今日朝に下駄箱を開けたらノートの切れ端みたいなのが中に入っていた。
文面はこうだった。
「今日放課後、最上階の階段の踊り場に来て下さい」
誰だろう?
今の時代にこんなベタな事をするのは。
もしかして谷口あたりのイタズラかな?
まぁいっか…
その日の授業が今朝の手紙のせいで頭に全然入らない…わけもなく、
いたって普通に普通な授業を受けた。
勉強の方は谷口と違ってそこそこできるから、
別に本当に難しかったときだけ隣りの朝倉さんに聞く事にしている。
にしてもこの人本当に八方美人なんだね…
そうこうしてる内に授業も終わり、頭の片隅に残っていた手紙を読み返して、
待ち合わせ場所に行った。
誰だろう…そこそこ可愛い子だといいんだけどな…
一緒に帰ろうって言ってくれた谷口の誘いを丁寧に断って、
僕はその場所に向かって行った。
途中で青い方のトイレの個室で用を足して、
ぶらぶらしながら目的地を目指した。
で、階段を上ると僕を呼び出した「その人」がいた。
「その人」は夕日を背に笑って立っていた。
因みに今日は「その人」は僕に数2を教えてくれた。
まあ、わかるよね。
谷口曰わくAAランク+の
朝倉さんだったんだ。
「遅かったね。」
「ごめん。ちょっと谷口と話してたんだ。」
「ふ〜ん。ま、いいや。本題に入るね。国木田君さ、気になる人っている?」
何だろう?急に。
「ん〜まぁいると言えばいるかなぁ…阪中さんとか剣崎さんとか…」
ところが、次に朝倉さんが言った言葉は僕を動揺させるには十分だった。
「それって同性愛じゃないの?」
「え?」
結果的に言うと甘かった。
誰にも気付かれてないと思ってた。
気が付いた時には既に朝倉さんが後ろに回り込んで、
僕の無い胸をつまんでうなじを舐めていた。
あっという間に一回イカされて、ズボンの中に手を入れられてしまった。
もうほとんど頭の中が真っ白になりかけていた。
「うっ…あっ…ああっ…やめて朝倉さん…」
「あら?そんな事言える立場?」
秘部をいじられ、上を脱がされ乳首を甘噛みされ、
5.6回イカされたところでようやく朝倉さんの責めは終わった。
「じゃあね。国木田『さん』。また明日この場所でね。」
それから毎日僕は彼女に犯され、彼女の玩具となっていったのであった…
それからしばらくしての日曜。
朝倉さんも転校して平和な日々を送っていたある日、
キョンから電話が来た。
「もしもし?」
「おお、国木田か。ちょっとお前ん家行っていいか?」
「?別にいいよ。」
「わかった。じゃあな。」
それからしばらくしたらキョンが来た。
ピンポーン
はーい。
「おっす。さみいな。」
「早く中入りなよ。」
「おじゃましま〜す。」
「なあ国木田。」
「どうしたの?そんな真剣な顔して。」
僕が言い終わるが早いかキョンは僕を押し倒してキスをしてきた。
もうとにかく快楽にはしった。
そして…結局今度は僕はキョンの玩具になっていった。
終?