機械音で満たされた部屋、そこはとある開発室…その中央にボロボロになった物体があった。  
そしてそれにコードを差込みコンピュータで何やら操作している女性がいる。  
「うう…スクラップするなんて言って、本当はちゃんと直してくださるのですね主任」  
物体が涙目?で喋った、その物体は介護ロボのエイトという、ハヤテに敗れスクラップ行きが決定した哀れなロボットである。  
「ん?やーねエイトたら…あなたは私達が心血こめて作り出した我が子同然のロボットなのよ」  
優しげに語る主任と呼ばれる彼女の名は牧村詩織、ちなみに22歳独身である。  
「し、主任ーーーー」  
「だからスクラップ前に後の開発の為データを全て抜き出さないとね、それからよスクラップは」  
ニッコリとエイトに死刑宣告を告げる彼女であった。  
「いやぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」  
 
再びガックリするエイトであったが、しばらくの沈黙後に突如目が光輝かした。  
「エイト?」  
「ふふ…主任、もし私が役に立つならスクラップ行きの話は無しという事になりますよね」  
そのエイトの語気には凄まじい気迫が込められていた。  
「ええ、もちろエイトが役に立つなら考え直してもかまわないけど…」  
そんなエイトにキョトンとする主任、エイトの気迫が増していく。  
「ではお見せしましょう、あの地獄より舞い戻り8.1になった私の隠された能力をーーー!!!」  
そう叫んだエイトは体から無数の触手にも似たコードを放ったのだった。  
「え、ちょっとエイト!?」  
その自由自在に動き伸びたコードに主任は絡め囚われてしまう。  
すると機械の腕が伸びてき主任の白衣を破りはじめたのだった。  
「きゃあぁぁぁぁ〜〜〜!な、何をするのエイト??」  
驚愕の悲鳴に似た声を出す主任を嘲笑うようにエイトは答える。  
「ふふふ、言ったはずですよ主任…私の新能力をお見せすると、実際に主任の身体で試してあげましょう」  
「そ、そんな…きゃぁぁ!」  
白衣が破かれ下着をはがされ剥き出しになる主任の乳房に、コードが絡みつき締め付け出す。  
 
「やぁぁ…だめぇぇーーーい、いけないわエイトォォォ」  
主任は真っ赤になりながら胸の締め付けに耐える、しかし微妙に強弱つけた締め具合が揉まれたように  
刺激されて、彼女に快感を与えはじめたのだ。  
「あぁぁん…んん〜〜〜〜っ…何、これぇぇ」  
溢れる快感に戸惑いを見せる主任、彼女も女性なのだ。  
「大人しくして下さい主任、そうすれば気持ちよくさせてあげますので」  
バックに禍々しい気を放出させながらエイトはさらに彼女の体をもてあそびだす。  
うなじや足の裏、わきに背中にもコードと機械の腕で刺激を与え弄んでいく。  
「あぁぁーーーーん…な、何で私の弱い所を…」  
自分の感度が高い所を重点に責められて、喘ぎ狂う主任を見てエイトは笑みをこぼす。  
「いつも貴女を見てましたからね…主任の弱い所は全てインプット済みですよ」  
さらにコードが無数に伸びて、足に絡みつき股を開け始めたのだった。  
「や、やだぁ…そこはいけないわエイト!」  
大事な場所をさらけだされていくのに焦る主任だったが、構わずに足を開けていく…  
するとしっとり濡れ割れた主任の秘部がさらけだされた。  
「やぁぁ…は、恥ずかしい…」  
するとエイトは股間箇所から、先端が男性性器に似たコードの集合体を伸ばしていきだした。  
「いきますよ…主任!」  
するとそれを主任の秘部に突っ込ませていく。  
「ひぁぁぁーーーーーっ!!!あぁぁぁ…は、入ってくる…」  
自分の普段使い慣れてない女性器に、冷たいコードが当たりつつもずぶずぶと潜り込んでいく感触に耐えながら、  
膣壁がこすれて快感があふれてきて戸惑いながらも気持ちよくなっていく主任。  
「こ、こんなの…あぁぁ…はじめて、気持ちいい…ああぁんっ」  
エイトはその悶える主任に満足しつつも更に膣内を激しくかけまわしていく。  
 
「あぁぁぁ〜〜〜っ!!す、凄いわ…最高よ!」  
すっかりその快感に我を忘れてはまっていく主任は、自分でも腰を動かして快楽を得ていく  
「イ、イクぅぅぅ…私、いっちゃうわ〜〜〜!!」  
そしてついに絶頂を迎えた。  
「イきましたか主任…では、これは私からのプレゼントですよ」  
「はぁはぁ…えっ?あぁ!あ…熱いのがな、中に…あぁぁぁ…」  
すると膣奥まで挿入された男性器似ものの先から大量の白い粘液が放出されたのだった。  
胎内に激しく注がれ、身体を痙攣させそれを受け入れた主任はまたイってしまう…  
 
 
「よかったわエイト…やっぱり貴方は私の最高の作品だわ!」  
主任は先ほどまでの態度を激変させエイトを褒め称えていた。  
「そうでもありますよ主任、ではスクラップの方は…」  
「当然、取り消しよ。待ってて、部長に連絡して開発を再開してもらうように頼むから」  
電話の受話器を持ち、連絡を入れようとする主任だったが  
「…そういえば、あの擬似精液て随分リアルだったわね。匂いといい感触といい。」  
「あれは本物ですよ」  
「…え゙っ!?」  
「いやだな、機械の私に精液なんて作れるわけないじゃないですか。  
 粗大ゴミ捨て場に紛れてたホテルのゴミに大量の使用済みコンドームがありましてね、そこから拝借したんですよ〜」  
「……へぇー」  
主任は表情を変えずにそのまま受話器を置くと、もう一度受話器をとる  
「もしもし溶鉱炉をお借りしたいのですが…ええ、くず鉄を一体原型も残さず溶かしたいので」  
「いやーーースクラップも嫌だけど溶かされるのはもっと嫌ーーー!!!」  
嗚呼…介護ロボエイトの明日はどっちだ…明日すら無いかもしれないけどね  
 
【おわり】  
 
 

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