あたしキョン妹!キョンくんの妹なの!  
これはあたしが寝ぼけたキョンくんに襲われちゃった話…  
 
「ねぇキョンくん!放してよぉ!」  
「うーん…ハルヒ…」  
キョンくんは今ハルにゃんと付き合ってて、たまに二人でお部屋に入って変な声出したりしてるの。  
あたしは何してるかっていうと、借りてたハサミを返しに来たらね?  
ベッドから寝ぼけたキョンくんに捕まえられてこうなっちゃった。  
 
「あたしハルにゃんじゃないよぉ!」  
「暴れる…なって……」  
そしたらキョンくんの顔が近づいてきて、  
「え?……だ、ダメ、ダメダメ!……んっ!?」  
「ん…」  
チューされちゃった。それも30秒くらいずっと。  
 
キョンくんとハルにゃんはいつもこんなことしてるのかな、って思ったら…  
なんかヘンな気分になってきて…切なくなってきたの。  
「愛…してるぞ、ハルヒ…」  
そう言ってるキョンくんはあたしが見たことない顔してた。  
あたしの前にいる時よりずっと優しくてお兄ちゃんっぽい顔。  
「……ズルいよ…あたしだけのお兄ちゃんなのに…ハルにゃんにだけこんなこと…」  
「指で…してやるよ…」  
なんのことだろって思ったら、キョンくんがパンツの中に手を入れてきたの!  
 
「え?やっ…あっ…なに…これ…」  
「ハルヒ…」  
キョンくんの指がおしっこするとこに当たったら  
体がピクンッてなって、ムズムズがどんどん気持ちよくなってきちゃった。  
「ダメだよぉ…ヘンになっちゃうよ…」  
頑張って暴れてるのに、キョンくんにチューされてすぐに動けなくなるの。  
「んっ…あっ…あ…んぁっ!」  
指がヘビみたいににゅるにゅる動いて、それに撫でられるたびに頭の中が真っ白になって…  
どんどん指が速くなって…キョンくんが優しくチューしてくれた時、  
「あッ…んんっ…やっ……やめっ……ああぁっ!!」  
体中に電気が流れたみたいに気持ちよくなって、しばらく何も考えられなかった。  
 
「すー…すー…」  
キョンくんは寝ちゃってた。そしてあたしは、  
チョロチョロチョロ…  
「おしっこ…しちゃった………くかー…」  
 
パン!パン!これはあたしのお尻が叩かれる音。  
「痛い、痛いよ!キョンくんのせいなんだよ?ホントだよ!」  
「なんで俺のせいでお前が寝小便するんだよ。しかも俺のベッドで!」  
「ホントなんだってばぁ〜!」  
<完>  
 

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