ハルヒと出会ってもう1年の月日が流れた……
俺達はなんとか(ギリギリだったのは俺だけ)2年に進級することができた。
朝比奈さんも無事3年に進級した。
SOS団も相変わらず健在だ。
いつもどおり授業が終われば部室に向かう………ところだが、実は俺とハルヒは付き合っている。
いつからというと、閉鎖空間でキスしたときから俺はハルヒの事が好きで好きでたまらなくなっていたのだ。
ハルヒもあの時から様子がおかしく、俺と目を合わせれなくなっていたのだ。
俺も我慢ができず、つい勢いに任せて告ってしまった。
「ハルヒ!」
「な、何よキョン!?」
「お、俺と付き合ってくれ!!」
「!!っ」
「俺じゃ、お前を満足させられないか?」
「ふ、ふんっ、そこまで言うのなら付き合ってあげるわよ!」
「本当か!」
「嘘は言わないわよ!」
と、こんな感じで付き合うことになったのだ。
今日は、部活は休みだ。
俺はハルヒと二人っきりで帰ることになっている。
「ねぇ、キョン!」
「なんだ、ハルヒ?」
「アンタってさ、いつから私の事が好きだったの?」
「い、いつからって、そうだなぁ、しいて言えば初めて見た時からかな」
「そうなの?じゃあ、なんでもっと早く告ってこなかったのよ?」
「そ、そりゃ、心の準備ってやつだよ!」
「ふ〜ん、まっ、そんなことはどうでもいいわ。」
と、まぁ、こんなふうに付き合っているわけだ。
「不覚…………。」
Fin