「わたしってやっぱ何の役にも立たないダメな子ですね……」  
 朝比奈さん……。そうだ、お茶をもらえますか?  
「え、あ、はい」  
 
「どうぞ」  
 ありがとうございます……ほら、充分役に立ったじゃないですか。  
「……あ」  
 朝比奈さんのお茶はいつも楽しみなんですよ。  
「キョンくん……。……好き」  
 うおっ、朝比奈さんが俺に寄り掛かってと言うか今凄い発言しなかったか?  
 しかし朝比奈さんってやっぱり天使の様な人だよな。未来人なのに献身的だし。  
 何かこうハルヒとは違って優しいし。って言うかハルヒは最近脈ないのではと感じて来てる……。  
 ここはすぱっとハルヒは諦めて朝比奈さんとゴールするべきではないのか俺!?  
 
「よし、もうこうなったら朝比奈さんでいこうっ!!」  
「『もう』!? 『こうなったら』!? 『でいこう』!?」  
 ああっ、しまった心の声が!?  
 
 
@@@@@@@@ 
 
 
「……なぜわたしを助けたの? わたしはインター」  
 関係あるかっ! 身体が動いて助けちまったんだから仕方ないだろ!  
 それに言ってたじゃないか! また図書館に行きたいって!  
「……あ」  
 
 
「私たちインターフェースがヤる事は最大の禁忌! 情報連結解除されるのよ、有希!」  
「……彼とヤれるなら構わない。どいて、涼子」  
 バカな……ヤったら死ぬだって!?  
 
 
 

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