『合格祝い』  
 
妹「キョン君ただいま〜」  
おうお帰りどうだった、ってにへらと笑ってる顔みればすぐにわかるか  
妹「合格、これで春から北高に通えるよ、あとママにも電話しといたよ」  
やつも春から女子高生か、まぁ確かに俺が大学生だったりハルヒと付き合ったりしてるんだから  
妹が高校生になってても不思議じゃないが、いまだにキョン君と呼ぶのはいかがなものか  
妹「ねぇキョン君、合格祝いにお昼ご馳走して」  
わかったわかった、だがちょっと待ってろ今日はこれからハルヒと試験勉強なんだ  
もうすぐ来るから来たら三人で一緒に行こう  
妹「わーい、ご馳走ご馳走」  
 
ハ「ヤッホー、キョン!あと例のアレ持ってきたわよ」  
妹「わーい、ハルにゃんだ、聞いて聞いて北高に合格したの」  
ハ「あらおめでとう!って妹ちゃん北高なの?」  
あれ話してなかったっけか、妹は俺達の後輩になりたいそうだ  
ハ「あらそうなのあたしという立派な先輩を見習って立派な北高生になるのよ  
  そういえばハカセも北高志望だったけどそういうことなのね」  
妹「ちょっハカセは関係ないってば」  
妹よ顔が赤いぞ  
 
ハ「妹ちゃんも春から北高生ね」  
妹「早く北高の制服が着たいよー、人気あるんだからあの制服」  
ハ「ふーんそうなの、あっいい事おもいついたわ、妹ちゃんちょっといらっしゃい」  
ハルヒは妹を引っ張ってリビングへと消えた、なにやらごそごそいう物音が聞こえてくるが・・・  
 
ハ「じゃーん、お待たせ、妹ちゃんの登場です、妹ちゃんいらっしゃい」  
北高のセーラー服を着た妹がそこにいた、ちょっと大人びて見える印象に俺はちょっとドキドキした  
ハ「妹ちゃんとっても似合うわよ、これならハカセも惚れ直すわよ」  
妹「だからあいつとはそんなんじゃないってば!」  
ハ「そう?こないだ一緒に映画見にいったって聞いたわよ」  
妹「えっハルにゃん何でしってるの?」  
ハ「ふっやっぱりそうなのね、おねえさんは何でもお見通しよ!」  
おいおいいい加減にしとけ合格祝いに食事にいくから着替えて来い  
ハ「そう残念ね、じゃ妹ちゃんいらっしゃい」  
 
リビングから二人の話し声が聞こえてきた  
ハ「さぁ制服をしまうから脱ぎましょうね」  
妹「ねぇーなんでハルにゃんの北高の制服がここにあるの?」  
ハ「そっそれは?!」  
 
いえないよな、コスプレして試験勉強、その後そのままムフフな予定で持って来たなんてと思いつつ  
あとで妹にどう言い訳するのかを必死で考えていた  
 

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