー!」  
「ぬなーっ!?」  
 ハヤテといっしょに雪路も驚いていた。たしかに泉の持っていたそれは三角で終わらず紐のようになって  
繋がっていた。  
(こ、これは世に言うTバック?)  
「か、勝手に人のもん漁るなーっ!」  
「あ、あははは……」  
 怒る雪路と呆れるハヤテ。  
「綾崎君、今見たものは速やかに記憶を抹消よ!?」  
 真っ赤になりハヤテに迫る。  
「でも大丈夫ですよ。これ穿いてる桂先生はイメージわきませんし」  
「む。それはそれでなんかムカツクわ……」  
「そうだ! 雪路の尻をあなどるなよ?」  
「うむ尻だけはりっぱなオトナだぞ!?」  
「尻だけ言うなーっ!」  
「でもハヤ太君は疑ってるよ?」  
「うむ雪路の尻をバカにしてるな」  
「いや別にバカには……」  
「ここはこのおパンツ穿いて桂ちゃんのセクシーさを見せつけるしか♪」  
「え?」  
「うむ。そうしないとハヤ太君も納得すまい」  
「あのいや、桂先生がセクシーなのはわかりましたから……」  
「ほらまるで子供をあやすようなこの態度。完全に舐められてるぞ」  
「お、おぉぉぉし! 私のアダルティーぶりを見せてやる」  
「おおおおおおっ」  
 拍手する三人は明らかに玩具が一つ増えたことを楽しんでる風だった。  
泉からTバックをひったくり脱衣所に向かう。  
「あの……僕、お嬢様のノートを……」  
「何を言う。ここで行ったらそれこそ雪路の立つ瀬がないではないか。せめて見ていけ」  
「う……」  
 なんでこんな事に。そう思わざるを得ないハヤテだった。  
しばらくしてようやく脱衣所から雪路が顔をだす。  
「おーーーーっ!」  
 どっと湧く三人。ほんとに楽しそうだ。  
「ハヤ太君! 踊り子には手を出さないようにな!」  
「誰が踊り子だーっ! それじゃ……出るわよ……」  
 先ほど穿いていたフレアスカートを脱いで白のTバックを穿いた雪路の全身が見える。  
秘部を隠す三角の面積の小ささが心許なく感じられる。恥ずかしさで隠したいのと見せる  
ために着替えたのにという意識から手が不自然に宙ぶらりんとなっている。  
 
「きゃー桂ちゃーん。かわいーっ!」  
「かわいーじゃない! 大人っぽいでしょ!?」  
「Tバックなんだから後ろ姿もみせないとハヤ太君がお待ちかねだぞ?」  
「もぉ! こぉ?」  
 恥ずかしそうにしながらも振り返る。紐がT字にあるだけでほとんどモロ尻だった。  
これは下着穿いてるなんていえないんじゃ……。  
「先生ーハヤ太君が凝視しちゃってます!」  
「あっこれはその違うんです!」  
 思わず見入ってしまった事を恥ずかしく思い目を伏せる。  
「違わん違わん」  
「どうだハヤ太君。雪路の尻はキレイだろ?」  
「えと……その……そうですね……」  
 こんな問で否定するわけにも行かず。  
「うん。わかったらよし」  
「何をいう? 言葉ではなんとでも言えるぞ」  
 満足そうに頷く雪路に美希はこれからだぞ?とばかりに。  
「なななななな何をいってるんですか?」  
「ハヤ太君のナニが勃起してないと認めたと認めるわけにはいかない」  
「勃起♪勃起♪」  
「言葉だけではその場しのぎかもしれないからな」  
 理沙がハヤテを後ろから羽交い締めにすると泉と美希がズボンを脱がしはじめる。  
「ちょっとやめてくださいよーっ!」  
 抗えばなんとかなるとは思うのだが、同級生に怪我でもあったらと思うと強くは  
抗えなかった。やがて脱がされてしまうズボンとパンツ。  
「ほら。勃起してないということはまだハヤ太君は雪路にセックスアピールを  
感じてないということだ」  
「う……でも! でもほんとに綺麗なお尻だなって思いましたよ?」  
 言ってて恥ずかしくなりながらもそう訴える。その言葉につられて雪路も顔を  
真っ赤にさせた。  
 
「ほら雪路も、ハヤ太君がせっかくこう言ってくれてるんだし、セックスアピールあるところ見せないと」  
「ってどうすれば……」  
「もっとお尻つきだすとかー♪」  
 泉が楽しそうに提案する。  
「こう?」  
 ハヤテに向かって尻を突き出す格好に。  
「あっ……あのそれはそのちょっと……見えちゃってます……よ?」  
 紐では隠し切れてない秘唇やアナルの皺を目の当たりにしてハヤテが恥ずかしそうにいう。  
「え? あ、うそ!」  
 雪路も言われてその事に気づき手で隠す。どうやらこの下着自体穿き慣れていないようだ。  
「だめだめ! 隠しちゃ! せっかくハヤ太君のが今ぴくんってしてるのに!」  
 言われて自分の物が徐々に大きくなってる事に気づく。  
「ほんと?……う……恥ずかしいけど」  
 おずおずと手をどかす。これって下着姿のセックスアピールじゃないよなぁと思いながらも  
目はそこから離せなかった。他の肌の部分より濃い肌色。  
「ん……」  
 雪路がもじもじと尻を振り始める。それがまた扇情的だった。  
「あー桂ちゃん見られて感じ始めてる?」  
「そ、そんな事は……!」  
「そうか? 確認確認……」  
「えっ? あ……っ」  
「あ……」  
 美希が雪路の尻を掴んでくにぃと秘裂を広げる。紐の向こう側に見えるピンク色の粘膜は  
部屋の照明を鈍くてりかえしていた。  
「ふふふ。濡れてじゃないか。ハヤ太君に見られて感じちゃったんだね……」  
「ハヤ太君も勃起してまーす♪」  
 言われるまでもなくハヤテには刺激的すぎる光景に痛いくらい勃起を始め脈打ってる。  
 
「もっと尻をつきだせばハヤ太君がきっと雪路の濡れた秘裂を舐めてくれるぞ?」  
「え……なっ!?」  
「ん………綾崎君……」  
「う……」  
 『なんてことをっ』と言おうとしたハヤテだったが振り返り普段見せない切なそうな表情をする雪路に固まる。ほ、ほんとだしてくる? たしかにあとちょっとで舌が届く距離になってしまう。ごくりと大きく生唾を飲む。  
 それから寸時のためらいの後、雪路の尻が近づいてきた。先生を止めるべきなんだろうか。思い悩むが、ここで断ったら先生に悪い気もしていた。先生が望んでるんだからと言い聞かせて舌を伸ばす。  
「ん………れろ」  
「ひぁ………」  
 柔らかい濡れた秘唇の感触としょっぱい味が広がる。  
「おーすごいすごい♪」  
「とりあえず今晩は保体の勉強だ」  
「うんうん。雪路とハヤ太君にしっかりと実習みせてもらいましょう」  
 3人がはやし立てる中、雪路の秘裂を一心になめる。こんな事してる場合じゃ  
ないのにと思うのだが、そういう正常な思考を勃起したペニスが阻害するように  
痛いくらいに脈打っていた。  
「あっ……あぁん……あっあっ……」  
 雪路の喘ぎ声に普段は感じない女性ぽさを感じていつにない興奮を覚える。  
「ハヤ太君も苦しそうだから私がしてあげるね♪」  
 泉が楽しそうに勃起したハヤテの物に顔を近づける。  
「え……」  
「いただきまーす…れろ……」  
「あっ」  
 泉の舌が鈴口をなぞるように舐め上げる。その刺激に体が震える。  
「ふふ♪ きもちよかった? れろ……」  
「泉だけずるーい」  
「うむ……私も……」  
 美希と理沙も顔を埋めてくる。三人の舌が屹立にからめられる。自分の股間に  
3人の頭がある異常な光景に眩暈すら覚える。  
 ぴちゃぴちゃという舐める音と共に快感が脳に伝えられる。  
「あ……そんな……」  
 誰かの手が睾丸をもまさぐっている。今までに経験した事がない官能にたまらなくなる。  
 
「ん……綾崎君……もっと……」  
 三人フェラチオに思わず舌を離してしまっていた。催促するように雪路が尻を振る。  
もう自分が教師であることを忘れてるように思えた。4枚の舌の音が宿直室に響く。  
「あ、ハヤ太君、先走りの汁でてきた♪ ちゅるるる……」  
「うぁそんな啜らないでください……」  
「ちぅぅ……んぽっ……えへへ♪ おいしいよ♪」  
 そういってにっこり笑う泉に無邪気な淫靡さを感じてしまう。  
「泉ばっかりずるいぞ」  
「そうはいっても……」  
「早いトコ我慢汁よりも濃いの出しちゃえ♪ ん……」  
 さらに口撃を続ける3人。  
「そんな……んぷ……」  
「ふぁ……」  
 度々唇を離すハヤテに業を煮やした雪路が尻をさらに顔におしつける。  
「あ、綾崎君いいよぉ……」  
 ハヤテの顔にこすりつけるように快感を求めていく。  
「んぷぁ……あの……もう出ちゃいそうなんですけど……」  
 股間に顔を埋める3人にそう告げる。  
「ぷは。わかった。こっちは任せて雪路をいかせてあげてくれ」  
「はぁ……」  
 美希に仕切られながら、舌をクリに押しつける。  
「んはっ……それ……だめ……あっ」  
 固くなった肉の芽を逆剥くようなめさする。  
「ひぁだめ!……いっちゃう!」  
 粘度の高い愛液がさらにあふれてハヤテの顔を汚していく。  
んちゅ……ちゅば……れろ……ちぅ……  
「だめ……イク……イクゥ!」  
 尻をわななかせつつ雪路が絶頂に達する。それにつられたかのようにハヤテの方でも  
射精感がせり上がる。  
「んっ!」  
 びゅくんっ! びゅるっびゅるるるるっ  
 勢いよくとんだ精液が3人に掛かっていく。  
 
「ぷはっ…すごいすごい……」  
「これはなんとも大量な……」  
「これが若さか……」  
「いや同い年じゃないですか」  
「とりあえずお疲れ様ー……ぺろ……」  
「あ、まだちょっと……」  
 泉が敏感になってるペニスに付着した精液を舐めとっていく。  
「しかしあれだな……」  
 理沙がイってぐったりしてる雪路に目をやる。尻をこちらに向けたなんともはしたない格好だ。  
紐の部分はなめる際に脇へとおしやられており秘部が露わになっていた。  
「雪路はあいかわらずほとんど無毛なんだな」  
「え?」  
 言われてみれば秘丘にはうっすらとした産毛しかなく。てっきり処理したものと思っていた。  
「れろ……んぷ……だから桂ちゃん子供扱いに敏感なんだよねぇ」  
「そうだったんですか……」  
「うむ。子供の頃からいろいろヒナと比べられてたからな。そっちもコンプレックスの一つなんだろ」  
「そっか。あ……え……ってことはヒナギクさんは……」  
「あぁボーボーだぞ!」  
 ボーボーという表現がヒナギクと一致せずイメージできなかった。  
「ずいぶんと楽しそうね♪ いったい何のお話かしら?」  
「うぉ生徒会長!! いったいどこから!!」  
 気づくと部屋の入り口に激怒を微笑みで隠した生徒会長が立っていた。  
 
 

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