俺が中学生だった頃の話だ。何年の時かは忘れちまったが、国木田などのその時  
仲が良かったメンバーでプールに行った時だ。近くの安い市民プールではあったけど  
そこそこ大きめのスライダーもあるプールで、小学校の時なんかは家族で来ていた。  
夏休みの昼間なんてのはそれこそ、小学生とかの親子連れや海に行けないカップル達で  
混み過ぎてるので、日が沈み始める辺りの時間帯に行き、閉園まで遊ぶという  
中坊なりに考えた遊び方をしていた。  
で、例にもよってまた閉園時間になり、そこそこ暗くなり始めた時の事だ。  
夏で明るいから電気は付けない更衣室で着替えていたら国木田が少し離れてタオルを巻いて着替えていた。  
この時は特に何にも考えてはいなかった。そりゃ別に公共の場所だったし。  
ソロソロ着替える国木田を尻目に完全に着替えを終えた俺は誰かの声に振り向いた。  
「あっ。」  
ただ単にタオルが落ちただけ…じゃ無かった。上はTシャツ一枚の国木田の下は何もついていなかった。  
そう。女だったのだ。なんてここまで不思議現象に巻き込まれまくってた今だからこそ  
落ち着いて言えるが、当時の俺はとりあえず人生で一番の衝撃に脳がチケット予約の回線並みにパンクしてしまっ  
 
で、何でこんな事を急に思い出したかというと、俺は高一の冬のある日、父親にのせられて  
3時すぎから酒をちょっと飲んだ。ちょっと俺は酔っ払って外を見ていたら、  
日が落ちかけていることと、同時にあの日の事を何故かわからんが急に思い出したのだ。  
ところで、何故飲酒運転がいけないのかと言うとだ、酔ったヤツというのはまともな  
状況判断能力を失うからだそうだ。まぁその結果事故ったりするわけだ。  
そしてその酔った1人のバカはこの後でとんでもないことをしでかした…  
 
 
酔った勢いであの日の事を思い出した俺は国木田に電話し、今からお前の家に行きたい  
という旨を何とかうまく伝えた俺は、アウアウア〜…とか何とか呟きながら、  
端から見たら完全に酔っ払い、警察がいたら完全に職質無しで御用の状態で、国木田の家に向かった。  
歩いて10分ほどで国木田の家に着き、普通にアイツの家に上がった。  
今なら断言出来る。あれは俺じゃなかった。こんなベタな事は言いたく無いが、  
酒のせいで俺が俺じゃなくなる、という某格闘漫画のピンク色のデブな魔人みたいだった  
一応言っておくが、コーヒーキャンディよりはチョコの方まだがいい。  
って何言ってるんだ俺は。  
で、国木田の部屋に入った後、国木田が温かいお茶を片手にに話しかけてきた。  
ちなみにコイツの部屋は俺の部屋と違って部屋の中心に小さめのテーブルが置いてあり、  
それを囲んで座っている。  
「で、キョン急にどうしたの?大事な話があるって。」  
 
「あぁそうだな。国木田。お前さ、」  
「うん?」  
単刀直入にいくことにした。小細工無しの方がいいだろう。  
「…女だろ?」  
「え……」  
完全に開ききったの国木田の目を俺は見ていた。  
「な…なに言ってるんだよキョン。僕が女?そんなわけないだろ。だいたい何を…?」  
国木田はえらくマジな俺の顔を見て黙り込んだ。これで違ったら酒のせいにしてやる。  
「国木田。正直に言う。今の俺にはお前が可愛く見えてしょうがない。」  
そう言い終わるがはやいか、俺は座ったまま硬直してる国木田の唇を塞ぎ、そのまま押し倒した。  
目を閉じてるから今国木田がどんな顔をしてるのかわからんが、そんなことはほっといて、  
国木田の口の中に舌を入れる。じっくりと口の中を犯していく。  
国木田は頑張って抵抗するも、上に乗られている俺をどけれるほどの力があるわけが無く、  
しばらくすると少し抵抗を止めた。  
「んむっ…ちゅっ…んん…」  
2、30秒ほどそうした後、俺はやっと唇を離した。俺と国木田の間に糸がはしる。  
「はぁ…はぁ…キョン……」  
国木田は真っ赤な顔で、息を荒げ、服も髪も全体的に乱れていた。  
ヤバい。すごくそそる。朝比奈さんにも長門にもない感じだ。  
「キョン…これから僕をどうするの…?」  
その格好で言われるとマジでたまらん。  
「まさか…犯すの?」  
「……」  
何が答えろよ、俺。  
と、突っ込みつつも国木田のズボンとパンツを少しずらし、ベッドに向かって四つん這いにさせた。  
いわゆるバックの体制で、国木田の秘部に指をそわせる。すでに結構濡れている。  
「うっ…あっ…やっ…だめっ」  
少し暴れるので、体とベッドで国木田の上半身を押さえ込んだ。  
「はっ…はっ…あっうっ…んやっ」  
とにかく秘部を徹底的にいじる。そして指の本数を増やしていき、ついに3本になった。  
部屋に聞こえるのは国木田の荒い息遣いと水っぽい秘部の音だけだ。  
そろそろ舌に切り替える。もう抵抗をしなくなった国木田を尻を掴み、  
国木田の秘部を舐める。今までとは違う感覚に舐めるたびに体をビクッと震わせる国木田。  
「ふあっ…やっ…も…だめ…あっ!」  
そしてあっという間イった。これを何回か繰り返し、ついに俺は肛門に手を出した。  
 
垂れ流しの愛液で指と入り口を濡らし、国木田に何も言わず肛門に指を入れた。  
「だめ…そっちあっ………………!」  
入れた瞬間に半開きだった国木田の目が開ききった。  
声にならない声で叫んでる国木田のうなじを舐めながら、肛門に指を抜き差しする。  
よく見ると涙を目に浮かべている。  
「あっ…ああっ…ふあっんっ…」  
どうもイキそうなので、こっちもスパートをかけることにした。  
いっきに指を2本増やし、スピードをあげた。  
「ん…あっ…あっあっ…あっあっあっあっ!」  
声が大きくなった瞬間に国木田はぐったりとして倒れた。  
俺の中で勝手に本番はまた今度にする事にした。  
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…キョン…」  
息がまだ荒い国木田は必死に俺の袖を掴んだ。どうした?  
「キス…」  
それから俺らは1分ほどまた抱き合ってキスをして、国木田の秘部をティッシュで拭いてやった。  
「僕…キョンと…こういうの…もっとしたい…これからも…」  
結構意外なことを国木田から言ってきた。まぁ俺としては歓迎だが。  
「ほんと?でも…ひとつだけ約束してね。」  
「何だ?」  
「この事は2人だけの秘密だよ。」  
あぁわかってるさ。誰にも渡したくないね。こんなにかぁいい奴を。  
「そうじゃなくて、僕が男じゃないって事だよ!」  
 
 
 
終わり。  
 

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