そこはとあるマンションの一室…そこの家の娘と、飼ってる獣が居た。
それは何でもない、この家では当然の光景でした?しかし…その時は違ってた。
「や…やめて…どうしたのかな、ねぇ!」
少女は自分のベッドの上で怯えているように震えながら、後に下がっていく。
何故なら彼女の前から、白と黒の縞々の毛並みを被ってる獣が、ゆっくり近づいていたからだった。
その目はあきらかに目の前の少女に欲情してる熱い眼差しで、その伸ばす手は今にも
この小柄の身体へと襲い掛かりそうにしている。
現に、少女の衣服は乱れところどころ剥がされてる、特に下半身はすでに裸にされていた。
「いつもは大人しいのよね…どうしてこんな事するのかな?」
訴えるように、潤んだ瞳で少女は獣を見つめる…しかし答えは返ってこない。
いや、答えはあった…それは態度によるもの!
獣は一気に少女に向かって飛び込んできたのだ!
「だ…だめぇ!!」
少女は逃げようとするも、もう後ろに逃げ道は無かった…壁に追い込まれていた事をようやく知り、
瞳が驚愕に見開く、そして固まる少女の背後から、ついに獣が被さってきて捕らえてしまう。
「や…やめて…何をするつもりなのかな、まさか食べられちゃうのかな?」
ふるふると怯えつつ尋ねるように、目線で獣を見る…
すると獣は薄っすらと笑みを浮かべていた。
「やっ!」
少女はその表情に寒気を感じる、そして同時にお尻に熱く硬い塊を感じてた。
「ま、待ってよ…まさか!」
そこから予想される驚愕の行動に少女は青ざめる…そしてそれは実行された。
ぐちゅっ!!
「ひにゃあぁっ!」
大きな衝撃に、少女の身が反ってしまう…今この瞬間、獣の股間に生える肉の棒が、
少女のまだ幼い股間の秘裂をこじ開けて、入っていったからだ。
「ひぐっ…大きいよぉ…あぁ…裂けちゃうよ…まて…あぁっ」
獣の生殖器が少女の性器と結合し、そして蠢きだす…
「はぁ…あぁん…は、激しいよぉ…あはぁ!!」
じゅぷぅじゅぷぅっと…卑猥な音をたてつつ、出し入れされていく、
大きな肉棒が、蜜で溢れた少女の胎内への入り口に埋まると、満たされた蜜を飛び散らせて
卑猥な弾ける水音をたてる…そして与えていく甘美な衝撃感を少女に。
「はぁはぁ…あはぁ…いい…気持ちいいかな…」
激しい快感が少女の頭を酔わせ狂わせていく…
理性を崩壊させ快楽の虜にさせていくのでした。
ドクゥ!ドクドクゥゥ!!
「はぁぁ〜〜〜…出てるよぉ熱いのが…膣内に入ってきてる…」
そして注がれるのだ、獣の子種が篭った白濁液が少女の胎内へと…
子宮を瞬く間に満たしていく、子を宿す神聖な器官を白く汚してゆく…
「あ…できちゃうのかな…赤ちゃん…あぁ…」
絶望するような台詞、しかし…その表情は満足し微笑んでいました。
「ふぅ…最高だったよハニー!」
「えっ、えぇぇぇ!!!?なんで…どうして本物なのかな?さっきはハヤテくんだったのに…」
獣のタマの横で、今さらながら肌をシーツで隠しながら西沢 歩は唖然としている…
「ひ、酷いよ…唇どころか獣淫だなんて、しかも中出し…」
「安心しろよ、お嬢に危険が無いように、オレの自慢の肉棒は改良されてるからな、人サイズより大きめのちんこ程度だ」
「そんなレベルの心配じゃないよ!!」
歩にとっては、他の男性…しかも人外と関係を持った方が深刻だった。
「別にかまわねえじゃん、どうせ夢オチだし」
「へっ、そうなの??」
「三千院のペットの何かけて、嘘はつかねえさ」
そして月日は経った…
「ちょっとぉぉぉ!!夢オチって言ったくせに、何で私のお腹が膨らんでいるのかな!?」
歩のお腹は大きく膨らみをみせている、まさしく身篭っている状態…しかも臨月のようだ。
「ん〜夢だぜ…俺の」
「はい?」
「夢だったんだ…人と虎の禁じられた性交による、ハイブリットの誕生!トラ耳付けた本物の獣少女の誕生が!!」
「なんだってぇぇぇ〜〜〜〜!!!」
「ちなみに失敗したら欝だけどな、逆バージョンは見たかねえし」
「ふざけるなぁぁ!!!」
ドカバキボカァァ!!
そして人類始まって以来の禁忌への挑戦をした漢、タマは大空に笑顔を残し散った。
「はぁはぁ…うっ!お腹が…これって陣痛?まさか…ええ!」
「なぁ…姉ちゃん、うなされてるけど…起こさなくていいのか?」
「どんな初夢見てるのかしらね…」
「と…虎の赤ちゃんなんて…やだよぉ…あぁ…」
新年を迎えた西沢家は、長女の不振な寝言に対処を困らせていたとさ。
【 おしまい 】