「ふん、どうや?思い知ったか?」  
「ちょ!!な…何がですか?」  
「何がって、それは自分…当ててるに決まってるやないか」  
「あのその…」  
 
それは、こんな大雪の日にナギの屋敷に遊びに行った時の出来事やった、  
いやいや〜流石はわいのお笑いの守護神様の用意した試練やな〜、危うく友人の宅の庭で  
凍死する寸前やったわ、そして今ウチの傍に居るんわ、その友人の愛用執事である綾崎ハヤテくんやねん。  
こいつも一緒に死にかけた中でして、現在そいつとこの屋敷敷地内の発電所の中に居ます。  
そして…一緒に温泉に入っとるんや、服着たままな。  
その怪しげな事の成り行きは、原作本編参照…っと手抜きしときます。  
なんにせよ今はこうして、三歳程の年下を子供としか見てない、鈍感男にウチを女として意識させてたわけや。  
 
「ナギのナイチチと違って、成長しとるやろ〜ほれほれ」  
「わぁぁ〜〜!!ちょ、いけませんよぉぉ〜〜〜!!」  
湯船の中でその男の背中に胸の膨らみを押し付けるワイ、まったく普段のウチの立場はお姉ちゃんなんやで、  
それを子供扱いしおってからに〜せやから肉体的に子供でない箇所を思い知らせていたんや。  
 
まぁ…この行為がかなり恥ずかしいものやと気付いたんわ、このすぐ後やったんやけどな。  
ちと若気の至りで暴走してもて、後で思いっきり赤面してもたわ…それに、  
「このズブ濡れの格好だと…たどりつく前に凍え死ぬかも…」  
「あ…」  
その暴走行為のせいで、こいつを極地に追い込んでもたわけで…ちょいと責任を感じてもた。  
どうせこいつの事や、本当に自分が死ぬかもしれないと分かっていても、ナギの為に無茶するんやろしな…  
そんなわけでウチも手伝いを申し出たわけやけども、あっさり断れました、その訳は…  
「咲夜さん一応…女の子ですし」  
「うあ!!」  
そうなんや、同じく温泉のお湯でびっしょり服は濡れてしもうて、しかも…透け通って下が見えてもとったんや、  
こんな恥ずかしい格好を一応男のこいつの前で晒すのは、凄く恥ずかしいわけですねん。  
って今もそうか、そやからかな…なんかさっきから、あいつの視線がちょろちょろと、こっちを見てるみたいなんわ。  
欲情しとるんか…ウチに?  
そう思うと、なんや…ちゃんと女として見とるんやと、安堵してまう…いや、健康的な男なんやし、  
こんな美少女が無防備な刺激的な格好しとるんやから興奮して襲わんのも、失礼な話やないやろか?  
って本当に襲われたらウチ…どないすんねん!っと自己ツッコミを入れとく。  
「じゃ・・じゃあ行ってきますね」  
そんな心の中での一人漫才しとる間に、あいつは湯から出て行こうとしとった…ん?  
「ちょい待ち」  
「はいっ?」  
「自分…そんなの起たせて行く気か?」  
ウチは思わず気になったのを指差す、その先…それはこいつの下半身やった。  
もっと詳しく言えば…その下半身の股間の箇所…今、そこをテントのようにして膨らませてるイチモツを指してたわけです。  
 
「うわあぁ!こ、これはその…」  
「まったくそんな格好で外を歩いっとたら、とてもとても一流の執事どころか立派な変質者やで」  
「そうですよね〜はは…」  
顔を真っ赤にさせて恥らっとる、しかしこれは…ちとドキドキしてまう現象やな…  
これってやっぱり欲情したせいなんやろか?  
つまりウチのせいやな…  
「なぁ、ウチが…ウチが処理したるわ」  
「え゙っ!?」  
それは…恥じらい真っ赤にさせながらに、小声で囁いたウチの言葉でした。  
 
「咲夜…さん…そ、そこは…あぁ!」  
「大きいなぁ…自分のほんま、見かけに合わず大きいわぁ…」  
執事服のズボンを脱がし、膨張したイチモツを取り出して…それをウチは自分の口に含みました。  
ねっとりした口内の粘膜に、大きな卑猥な形をした肉の塊の先を擦り付けます、  
ほっぺが内から膨らむくらいに入れながら、口の中で…竿の箇所を舌で愛撫していきますねん。  
「あっ…あぁ…」  
感じる箇所を可愛がるように刺激されて、艶の篭った喘ぎ声を漏らす反応に、ウチは  
満足感を覚えて…ますます奥まで銜え込み、イチモツ全体に唾液を付けていきます。  
「んっ…な、なんで…こんなに慣れているんですか?」  
「ぷわっ、別に大した事あらへん…ウチかって…男とこうするのは初めてやさかい…光栄に思えや」  
そう…男にこんな事した事あらへんよ…単に書物でやり方を知っとるだけや、  
こんな汚らしいのに口を付けるなんて考えもせんかった…でも今こうしてしてるんやね…  
ほんま人生は何が起きるかわからんもんやねぇ〜  
まぁ舌技だけなら、女同士のふざけあいで何度か体験しとったのやけども…  
「うっ…あぁ…咲夜さん…ボク、もう!!」  
「んっ?んん〜〜…」  
吐息が荒くなってきとるな、しかも全身が細かく震えてきてるみたいや…出しそうなんか?  
しゃぁないなぁ…ウチは最後とばかりに玉袋を手で撫でながらに、イチモツの先端に唇でキスして  
また深く口内の奥に銜え込んでゆきます…喉の壁に当たるまで…  
そしてまた先端部を口に含んだくらいに引き離してゆく…その繰り返しをしていきます、  
もちろん中では舌で竿に絡みつかせて甘い刺激を与えていきながらにやけども。  
それをしばらく行うと…ついに!  
「うわぁぁ!!」  
 
「んっ!!?」  
ドビュゥゥッ!!ドプゥゥゥッ!!  
 
口の中に粘々したのが出され、入ってきたんや…凄い匂いの粘液がな。  
これが精子なんか…うわぁ、ちと…いやかなり不味い…  
思わず口で受け止めてみたけど、これは…最初にこれをするのは無茶やったか?  
なんか思わず吐きそう…  
 
「咲夜さん…あ…」  
でも、こいつの気持ちよく果てた顔を眺めると…ここで気分を台無しにするのは、どうやろと思って…そのまま  
 
ゴックン…ゴクゥ…  
 
一気に飲み干してあげました、ん…でもまだ喉にこびり残ってるみたいやな。  
「そんな…飲んじゃったんですか!」  
「気にすなや、これの味を知るのも芸の道やし」  
それは建前ながら、ちと本音やったわ…まぁただでは転ばずネタにするのも芸人根性やさかいな。  
「って…一度出しても、収まらんなぁ…」  
それより気になったんわ…その銜えていたイチモツやった、欲望を出してスッキリしたと思えば、  
まだその硬さと大きさは健在やったさかいな!  
「仕方ないですよ…だって」  
「?」  
「さ、咲夜さんが僕の前でそんな刺激的な格好してる限り…収まりませんよ」  
…それはそうやったかも、こないな事してる間も、ウチはこの濡れ濡れの格好やったさかい、  
しかも顔を思いっきり動かしてたからブラが完全に見えてもとるし…凄い姿やわ。  
これはさすがに見えとらんと思うけども…そのブラは薄っすら中の乳首のピンクが透けていました。  
「まぁ…もう一度ヌイとくか?」  
「…お願いします」  
 
ようやくスッキリさせ奴を見送った時、ウチは…白濁液まみれになってました、  
べっとりとねっとりと…粘々したので顔から濡れた服の胸元まで汚し染めていたんや…  
でもなんでやろな〜妙にそれが心地良かった。  
 
 
それからじばらくの時間が流れ、ウチは着替えて執事の巻田と国枝と合流し無事が確定してたんやけども、  
問題はこいつや…ずぶ濡れになったままで寒空の下を歩き、それでも目的達成した天晴れな男…  
ただしそこで力尽きてしもうたけどもな。  
「う…う〜ん…」  
冷たかった肌も徐々に温かみを帯びてきとる、もう大丈夫やろ…  
「あ、あれ…?」  
「よう、気付いたか?」  
ウチの言葉に振り向いて、ちょっと状況が理解しきってない表情をしとる。  
「ここは…あの発電所近くの救護室やで、とりあえず本館に帰る前に意識を戻してもらわんとあかんかったからな」  
「あの…僕…捨てられたんじゃ?」  
実はこいつを助けに行ったときに、下らん駄洒落を言ったんで思わず放置プレイをしかけたんやねん。  
「ああ、捨てようと思ったんやけども…ほんまに死にそうやったからな」  
だけどもさすがに、意識を失われたらボケとはいえ助けないわけにいかんからな。  
「ありがとうございます、咲夜さんが助けてくれたんですね…って」  
徐々にその感謝の笑顔が、赤く染まっていく…ようやく気付いたか鈍感やな。  
「なんで、一緒に寝てるのですか!?」  
 
今のウチは裸になったままで、こいつの体と密着しとりました。  
 
色々と暖房器具は用意できたんやけども…こういうのはやっぱり人肌が一番やろと思ったさかいな。  
それに、感謝の意味も込めてやけど。  
「しゃあないやん、だって…温める暖房器具まで準備できへんかったからな」  
「え…」  
「だからその…ウチの体で温めてあげたんや」  
当然にこれは準備うんぬんは嘘である、でも建前でこう言わんとな…恥ずかしいやん。  
それにこういう時は人肌で温めるのは、お約束やし。  
「なんや、ウチの人肌じゃ物足りひんのか?」  
「いや、そういうわけじゃ…」  
恥ずかしがって、また後ろ向くこの男…そのまま下を見たらウチの胸を直で見れたのに…  
シャイな奴やね、そう思いつつ…またその胸を背中にべったり密着させました。  
「うっ!」  
その弾力と柔らかさを感じたのか、軽く身を反らせて反応しとる…面白。  
乳首の感触も伝わっておるかな…起ってるんやで、このピンクの突起…  
それをもっと堪能させてやろと思い、ますますその背と密着させていきます  
「さ、咲夜さん…」  
「まぁ、さすがのウチもマリアはんにはかなわへんけども…同年代じゃ結構、あるほうやで…多分」  
「あるって…」  
「ここや、ここ…温泉でも背中で堪能したやろ?」  
「うわぁ…」  
体温がどんどん上がっとる、興奮してきたんや…熱いくらいになってるでこいつの体…  
「こっちに顔見せ、失礼やろ?」  
「は、はい…」  
そしてまたこっちを向く…って顔から下は見いへんように顔の角度を上げとるし。  
まぁええわ…ウチかって本当は恥ずかしいんやで。  
でもな…その気にさせたんわ、自分なんやさかい…  
「あの…咲夜さん、ちょっと近くありませんか?」  
「そか…そうやな…」  
困り顔で呟くように言う、その男にウチはまた体を密着させつつ顔を近づけていきます、  
それはもう…呼吸の音が聞こえるくらいまでな。  
「えっ…あの…その…だから〜」  
「物凄い音やな…」  
「え?何が…」  
「自分の心臓の音…バクバク激しく聞こえるで、すごく今…動揺しとるな」  
「それはその…こんな状態ですし…」  
「欲情しとるんやろ?」  
 
ドックン!  
 
また激しい高鳴りが聞こえよった、体は素直やな〜まぁそんな事を言ってるウチも、  
心臓が激しく鼓動しとるんやけども、さて…これからする事に耐えれるやろか?  
 
「咲夜さん…あのこのままじゃ、いくら僕でも…」  
「わかってないな…自分…」  
「えっ?」  
「それを誘ってるんや…据え膳食わねば男の恥って言葉知らんか?」  
まったく…女から言わすもんやないで…  
「自分のちんこ銜えた時から、すでに一線超えているんや…もう理性に縛られる必要あらへんよ」  
「……本当に良いのですね、後悔しないで下さいよ」  
「後悔するくらいなら、最初っから誘ってないで…あんな事もせえへん」  
まだ緊張は残ってるもの、ようやくその気になったみたいや…  
 
パフッ  
 
「どや、温もるか?」  
「はい、咲夜さんの胸…凄く温かいです…」  
「やろ?」  
そしてウチは胸の中に、この執事くんの顔が埋めました、おっぱいで両側から挟むのは  
かなりのボリュームの胸肉が必要やさかいに、まだまだ発展途上のウチのではそこまでできんけども、  
今ある分だけで喜ばす程度は堪能して頂いたんや…まぁナギには無理やね。  
「どや…ウチの体…それなりに女しとるやろ」  
「はい…失礼ですが13って子供だと思っていましたが…成長してるのですよね」  
「まぁ…ナギを基準にして考えなよ、最近は発達が早熟なんやから…んっ!」  
手が伸びて…絡んできとる、ウチの体を弄んできはじめたんや…  
「あ、あの…大丈夫ですか?」  
「んっ…平気や、女にはな…アソコや胸だけでなく色々な箇所に感じるとこあるんや…よく探してみ」  
「はい…」  
そして愛撫が始まりました、最初は普通にベッドの上で裸体のウチの体を抱き…そして、  
その全身の肌を手探りで、柔らかで弾力のある甘い感触を堪能させていく…  
この手の摩りの行為に敏感になってる身体は、徐々に柔らかな刺激の快ち良さを感じていきます。、  
「あんっ…あぁ…そこ…もっと…してや」  
「ここが感じるのですね、わかりました…もっと摩ってあげます」  
「ん…お願いや」  
そして知られてゆく…ウチの身体の隅々の性感帯を見つけられてゆく…  
 
「もうぐっしょりですよね…咲夜さん」  
それは股間を探られた時の奴の台詞や、まぁそれはそうやで、  
なんせ温泉で自分のイチモツを口にして、そいで今はこうして肌と触れ合っとるんや…そうなるって。  
トロトロって溢れてきてるのわ、ウチも感じてます…アソコが熱っぽくなってるのも  
 
「なぁ…少し寒くなってきたなぁ〜」  
「そ、そうですね…でもここ暖房は無かったって…」  
「そやなくて…今あるので暖かめてほしいんやって」  
「えっ…でも、こうして肌と肌でもう…」  
「ちゃうちゃう…芯から温めてもらいたいんや!中からな…」  
 
「あのそれって…まさか」  
「熱いの…入れてくれへんか、ここに…この熱い棒を差し込んでな」  
ウチが思わず手で持ったその肉の棒…そう、それはこいつのちんこやった。  
 
「いきますよ…本当にいいのですね?」  
「……ええで」  
徐々に迫ってきよる…男の性器がウチのアソコに!  
その閉ざされた肉の扉を卑猥に広げ、その亀の頭のようなのが入ってきよる。  
正直怖い、こんな大きいのが入るなんて信じられへんよ、でも…  
ええんや、これで…何としても一線を超えて…  
 
…ブチィィ!!  
 
「いっ痛っ!!」  
ウチは思わず痛みのあまりに悲鳴をあげてもた、当然に綾崎はキョトンと呆然としてしまいます、  
そりゃそうやとうな、だって…ウチは処女なんやから…いや、だったからな。  
もうその証拠の膜は破けてしもたけども、証の鮮血なら結合した箇所から垂れておる。  
「は、初めて…だったのですか!?」  
「そや、光栄に思えや…なんせあの愛沢家の長女の初めての男になったんやから…」  
そうや、ウチの処女の値は自分の借金よりも遥かに高い代物や、それをタダでやったんやからな  
「…僕なん…んっ!!」  
その自虐の言葉を言いかけた口を唇で閉じさせます、さらにウチは自分から体勢を変えました。  
それはこいつの体の上に乗りかかる姿勢にしていったんや、そう…自分からより深く繋がろうとしてたんですわ!  
腰を動かして中へ…一番奥へと体重をかけて挿入させていく、もちろん痛いで!激痛も良いところやわ。  
でも…こんな中途半端で止めれへん、どうせなら徹底的にしたるねん!  
 
ズチュゥゥ!ズチュゥゥ!!  
 
卑猥な音が鳴り響き出しました、肉と肉が擦りあい…その隙間にある愛液と血が弾け鳴らす音が響いてる…  
エッチや…凄いエッチな物音や…  
激しい激痛やけども、エッチして繋がってるのを実感させてくれますねん。  
「あっあっ…そんな激しい!無理しなくていいですよ!」  
「あかん!お前の優しい仕方じゃ、どうせ中途半端にしかせえへんやろ!」  
例え血で股を染めようと、このペースを止めるつもりは無い覚悟やった…でも、  
ガバッ!!  
「!?」  
止められてもた…それは綾崎の強い抱きつきで身動きを封じられたんや  
「駄目ですよ!そんな…そんなんじゃ、咲夜さんの初体験…痛々しいものになるじゃないですか!」  
「でもな…」  
「僕に任せて下さい…」  
そう言って、ウチの体を逆に無理やり寝かせます、そして逆に上に乗って被ってきて…  
ゆっくりと腰を動かし出したんや…優しくゆっくりな。  
 
やっぱり手加減しよった、こんな仕方で気持ちよくなんて…  
 
クチュッ…  
 
気持ちよくなんて…  
 
クチュックチュッ…  
 
「っ!?」  
あれれ、どないなっとるんや!?なんやこの感じ…気持ちええ…なんで!  
ゆっくり優しい挿入感でなんでここまで感じる事ができるんや!!  
「どうですか…感じませんか?」  
「いや…感じる、なんや…これ…変な感じ…でもなんて…頭がとろけそうな…あぁ!!」  
「これが…エッチの感触ですよ、咲夜さん…」  
ただ腰を動かし、激しく深く出し入れするのがエッチの一番感じる仕方やと思っていたのに…  
こんな仕方で感じるものやったんか?  
「…初めては痛くて当たり前です、だから…逆に無理しない仕方の方が、一番気持ちよくなる仕方なんですよ」  
「あんっ!でも…自分はええんか?気持ちよくならへんやろ…」  
「いえ、気持ちいいですよ…咲夜さんの中…とってもいいです」  
嘘や…でもその満面の笑みで微笑まれたら、何も言えへん…  
「じゃぁ…あんっ…証拠を見せてや…ん…」  
「証拠ですか?」  
「ああ…ウチの中に出してや、自分の…精子…」  
恥ずかしい…ここまでしといても、やっぱり恥ずかしいなぁ…  
ミルクって変に誤魔化して言ったほうが良かったかな?でも…ええか、  
はっきり言った方がらしいかもしれへん。  
「わかりました…僕のを注ぎますね、この中に…」  
「あぁ!きてぇ!ウチに…ウチに!!」  
 
高まっていく…まだ痛いけども、段々と性感が高まっていくのがよくわかります。  
繋がる気持ちよさが頭を白く染めていく…心を酔わせていきよる…  
やばい…ハマリそう…  
「そろそろ…いきますよ!」  
「あんっ…あぁ…あぁ!!!」  
 
ドクゥゥゥゥッ!!!  
「んっ…熱っ…」  
ドピュゥッ…ドクドク…  
 
熱い…なんて熱さや、確かに体の中に何か流し込まれてきよるわ…  
これが精液なんやろか、入ってきてるんやね…赤ちゃんの素が…  
ウチの中を満たしていきよる…気持ちええ…  
 
「あぁぁぁ──────────っ!!!!」  
そして…ウチは頭の中が弾けるような衝撃を得てました…イったんやね、ウチ。  
でも…一番に嬉しかったのは、ウチの体であいつ…ハヤテが達した事やねんよ。  
 
 
 
「しかし…まさか本当に庭で遭難していたとは…」  
ようやく会えたナギは、呆れたような顔でその第一声を言います。  
ほう…ウチを格好悪い目で見てるようやが、その目の涙の跡、お前も停電の暗闇に怖がって泣いてたんとちゃうか?  
「まぁな、ナギの執事のお陰で助かったわけやが」  
「感謝しろよハヤテに」  
チラッと見ると、その執事くんは赤面でポリポリと頬を指で掻いてました。  
「んっ、どうかしたのかハヤテ?妙に赤いが…まさかさっきので風邪をひいたのか」  
「いやそういうわけじゃ…」  
 
パッ  
 
「ふにゃぁぁ〜〜〜〜!!」  
部屋に奇声が轟く、それはナギの悲鳴や…それはしゃあないやろ。  
また停電したのやからな、暗闇の苦手なナギは驚いたやろ。  
 
フッ  
 
数秒後に再び電気が点いた時、ナギは傍にいた執事くんに抱きついてました。  
「ふにゅぅぅ…もう何なのだ??また停電なんて…」  
オロオロするナギ、ごめんな…ウチが巻田らに頼んだねん、この停電は…  
それをしたわけは…そのナギの抱きついた執事くんの態度でわかる筈や。  
「ん?どうしたハヤテ??」  
「いえ、その…」  
目線がこっちを向く、そしてウチは微笑みました。  
 
そのさっきの停電の数秒の間…ウチは唇を重ねたんや…  
もし少しでも早く電気が点いていたら…二人のキスシーンをナギに見られるのを覚悟でな、  
ちょっとした悪戯でした…今度こういう機会があれば、エッチするのも悪くないかも…  
 
「しかし…熱いなぁ…」  
「むぅ〜…そうか?私としては暖房の温度を上げたいのだが…」  
「いや…そっちやなくてウチのお腹の中がな…」  
 
【 おわり 】  
 

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