「キョンくんさっ、そろそろビシッと決めちゃった方がいいと思うよ?」  
「ビシッと、ってのは?」  
「ハルにゃんと長門っちとみくるのことさっ。  
 みんなのお父さんみたいなキョンくんは偉いと思うけどねっ!  
 ビシッと決めるトコはビシッと決めないと、みんな困っちゃうよっ?」  
「…はぁ」  
「そこでさっ…悩めるキョンくんのためにっ!なんとこんな物を用意したにょろ!じゃじゃーん!」  
「なんです?それ」  
「び・や・く・だよっ!キョンくんみたいな人はいったん決めた後もズルズル尾を引いちゃいそうだからねっ!  
 これでやるトコまでやったら踏ん切りもつくっさ!こうしてフタを空けてニオイを嗅ぐだけで効果テキメン!間違いないっ!」  
「…今空けたらマズくないですか?」  
「え?……あれっ…こりゃ大変…さっ…」  
「うぁ…つ、鶴屋さん…窓…早く…」  
「……キョンくんさっ…あたしで練習してみない…かなっ?」  
「な、何言ってんですか…」  
「あたしもキョンくんなら…いいにょろよっ…?」  
「媚薬のせいでそんなことを言うんです…!」  
「あたしは…自分に嘘をついてたのさっ…ホントはキョンくんみたいな人に…優しくしてもらいたかったのに…」  
「し、しっかりして下さい!」  
「キョンくん…」  
チュッ  
ガララッ  
「ねえキョン、次のみくるちゃんの衣装なんだけ…どっ!?」  
「あ、いや、ハルヒ。これはだな、」  
「………グ」  
「グ?」  
「グオォォォォォォン!!!!」  
「!!」  
その時…ハルヒは発動した!  
人類を見放したハルヒは宇宙の全てを消滅させていく…BAD END  
 

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