もはや習慣性の薬物におかされてしまったかのように
いつも通りにSOS団部室に行ってみると、
朝比奈さんが体育祭かなんかでやる
創作ダンス?とかいうものの振りを練習していた
フラで手を波みたいに揺らす仕草を何回も
真剣にやってたのが、それはもう可愛らしかったので
「これはどういうダンスなんですか?」って真似してからかおうとしたら、
「キョンくんへたっぴです〜、それじゃあ呪いかけてるみたいですよぉ」
と爆笑されてしまった
それ以来、朝比奈さんはそのやり方で
時々俺に呪いをかけて来るようになった。
昼寝してたらルソーが私の腕を枕にして添い寝してくれたのね。
思わずタバコを吸うフリなどしながら
「…このヤマが済んだら…お前に俺の生まれた大阪の街を見せたる…
ウソやない、ホンマや。おまえと二人…夜の大阪を歩くんや…」
とか言ったらルソーが「くぅ〜ん?」と寝言を言ったの。
「こんなに愛しい思うたのはおまえが初めてや…
必ず…約束や…」
そんなところを突然部屋に入ってきたおかあさんに見られたのね。
ニンともカンとも_| ̄|○