その日…昨日のダンジョンで傷ついた僕を、マリアさんが看病してくれていたのです。  
「今日だけは私が新婚さんのおヨメさんみたいに…やさしく看病してあげますから」  
そんな大胆なマリアさんの発言に僕、綾崎ハヤテは今もの凄くドキドキしています。  
そしてその心臓の高鳴りはしばらく止みそうにありません、だって…  
 
「はい、ハヤテ君…口を開けて下さいね」  
「は、はい…んぐっ」  
口の中に流し込まれる温かな流動の食べ物…おいしい…  
だけど僕の心臓の高鳴りが続くのは別の原因があったからです、だって…  
「では、もう一口…んっ…フゥーフゥー…んぐっ」  
マリアさんは、お粥をすくい手頃に冷ますと、自分の口に入れます…そして少し噛み砕いて…  
「んっ…どうぞ…」  
その口を…顔を近づけて僕の口に重ねました、少し開いた口同士の間でマリアさんが先程に噛み砕いた  
食べ物が僕の口に流し込まれてゆきます、そのマリアさんの唾液が混じったのを僕は飲み込んでいくのです。  
口移しで食べさせてくれるなんて…凄く感激です!  
「さぁ、食事の次はお風呂で汗を拭き取りましょうか?」  
 
カッポーン…  
 
ゴシゴシ…ふきふき…  
お風呂で僕の体を洗ってくれるマリアさん…もちろんタオルで隠してるとはいえ、二人は裸同士です。  
今は背中を洗ってもらっていまして、あぁ…なんて気持ちがいいのだろう。  
「どうです?傷に染みませんか?」  
「いえ、大丈夫ですよ…マリアさんが優しく拭いてくれてるから…」  
「それは、よかった…こっちでも拭けるものなんですね」  
「えっ?」  
どういう意味なんだろ…と思っていると、僕の左右にマリアさんの手が見えています!  
あれあれ?この背中の感触…今も拭いてもらってますよね、なんで手が見えているのだろ??  
「ま、マリアさん…あの…」  
「ふふ、どうですか…胸の膨らみの弾力…タオル越しですが感じてます?」  
「ええっ!?」  
こ…この背中の感触、いやに柔らかで弾力ある心地いい感じだな〜って思っていたけど、  
これって、マリアさんのおっぱいの感触だったのか!?  
そ…そういえば感じる…タオルが一枚挟まれてるけど、そんな中で小さな突起が当たっているのに…  
硬くなった乳首の感触も微かにだけど感じれる…  
「んっ…ちょっと好奇心的にやってみたのですけども…これ私も少し感じちゃうかも…」  
「は、はは…」  
「ふふ、それじゃぁ…空いた手で前も綺麗にしてあげますからね」  
そう言って後ろからもっと手を伸ばしてくる…あのそんなに密着されたら背中にもっとおっぱいの感触が  
伝わってくるのですけど〜〜〜!それに手の向かう先って!  
 
「ここ…ちゃんと綺麗にしませんとね」  
「ひゃぅっ!そ…そこは…あっ!」  
マリアさんの指先が触れてる…僕の股間の…  
「あら…少し硬くなってますね、ハヤテくんの可愛らしいおちんちん…」  
僕の顔のすぐ横に、マリアさんの顔があって…その小さな口が囁く度に、吐息が僕の頬に当たってる…  
「あらら、顔…凄く赤くなってますよ、息も荒くなってるし…感じちゃいましたか?」  
「そ、それは…にゃっ!あぁっ!!」  
指先が僕の敏感な部分を摩ってる、軽く握って先端をまわすように弄られてます!  
柔らかな指腹で敏感な先っぽに触れ弄りながら、徐々にそこを被らせてる皮を脱がせてもいました…  
「そうそう、今日のハヤテ君は少し皮被りの設定ですよ〜」  
そして今度は細い指先が入ってきます、その皮の内側に…  
「はぁはぁ…そんな、皮の中に…内側まで指が…んくっ!」  
「ここもちゃんと洗わないと…ほら溜まってるじゃないですか、カスが…」  
皮と肉が密着してる場所についてるカスを、ゆっくり優しく爪先を使い取り除いていく…  
その間にも敏感なそこに指先が当たって淫靡な刺激を与えてきてる…  
「はぁ…ふわぁ…あぁ…」  
「あら?もしかして…出そうですか?」  
「あの…その、はい…」  
恥ずかしいけども、僕は正直にこたえてました、だって…マリアさんの悪戯するような指つかいに、  
早くも射精感が高まっていってるのを感じていたからです。  
「そうですか…では、普通に洗いましょうか」  
「えっ!そ、そんな…」  
「その疲労した体で出されたら、もっと体力を奪ってしまいますからね〜」  
「そんなぁぁ…」  
結局、僕は切ない…やるせない体のまま、浴場を出て部屋に戻されたのです。  
すると…次にマリアさんは!  
 
「あ…あの…出したら駄目って言ってませんでしたか?…んくっ!」  
「そうですよ〜出してはいけませんからね…んんっ!」  
「なら…どうしてこんな…あぁ!!」  
 
ジュプッ…チュパァ…  
 
部屋に…僕が寝かされてるマリアさんの部屋で卑猥な音が鳴り響いてる、それは僕とマリアさんが繋がっている  
箇所からの弾ける水音でした。  
「んはぁ…先程ので房中術というのを思い出しましたので…」  
「それって…んくっ、あの…セックスで健康になるアレ?」  
「はい、ただし…男性は出してはいけないのが条件ですけど」  
そ、それって…生殺しじゃないですかぁ!!  
ただでさえ、さっきのでイけなかったのに…こんな本番までさせてもらって出せないなんてぇ!  
「はぁ…あぁっ!ハヤテくんのいいです…あぁ…気持ちいい…」  
「マリアさんの膣内も…凄く締まって絡まって気持ちいいですよ…にゃふぅ…」  
「良かった…でも出しちゃぁいけませんよ〜、出したらお仕置きですので」  
「うぅ…!!」  
正直、マリアさんの意見をお構いなしに、このまま出してしまいたかった。  
 
それ程に僕の中では高まっていたのです、そう…噴火寸前の大火山なんだ。  
でも…  
「させません、えいっ!」  
 
ジュプゥゥゥ…  
 
「ひゃぅっ!!あぁ…また」  
止めちゃうのですよ、そして一旦抜くのですマリアさんは…射精しかける寸前のタイミングで回避する、  
そして頃を見てまた繋がって動いて快楽を楽しみます。  
怪我人の僕ですので、今は主導権の全てをマリアさんに握られてます、当然にベッドの上で騎乗位です。  
この姿勢だと、どうにもなりませんでした…  
「お…お願いします…マリアさん、僕…このままじゃぁ変になっちゃいそうで…あぁ!」  
「もう十分に変じゃありませんか、幽霊とか巨大ロボとか」  
「だからそれは、本当に…ああぁぁ!!」  
またイキかける、でも咄嗟にマリアさんは回避させていきます。  
「い…意地悪…」  
「これもハヤテ君の為ですよ…泣いても駄目ですから、それに涙目のハヤテ君…可愛いですし」  
やっぱり意地悪だぁ!あぁ…平行世界の僕よ、どうかそっちの世界ではマリアさんを徹底的に苛めて下さい、  
僕の分まで…あぁ、でもやっぱりイキたいですってばぁ!  
「マ、マリアさんは…いいのですか?このままイケなくても…」  
「私なら問題ありませんよ、だって…あぁっ!あぁぁぁ!!!」  
するとマリアさんの身体が細かく痙攣し身を反らせます、もしかして…  
「あはぁ…私はイっても問題ありませんので」  
「そんなあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」  
こんな時…こんな時こそ…  
追い込まれた僕の中で、徐々にイメージが形作られていく…  
「あらっ、ハヤテ君?」  
「出したい…」  
「えっ?」  
「マリアさんの…中に出したいんだ!!」  
 
ドゥッ!!  
 
その時、僕は…またあの力を発揮してしまったのです!  
「えっ!?ちょ…えぇ!!」  
瞬時に上に乗っていたマリアさんの体を一気に強引に逆にベッドに叩きつけて、有無を言わせる隙も無く、  
被さるように上に乗って体を重ねます!そして…噴火寸前のその強固になった肉棒を突っ込ませました!  
 
「ハヤ…あぁぁ!!!」  
そしてそのまま一気に奥まで挿入させ…出しました!  
 
ドブゥウゥゥッ!!  
「あっ…熱っ!!!」  
ドクドクドクゥゥゥッ!!!  
「嘘っ…こんなぁぁぁ!!!」  
マリアさんに膣内射精したのです、それも疾風のごとく!  
 
「はぁはぁ…やった…あれ?」  
射精し一気に解放気分に快くしたのも束の間、ふいに全身の力が  
抜け落ちていくような…って  
ズキィィィィ!!  
「…!!!?」  
そして全身に激しい痛みが走りました…あれ?  
「で、ですから言いましたのに!む〜」  
どうやらその…傷ついた僕の体に、とどめをさしてしまったみたい…  
何だか気が遠く…  
『は〜い、一名様ご案内〜〜』  
あの悪霊神父の声が聞こえる…いや行きたくないってばぁ!!  
 
 
数ヶ月後…  
「ハヤテく〜〜〜ん…これの何処が必殺技ですか!」  
「あ、あれぇ…」  
あの時、マリアさんに炸裂したのはどうやら必殺技じゃなかったみたいでした…  
「これはその…必生技?」  
「む〜まったくもう!許しませんからね!」  
その後、大きく膨らんだお腹を晒すマリアさんに、お仕置きをうけ、  
僕はまたアチラにいきかけたのは…言うまでもありませんよね、あはは  
 
【おわり】  
 

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