「あっ…… いやっ……」  
その空間に幼い少女の声が響いていた。  
桜色の髪よりも濃い色へと頬が染まっている。  
瞳はいつもより潤いを増し、小さな雫が流れ落ちた。  
──どうして? どうしてこんなことになっちゃったの?  
少女の苦しむ姿を見ていた少年は自問する。  
──そうか。 ぼくのせいなんだ。  
その空間にいたのは少年と妖精と。 そして大きなロボット。  
──ぼくが4ばんめの「ちょうせん」にかてなかったから……  
ロボットの指先から伸びる管のようなものが少女を拘束していた。  
 
妖精の手からはステッキが消え、帽子は落ち、マントはボロボロに引き裂かれていた。  
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル