がばっと飛び起きたあたし。  
時計を見ればまだ夜中だ。  
夢なの?  
とてもリアルな…夢……。  
でも、唇に残るこの感触――なにより体が熱い……。  
キョンとキスした――夢。  
 
いくら夢だからって、キョンがあんなことするわけないわよね……。  
あたしがキョンとキスするなんてありえない。  
あんただってあたしとキスなんてしたくないでしょ? そうよねキョン。  
そうよ、一時の気の迷いよ。すこし体をもてあましただけ……。  
体をもてあます――。あんたのせいなんだからね! キョン!  
もう、体が火照って眠れないじゃない!  
 
――  
 
「うん…いやっ、あたし…ふっ、あっ…ううん、くぅ…いいっ、キョン、気持ちいいっ!」  
『くちゅ、くちゅ、にちゅっ、ちゅく、ぷちゅ……』いやらしい音が響く。でも、我慢できない。  
あたしは、左手で乳房を愛撫し、右手を唾液で湿らせショーツへすべりこませる。  
最初はゆっくりと割れ目に沿うようになぞる。しだいに愛液が溢れ出し、あたしの指はぬらぬらに  
なって快楽が全身を支配する。  
「あっ…あん、いやっ、だめっ、キョンまだっ早い、ふぅん、ああっ」  
『くちゅっ、にゅちゅっ、ぷちゅっ、くちゅ……』  
キョンに愛撫されている事を想像し、あたしは指を動かす。  
物足りなくなってきたあたしは――中指で入り口をつつく――。  
 
「ああっ、いいよ、キョンいいのぉ…もっと舐めて、あたしの恥ずかしいところ……」  
『ちゅぷ、くちゅっ、ぷちゅ、にちゅ……』  
キョンに舌で舐められている……凄い妄想。でも、あたしは快楽に溺れ、指の動きが早くなる。  
 
邪魔になってきたショーツを脱ぐ。  
十分に湿っているあたしの恥部は、ひんやりとした外気にさらされて一瞬現実に戻される。  
でも、この異常な状況にあたしは更なる興奮を覚えていた。  
「キョン、いいよね? あたし…もうとまらない……」  
『にゅぷっ、ちゅぷっ、くちゅ、にちゅっ、ぷちゅっ……』  
「あん、あっ、ああっ、うっ、くぅっ…キョン、キョン…気持ちいいよ…あたしおかしくなっちゃう」  
 
快楽に任せて、声が出るのが気にならないぐらいあたしは乱れた。  
このままキョンに襲われたい――。  
あたしを犯して……。あたしをキョンだけの物にして……。  
あたしの中にキョンの熱い精子いっぱい出して……。  
「あああっ! いいっっ! はあっ、いっいくぅ、んふっ、ふあっ、  
キョン、キョンっ――いくっいくぅ!! いっ、ああぁぁぁん――!!!」  
 
あたしは枕に顔を埋めて、その声を殺した。  
「はぁっ、はぁはぁ……キョン……」  
息が上がる。まだ覚めぬ快楽があたしの全身を支配する。普段のそれより興奮しているのが分かる。  
「キョン……」  
あたしは暫くその余韻を味わった。  
 
――  
 
全身汗でびっしょりだ。  
冷静さを取り戻したあたし。ひどい格好。胸をはだけ、下半身をあらわにして仰向けだ。  
放り出したショーツにはあたしの愛液が付いていた。  
新しい下着とパジャマを着て布団をかぶる。今度は寝られるかな?  
明日学校でキョンに聞いてみよう。へんな夢を見なかったかってね。  
 
そうね、明日――。  
ポニーテールにしてみようかな。  
 
 
fin  
 

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