「んっ?ここは・・・?」
気がつくと、あたしは暗がりの部屋にいた。体に鈍い痛みを覚えた。自分の体を見ると、裸で、腕を後ろにまわされ、両足は開かされ、椅子に縛り付けられていた。
「やあ、お目覚めかい?」
男の声がした。聞き覚えのある声。だんだん目が慣れてきて、あたしに話しかけてきた男の顔が見えてきた。
「や・・・山根。」
あたしの席の隣の山根だった。よく周りを見渡すと、ここは自分の教室だ。
「なっ、何のつもりよ!」
「何のつもりって、いつもの宴じゃないか。カモン、わが同志たち!」
山根がパチンと指を鳴らすと、ゾロゾロと男たちが入ってきた。入ってきたのは、同じクラスメイトの谷口、松代、植松だった。
「今日も楽しもうな。」
男の8本の手があたしの体をまさぐりだした。
「今日こそオトしてやる。」
「いつもいつも後藤と豊原を茶化しててもつまらんしな。」
「ガリ勉してると欲求不満がたまるんだよ。」
あたしは足の指先を舐め回され、胸をもまれ、おへその辺りを舌先で転がされる。乳首をつままれ、引っ張られて、押し込められて、乳首が痛くてたまらない。耳たぶまで
甘噛みされて、だんだんと、痛みが何か別のものに変わっていった。
「おっ、こいつ感じてきてるぜ!」
「かっ、感じてなんかないわよ!」
「ほーお、そういう素直じゃないやつはお仕置きしないとな。」
松代がポケットから洗濯バサミを出してきた。
「これ、なーんだ?」
嬉しそうに裸のあたしの前に出す。
「これをだね、こうするのさ!」
バチン!
「いあやあっ!痛、痛いいぃぃぃ!!」
松代は洗濯バサミをあたしの両方の乳首に挟んだ。ものすごい激痛だ。
「痛い!痛いよお!はずして!はずしてってばあ!」
あたしは縛り付けられた椅子の上で暴れた。けれど椅子は、床に固定されているかのようにピクリとも動かない。
「はずしてほしかったら、俺たち4人のチンポを、お前の口で満足させろよ。」
「そっ、そんな・・・。」
「いやなら、今度はクリでも挟んでみようか?」
植松がニヤニヤしながら洗濯バサミを指先ではじいた。
「ゎ、分かったわよ・・・。」
「おーい、分かった、じゃなくて『フェラさせてください』だろっ。」
山根と谷口がペニスをあたしの顔にこすりつけてくる。あたしはもう涙目になっていた。涙でぼやけるあたしの目には、いやらしい笑みを浮かべる4人の男が映っていた。
「ふぇ、フェラさせてください・・・。」
「あん?聞こえねーよ。」
「4人のチンポ、フェラさせて下さい!」
「よし、まずは俺から!」
谷口があたしの口にペニスを突っ込んできた。なんかいろんなカスがついていて気持ちが悪い。
「くっ、臭いよお。」
「おらおら、舌使えよ!」
谷口はあたしの髪を乱暴につかんで喉の奥まで突き入れた。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!
谷口の手の力であたしの頭は上下に動かされ、谷口のペニスに快感を与える。あたしはされるがまま。苦しい!
「ぐはっ!」
「おい、何吐いてんだよ!」
「ぶぶっ!」
息継ぐ暇もない。一人目からこんななんて。
「おおっ、出るうっ!!」
あたしの口の中に、どろどろとした液体が大量に流し込まれた。
「全部飲め!飲め!」
ごくんごくん。
全部飲み終わって、ようやく谷口はあたしの口からペニスを引き抜いた。
「おい、この口マンコ最高だぜ!」
「次は俺だ!」
「おれだっ」
あたしの口は男達の欲望の趣くまま蹂躙された。
「ひゃはは、ソフトボール部のホープも台無しだな!」
あたしの顔は、4人の精液と唾液、そしてあたしの涙でベトベトになっていた。それらが混ざり合った液体が、胸に滴り落ちている。
「早く・・・洗濯ばさみ・・・はずしてよ・・・。」
あたしは意識が朦朧としていた。
「おっ、そうだったな。」
案外素直に乳首の痛みを開放してくれた。
「まあでも、宴はこれからが本場だからな。」
「どっ、どういうこと?」
「まだ入れるところあるだろうが。」
「入れるところなんか・・・ないわよっ。」
「あるだる。マンコと、ケツの穴。あとおっぱいの谷間とか。お前の体の中も外も、俺たちの精液だらけにしてやるからな。」
「いや、やめてえっ!!」
ピピピピピピ・・・・
ぱちり。
「また、あの夢か。」
あたしはいま自分のベッドの上にいる。目覚まし時計のアラームを止めた。体中汗をかいている。
クラスの席替えで、夢に出てくるあいつらに囲まれる位置の席になってから、頻繁にこの夢を見るようになっている。
「でも、なんで現実にならないのかなあ。」
あたしは手をショーツの中に入れた。アソコがやっぱり濡れている。そのまま、いつものようにオナニーを始めた。
この夢の後ってすごく感じるから・・・。
終わり