ハヤテがヒナギクのために必殺技を覚えようとしていると聞いて焦燥に駆られたナギは  
密かに新しい三千院奥義書をとりよせていた。目次を見る。  
「『好きな人と絶対結ばれる奥義』…これだ!」  
 
 パラ  
 
『既成事実をつくる!』  
 
「なるほど!ってアホか――――!!そんなマネができるなら……」  
 脳裏に「あら、できないの?」と嘲笑うヒナギクのビジョンが浮かぶ。  
 ムカ  
「おのれ、ヒナギクめ!性能の違いが、戦力の決定的差ではないという事をおしえてやる!」  
 
 
「…というわけだ」  
「何が、というわけなのか分かりません…。お嬢さま、鎖をほどいてください」  
 したり顔のナギに両手両足を鎖で固定され、ベッドに仰向けになったハヤテが懇願する。  
「つまり、今からお前が誰のものか身体に教えてやるってことだよ」  
 クックックと新世界の神もかくやという極悪な表情でナギが説明する。勢い付けに飲んだ  
マリア秘蔵のワインが効いていた――「未成年者が飲んじゃいけません」と叱られることは  
ないだろう。ハヤテは蒼ざめる。  
「まさか…!僕にお嬢さまの手料理を強制的に食べさせるつもりですか?やめてください!  
 いくら僕でも致死量の二倍は確実に死にます!」  
「何を言ってるのだ…お前は!私がしたいのは…」  
 ナギは感情と酔いのおもむくまま、ハヤテのパジャマを掴むと力ずくで脱がせようとする。  
「え…ええ?」  
 驚き戸惑っている間にナギは目的を達成し、中途半端にハヤテの下半身が露出する。  
「これがハヤテの…」  
 ナギはごくりと喉を鳴らすとハヤテのペニスにこわごわと手を伸ばし、触れる。  
「うあっ、やめて…やめてください。こんなこと…いけませんよ」  
 ベッドを軋ませながら状況に思考がついていかないハヤテがわめく。だがそれはナギの  
劣情を刺激する効果しかなかった。  
「抵抗するなよ。別に痛いことはしないからな…私はお前のためにずいぶん勉強したんだぞ」  
 ナギの唇がペニスに押し当てられ、そこから柔らかく暖かい舌が繰り出される。彼女の  
意識にあるのはハヤテを悦ばせ、自分の欲望を高めていくことだけだった。フェラチオを  
やめるようにとのハヤテの禁忌感にみちた願いを却下して、行為に没頭する。  
「も、やめ…んぁっ、お嬢…さまっ…ああっ」  
 ナギはすっかり屹立した想い人のペニスを満足げに見下ろす。  
「ふふっ、身体は正直じゃないか。待ってろ、いまお前の欲しいものをくれてやる」  
 
 ベッドの上に立つとスカートを引き上げて口にくわえ、パンティをゆっくりと引き下ろす。  
涙目のハヤテはまるでメスカマキリにくわれそうになっているオスカマキリのように動きを  
凍りつかせ、ナギの割れ目が現れるのをただ見つめた。  
 未熟なそこは潤沢な愛液に濡れており、ナギの昂ぶりを如実に示していた。その覚悟を  
悟って、ハヤテは完全に血の気をうしなう。  
「それだけはやめてください!僕をいたぶるのは構いませんから…どうか!」  
「何を言っておるのだ?強情なやつめ…ここではさっきから私の中に入りたい入りたいと絶叫  
 しているではないか?」  
 何でもお見通しと優越感に溢れた顔で、ペニスをねめまわす。それだけでまるでじかに  
触れられたようにハヤテのペニスは震え、身体の奥底から制御不能の熱がわきあがる。  
 いま自分の前にいるのが本当に、いつもの引き篭もりだけど天真爛漫なハヤテの大事な少女  
なのか、それとも淫魔が化けているのか、とハヤテは疑った。  
 確信できるのは自分が欲情してしまっており、中に入りたいという気持ちに支配されつつ  
あることだ。子供だからとか、恩人だからとか、そんなことでは否定できない原始的で  
それだけに強烈な欲望に思考が停止しそうだ。  
「さあ、ハヤテ…」  
 ナギの目は完全にトランス状態だった。心まで射抜くほど強い視線を交錯させたまま、  
ナギはハヤテの上に身体を沈めていく。接触にも躊躇わず、そのままの動きでペニスを  
最奥までくわえこんだ。  
「ぁ…っ…」  
 押し殺した呻きがナギの口から漏れ、ハヤテは股間に熱い液体が伝わるのを感じた、そして  
鉄のにおいを。  
「お嬢さまッ!!」  
 主人を気づかう執事の悲鳴のような叫びにナギは顔を引きつらせながらも微笑んでみせる。  
「どうだ?気持ち良いか、ハヤテ。もっと良くしてやるからな…」  
 ぎゅうぎゅうに締めつけながらナギは上下に動き出す。破瓜の苦痛を無視して…まさに  
精神を肉体が凌駕した状態だった。ハヤテとしてはどこの格闘漫画だ!と小一時間問い詰めたい  
ところだが、彼は彼で欲望が理性を凌駕しつつあって、それを押さえ込むのに必死だった。  
「お、お嬢さま…動かないでください…で、でちゃいますっ!」  
「んっ、いいぞ、ハヤテ。たくさん出せ。それとも…じらしてほしいのか?」  
 捕らえた獲物をいたぶる猫のような表情でナギが呼びかける。ハヤテはナギの身体を  
跳ねのけようと暴れるが、鎖が邪魔をして目的を果たせないばかりか、下から突き上げる  
結果になってナギを悦ばせてしまう。  
「あんっ!…そうか、根元までちゃんと入れたいんだな?私の身体が小さくなければ…それとも  
 子宮の中まで入れてしまうか?」  
 ハヤテは恐怖と絶望に戦慄する。  
「そんな…絶対ダメです。そんなの…」  
「私はハヤテになら壊されても構わないのだが…あるいは後ろでするか」  
「お嬢さまっ!」  
 ハヤテは涙を流して叫びナギの正気を取り戻させようとするが、その声は届かず攻めは  
苛烈さを強めていくばかり。必死で射精を抑えようとしたけれども、先走りが何度も尿道を  
通っていくのが分かった。まるで何度も出してしまったかのような気分になる。  
 そして罪深さに脅えながら、どこかでは背徳感を愉しむ自分が生まれつつあった。  
 
 ナギの中は熱く潤っていて、射精の快感を保証していた。自分の上で踊る肉体の中に遺伝子を  
注ぎ込み、理性を繋ぎ止めているものを叩き壊してしまいたい。  
 もう、いいではないか?他ならぬナギが望んでいるのだから。  
 
 こんなのダメだ。お嬢さまはまだ13歳じゃないか。もし、妊娠させてしまったら小さな身体に  
負担をかけ、心に癒えない傷を負わせてしまうかもしれない。  
 
 だから…良いのだ!それだけのリスクを負うからこそ、快感も倍増するというもの。頭を真っ白に  
して欲望を貪ってしまえ。  
 
 しかし、葛藤はもはや意味を失っていた。ハヤテのペニスは生理的に引き返し可能点を超過する  
快感を蓄積されて…ゆっくりと射精をはじめた。  
『ああぁっ!』  
 ナギとハヤテは同時に歓喜と絶望の嬌声と悲鳴をあげて、事態の進展を認めた。  
「あ…ハヤテの…出てる。私の中に入ってきてる…」  
「うぅっ…出しちゃってる。僕、お嬢様の中にたくさん…」  
 ナギは動きをとめて中出しされる喜びにひたっていたので、それ以上の刺激を得られず意識の  
たがを掛けられたままのペニスはじんわりとしみ出すように長い長い射精をした。  
 その快感は言語に絶して――ハヤテは堕ちた。  
「はぁはぁ…気持ち…よかったです、お嬢さま」  
「そうか…もっと、気持ちよくなりたいだろう?」  
「…はい」  
 ナギはハヤテの鎖を外すと開脚して白濁に汚れたヴァギナを見せびらかす。  
 さあ、おいで。  
 そこはハヤテの欲望を全て飲み込む底なし沼だった。  
 

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