彰紋は花梨の両手を縛り上げ、花梨の足の間に自身の身体を割り込ませた。
「あ…彰紋君…やめて…」
良からぬ事が自分の見に起こっている事を悟り、身体を震わせながら花梨は懇願した。
「花梨さんそんなに怯えないで下さい。貴女を気持ち良くして差し上げたいだけなのですから…」
そう言うと彰紋は花梨の衣服のボタンに手を掛ける。
「ボタンという物は苦手です。花梨さんには、こちらの世界の物を着てほしいものですね
そのほうが脱がせ甲斐があります…ああ、でも…」
彰紋はそこまで言って露になった花梨の鎖骨に口付ける。
「こうして少しずつ貴女の総てを曝していくのも良いかもしれません…」
そう言うとボタンを外し終え、露になった花梨の下着に手を掛ける。
「や…止めて…いつもの彰紋君に戻って…」
花梨は涙を流しながらブラジャーを外した彰紋を止めようとする。
花梨の言葉も虚しく、白く形の良い胸が外気にされる。既に乳首はツンッと立ち、自身の存在を主張していた。
「花梨さん止めてと言いながらも貴女の此所は、もうこんなになっていますよ」
そう言うと彰紋は左手で花梨の胸を軽く揉み、右手て乳首をそっと弄った。
「ん…あぁ…」
縛られた恐怖で敏感になっていた花梨は、いつも以上に感じやすくなっており、
些細な愛撫にも声が大きくなった。
「ふふ…気持ち良いのでしょう?別の世界の八葉の方に教えてもらったのですよ
女性を悦ばせるには、たまには何時もと違う遣り方をするのがいいと…」
そう言われた瞬間、花梨の脳裏には別の世界で出会った雅な少将の姿が浮かんだ。
「普段僕はお酒は呑みませんが、酔った勢いでなら私にも出来るだろうと仰られたのです
本当ですね。今の僕は貴女を悦ばせる事ができるのなら何でもできそうです」
そう言うと彰紋は、ツンッと立った乳首に吸い付いた。
「ん…あぁ…!?やぁ…」
いきなりの刺激に、花梨はますます甲高い嬌声を上げてしまう。
『彰紋君には二度とお酒を呑ませないようにしないと…』
彰紋に啼かされながら、花梨はぼうっと、そんな事を考えていた。