「ねえ、最近阪中さんと仲いいわよねえ・・・。」
誰もいない放課後の教室で、俺はいわれのない疑惑の目を一人の女からむけられている。2学期から付き合い始めた葉山だ。この女、意外と嫉妬深く今日は
阪中のことで問い詰められている。
事の発端の阪中は、最近、授業中に俺の背中をしょっちゅうつついてくる。最初のころは消しゴム拾ってとか問題の答え教えてとか他愛のない用だったが、
このごろはただニコニコしてるだけ。阪中は憎めない性格のようで俺もあまり邪険にできないでいた。それが葉山に勘違いされたようだ。豊原によると、阪中は
涼宮のマネをしているのではないか、ということだった。豊原の席の隣の涼宮は、授業中よく前の席のキョンをつついてなにやら話をしているらしい。まったく
涼宮にやつ、普段から協調性がないばかりか、俺のプライベートにまで迷惑かけるなよな。
「で、どうなの?」
葉山がずずいと寄ってきた。俺はさっと葉山の後ろに回りこみ、後ろから手を回して葉山の胸を制服の上からわしづかみにした。
「ちょ、ちょっと!」
葉山の抗議の声を無視して、俺は葉山の胸をもみだした。
「あ・・・あ・・・」
葉山の性感帯が胸だと知っているのは俺だけだ。もう目まで潤んでいる。俺は葉山の耳元で
「なあ、俺がおまえ以外の女に目移りするわけないだろう?」
とささやいた。
「はっ・・・、あ・・・ど・・・どうっ、あっ・・・かしらね・・・」
葉山はすっかり感じまくっている。最初俺の手を解こうとしていたものの、すでに葉山の両手はだらんと下がっているのだ。俺は制服の中に手を入れ、ブラをた
くしあげた。そして水泳部ならではのほどよい肉付きと張りと柔らかな乳房を俺の両手のひらの中に収めた。ぴくりと葉山の体が震えた。そして、今度は乳首を
思いっきりつまんだ。
「ひゃあっ、いっ、あああ〜!」
ビクビクと葉山の全身が痙攣するように波打った。イッたようだ。
「葉山は本当にいやらしいからだしてるなあ。おまえがこんな淫乱なんてクラスの連中が知ったらどうなるかな。」
俺はわざとニヤニヤと笑いながら言った。葉山は涙目で
「私・・・淫乱・・・なんかじゃ・・・」
と途切れ途切れで反論する。
「胸もまれて乳首つままれただけでイッちまうんだぞ?水泳部で体しまってるからアソコもしまってるしな・・・。」
俺はさらに言った。
「ば・・・ばか・・・わたしのからだ・・・あんた・・・しか、知らない・・・」
「そうだったな。」
俺はずっと葉山の胸をもんでいた両手のうち片手を、今度は葉山のわき腹にはわせた。プルプルと震えている。
「おまえの体のことは俺しか知らないんだ。だからおまえは俺のものだ。わかったな?」
そう言っている間もずっと胸をもんでいる。5本の指をバラバラに自在に動かし、葉山の胸は原型をとどめていない。
「わ・・・わかった・・・。もっもうっ、この話・・・終わり・・・お願い・・・」
葉山の体は熱でもあるんじゃないかと思うほど火照っている。全身うっすらと汗をかいている。もう少し、いじめてみようか。
「分かった、じゃなくて分かりました、だろ?」
葉山はピクッとして
「こ、この・・・あっ、調子にのって・・・」
しかし、
「分かりました・・・」
と小さな声で答えた。なんとなくうれしそうな声で。
「よし、ごほうびだ。そら、もう一回イッちまいな!」
さっきよりも強く乳首をつまんだ。
「ひゃっ、ひっ、ひいいっ、ぐうう・・・!」
再び葉山の全身が痙攣したかと思うと、くたりと今度は全身の力が抜けたように崩れ落ちた。
「はーっ、はあっ、はあっ・・・」
ふせって息を切らしている葉山を見下ろしながら、ふと思いついて葉山のスカートをめくってみた。案の定ショーツがビショビショだ。
「おい葉山、帰りはノーパンで帰れ。いいな?」
葉山は黙ってうなずいた。なんだ、声も出ないのか?
そういえば、俺が葉山にこんなことするの何度目だろう?俺たちまだデートもしてないんだよなあ。最初ふざけて葉山の胸さわったら異常に感じてそれからなんだ
よな。葉山がこんなにM性を発揮するとは思わなんだ。俺たちどうなっていくんだろう、まったく。
終わり